ロマンシング サ・ガ3

  (スクウェア)


ロマンシング サ・ガシリーズ三作目。
私はロマサガのシステムがどうにも好きではないのですが、
なぜかこれも持っている・・・。

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というのもロマサガは3を一番最初に買って、少しプレイしたら面白かったので、中古で売ってた1・2を購入したと言う流れだからです(^_^;)

ゲーム紹介本でロマサガ1が紹介されていて、面白そうだなと思ったのですが、そのときは3しか売っていなかったためとりあえず3を買ったのでした。

私が好きじゃないロマサガのシステムとは、1・2でも書きましたが
敵がこっちにあわせてレベルアップしているシステムです。
そのため戦えば戦うほど敵が強くなって、一向に楽にならないのが
私には肌に合わないと感じる部分です。
3をちょこっとプレイして面白いと結論を下したときは、そのシステムにまだ気づいていなかったのでした・・。


そんなこんなで3をしばしやってみて、そのシステムに気づいたときのショックは・・・(゜Д゜|||)
もう1も2も買ってるし・・・。


ですが、一応1も2もちゃんとクリアしました。
やればできるものだ!!

まあ1は藍に先にクリアしてもらったんですけどね(≧∇≦)/
無理やり。

・・・・・しかしこの3はクリアしておりません・・・・。
どうしてもレベル上げで飽きちゃって放置、のパターンです。

で結局のところ3は藍にクリアしてもらいました。
先とかじゃなくて、おそらく私はクリアすることはないでしょう。


しかしつまらないかというと、そんなことはありません。
むしろ面白い。
敵の強さシステムが嫌いではあるものの、
ロマサガの魅力である好きなところに好きなときにいけるシステム自体は好きなのです。

自由度って素晴らしい♪(もちろん攻略本があってこそですが)

主人公は1のときと同じく、8人から選ぶ形式でこれも嬉しい。

男主人公キャラは四人。
シノンの村の開拓民、ユリアン。
同じく。ユリアンたちのリーダー的存在のトーマス。
ロアーヌ公爵のミカエル。
滅亡した王国の王族(今は放浪している)、ハリード。

女主人公キャラ四人。
シノンの村の開拓民、サラ。
サラの姉(美人)、エレン。
ミカエルの妹、モニカ。
モニカのボディーガード、カタリナ。

普通RPGというと主人公が決まっているものがほとんどですが、
これだけ主人公がいると好きなのを選べてイイですよね(*^▽^*)
キャラごとにバックミュージックが変わるのも細かくて嬉しいですし。
(1のときもそうでしたが)

好きなバックミュージックは男ではトーマス。
女ではサラとモニカ、カタリナ。エレンは微妙でした。

グラフィックも1のときに比べて大きくなり、見やすくなりました。

クリアはしていないものの、何回もプレイはしています。
特にお気に入りの主人公キャラはトーマスとカタリナ。

トーマスは好みのタイプの男の子です。
こういうスマートで完璧な優しいタイプっていいなあ。

カタリナはとにかく素早いのがお気に入り。
このゲームでは行動した人が有利(ステータスアップする)なので、
やっぱり主人公が一番大切な私としては、素早い主人公は捨てがたい。

というわけで、8人について軽く自己紹介?を。

まずは主人公っぽいタイプのユリアン。
藍は攻略本の彼が「カッコイイ」と言い、彼に決めたようです。

性格も素直でまっすぐでわかりやすく正義感が強い、「いいヤツなんだね」と思える感じ。
エレンに惚れているものの、彼女からは弟にしか思われていないという悲惨な状態。
オープニングイベントでもエレンに振られているというかわいそうな人・・・。
通常設定では剣が得意というのもよくありそうなヒーロータイプ。
ただし素早さがイマイチっぽい。

ユリアンは主人公のときとモニカが主人公のときは連れ歩けるものの、他のキャラを主人公にすると大分遅くに会えるせいで、パーティーに加えにくいキャラになってしまいます。
仲間は勝手に鍛えて強くなってる・・・という設定のようですが、実際は弱いので戦力にならない・・・。

しかも藍が彼を主人公にした際、なかなか彼が使えるキャラにならなくて苦労していたのを見ていたので、ごめんユリアン・・・使う気にならない・・・。

主人公で選ぶと、モニカのプリンセスガードという固定イベントをこなすことができるようになります。
それを受けるか受けないか・・・選択はプレイヤーにゆだねられますが、受けなかったらわざわざユリアンを選んだ意味がないような気がする・・。


そして私がお気に入りのトーマス。
家も名家の血筋らしい。落ち着いた物腰と博識で、若者のリーダー格だそうです。料理も上手。うんカッコイイ。
オープニングイベントはユリアンと共通ですが、それを見ただけでユリアンとは格が違うというのがよくわかります。(ユリアンも好きだけど)

初回プレイで私はサラを選んだのですが、トーマスとサラが恋人設定(未来的に)なのかと思いました。(期待した)
だってピドナに行く用事があるトーマスが、一緒に来ないかなんてサラを誘ったから。

通常設定では槍と弓が得意。さらに「玄武」の術も持っているという完璧っぷり。
そりゃ完璧なタイプが好きな私に愛されるわけですよ。
玄武の術は回復に優れているため、本当に序盤重宝します。

そんなに素早くはないですが、バランスの取れたステータスは惚れ惚れします。カッコイイ。

そして彼を主人公もしくは仲間キャラに加えると、『トレード』というゲームをプレイすることができるようになるのですが、これが面白い。
というわけで、
主人公だろうがなかろうが、必ず一緒に連れて行く人です。

しかもトーマスは、仲間にするのも簡単なうえ、早くに仲間にできるヽ(´▽`)/
まさにパーフェクト!!!


ロアーヌ公爵、ミカエル。
冷たい雰囲気の完璧タイプ。こうなると好みじゃなくなる・・。
主人公に選ばないと、かなり遅い状況で仲間にすることができるキャラ。
まあわざわざ連れ歩く必要がないですけど。

通常設定では、武器は小剣。攻略本によればバランスのよいタイプです。
・・・育てたことがないのでホントのところはよくわかりませんが(;´∇`)

しかしわざわざミカエルを使うなら、主人公でプレイしなければあまり意味はないかもしれません。
彼は一国の主なので、王座に座ったときに王政を行えるという独自のシステムが遊べるキャラ。

好きな人は好きかもしれませんが、私は興味がありません。
というのも、途中に戦争イベント(マスコンバット)を何回か行わなければならないようなので。
このマスコンバット、共通イベントでも参加することができるので、やってみたらまあ面倒くさい。
プレイヤーがやることは、単純な指令を出すだけなのですが、
タイミングによってはぼろ負けするためやり直す羽目に。
こんな面倒なものをミカエルでプレイしたら何回かやらなければならないのかと思ったら、ミカエルでやろうと思いません・・・。


元王族、ハリード。
滅ぼされたときに離れ離れになった姫を捜しつつ、滅ぼした敵への復讐を誓って旅を続けているようです。
なかなか素敵な設定です。(復讐はともかく、愛する人を捜すというのはとてもいい)

が、私は初回プレイをサラにしたため、オープニングイベントでハリードと会いましたが、そのときの彼は「金がないなら人助けなんてする気はない」というもの。どう見ても悪人。
このオープニングイベントは、ユリアン・トーマス・エレン・サラ・モニカと主人公5人共通なので、ハリードに対していい感情を抱かない人がほとんどじゃないかと思います(; ̄∇ ̄ )

ただしよわっちょろくて何の力もない若者衆にはありがたい護衛であり、彼のおかげでオープニングイベントを切り抜けられたのは間違いないので感謝はしてますが。

そんな感じに金の亡者かクールかという雰囲気を匂わせていながら、次に会ったときには気軽に名前を呼ばれ、「仲間にする」で仲間に加わるのはちょっとどうかと思います・・・。
いやその前に、私は初回ではサラだったため、オープニングイベントが終わった直後に彼に「一緒に行かないか」と誘いをかけられたのでした。
なぜサラを誘う・・・。
そのへんがさすがはロマサガとしかいいようがない部分でしょうか。
(最初だけしかキャラ設定が活きてない)

一度彼を連れてみたものの、レベルの上がりが悪くてちょっと使い勝手がよくなかったため、いつか主人公でプレイするときまでさようなら・・・と思いました。


シノンの村の開拓民、サラ。
おとなしくていつも姉エレンに守られているかよわい女の子。
グラフィックが一番可愛かったので、初回プレイはこの子にしました。

エレンに守られている自分を変えたいと思っていて、オープニングイベントをきっかけに姉離れを果たすことになるサラ。
しかしエレンに声をかけると「お姉ちゃんも一緒に来て」と頼むこともできるし、声をかけなくてもあとで普通にエレンを仲間に加えられる。
・・・それでいいのだろうか?

私はオープニングイベントが終わったあと、トーマスに「一緒に来ないか?」と誘われた瞬間「プロポーズか!?」と盛り上がり、同じく一緒に来ないかと誘ってきたハリードや、エレンを無視してトーマスと一緒に行くことにしたのでした。
まあ全然プロポーズなどではありませんでしたが。
・・しかし、主人公で選んでいなくても、なぜかサラはトーマスと一緒にピドナ(街)のトーマスの親戚の家にいるんですよね。
やっぱりあれはプロポーズだったのでは・・・!?Σ( ̄□ ̄;)

初期設定で一番得意なものは弓。
私はそれと「白虎」の術を覚えさせていました。(攻略本で相性がいいと書かれてたから。相性がいいとなんなのかはわかりませんでしたが・・)

オープニングイベントが終われば、あとは自由にどこへでも行けるキャラです。
普通っぽい女の子なので主人公に選びやすいキャラ・・・かと思いきや、実はとんでもなかった(ノ_−。)
私は初回プレイでこの子を主人公に選んだことを、のちに後悔することになったのでした・・・。


サラの姉、エレン。
美人でモテモテという設定ですが、それが生かされるイベントが一つもないのは残念すぎる。
単にユリアンを振るだけの設定なのか・・?(;´д` )
まあ彼女は男に興味がないということだから、仕方がないのかもしれませんが・・。

女の子なのに、初期設定で得意なのが斧。何ともパワフル。
主人公に選べば好きな得意武器にもできますが、私はあまりエレンの音楽が好きではなかったので、主人公では選ぼうと思わないかな・・。

特に固定のイベントがない子なので、主人公でプレイしてもパーティーに加えても規制がなく自由にできるキャラ。
でもせっかくだから主人公としてのイベントが欲しかったな〜と。
ユリアンには好かれ、サラの姉というオイシイ設定なのに、何の絡みもないのはやっぱりもったいない・・・!
なんかあれば音楽なんてそのうち慣れるし、プレイしてみたかったのに・・。
ちなみに私はポニーテールという髪型がとても好きなので、グラフィックが気に入っています。


ミカエルの妹、モニカ。
金髪でおしとやかな美人。可愛い。
品がよくて清楚なお嬢様という、非の打ちどころがない感じ。
ミカエルに大切に守られてきたような気がします。

しかしそのミカエルに、政略結婚をさせられることになるモニカ。
・・・そのために大事にしてきたっつーことでしょうかね?

モニカは主人公で選ぶのとユリアンでパーティーに加える以外は、かなり遅くに仲間にできるようになるキャラ。
ユリアンやミカエルと同じ時期になるまで仲間にできない。
見た目通りかよわくてあまり戦力にならないので(育てれば結構強くなるらしいものの)それ以外のキャラでは仲間に加えるメリットがあまりないかも。

しかもミカエルとは同じパーティーに入れられないという制限付き。
なんで一緒に戦ってくれないんだ兄のくせに。
初期設定は兄と同じく小剣が得意。小剣の技はなんかきれいなのが多くて好きですね。

彼女の固定イベントはユリアンと連動しています。
どうせならミカエルとのイベントもほしかったなあ・・。


モニカのボディガード、カタリナ。
彼女だけは主人公キャラ以外では会えなくなるキャラ。
託された大切なマスカレイドという武器を、敵に奪われてしまった失態をぬぐうために旅に出るカタリナ。
それを取り戻すまではロアーヌにも入れません。

彼女の秘めた想いが素敵・・・(*´▽`*)

しかし私は、初期設定だと大剣が得意というカタリナを槍得意に変えてしまった・・。
槍が使いやすくて好きな私。
カタリナはマスカレイドを使うため、通常は小剣型のマスカレイド、戦闘時に大剣に変形させて使うようですが、どっちみちマスカレイドはしばらく使えないので、大剣を使うことになるでしょう。
しかし大剣の技はイマイチ使い勝手がいいとは言えない(と思う)ので、槍にしました。
当然取り戻したマスカレイドはただ持ってるだけ。
ムードもへったくれもない。

彼女は素早いので、主人公タイプとしてはとても使いやすいです。
髪を切ったら幼いグラフィックになったような気がするけど、かわいらしくていいです。
女の子主人公のグラフィックはみんなかわいいですね。
トーマス以外、男主人公にあんまり興味わかないな・・。



3は1と2を足して割ったような感じとなっていて、
主人公を8人から選べるのは1と同じ。
戦闘中に技を閃いて強い攻撃ができるようになるのは2と同じ。

剣を使っていると、剣の技を閃いて使えるようになります。
この技のひらめきが非常に楽しい(-^▽^-)
ランダムなので、閃かない時がものすごくガッカリするんですが・・・
閃いたときのあの感覚が最高♪
特に使い勝手がいい技を閃いた瞬間とか、「何が何でもこの戦闘に勝利してやる」と思います。
・・・勝利しないとゲームオーバーになって、セーブしたとこからやり直しだから(ノ_−。)

戦闘が楽しいというのは、RPGではかなり大切な要素なので、
そういう意味ではロマサガは成功してる気がします。

いきなり強い敵が現れたりして、気が抜けないし。

・・・まあ・・・私は合わないシステムですけどね( ̄― ̄°)


戦闘では陣形もいろいろ変えられて、戦い方に幅が出ます。
この陣形だとこの場所が狙われやすいから体力多い人を置くとか、
魔法を使うのに適した陣形だとか、
パーティーの人数(最大6人)によって選べる陣形も変わってくるため、
使いやすい陣形を選択して戦います。

私は素早さが上がるという「ワールウインド」という陣形がお気に入りでいつもこれにしてます。
それでも敵のが早いんですが・・・意味はあるのか・・・謎ですが。

2の時と違って、陣形は普通に選べるものとキャラが所持しているものがあって、時間経過で使えるようになるわけではありません。
仲間キャラが持ってるものは、仲間に加えれば覚えられる形式。

陣形を変えると雰囲気も変わって面白いです。


そしてこの3では、新しいシステムも導入。
なんと主人公は一切戦わず、仲間キャラだけが戦うという『コマンダーモード』が選べるのです。
主人公は司令官となり、おおざっぱな指示を出すだけ。
通常の戦い方とは全く違う技を使って、敵と戦うことになります。

陣形の外に主人公を配置すればコマンダーモードになるため、
いつでも通常とコマンダーをチェンジできます。
まあ・・ほとんどの人は通常でプレイすると思いますが、
このモードを活用してクリアすることもできるという画期的なシステム!
・・・・私は興味ありませんが( ̄▽ ̄;)

やっぱ自分で戦った方が面白いよね・・・。

ただ一つ、このモードだと道具が使い放題なところだけはいい。
通常だと、道具は装備したものしか使えないうえ、装備できる数が少ない。
でもコマンダーモードだと、道具袋に入ってる分だけいくらでも使用できるんですよね。
通常では回復できない(装備できない)技回復のアイテムとかも使用できるし。
通常でも回復くらい自由にさせてほしいよ・・。



1と比べてグラフィックが大きくなったため、敵がよりグロくなったのはマイナスです・・・。
ゾンビとかガイコツとか虫とか気持ち悪いのが多い・・・。
敵はやっぱりドラクエくらいのがいいですねアハハ。
相変わらず敵が主人公をめがけて全員襲ってくるのが恐ろしいし・・。

ロマサガなので、レベルの高い敵から一撃死などの理不尽な死もあります。
そのためいつでもどこでもセーブが可能。
ちょっとプレイしたい時にも重宝します♪


ロマサガに大きなストーリーはありません。
設定はあってもそれがきっちり表に出てこないため、消化不良な感じがします。
その分戦闘に力を入れているのがよくわかるRPGですね。
1も2も3もプレイしてみて、やっぱりなんだかんだ言っても私はロマサガが嫌いじゃないんだなあと感じます。(2は合わないけど)

・・やっぱり単純に、戦闘が面白いのかもしれませんね。
技を閃いたとき、その技を使う時、敵からの技を回避する技を閃いて、その技で敵の攻撃を防いだとき・・・。
敵が強いからこそ、戦闘が面白くなる。
ロマサガはきっとそんなゲームなんでしょうね。

ただ、RPGのストーリー部分は全く期待できないため、エンディングもあっさりです。
藍にクリアしてもらいましたが、正直自分ではクリアしようと思えない・・・。
3はプレイ時間がどうしても長くなるため、もう少しエンディングが達成感のあるものだとよかったなあと。
まあ真のロマサガファンなら問題ないかもしれませんが。(1も2も3もそういうゲームだったし)


最後に、プレイしたときの感想などちょっと。もちろんネタバレです。

{項目別目次}

初回プレイの思い出

二回目プレイの思い出

トレードについて

仲間キャラクターについて



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