リンクが張ってある(下線付き)単語は、クリックで「ネット用語初級編」に飛びますので、
わからない単語はそちらを参照した後、上にある「戻る」アイコン(ブラウザの矢印のボタンです。ここを押すと、一つ前に表示したページに戻ります)でここへ戻ってきて、続きをご覧ください。マウスやキーボード、クリックといった「パソコンの各部や周辺機器、操作の名称」についての説明は省略してありますので、もしわからないことがありましたら、パソコン購入時に付いている「操作ガイド」などを見て、理解してからご覧になるのがいいかと思います。
基本的なネチケットとして、以下の5つの項目について説明していきます。
3、管理人さんに何か言いたいと思ったら(Web拍手、掲示板、メール)
クリックでその項目に飛べますが、復習の意味でも、最初から見ていただくとよりわかりやすいのではないかと思います。
それから・・・
再びの記述になりますが、ここに書かれていることで全てというわけでも、また全部が100%正しいというわけでもありません。
みんな、個人個人の「ネチケット」が心の中にあり、どこまでがOKで、どこからがダメか、それはその人次第です。私にとっての「ネチケット」は、「守らなければいけないルール」というよりも、「守った方が気持ちいいもの」だと思っています。
管理人さんと、訪問者の方が「お互いに思いやりを持って行動・対応する」ことこそが、「真のネチケット」と言えるのかもしれません。
ここでは、私が思う「ネチケット」、
そして、多くのサイトさんが「気をつけてほしいこと」としてあげていることを、書いていくことにします。
もちろん、「サイトさん側もこうした方がいいんじゃないかな」ということもあります。ひとつでも、共感していただけて、ひとつでも、何かあなたのお役に立てる「ネチケット」を見つけていただけたら、嬉しく思います。
1.まず、サイトを見る前に注意書きを見る。
サイトを訪れたら、「はじめに」「ReadMe」「about」などと書かれた項目を見るようにしましょう。
あまり細かいことを気にしない方もいれば、とても細かいことまで気になる方もいます。そのサイトの管理人さんが、「これに気をつけてほしい」と記していることには、十分気をつけるようにしましょう。
でも、「見る」だけなら、特別マナーはいりません。
ネットサーフィンなどしていると、いちいちチェックしたりしないです。そのサイトで何か行動しようと思ったら、改めて注意書きを見てください。
見るのが面倒だなと思ったら、そのサイトでは何もせず、ただ閲覧するだけにしましょう。
2.「お気に入りはトップに」の意味
「お気に入り」(お気に入り登録)というのは、Windowsのブラウザの機能の一つで、今表示しているWebページのアドレスを、自分のパソコンに記憶させておく機能です。
「ブックマーク」とも言います。これを登録しておくと、次から検索やリンクをたどってこなくても、一発でそのページを表示させることができます。
サイトを訪れると、よくこう書いてあります。
「お気に入りは、トップにお願いします」
「ここはお気に入りにしないでください」
お気に入りは全部のページにできますから、本来ならどのページをお気に入りにしてもいいわけです。
例えば、そのサイトの中のひとつのコンテンツのみを楽しみにしていて、トップページからだと、そのコンテンツ内のお目当てのページに行くまでに何回もクリックしなければいけない・・・そんな時は、お目当てのページをお気に入りに登録すれば、すぐにそこに行けます。
しかし、なぜそうしてはいけないのか。
その理由は、「いけない」というわけではなく、「できればそうしてほしい」という管理人さんの気持ちです。
理由のひとつとしては、ページのファイルを移動するとアドレスが変わってしまって、せっかくお気に入りにしてもらったページが表示されない事態になってしまう、ということ。
ファイルの移動は、全体のページ数やコンテンツが増えたりなどして、どうしても避けられないことです。
ページが増えれば管理がしやすいように変えていきますし、
また、ページが多くなってきたらなってきたなりに、ページやサイトのつくりが変化した方が訪問者の方にとって便利、ということもあります。
「リンクはトップページにお願いします」というのもよく書いてありますが、おそらくこれも同じ理由だと思われます。
でも、参考URLとしてリンクさせる場合には「そのページ」でないと意味がないので、これの限りではありません。
そういう時は、もちろん個々のページにリンクを張っていいと思います。
(その場合は、ときどきリンクチェックをする必要が出てきますが)これはおそらく、「オススメリンク集などでリンクを張るときに、リンク先をトップにしてほしい」ということを言っているのではないかと思います。
大体トップページにそのサイトの説明やメニューなどがありますから、バナークリックで来た訪問者の方が迷わないように、ということではないでしょうか。でももしかしたら、「トップ以外絶対リンクしちゃいけないの!?」と誤解してしまう方もいるかもしれません。
訪問者の方が混乱するといけないので、管理人さんは詳しく理由を明記しておくといいですね。
例:「どのページにリンクしてくださってもOKですが、リンク集などに加えていただける場合は、できたらリンク先をトップページで指定してくださるよう、お願いいたします。
また、個々のページへのリンクは、ファイル移動に伴い表示しなくなる可能性がありますので、時折チェックしていただけると助かります。」
トップページからお目当てのページまでが遠かったら、やっぱり面倒なので個々のページをお気に入りにしてもいいのでは、と思いますが、
そういう意味ではトップページにしておいた方が、後々の手間が省けるので逆に楽かもしれません。あるいは・・・個々のページと、トップと、両方お気に入りにしておいて、
ファイル移動などで個々のページに飛べなくなっていたら、トップに飛んでお気に入り登録のし直しをする、というのも、一つの手ですね。
ファイル移動によるリンク切れの心配以外の理由もいくつかあります。
例えば、トップページにお知らせなどを載せている場合、トップに来てもらえないと、お知らせが伝えられない、ということ。
更新履歴なども、大体トップにありますし、
トップページは「一番人が多く訪れるページ」として作ってありますので、コンテンツページにはない大事なことがたくさん書かれていたりします。
それを見てほしいという理由です。あとは、「管理人の方にとって」トップにしてくれると嬉しい理由というのもあります。
トップから来ていただくと、カウンターが回ります。
カウンターというのは、その名の通り訪問者数をカウントしていくもので、カウンターが設置してあるページに誰かが訪れると、1ずつ増えていきます。
このカウンターの数が増えていくのを楽しみにしている管理人さんは多いです。
サイト活動の原動力にもなるし、どれくらいの人が見てくれているのかも把握できるから、という理由です。
この他にも理由があるかもしれません。
しかしどんな理由にしろ、「絶対トップにしなきゃいけない」というわけではありません。
「できればトップから来てほしい」という管理人さんの「お願い」のようなものと考えるといいと思います。
守らなければいけないルールではないけど、管理人さんはそれを望んでいるらしい・・・そんな感じで。「ルール」「常識」「権利」・・・そういう言葉は、不要です。
そこには、相手に対する「お願い」と「受け入れるか、否かの選択」しかないのです。
「強要」したり、「そんなの勝手でしょ!」と言ったりというのは、ネチケットの根本である「思いやり」とはかけ離れています。管理人さんの「お願い」を、許容できる範囲で応えるだけです。
3.管理人さんに何か言いたいと思ったら
いくつかの方法がありますが、Web拍手、掲示板、メールが一般的だと思います。
まず、一番簡単なのが「Web拍手」です。
サイトによっては、「Web Clap」と英語で書かれている場合もありますし、文字ではなく、拍手の絵や「パチパチ」といった書き文字風のアイコンの場合もあります。
設置されていないこともあります。悪口や批判は論外ですが、特別気をつけなければいけないマナーはありません。
「挨拶なしで一言だけ」でもOKなツールですので。
(管理人さんによっては拍手にもマナーを求める方もいらっしゃいますが、基本的にはマナーを必要としないツールです)批判も、真面目なもの(管理人さんに非がある場合)ならいいかもしれませんが、その場合、「拍手」を使うのはちょっと違うような・・・??
「拍手」はあくまで「よかったよ」という気持ちを手軽に伝えるためのもの、なので。
批判をしたい場合は、メールがいいと思います。メールなら、自分のアドレスも伝えることになるので「言いっぱなし」にならず、「真面目な批判である」ことをより管理人さんに伝えやすいです。
(とは言え、メールなどの通信手段がなければしかたないかもしれません)コメントは管理人さん以外の人の目には触れませんし、一言だけでも、あるいはコメントなしでボタンを押すだけでもいいシステムなので、
肩肘張らずに「いいな」と思ったら、ポチッと押して大丈夫です。その「ポチッ」が、管理人さんの生きる活力(大ゲサ!?)になります。でも、コメントする場合は敬語を使った方が無難です。
その辺は管理人さんによりますが・・・。
もちろん、「拍手」では敬語でなくてもOK!という管理人さんもたくさんいらっしゃいます。
次は、「メール」です。
メールはいくつか気をつけることがあります。
まず、メールの形式はテキスト形式で送ること。
添付ファイル付きのメールをいきなり送るのもNGのようです。どちらも、相手に迷惑がかかる可能性があります。
どうしてかというと、HTML形式のメールは容量が大きいので、重くなってしまうからです。
メールソフトによっては、HTML形式のメールを受け取れない設定になっているものもあります。
そうすると、管理人さんにとっては、ワケのわからない記号で埋め尽くされたメールが送られてきてしまうことになり、とても困ってしまいます。添付ファイルも、重くなるのはもちろん,
ウィルスメールなどと誤解されて開いてもらえない可能性もあります。管理人さんと何度かメールのやり取りをして、「添付ファイル送ってもいいですか」と聞いて、OKが出たら、送りましょう。
「件名」は迷惑メールかと誤解されるような書き方はせず、内容がわかりやすいものに。
例えば、英語の件名や「はじめまして」だけの件名などは、迷惑メールと誤解されやすいです。
署名、自分のメールアドレスも忘れずに書きましょう。そして「あいさつ」は基本です! 初対面からタメ口もやめておいた方がいいです。
初めてのときは、丁寧な言葉で。仲良くなってからなら、崩していってもいいと思います。
あと・・・ここがちょっと難しいところなのですが、短すぎるメールも失礼に当たるようです。
全ての場合に当てはまるわけではありませんが、そのように感じる管理人さんもいるということです。
とは言え、それこそ挨拶もせず本題一行、というようなメールならともかく、
一般的に、きちんと挨拶、自己紹介をして、丁寧な言葉で書いてあるなら、失礼にはならないと思います。でも、ただ「言いたいこと」をそれだけ書くよりも、「なぜこれが言いたいのか」を詳しく書くなど、自分の気持ちがはっきり相手に伝わるように書くと、よりいいのではないでしょうか。
そして「掲示板」。
これは他の人の目にも触れるものなので、気をつけることがたくさんあります。
まず、書き込む前に、その掲示板でそれまでどんなことが書き込まれていたのかを一通り見ておくのがいいと思います。
例えば、質問をしたいと思ったとき、以前に同じ質問をしていた人がいたとしたら、書き込んで答えをもらうより、前のものを見た方が早いです。
とは言っても、あまりに大きな掲示板だと、全部見るのは大変です。
そんなときは、ある程度さかのぼって見るだけでいいと思います。
つい最近あった同じ質問をするというのはちょっと失礼ですが、最近なかった質問なら、OKではないでしょうか。でも、「ちゃんと全部見て、それでもわからなかったら質問すること」となっている掲示板もありますので、そういう掲示板では、隅々まで見た方がいいでしょう。
管理人さんに対する質問や、そこの掲示板限定の質問以外の質問の場合は、
自分で普通に検索で調べた方が早いしわかりやすいということもあります。
さて、書くことが決まったら、早速書き込みましょう!
敬語は基本として、あいさつを忘れないようにしましょう。あいさつを忘れると印象が悪くなるかも・・・一言でOKなので、面倒がらずに。
もちろん、書き込んだあと、管理人さん、もしくは他の方からのレスをいただいたら、お礼を言うのも忘れないようにしましょう。
そして、イタズラや宣伝、勧誘は禁止しているところが多いです。
具体的には、変なこと(意味不明なこと)を書いたり、自分のサイトのアドレスを書き込んでリンクを張ったり、「どこどこのサイトに来ませんか」といった言葉を書いたりすることです。
荒らしは論外です。誹謗中傷など、ひどいものは削除されてしまうことも!
それから、荒らしに対して反応するのも、荒らしを増長させるだけの行為なので、やめた方がいいようです。
場合によっては、「荒らしに反応するのも荒らし」とされてしまうこともあります。正義感が裏目に・・・そんなことになったら悲しいですね。
また、同じスレッド内で他の人の会話に割り込むのはダメです。
自分の言いたいことがその会話の内容と同じことで、なんとなく入ってもよさそうなら、タイミングを見て「横レス失礼します」など断りを入れて入りましょう。
「入ってよさそう」というのも、なかなか難しいですけど・・・
例えば、質問を書き込んだ人がいて、それに別の人が「・・・だと思うんですけど・・・実は私も詳しくは知らないんです」などと返したとします。自分は、もっと詳しく知っていました。・・・そんな状況なら、入ってもよさそうと言えるでしょう。基本的には、書き込みたいことが全く同じ内容でない場合は、新しくスレッドを立てた方が無難です。
あ、もちろん、管理人さんに向けた会話には、入っちゃダメですよ。
そして、サイト内容に全く関係ない話を書き込むのもNGです。
例えば、自分の日常の話や、一部の人にしかわからない話など・・・。
そういう話を管理人の方としたい場合は、メールを送るのがいいでしょう。
でも、その辺のことは、そのサイトの管理人さんの注意書きに詳しく書いてあると思いますので、「関係ない話でも書いていいですよ」と書いてあれば、気にしなくてもいいことです。
もし何も書いてなければ、書かない方がいいです。
「1行カキコ」と呼ばれる、一言、二言だけの発言も禁止されていることが多いようです。
うーん、私が思うに、お返事が書きにくいし、みんなが見ても面白くないからじゃないでしょうか?
それくらいだったら、Web拍手でコメントした方がいいかもしれませんね。掲示板は、「みんなが見るもの」ということを考えれば、大丈夫です。
短すぎは面白くないし、長くて行が詰まってたら見にくいし・・・とか、ちゃんと考えてから書き込めば、そういう失敗もなくなりますよ。
でも、最初はちょっと失敗しちゃうかもなので、なるべく他の人の書き込みなどを見て、勉強してからがいいかもしれません。
掲示板についてのマナーは、本当にそのサイトの管理人さんごとによります。
例えば顔文字や ギャル文字、 「ぁりがとぅ」「こんにちゎ」などのあ行やわの字を小さくした表記や、 当て字やわざと間違えた文字を使う書き方、また(爆)などのカッコ文字が嫌いと言う管理人さんもいます。
そういう管理人さんのサイトの掲示板でそれらを使ったら・・・おそらく、いい印象は受けないでしょう・・・。もちろん、メールでも同じことですよね。
掲示板に書き込むときは、注意書きをよく読んで、管理人さんのお好みにできるだけ合わせましょう。
注意書きに好き嫌いが書かれていない場合は、基本的に丁寧であれば何でもいいのでは、と思いますが、「書いてないだけ」ということもあります。
そんなときは、サイトをめぐってみてください。管理人さんの文体に、好みが表れてますよね? 同じような感じにすると、失敗がないですよ。
ところで、お返事は、管理人さん次第です。
「拍手」については、コメント付きでなければお返事は書けませんし、コメント付きでも、管理人さんによってはお返事をいただけない場合もあります。
「メール」「掲示板」については、おそらくお返事は返ってくると思いますが、どのくらいで返ってくるかというのは、管理人さん次第なのです。この、「管理人さん次第」というのは、4つの理由があります。
一つ目は、「管理人さんがものぐさ」という理由。
拍手やメールをもらっても、「めんどくさいなぁ」と思って、なかなか返事を書いてくれない管理人さんの場合です。
二つ目は、「管理人さんがとても忙しい」という理由。
拍手やメールをもらっても、学業や仕事が忙しくて、なかなか返事を書けない状態の管理人さんの場合です。
三つ目は、「管理人さんのサイトが、とても人気のあるサイト」という理由
拍手やメールを、たくさんもらいすぎて、全員の方にお返事ができないという管理人さんの場合です。同時に二つ目の理由も重なれば、とてもお返事をできる状態ではないでしょう。
三つ目はカウンターの数字や評判などでなんとなくわかるかもしれませんが、他二つについては、残念ながらどっちかわからないですよね。
でも、ほとんどにおいて、二つ目であると言えます!
管理人さんにとって、拍手やメールをもらうのはとても嬉しいことなのです。たとえ忙しくても、日記の片隅にでも、一言でも、お返事を書きたい気持ちは山々なのです。
それなのに書かないということは・・・「書けない」ということなのです。つまり・・・
「せっかく拍手コメントしたのに、無視された! お高くとまってる! もう来るのやーめた!」
などと、思わないであげてください・・・ってことです。
たとえお返事ができなくても、そのコメントは確かに管理人さんに届き、そして、管理人さんの心に光をもたらしたに違いないのです。
自分が、管理人さんに「よかったよ」という気持ちを伝えたかったのは、けしてお返事が欲しかったからではないですよね。
「よかった」という気持ちを伝えられた、そして、無言の「ありがとう」の気持ちを受け取った。それでいいと思います。
・・・とは言っても、やっぱりお返事もらえると、嬉しいですよね!
無言の「ありがとう」でもいいんですが、お返事という、管理人さんの生の「ありがとう」をいただけると、なんか、舞い上がってしまいます。もっと応援したくなるような。
ゲンキンですが(笑)、やっぱりそうなんですよね!管理人さんの方々も、たとえ大勢まとめてでもいいから、拍手などでコメントを送った方々に、ほんの一言だけでも、できるだけ返してあげてください。
それだけで・・・送ったほうは、ものすごく嬉しいものなんですよ。
そうそう、四つ目は、「そこが放置サイト」という理由。
例えば管理人さんの趣味が変わったとか、別のホームページを作ってそっちをメインにして活動しているなど、何らかの理由で、そのサイトが放置された状態になっている場合は、当然お返事も来ないでしょう。
更新履歴などを見て、最終更新日が数ヶ月も前になっている場合は、「放置状態」と言えます。
ただ、管理人さんが受験や仕事などで「数ヶ月放置します」などと書かれている場合は、そのうち再開されるので、その頃を見計らって、あるいは再開された後にメッセージを送れば、お返事はいただけると思います。
4.リンク・相互リンクについて
リンクについては、注意書きに書いてあります。
「リンクはフリー」と書いてあれば、自由に、そのサイトへのリンクを、自分のサイトに張ることができます。
(もちろん書いてなくても自由にリンクできます。基本的にネット上はリンクフリーの世界なので)しかし、「フリーではありません」と書かれていた場合は、勝手にリンクを張るのはやめておいた方がいいでしょう。
(張ってはいけないというわけではありませんが、管理人さんが「張らないでほしい」と思っているということです)もしそれでも「リンクを張りたい!」と思ったら、管理人の方に問い合わせてみましょう。もしかしたら、リンクをOKしてくれるかもしれません。
でも、あまり幅広くページを見せたくないとか、サイトを移転する予定があるとか、すぐに閉鎖するかもしれないとか、何らかの理由があるんだと思います。
相互リンクについては、「募集中です!」というところと、何も書いていないところと、「受け付けていません」というところに分かれます。
「募集中」のサイトでしたら、相互リンクを申し出て大丈夫です。
快くOKしてくれるでしょう。
「受け付けていない」ところで、「リンクはフリー」となっている場合は、「そっちからこっちへのリンクは自由だけど、こっちからのそっちへのリンクは張れない」ということです。
理由は本当に、様々です。
・忙しくて対応できない
・申し込みが多すぎて、すべてのサイトへのリンクが張れない
・気に入ったサイトへのリンク以外は張りたくない
・自分のサイトの内容とかみ合わないサイトへのリンクは張りたくない
・アクセスアップだけが目的のサイトからの申し込みを受けたくない
・過去に相互リンクでのトラブルがあって、以来受け付けていない
・その他ともあれ、「受け付けていません」となっているところに、相互リンクを申し出るのはやめておいた方がいいです。
何も書いていないところは、「特に募集もしていなければ、特に禁止しているわけでもない」というサイト。ほとんどのサイトは、これではないかと思います。
よっぽど「相互リンクしたい!」と思った方だけが、そのサイトに相互リンクを持ちかけることになるでしょう。つまり、そのサイトをとっても気に入ってくれた方です。
これなら、禁止しているわけじゃないから相互リンクはできるし、気に入ってくれた人のサイト以外との相互リンクはないわけです。そのサイトがとても気に入ったら、相互リンクを持ちかけてみれば、OKしてもらえるかもしれません。
でも、いきなり申し込むのは失礼になってしまうこともあるようなので、管理人さんとそこそこ親しくなってからの方が、いいかもしれませんね。なぜ失礼になってしまうのか・・・
それは、「本当にサイトを気に入ってくれたのかどうかわからない」=「アクセスアップだけが目的なのかもしれない」と誤解してしまうなどの理由かもしれません。
明確な理由をきちんと添えて申し込めば、少なくとも失礼にはならないのではないか・・・と私は思います。相互リンクを申し込む際には、丁寧な態度はもちろん、「どうして相互リンクしたいのか」の理由も忘れずに伝えましょう。
また、申し込む前に、自分のサイトに先にリンクを張っておくことも礼儀のようです。
誠意を持って、自分の気持ちを素直に伝えれば、管理人さんは、きっとその申し込みを喜んでくれると思います。
5.ページ・素材のダウンロードについて
いろんなサイトを見ていると、気に入ったページをいつでも見られる状態にしたいと思うことがあります。
例えば料理のレシピなど、書き写すのは大変だし、写真は写せない。そんなとき、そのページをコピーして自分のパソコンに保存したり、印刷したりできれば、とっても便利ですよね。
「お気に入り」登録をすれば、わざわざブラウザのアドレスバーにURLを記入したり検索で遠回りをせずに、ワンクリックでそのページを表示することができますが、
何らかの理由(例えばそのサイトが閉鎖)で表示されなくなった場合、もうそのページを見ることはできません。そんな時、自分のパソコンに保存してあれば、いつでも見ることができます。
よく目にするのが、「このサイトの中で使われている画像・文章等の無断コピー、転載、配布を禁止します」という文章。
最初、私はページを保存するのは、いけないことなのだと思っていました。
「保存、印刷する→無断コピー→違反」という図式が頭の中で出来上がっていました。
そのためしばらくは、悪いことはしないぞと思って、保存したくても我慢して過ごしておりました。
が、実はそれは、「保存したものを自分以外の人に見せる行為」がいけない、ということだったのです。
つまり、「そのサイトの情報を自分の情報としてサイトに載せたり、そのサイトのものということは書いていたとしても、そのサイトの管理人に了承を取らず、情報を載せる」といった行為です。
要するに、「無断で他のサイトにこのサイトの情報を載せちゃダメ」ってことだったのです。
ただ、気に入ったページを自分のパソコンに保存するだけでは、違反にはなりません。もちろん、そのページを印刷しても大丈夫です。
(印刷したものを不特定多数の人に配るような行為はダメですが)そこの管理人さんが、よっぽど「それもダメ!」とおっしゃっていれば、話は別ですが・・・たぶん、そんなことはめったにないと思います。
それより、多分嬉しいんじゃないでしょうか。誰かが、自分の載せた情報を気に入ってくれたということなんですから。
その保存のしかたですが、ページ全体を保存したい場合は、ブラウザの「ファイル」メニューの「名前をつけて保存」で、そのページを丸ごと保存できます。
保存する場所と名前を設定します。
どこにやったかわからなくならないように、先にわかりやすい場所(マイドキュメントなど)にフォルダを作っておいて、そこに保存するのがいいかもしれません。
・・・私は、以前うっかり適当な場所に保存してしまい、どこにやったかわからなくなりました。後で見つかりましたが・・・アホです。
画像だけ保存したい場合は、画像にマウスポイントを合わせ、そこで右クリックをして、「名前をつけて画像を保存」を選んでください。
保存する場所と名前を設定します。
さっきと同様、わかりやすい場所へ保存することをお奨めします。
次に素材ですが、
素材は、自分のサイトで使いたいという目的で保存することになるので、いくつか注意が必要です。まず、素材を借りる前に、「利用規定」をちゃんと見ましょう。
素材を使うために必要な条件などが細かく書いてあります。これに反すると、せっかく素材を貸してくれている方に、とっても失礼になってしまいます。
無料かどうか。
加工はOKかどうか。
サイト利用の際、注意することは何か。
報告は必要か。などなど、きちんと理解した上で、素材を借りることにします。
そして!
まず、絶対に「直リンク」はダメです。
必ず、自分のパソコンに保存して、その保存したものを自分のサーバーにアップロードして使うことがルールです。
画像にマウスポイントを合わせ、そこで右クリックをして、「名前をつけて画像を保存」を選んでください。
保存場所と名前を設定し、保存します。このとき、名前は半角英数字(スペースは使わない)で入力しましょう。
そうすると、その画像は自分のパソコンに保存した画像なので、アドレスは自分が保存した場所(自分のパソコン内)になっているはずです。
素材を使用したいページに、その「自分のパソコンに保存した素材の画像」を使用し、
できた「ページ」と「使った素材の画像のファイル(自分のパソコン内にあるファイル)」の両方を「自分の使っているサーバー」にアップロードすることで、
その素材を自分のホームページで表示させることができるようになります。画像を使ったページだけでなく、保存した素材の画像ファイルもサーバーにアップしないと、素材の画像がWeb上で表示されないので、気をつけてくださいね。
アップロードしたら、そのページをブラウザで確認してみましょう。使用した素材の上で右クリック「プロパティ」で、アドレスが自分のサーバー内になっていれば、OKです。
もし、画像に直リンクした場合は、その画像のアドレスは素材提供者のファイルがある場所(素材提供者の使っているサーバー)なので、
そうすると、素材提供者のサーバーが、その素材が使われるたび、素材を表示させるために働かなくてはいけなくなって、とても負担がかかります。負担がかかると、サーバーが重くなって表示速度が遅くなったり、サーバー自体が落ちてしまうこともあります。
もっとまずいことになると、サーバーに負担をかけまくるサイトとして、素材提供してくれたサイトさんがサーバーから追い出されることにもなってしまうかもしれません。なので、絶対に絶対にやっちゃダメなのです。
そして・・・
「報告は必要ありません」とはっきり書いてある場合は、あえて報告することはないですが、
「報告はしなくてもいいですが、知らせてくれると嬉しいです」などと書かれている場合は、「使わせていただきます。ありがとうございます」と報告すると、喜ばれると思います。また、「リンクは強制ではありません」と書かれていても、
善意で提供してくださった素材を、自分が気に入って、自分のホームページで使わせていただいているのですから、リンクを張るのはそのお礼の気持ちでもあるんじゃないかな、と思います。
ともかく、利用規定をしっかり読んで、それを守れば、OKです。
素材屋さんは、自分の素材を気に入って使ってくれている人がいるということが、何よりの励みなのですから。
さて・・・・
おそらく、こんなとこだろうと思います。
ネットに慣れてきたら、チャットなどにも参加したりすることもあるかもしれません。
その際は、やっぱり注意書きなどをよく読んで、その場所で守るべきことはきちんと守り、そして大いに楽しみましょう。
「ネチケット」というのは、ある程度の基準はあっても、「絶対にこうしなくてはいけない」という、決まったルールはありません。
だからこそ、一人ひとりの「思いやり」「譲歩」が「ネチケット」につながっていくのだと思います。
「自分はこうしたい」という思いでのみ、行動したり対応したりすれば、誰かが嫌な思いをします。
「みんなが楽しく交流できるためのマナー」として、「ネチケット」を考えたとき・・・
「ネチケット」という「言葉」としてではなく、「守った方が、みんなが気持ちよく過ごせること」というのが何か、わかってくるのではないか、と思います。
そして、それはけして「守るのが難しいもの」ではないと思います。
相手の顔が見えないからこそ、ちょっとしたことに気をつける必要はありますが、たいていのことは、普通の人間関係と一緒です。
世界中の人と交流できる、この素晴らしい空間で・・・揉め事など、起こしたくないですよね。みんな同じ気持ちです。
それがわかっていれば、大丈夫!それに、あなたはここまでこのページを読んでくださったということですから、
「きちんとネチケットについて学んで考えて、そして守ろう」と思ってくださったということですよね。そんなあなたには、もはや何も言うことはありません!
さあ、どんどん、お好きなサイトに遊びに行ってください!
あなたのような方なら、どこのサイトでも大歓迎です。
それと・・・
初心者は、もちろん、ネチケットをすべて把握しているわけではありません。
(前述の通り、「100%明確なルール」があるわけでもないので)私も、このページを作るまでいろんなサイトをめぐりめぐって調べまくりました。
今この時点だって、「基本的に言われているネチケット」しかわかっていません。だから、失敗だってあると思うのです。
ネット上級者の方々には、優しい方がたくさんいます。
わからないことは、まず調べて、もしそれでもわからないことがあったら、何でも聞きましょう。失敗したらまず謝って、そして繰り返さなければいいのです。
そして、その失敗を元に、「これはしない方がいいんですよ」って、
誰か他の方にも教えてあげられたら、もっといいですね。
とにかく、楽しく、そして思いやりを持って。
みんなで、ネットの上に素敵なパラダイスを作りましょう!
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。