リンクが張ってある(下線付き)単語は、クリックで「ネット用語初級編」に飛びますので、
わからない単語はそちらを参照した後、上にある「戻る」アイコン(ブラウザの矢印のボタンです。ここを押すと、一つ前に表示したページに戻ります)でここへ戻ってきて、続きをご覧ください。マウスやキーボード、クリックといった「パソコンの各部や周辺機器、操作の名称」についての説明は省略してありますので、もしわからないことがありましたら、パソコン購入時に付いている「操作ガイド」などを見て、理解してからご覧になるのがいいかと思います。
ネチケットについての説明ページでも書きましたが、
「二次創作サイト」とは、自分の好きな作品(例えば漫画など)を題材にして、自作品などを載せるサイトのことを言います。つまり、原作があって、その世界観やキャラクターなどを使って、「もう一つの別のお話」を好きに作る、ということです。
大体、その原作がとても好きな、ファンの方が作るサイトです。
そのため、「○○(原作)ファンサイト」と銘打たれていることも多いです。
まず、用語の方から目を通してみてください。
二次創作サイトでよく見かける言葉
では、気をつけた方がいいネチケットに行きましょう。
ここに載っているのはあくまで「基本的なこと」で、おもに初心者の方が困ったり、迷ってしまうかもしれないことを中心に書いています。
もっと専門的なことを知りたいという方は、「著作権について」などで検索して、専門のサイトに行ってみましょう。
できれば、こちらより先に「共通ネチケ」を見ておくと、よりわかりやすいと思います。
それを踏まえた上で、こちらではさらに「二次創作サイト」特有のネチケットを説明しています。
ちょっと長くなるので、先に項目をあげて、ピンポイントでそこに飛べるように設定しておきます。
でも、できれば最初から全部通して読んでいただくほうがいいのですケド(^-^)
6、もし「自分も二次創作サイトを作りたい!」と思ったら・・・
1.二次創作は、あくまで原作とは別物!(著作権について)
まず、なんと言っても一番に気をつけなければいけないのは、
原作があるということ。そして、そのサイトの作品と原作とは別物だということを、忘れないことです。
これはどういうことかというと、
例えば、私がある二次創作サイトの作品を見て気に入ったとします。
それは、そのサイトの方にとっても嬉しいことでしょうし、それ自体は何も悪いことではないでしょう。しかし、とても気に入ったため、その作品を自分のホームページで紹介することにしました。これは、いいことでしょうか?
・・・ダメですっ!
どうしてダメなのかというと、
ホームページというものは、いろんな人が自由に見れるものだからです。訪れる人の中には、私と同じ趣味の方もいるでしょうし、また、単に何かの検索で引っかかって、たまたま来たという方もいるでしょう。
私のサイトも、気に入ったサイトと同じ原作のファンサイトだったとしたらまだいいのですが、このサイトは・・・違いますよね。
訪れる人の中には、その原作ファンでない方もいらっしゃるでしょう。
その原作を知らない方もいるでしょう。
また、原作は好きでも、イメージが壊れるため、二次創作サイトを好まない人もいます。もし、私がその作品を載せたことによって、原作を知らない人がそれを見たら、どう思うでしょう。
「へえ、こういう話があるのか」
「面白い」
「つまんない」
様々な感想を持つと思います。
でも、それはあくまで、その二次創作サイトの作品であって、原作とは無関係なのです。
しかし、原作を知らずにその作品を見た人は、原作が「そういうもの」と思い込むかもしれません。
あるいは、思い込まないまでも、それを見たことによって、原作に対する何かのイメージがわくことは避けられないでしょう。
いわゆる「先入観」というやつです。または、その原作が好きで、「こんなの○○じゃない!」とお怒りになる方もいるかもしれませんね。
さらに!
それも困ることですが、困ることはそれだけではないんです!
それは、二次創作活動は、大きな問題に発展する危険をはらんでもいる、ということ!
「著作権法」というものがあるからです。
こういった二次創作活動は、厳密に言うと、著作権法違反になります。
いわゆる「法律違反」なのですが、けっこう堂々と存在していますよね。訴えられたり、ということもほとんどありません。
なぜでしょうか?それは・・・
そもそも、二次創作というのは、その原作が好きだというファン心理から来るほほえましいもの。
そのため、大抵の原作関係者の方々は、二次創作サイトをおおむね寛大な目で見てくださっているからなんです。
それはもちろん、作品が好きだから作ってくれているということで、嬉しくもあるでしょうし、また、創作サイトが盛り上がれば、大きな宣伝効果にもなります。
ですが、一歩間違えると、大きなトラブルを生むことにもなりうるものなのです。
ただの趣味でやっていることが、何かの形で、間接的に原作関係者の方々に迷惑をかけることにつながらないとも言えません。実際、ただの「同人誌」として発表された作品が、「本物」と誤解されて、「本物」の関係者の方々にご迷惑をおかけしてしまった例が、つい最近もありました。
だから、そういうトラブルを避けるべく、二次創作サイトのページには、必ず、 「このサイトは○○(原作)及び□□(出版社等)とは一切関係ありません」という一文を書くのです。
関係者の方々にご迷惑をかけないために、原作とは別物、ということを明記しているわけです。
そんなわけで、二次創作サイトの管理人の方々は、とても気を遣ってサイトを運営していらっしゃいます。
二次創作が好きだから、サイトを作って、同じように二次創作が好きな人に見せたい。
でも、そうでない人もいるし、原作関係者の方々に迷惑がかかるかもしれない。
だから、こっそりと、同じ趣味の人たち同士だけで楽しめるようなサイトを作ろう、と。
それなのに、私が、気に入ったからといって全然二次創作と関係のないこのサイトに、二次創作サイトの作品を載せたりしたら・・・その人たちの努力が水の泡です。
そのため、ほとんどの二次創作サイトでは、作品の無断転載、再配布などを禁止しているのです。
ケチ!・・・などと思ってはダメですよ(笑)
実は、そういう理由があったのです。私も、知らないうちは「なんで?」と思ってましたけど。
そうそう、「オンラインブックマーク」というのがあるのですが、これ、何だかご存知ですか?
ソーシャルブックマークとも言います。
普通のブックマーク、いわゆる「お気に入り」登録は、
自分のパソコンによく行くサイトのアドレスを登録しておいて、すぐにそのページに飛べるようにする機能ですが、この「オンラインブックマーク」というのは、「インターネット上に」アドレスを登録しておける機能なのです。
オンラインブックマークを提供しているサイトに登録すれば、使えるようになります。
何が違うかというと、自分のパソコンに登録した場合は、それ以外のパソコンには登録されていないわけですから、他のパソコンからはお気に入りページに行けません。
でも、インターネット上にお気に入り登録すると、自分のパソコン以外からでもお気に入りページに飛べるのです。
とても便利な機能ですが・・・
二次創作サイトのアドレスは、
オンラインブックマークに登録しないようにしましょう!
理由は上記に同じですが、二次創作サイトは、著作権云々のこともありますし、
二次創作サイトを好まない人たちの目に触れないようにこっそりと運営しているものなのです。それなのに、オンラインブックマークに登録してしまったら、多くの人の目に触れることになってしまいます。
つまり・・・管理人の方々が隠しているものを、勝手に他の人に見せることになってしまうわけです!
と言っても、オンラインブックマークには「公開型」と「非公開型」があり、
「非公開型」であれば、オンラインブックマークでも大丈夫です。
自分が決めたパスワードでログインして使うお気に入り機能というだけなので、他人に見られる心配はありません。しかし、「公開型」の場合は、自分が登録したアドレスを、「他の人と共有する」ことになります。
自分のお気に入りサイトはコレだよ、他の人のお気に入りサイトはコレか、というように、「お気に入り」を見せ合うことになるのです。
もし、公開型のオンラインブックマークに、二次創作サイトのアドレスを登録されてしまったら、
そのサイトの管理人の方は、隠している意味がまったくなくなってしまいますね。すなわち、管理人の方々が心配している「二次創作サイトを知らない、あるいは好まない人に、自分のサイトを見られる」ということが、現実になってしまう可能性があるということです。
とくに、「原作のイメージを著しく崩したもの」(たとえば「やおい」など)を載せているサイトは、困ってしまいます。
その創作が、たとえ「好き」という気持ちからきたものであっても、原作関係者の方々が好ましく思ってくれないかもしれない内容のものは、できるだけ人目に触れないようにと、本当に気を遣ってらっしゃるのです。
そんな努力を、第三者が無にしてしまったら・・・あまりにもかわいそうですよね。
なので、絶対に「公開型」のオンラインブックマークにはお気に入り登録しないようにしましょう!
でも、安心してください!
気に入ったサイトを、自分のパソコンにお気に入り登録したい。
気に入った作品を、自分一人だけで楽しむために、自分のパソコンに保存したい。そんな気持ちは、罪ではありません!
それは、多くのサイトさんがOKしています。
自分の作品を気に入ってもらえた。それは、二次創作をやっている方なら、とても嬉しいはずです。
保存したページを一人で見てひそやかに楽しむのもいいですが、
「気に入った」ことを管理人さんに伝えてあげたら、きっととても喜ばれると思いますよ。管理人さんに伝える方法は、共通ネチケの方に載っていますので、参考にしてくださいね。
2.まず初めに注意書きを見ることが、何よりも自分のため!
まず、そのサイトに訪れたら、「about」「はじめにお読みください」などの注意書きをよく見ましょう。
これは共通ネチケの方にも書いてあって、そっちでは、「ネットサーフィンなどしていて、ただ閲覧するだけで、そのサイトで何も行動を起こさないのであれば見る必要はない」としましたが、二次創作サイトでは、必ず見た方がいいです!
前者はサイトさんのために、でしたが、今度は自分のために、です!
絶対に見ておいた方がいいことは、「管理人さんの好きな傾向」です!
例えば、『なんたらかんたら』という作品があったとして、その話では、AちゃんとBくんとCくんが三角関係だとします。
『なんたらかんたら』ファンサイトのひとつにやってきました。このサイトでは、AちゃんとBくんをラブラブにしていました。
しかし、自分はAちゃんとCくんをくっつけてほしかったのです!この場合、このサイトで作品を読んでも、Cくんは一向にAちゃんとくっつきそうにありませんね。その二人の恋愛を見たかったら、別のサイトに行った方がよさそうです。
好きなカップリング、好きなキャラ、苦手なキャラ、ノーマルカップリング推奨の管理人さん、BL好きな管理人さん、ほのぼのした作品が好みの管理人さん、ダークな内容を好む管理人さん、などなど、ここを読めば、そのサイトがどんな傾向の作品を置いているか、すぐわかります。
「自分とは好みが合わない」と感じたら、すぐ帰ればいいのです。
ここを読まないで、うっかり作品を読んでしまって嫌な思いをしても、誰にも文句言えません。(管理人さんに言ったりしたら絶対ダメですよ〜)ちゃんと、管理人さんはそういうことを明記しておいてくださってますよ。
3.リクエストについて
さて、傾向がわかったところで、安心してそのサイトの作品を見まくりましょう。
そして、そのサイトさんの作品がとっても気に入ると、「今度は○○の絵が見たいな」「こんなSS書いてほしいな」と、いろんな希望がわいてきます。
でも、なかなかリクエストなどできません。
すごく忙しいかもしれないのに、仲良くもない自分がそんなことお願いして悪いんじゃないかな・・・・。
そんなときは!
サイトさんによっては「キリリク」を受け付けているところがあります。
キリリクとは、用語の方にも説明がありますが、キリ番を踏んだときリクエスト権をもらえる制度です。
受け付けてないこともありますが・・・その場合は、
たくさん作品を読んで、たくさん感想を管理人さんに伝えて、「自分は本当にこのサイトが大好き! 作品が大好き!」という気持ちを教えてあげましょう。きっと管理人さんは喜んでくれます。
そして、何度かそんなやりとりをした後、コメントの端っこにでも「○○の絵も見たいです!」なんて書いてみちゃいましょう。
そしたら、「そんなに気に入ってくれて、こんなにたくさん感想を言ってくれたこの人になら、自分もお礼がしたいな」って、管理人さんも思ってくれるかもしれません。
多少時間はかかりますが、大好きな作品について語るのですから、苦じゃないですよね。管理人さんともちょっと親しくなれると思います。
キリリクをやっているところなら・・・キリ番をねらいましょう!
しかーし!
ここでネチケットです。
キリ番を踏むために、そのサイトと別のサイトを交互に行き来して、無駄にカウンターを回す行為は、絶対にしちゃダメです。
キリ番というのは、アクセスカウンターの数字が「偶然」にキリのいい数字になったとき、いわば「ラッキー賞」として、リクエスト権を得るというものです。
無理やり自分が踏もうとしてカウンターを回してしまったら・・・他の人のチャンスをつぶすことになります。やっぱり、チャンスは「平等に」与えられるべきものです!
アクセス解析などをしているサイトさんもいらっしゃるので、そんなことをすればすぐバレちゃいます。
バレたら、嫌われてしまうかも・・・。それぐらいなら、ズルしない方がいいですよね。
キリ番を踏み損ねたら、次回キリ番まで待つか、上の方法で管理人さんとちょっと親しくなって、こっそりリクしちゃうかです。
さて、キリ番などでリクエスト権をゲットしました。早速リクエストしましょう。
しかし。
またまたここで、ネチケットです。管理人さんの好みに合わないリクエストはもちろん禁物ですが、
リクエスト内容は「わかりやすく、あまり大変でないもの」にしましょう。そして、基本的に1回のリクエスト権につき、リクエストは1つです。大変でないかどうかは、その管理人さんにもよるので何とも言えませんが、
例えば5〜6人以上の大人数のイラストをリクエストしたり、
「夕暮れ時の大聖堂で○○が××と正装してお祈りしている絵」などの、明らかに「描くのが大変」と思われるものや、
説明が複雑すぎるリクエストなどは、ちょっと控えたほうがいいのではないかと・・・。どんなリクエストでも簡単に描けそうなすごい管理人さんだったら・・・ちょっと凝ったリクエストでもいいかもですが。
たんに「○○の絵」だけではなく、ちょっと細かい設定を付け足したい場合は、
「○○が××と手をつないで嬉しそうな絵」など、それほど複雑すぎず、描くのにわかりやすいリクエストをすると、管理人さんも応えやすいのではないでしょうか。
でも、「仲良くなってから」だったら、少し大変でも、多少の無理はしてくださるかもしれません。あるいは、その管理人さんからのリクを受けたことがあるとか・・・。
なんにしても、その管理人さんが自分に対して「好意」を持ってくれるようになってからの方が、ちょっとワガママなお願いもしやすい、ということです。
だけど・・・
ネット上だと、仲良くなるのは簡単で、とても難しいことです。
「簡単」というのは、相手の顔も年齢も性格も、何もわからない状態での文字のやり取りなので、「イメージ」も「タイミング」もないからです。
ネチケットの精神にのっとって、みんな丁寧で礼儀正しく、ある程度の好意を持って相手に接します。だけど、そうして数回会話をしたからといって、「仲良くなった」と思うことができない、というのが、「難しい」ところなのです。
なぜなら、「簡単」の理由と同じですが、「相手の顔も年齢も性格も、何もわからない」からです。
「ある程度の好意」を持って丁寧に接するのは、相手にとって自分だけではないのです。
すべての人に、同じように接している。そういう人と、「仲良くなった」と思えるまでどれくらいかかるのか。あるいは、「本当に仲良くなれる」のか。それを「感じる」ことができるように、「何度も会話をする」ことが大事なのです。
数回会話しただけでも、現実の世界でも同じように、すぐに「あ、この人とは合う!」って思える人に会うことはあります。
でも、そうでない人もいます。
回数は、その人によるでしょう。だから・・・
本当にその人と仲良くなりたかったら、積極的に話しかけてくださいね。
相手が自分に好意を持っているか、そうでないのかは・・・文字からでも、十分伝わりますから。
4.掲示板で注意すること
大体のことは、共通ネチケの掲示板のところで説明していますが、「二次創作サイトの掲示板」では、その他にも、いくつか特に気をつけなければいけないことがあります。
まず、「キライ」「ウザイ」「気に入らない」などのマイナス発言は、禁物です!
二次創作サイトに来る人の中には、その原作のキャラや展開の好き嫌いがまったく逆の人たちもいると思います。それはそれで、個人の好みなので問題はありません。
でも、それを発言してしまうと、管理人さんを含め、多くの人が気分を害してしまいます。
そのキャラが好きな人たちもいるのに、「○○キライです」なんて書いちゃったら、反感買うこと間違いなし!
じゃあ、管理人の方が「○○は好きじゃないです」と書いていた場合は?
・・・実は、その場合でも、「私もキライです」とか言っちゃうのはNGなんです。
なぜかというと、そのサイトに来ている人の中には、○○が好きな人もいるからです。
管理人さんが○○を嫌いなら、○○を好きな人は来ないのでは? と思われるかもしれませんが、
たとえ○○がそのサイトの創作の中に登場しなかったとしても、
管理人さんが別のキャラ××のことは好きなので、××がたくさん出てくる創作を書いていたとします。
その場合、「○○も好きだけど、××も好きだからここに来て作品を見ている」という人がいることも、もちろんありえるわけです。多くの人の目に触れる掲示板では、楽しい会話をするように心がけましょうね!
そして、掲示板の中で使うハンドルネームにキャラクターの名前を使うのは禁物です!
そのキャラが好きな人にとったら、「ずるい!」「なんか、ヤダ!」という気持ちになるらしいのです。
あと、まぎらわしいですよね。キャラのこと言ってるのか、自分のこと言ってるのか・・・。
いろんな意味で、使わない方がよさそうです。
それから、ちょっと似てるかもしれませんが、キャラになりきった発言もダメなようです。
口ぐせとか、一部、セリフの引用ならOKかもしれませんが、自分がまるでそのキャラのごとくしゃべるのは、ルール違反みたいですね。
理由は多分、上記と同じだと思います。
「なりきりOK」と提示されている掲示板なら、もちろん大丈夫ですが。
そして、ネタバレは厳禁です!
原作が例えば漫画だったとして、雑誌で読んでいる人もいれば、コミックスで読んでいる人もいます。
雑誌で読んでいる人にとっては知っていることでも、コミックス派の人たちはまだ知らない内容かもしれません。
アニメやゲームでも同じです。まだ見てない、やってない方のためにも、深い内容のことには触れないようにしましょう。
逆に、「ここはネタバレOK」と書かれている掲示板の場合は、知りたくない方は見ないように気をつけましょう。
あとは、共通ネチケの方の掲示板のところに書いてあることくらいで、いいと思います。
でも、いちばん重要なのは、「そのサイトの掲示板でのネチケット」です。
5.直リンとお持ち帰りについて
掲示板に書き込む前に、注意書きをよく読んで、管理人さん含め他の訪問者の方に失礼のないように心がけましょうね!
先ほど、もろもろの理由により無断転載や配布を禁止しているところが多い、と書きましたが、
それでも、やっぱり二次創作を書いて、人に見せたいという思いがあるからこそサイトを作っているわけですから、作品を配布することもあります。
「フリー」「フリー配布」「無料配布」などと書かれた作品は、ダウンロードして、自分のサイトに載せてもいい作品です。
とは言っても、本当に無関係のサイトに載せることはしない方がいいです!
自分のサイト内に、たとえ別原作でも二次創作コンテンツがあったり、二次創作コンテンツはなくても、その原作についてのコンテンツがあること。
そして、ちゃんと「○○(原作)二次創作(ファンサイト)の▲▲さんの作品」とわかるように飾ること、です。
さて、そんなとき、こんな一文を見たことはありませんか?
「直リンはお断りします」
「お持ち帰りでお願いします」直リンとは、直リンクのことです。
お持ち帰りとは、「直リンクをしないで、ちゃんと作品を自分のパソコンに保存して、その保存したものをサーバーにアップしてほしい」ということです。
しかし、「直リンク」の意味がまずわからない。
意味がわかっても、具体的にどうすればいいのかわからない。そういう方のために、直リンクとお持ち帰り方法について、詳しくご説明いたします!
(お持ち帰りのしかたは、保存方法として「共通ネチケ」の方にも書いてありますが)
保存のしかたについて(「お持ち帰り」のしかた)■ページ全体を保存したい場合は、「ファイル」メニューの「名前をつけて保存」で、そのページを丸ごと保存できます。
これは、二次創作サイトですと、
文と画像を一緒に持ち帰りたい場合
小説を持ち帰りたい場合に使う方法です。
ページを丸ごと持って帰れるのでイメージが変わらなくていいです。
個人的に楽しむ場合は、こちらの方がいいかもしれません。ただ、自分のサイトに載せる場合は、
この方法だと作者の方のあとがき、「トップに戻る」などのリンクや、無料ホームページの広告などもそのまま表示されてしまうので、
普通に文章だけ持ち帰って、自分で編集した方がいいそうです。
(文章をドラッグ、あるいはメニューバーの「編集」メニュー「すべて選択」して、右クリックコピーで持ち帰ります。
それを、自分が用意したページに貼り付けます)
■画像だけ保存したい場合は、画像にマウスポイントを合わせ、そこで右クリックをして、「名前をつけて画像を保存」を選んでください。
保存場所と名前を設定し、保存します。
サイトに載せるつもりなら、名前は半角英数字(スペースは入れない)で入力しましょう。(個人的に楽しむ場合なら、日本語でもOK)こうして保存したページや画像のアドレスは、自分が保存した場所(自分のパソコンの中)になります。
個人的に楽しむ場合は何も気をつけることはありませんが、
その作品を「〇〇さんからの頂き物」などとして自分のサイトで紹介したい場合は、しっかり以下のことを確認しましょう。これは、持ち帰った画像を自分のサイトに載せる際に、気をつけなければならないことです。
(小説の場合はドラッグコピーした文章を自分のページに貼り付けるだけなので、特に気をつけることはありません)作成ページに、「自分のパソコンに保存した画像」を使用し、
※「使った画像のファイル」のアドレスが自分のパソコン内になっていることを確認してから、アップロードします。
「作成したページ」と「使った画像のファイル」の両方を、
「自分の使っているサーバー」にアップロードすることで、
その作品を自分のホームページに載せることができるようになります。
作ったページだけでなく、そのページで使った画像のファイルも一緒にサーバーにアップしないと、Web上では表示されないので、うっかり忘れないようにしましょう。
アップロードしたら、そのページをブラウザで確認してみることをオススメします。
使用した画像の上で右クリック「プロパティ」で、アドレスが自分のサーバー内になっていれば、OKです。
さて、これが正しいお持ち帰りのしかたですが、
あえて画像の直リンクの方法も載せたいと思います。なぜかと言うと、直リンクをしてしまっていながらも、「それが直リンクだと思っていなかった」という方がいらっしゃるかもしれないからです。
また、バナーのダウンロードに関しては、たまに「直リンOKです」「直リンク推奨です」と書かれたサイトも存在します。
そういう場合はもちろん直リンクでOKなので。例えば、バナー画像を頻繁に変えるサイトさんなどは、常に新しいバナーをクリックしてもらえるということで、直リンを推奨するところも多いようです。
直リンクのしかたについて通常、画像にマウスポイントを合わせ、そこで右クリックをして「名前をつけて画像を保存」を選ぶわけですが、
右クリックで出てくるメニューに、「プロパティ」というのがあります。そこをクリックすると、その画像のデータが表示されます。
その中に「アドレス」という欄がありますが、そこに書いてあるアドレスをコピーして、自分のホームページに貼り付けます。
これで、直リンクは完了です。
簡単な方法なので、やってしまいがちかもしれません。
でも、これはとっても迷惑になってしまうんです!
(直リンクOKのサイト様なら、迷惑にはなりません)なぜかというと、例えばバナーの画像に直リンクしていた場合、
バナーを載せているページがアクセスされると、バナーの表示のためだけに、リンク先のサイトのサーバーがいちいち働かなければいけなくなって、とても負担がかかるのです。負担がかかると、サーバーが重くなって表示速度が落ちたり、サーバー自体が落ちてしまうこともあります。
もっとまずいことになると、サーバーに負担をかけまくるサイトとして、リンク先のサイトさんがサーバーから追い出されてしまうことにもなってしまうかもしれません。
なので、「直リンクOK」と書かれているサイト以外では、絶対にやっちゃダメなことなんです。
(画像はサイズや解像度などで容量がどんどん大きくなります。
リンクされている数が増えるほど、その分さらに負担も大きくなります)中には、直リンクができない設定にしているサイトさんもありますし、直リンクをしている人がもう使えないように、定期的にファイルを消したりする対策をとっているサイトさんもあります。
そうなったら、何度もチェックしたり、リンクを張り直さなければいけなくなり、余計手間がかかってしまいます。保存したほうがラクチンですね!
さて・・・・
おそらく、こんなとこだろうと思います。
ネットに慣れてきたら、チャットなどにも参加したりすることもあるかもしれません。
その際は、やっぱり注意書きなどをよく読んで、守るべきことはきちんと守り、そして大いに楽しみましょう。
「ネチケット」というのは、共通ネチケの方でも書きましたが、ある程度の基準はあっても、「絶対にこうしなくてはいけない」という、決まったルールはありません。
だからこそ、一人ひとりの「思いやり」「譲歩」が「ネチケット」につながっていくのだと思います。
「自分はこうしたい」という思いでのみ、行動したり対応したりすれば、誰かが嫌な思いをします。
「みんなが楽しく交流できるためのマナー」として、「ネチケット」を考えたとき・・・
「ネチケット」という「言葉」としてではなく、「守った方が、みんなが気持ちよく過ごせること」というのが何か、わかってくるのではないか、と思います。
そして、それはけして「守るのが難しいもの」ではないと思います。
相手の顔が見えないからこそ、ちょっとしたことに気をつける必要はありますが、たいていのことは、普通の人間関係と一緒です。
同じ趣味の人と交流できる、この素晴らしい空間で・・・揉め事など、起こしたくないですよね。みんな同じ気持ちです。
それがわかっていれば、大丈夫!
それに、あなたは共通ネチケと、さらにこの二次創作サイト専用ネチケ、すべてのページを読んでくださった方ということですよね。
そんなあなたには、もはや本当に、何も言うことはありません!
さあ、どんどん、お好きな二次創作サイトに遊びに行ってください!
あなたのような方なら、どこのサイトでも大歓迎です。
とにかく、楽しく、そして思いやりを持って。
みんなで、素敵な二次創作を楽しみましょう!
ここまで読んでくださって、本当に本当に、ありがとうございました。
もし、素敵な二次創作サイトを見て、
「自分も二次創作サイトを作りたい!」と思われた方がいらっしゃいましたら・・・
『ファン活動考』というサイトも、ぜひ参考にしてみてください。
「著作権」というものについて、色々な角度から考えることができます。
何かを好きと思う気持ちや、そこからいろんなことを想像したり、何かを作りたいと思う気持ちは、とても素敵なものです。
だからこそ、「守らなければならない」ことをきちんと知った上で、楽しむべきだと思うのです。
それがどんなに楽しくても、誰かに迷惑がかかってしまう可能性がゼロではないということは、知っておくべきだと。
そして、それにはどんな結果が危惧されるのか、ということも。それを踏まえた上で、二次創作を楽しむこと。
それができたら・・・きっとあなたのサイトは、
たくさんの人と大好きな空間を共有できる、素晴らしいサイトになると思います。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。