ロマンシング サ・ガ3

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さて・・・

ロマンシングサ・ガシリーズ、1、2とプレイし、
1は何とかクリアしたもののもう一度やりたい気にはならず、2は挫折。
そんな私が、何を思ったか3に挑戦です。

もともと、ロマサガシリーズは全て桃ちゃんが買ったものであり、私はやるつもりは全くありませんでした。
しかも、桃ちゃんは3をプレイし、とある事情により挫折せざるを得なくなるという事態に追い込まれました。
そんな状態で、「藍もやってみ」と勧められたのです。

私はロマサガシリーズは1、2で懲りていたのですが、攻略本を見せられ、桃ちゃんからのアドバイスも受け、「じゃあやってみるか」と。


しかし、その決断は悲しい結果をもたらしてしまいました・・・・。


結論から言うと、
ファーストプレイは挫折しました(`∀´;)ノ

しかも、かなり早い段階で。


この「3」は、これまでのシリーズ同様、
話の軸となるシナリオが一本あるだけで、その他のサブイベントや、行ける場所などにあまり時間的制限がありません。

つまり、いつ、どこに行って、どのイベントを進めてもかまわないのです。

・・・と言っても、「限定イベント」もありますが。
さらに、どこにでも行けるからといって、行った場所がその時点でクリアできるかどうかというのは別問題なのですが。

また、その大きな軸となるシナリオも、
「4つのアビスゲート(このゲームでの元凶のもの)を閉じる」というものなのですが、この4つのゲートを閉じる順番も、好きに決められるようです。
(ひとつゲートを閉じた状態でないと行けないゲートもあるので、それは必然的に後になりますが)

しかしこれまた、その順番によってはのちのち面倒なことになることもあったりなど、
順番決めを好きにできることと、楽にクリアまで進めることとはまた別問題なのです。

私に言わせれば、イベントの流れやその時のレベルで行ける場所など、

きちんと決めててくれた方が
無駄がなくていいんだよヽ(*゜Д゜)ノ

・・・って感じなんですが。


ともあれ、私が挫折したのは、一つ目のアビスゲートを閉じる前、です。
正確には、レベル上げをしている段階でドロップアウトしたのです。

なぜ、挫折したのか・・・。
では、順を追って私のファーストプレイを見てみましょう。


まずは最初の主人公決め。
私は攻略本を見た時から、ユリアンに決めてました。
「顔がカワイイじゃん♪」
・・・たいした理由じゃありませんが。

さて、オープニングイベントが始まります。
のっけから女の子にフラれていたりして、何だかカッコ悪いユリアンですが、
嵐の中、プリンセス・モニカと運命的な出会いを果たします。

流されるまま色黒のおっさんと共に行動開始。
すったもんだのあげく、プリンセスガードに任命され、そのままサブイベントへ。

それらが終わって、やっと自由行動が可能になりました。

私の目的は、シノンの村(ユリアンの住んでいる村)での友達を、旅の道連れにすることです。

そして!!

雪だるまを仲間にすることです!!(゜∀゜)

「雪だるま、超カワイイじゃん♪」
・・・もちろん、たいした理由はありません。
でも、こんなに可愛いキャラがいるのなら、使わないわけにはいかないでしょう!

パーティーは6人まで組めますが、戦闘に参加できるのは5人まで。
ユリアン、雪だるまは確実なので、残り3人はモニカと、シノンの友達トーマス、エレンで決まりです。

しかし最初のうちは雪だるまがいないので、代わりに途中で出会った鍛冶屋のノーラを入れておくことにしました。

雪だるまを仲間にするには、HPが350以上にならないとダメという条件がありました。
というのも、350以上にならないと「雪の街」に行くことができず、その街に行かないと、雪だるまには会えないのです。

HPを350にするまで、戦闘をくり返さなくてはなりません。
私はその辺のイベントを適当に起こしながら、戦闘を重ね、何とかHPを350以上に持って行きました。

が、すぐに雪の街に行けると思っていたら、
「氷湖の主」とやらを倒さねばならないと言われ、ガーン(。。lll)

・・・しかし、HPを350にまで上げている状況なので、ラクに倒せました。あーよかった。

いよいよ、待望の雪だるまとの出会いです!!

しかし・・・すぐに雪だるまを仲間にできるわけではありませんでした。
雪だるまは、当然雪だるまなので、雪の街を出ようとすると「溶けるから」と仲間を外れてしまうのです。

なかなかに焦らしてくれますね。

そんな繊細な雪だるまを、外に連れて行けるようにするためには「永久水晶」というアイテムが必要。
今度は永久水晶を取りに、雪の街の奥深くに進みます・・・。

苦労の末、なんとか永久水晶をゲット。
うっかりさらに奥まで進み、ドラゴンルーラーなる激強のモンスターに全滅させられ、今はまだここに来るべきではなかったことを思い知りながらも街に戻り、
永久水晶を握りしめ、いざ、街の外へ!

雪だるまが正式に仲間に加わり、さあ、新たなる旅の始まりです!!



・・・・・・・・・と、
ここで、私の冒険は幕を閉じました。

なぜでしょうか?
こんなにも雪だるまを求め、苦労してやっと雪だるまを仲間にしたというのに。
冒険は、これからじゃないんでしょうか?


答えは簡単、雪だるまが弱かった・・・
いえ、違います。(確かに弱かったけど


レベル上げにまつわる悲劇によってです。


このロマサガというゲーム、前述した通り、どこにでも行けるけど、そこをクリアできるかどうかはそのときのレベル次第というとんでもない設定のため、イベントを進めていくにはある程度のレベル上げがどうしても必要になってきます。

しかしレベル上げが必要なのはどのRPGも一緒ですよね。
問題は、こちらがレベルを上げれば、敵さんも同じようにレベルアップしていくということ。

はい、これもロマサガシリーズのにっくきシステム。
中ボス倒すために頑張ってレベル上げすれば、今度はその辺をうろつく敵が強くなるという寸法ですよ。

私はレベル上げが嫌いなんです。飽きるから。
しかしそれを許さないこのシステム。

私は頑張ってレベル上げをするしかありませんでした。


そんな私にアドバイスをくれたのが、桃ちゃんです。
彼女は私より先にこの3の経験者です。クリア直前までは行ったのです。
彼女によると、敵との遭遇回数によって敵もレベルアップしていくものの、敵には系統があり、レベルが上がるのは、遭遇した系統の敵のみということ。

つまり、虫系統の敵と何度も遭遇した場合、虫系統の敵はどんどんレベルアップしていくけれど、それ以外の系統の敵のレベルは低いまま・・・ということ。

桃ちゃんのオススメは、固定の強い敵と戦闘をくり返し、レベルアップを図るのがいい、ということでした。

固定の敵ならば、レベルアップしてしまうのもひとつの系統ですむし、
また、強い敵ならば「技」もひらめきやすいから、との理由です。

「技」というのは、武器が繰り出す奥義のようなもので、
例えば剣なら「剣の技」、弓なら「弓の技」が存在します。

「技」は戦闘中に突然ひらめきます。
そして、ひらめいた技は、次からの戦闘で自由に繰り出すことができるようになります。
そのうち「極意」を覚えれば、ひらめいたキャラ以外もその「技」が使えるようになります。

その「ひらめく」という行為はランダムで、こうすれば必ずひらめくとかそういうことはありません。
ただ、強い敵との戦闘中にひらめきやすいということは言えるようです。


なるほど、わかりました。
桃ちゃんの教えに従って、私はオープニングイベントで一度行ったレオニード城の地下にいる、きったない3匹の固定モンスターと戦うことにしました。

何度も何度も、1階に戻って回復しては、地下に進んできったないモンスターと戦闘、戦闘。
同じモンスターだからすぐに飽きるし、きったないからウンザリです。

やがて私は果てしなく飽き、別の洞窟へちょいと足を踏み入れました。
そこは、水の洞窟でした。

ここで、悲劇は起きたのです・・・・。


私は洞窟に足を踏み入れ、魚系モンスターと遭遇して、気づきました。


敵のレベルがアップしている・・・!!(゜Д゜|||)


もはや、そのときの敵が何だったのか、今となっては覚えていません。
ただ、私のショックは相当のものでした。
あのきったない3匹隊としか戦っていないのに、レベルがアップした別系統の敵が出てきたのですから。


私はキレました・・・・・・。


怒りに打ち震え、桃ちゃんにソフトを叩き返しました。
そして、「二度とやらん」と心に決めたのです・・・。



しかし、時が経って今思うに、
あれはもしや、私の勘違いでは・・・?(; ̄∇ ̄ )

あの時は、「戦ってもいないのにレベルがアップした敵が出てきた」と思っていましたが、
もしかしたら、気づかない間に戦っていたのかもしれません。

何しろ、その3匹隊が出現する場所に行くまでの間にも別の敵が出てくるから、それらと戦闘をしなくてはならなかったし、
武器・防具の開発(工房で職人に頼む。戦闘回数を重ねることで時間が経過したとし、完成する)をしながらレベル上げしていたので、城の外をうろつく敵とも何度も戦闘していたのです。

そして例えば、獣系統の敵と遭遇しても、出てくるモンスターが数匹いた場合、それらが全てが獣系統の敵でない場合が多々あります。
獣系統2匹、全く別の系統モンスター1匹、という組み合わせなど。

もし、それらの他系統の敵も、遭遇回数により徐々にレベルアップしていくのならば・・・
そして、あのときの魚系モンスターとの遭遇時、
数匹の中に、魚以外の・・・上記の戦闘で出会っていた他系統のモンスターがいて、そのモンスターのレベルがアップしていたのだとすれば・・・
また、徐々にレベルアップしているので、それまではレベル3、4の敵が混在して出てきていたとして、たまたまそのとき、初めてレベル5の奴が出てきたときだったとすれば・・・

「戦ってもいないのにレベルがアップした敵が出てきた」ということではなく、順当な出現だったのではないか・・・?と・・・。

・・・まあ、もう覚えてないのでなんとも言えないのですが(; ̄∇ ̄ )



ともあれ、ブチギレた私は、それからしばらくロマサガ3のことは思い出しもしませんでした。
が、しばらくのち、桃ちゃんが再び私に「また挑戦してみないかい」と言ってきたのです。

桃ちゃんはその後も何度かロマサガ3にチャレンジしていたようで、しかし最終段階までは行くものの、レベル上げにどうしても飽きてしまってクリアはしていないようでした。
そこでもう、「藍、ラストを見せてくれ」と。

以前の私なら「やらん」と突っぱねたでしょうが、時が経って怒りも収まっており、
さらに、ちょうどプレステが壊れてしまってスーファミしかできるものがなかったそのときの私は、
「じゃあ、やろうかな」
と、桃ちゃんからソフトを預かることにしたのでした。


そんなこんなで、私は数年のブランクののち、再びロマサガ3に挑戦することと相成りました。

そして今度は何とか、クリアまで到達。


以下、私の二度目のロマサガ3プレイ日記です。
ネタバレ満載なので、未プレイの方はお気をつけください・・・。

1.オープニングイベント

2.プリンセスガード

3.別れられない仲間たち

4.仲間を求めて

5.脅威のレベル上げ

6.一つ目のアビスゲートへ

7.あの人との再会は

8.忘れていたあの街へ

9.砂漠を越えた悲劇

10.宿命の子

11.最後の難関

12.エンディング



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