金色のコルダ

  (コーエー)


音楽もの恋愛シミュレーション。
非常に楽しかったです(*^▽^*)

まあ、恋愛部分は物足りないぐらいでしたけども。
最後まともに告白してる人いないし・・・。(告白だとわからなくはないけどきちんと言わない)

恋愛イベントもみんな音楽の話だけなので、詳しくない私は特に盛り上がらないこともありました。

しかしシミュレーション部分が楽しかったので何度もプレイ。        {キャラ別感想へ}

コルダは2もありますが、私が一番好きなのはこれです。
2になると恋愛要素が上がった反面シミュレーション部分が減ってしまった・・・。

どんなゲームかというと、
普通科の生徒だった主人公が、学校でたまたま妖精を見てしまったことから、学内音楽コンクールに出る羽目に なってしまいました。
誰にでも弾ける『魔法のヴァイオリン』を渡されて、他の出場者は全員音楽科の生徒という中で、主人公はどんな音を奏でるのでしょうか・・・。
という感じ。

攻略キャラ
月森蓮(声:谷山紀章)・・ヴァイオリン専攻。2年。
クールで他人に冷たい。
音楽一族で才能があるためファンも敵も多い。真面目な努力家。

土浦梁太郎(声:伊藤健太郎)・・普通科。2年。
兄貴肌で面倒見がいい。
男っぽい性格で女の子には怖がられている。(と思っている)
サッカー部だが、実はピアノをやっている。

志水圭一(声:福山潤)・・チェロ専攻。1年。
マイペースで他人に関心が低い。
音楽のことだけ考えている。音楽の知識豊富。性格は素直。

火原和樹(声:森田成一)・・トランペット専攻。3年。
元気いっぱいで人懐っこく明るい。裏表がない性格。
誰とでもすぐ友達になれるタイプ。オケ部所属。

柚木梓馬(声:岸尾大輔)・・フルート専攻。3年。
落ち着いた優雅で優しい物腰で女性を魅了し、ファンクラブもある。
茶道家元の家柄お坊ちゃま。火原先輩とは親友。

金澤紘人(声:石川英郎)・・音楽科教師。
不真面目で適当。生徒には人気があり愛称「金やん」。
猫が好き。今回のコンクール担当。

王崎信武(声:小西克幸)・・付属大学3年。OB。
オケ部の練習をよく見に来る。
優しくて穏やかで誰にでも親切。ヴァイオリン専攻。

コンクール参加者は月森・土浦・志水・火原・柚木です。(土浦くんは最初は参加者じゃないけど途中から加わる)
それと女の子が一人。

冬海笙子(声:佐藤朱)・・クラリネット専攻。1年。
おとなしくてかわいらしい。真面目だが自信がなく、いつも不安げ。

そしてコンクールについて取材してる子が一人。
天羽菜美(声:増田ゆき)・・普通科。2年。報道部。
色んな情報を持っているし追い求めている活発な女の子。

女の子とは友情エンドを迎えられます。

主人公の名前はデフォルトでは日野香穂子ですが、変更可能。
名前の部分は音声つきで呼ばれません。
主人公はしゃべらず(選択肢はあるけど)、顔出しもないタイプ。


主人公の通う学校には音楽の妖精が住んでいるのですが、普段は誰にも見えません。
しかし姿隠しの魔法を緩めたときにその姿を見ることができる人間が、最もコンクール参加者にふさわしいと考えているようです。

で、主人公は見えたので、参加者に。すごい理屈だ・・。

音楽やってない?安心しろ、これがある!
と渡されたのは誰にでも弾けるヴァイオリン。
そんなズルしてもいいんですか・・・?
いいらしい。少なくとも、妖精リリには。

そして本当にズルしまくりのゲームです。

リリはヴァイオリン以外にも魔法のアイテムをしこたま用意して、主人公に売ってくれます。

交換するのに必要なBP(ブラボーポイント)をためて、楽譜を弾くのに必要な技術力アップとか、表現力アップのアイテムを購入できるのです。

うん、音楽やってないからズルしてもいいんだね(*´▽`*)

そんなわけありませんが、ゲームだから許されます。

魔法のヴァイオリン使ってることは、人によってはばれて怒られたりするんですが、他の魔法アイテムのことは誰にも指摘されません。
むしろ王崎先輩がにこやかに勧めてくれる始末。
なので好きなだけBPためてアイテム買いまくりましょう♪

BPのため方は、表現練習をNPCに聞いてもらうか、合奏するかです。
表現力が高まれば聴かせたとき多くのBPをもらえ、
音楽科の生徒に二回曲を聴かせると合奏可能になり、
多くの楽器と合奏するほどに多くのBPがもらえる仕組みです。

なので基本的に音楽科の生徒に曲を聴かせた方が得。
普通科の生徒に聞かせてもそれほどBPくれないし。
まあ何回か聞かせると魔法アイテムをくれたりしますが。(なぜ持っているのかは不明)

合奏は主人公のヴァイオリンとあと一種類楽器があれば演奏可能。
聴かせられる範囲が円で囲まれたところなので、より多くの人を囲んで演奏するとよりBPゲット。

もらえるBPは
ヴァイオリン+一種類→一人に付き10BP
ヴァイオリン+二種類→一人に付き50BP
ヴァイオリン+四種類→一人に付き150BP
弾く曲によって合奏できる楽器は変わるため、なるべく多くのそして色んな楽器の生徒と合奏できるようにすると・・・
いつでもどこでも合奏できるようにヽ(´▽`)/

そしてコンクール参加者や王崎先輩とも仲良くなれば合奏ができます。
合奏すると新密度が上がるので便利。


■基本的な行動■
楽譜を弾く。(最初はリリからもらえる)
楽譜を弾くと『技術レベル』が上がっていき、難しい楽譜も弾けるようになります。

楽譜は一つの曲に付き何枚かわかれていて、残りの楽譜は妖精(ファータ)たちが持っているため、彼らを見つけ出さなくてはなりません。

楽譜を持っている妖精は『フェッロ』といい、楽譜練習をすると数秒間だけフィールドに現れます。
走ってフィールドを移動してフェッロを見つけたらタッチすると、楽譜をもらえます。

そのすべての楽譜の『上達度』が20になると、『解釈練習』のための『ラーメ』を見つけられるようになります。
ラーメは解釈のベルを持っている妖精です。

一つの曲に付きいくつかの解釈(その曲をどういう感じに弾くか)が設定されていて、その数だけラーメがいます。
上達度が20になっていれば、フィールドを歩くと曲が聞こえてくるので、そこにタッチすれば見つけられます。

ラーメからベルをもらったら鳴らして、表現練習ができる準備を始めます。

曲には『清麗』『彩華』『愁情』の三タイプが設定されていて、それぞれレベルがあります。
そのレベルを上げることで解釈練習が可能。

また、スキルが必要な曲もある(というかほとんど)ので、そのスキルを持っていなければ解釈練習はできません。

スキルは楽譜ごとに上達度が100になると覚えられるので、必要なスキルの楽譜を100にするか、ファータの店に売ってる本で覚えるかする必要があります。

表現レベルもスキル条件も満たしている場合やっと解釈練習開始。
ここで誰かに聞かせることができて、BPももらえるようになります。
上達度を100にすれば完成。

・・・大変なのは楽譜集めです(^−^;)
楽譜を弾いた後、最初は10秒しかフェッロを表示させられないので、広いフィールドをひたすらかけまわります。
技術レベルが上がれば長い時間表示させられるものの、セレクションが進むと曲目が増えて、フィールドの数も増えるので・・・めあての曲をそろえるのがとても大変。

ちなみにダッシュはスティックを使えるので、ボタン押しっぱなしとかはなくて嬉しいです。

ラーメは近づけば音が聞こえてくるので、いちいち曲を弾く必要がないので簡単です。

あとリアルタイム方式なのも大変さの理由の一つ。
フィールド画面に入るとリアルタイムで進んでいくため、時間短縮に効率を考える必要があります。

楽譜練習にも解釈練習にもベルを鳴らすことにも時間がそれぞれかかります。
ベルは5分、楽譜練習は30分、解釈練習は50分。(のちにアイテムで短縮可能)

メニューを出してる時は止まってますけど、平日は3時間しか時間がありません。
休日は昼の12時〜夕方の6時まであるので、長い時間がかかる解釈練習にはうってつけです。


学内コンクールは、第一セレクション〜第四セレクションまであり、
それぞれのセレクション当日までに曲を完成させて、当日に舞台で披露 という形。

好きな曲を弾いてもかまわないのですが、セレクションごとに『テーマ(清麗・彩華・愁情)』があり、そのテーマのキーワードの入った曲を弾くと点数が高くなります。

テーマのキーワードは、金澤先生がセレクションが始まるごとに教えてくれます。
セレクションは第一〜第三までに必ず『清麗』『彩華』『愁情』が順番に一回ずつテーマとして選ばれ、最終セレクションはランダム。

主人公には得意な表現はもちろんありませんが、他の参加者には得意な表現があり、そのセレクションでは必ず上位に入ってくる強敵です。

月森・土浦・・・愁情得意。(土浦くんは清麗が苦手)
志水・冬海・・・清麗得意。(冬海ちゃんは彩華苦手)
火原・柚木・・・彩華得意。(火原先輩は愁情が苦手)

得意なセレクションでは上位ですが、苦手な表現のセレクションでは下位に落ちます。
志水くんや柚木先輩は一応苦手がないことになってますが、それぞれ彩華、愁情では下位に落ちています。

月森くんだけはあまり下に落ちません。
さすがにコンクールの優勝最有力候補と言われてるだけはある。

セレクションで披露する順番は、第一セレクションはランダム、次からは前セレクションの順位が低い順です。


彼らはライバルであると同時に恋愛対象(冬海ちゃんは友情)ですから、親しくなると恋愛(友情)イベントが起こせます。

彼らには『ライバル度』『新密度』というものが存在していて、この数値によってイベントが変化します。

新密度を上げる方法は、会話することや、BPで交換できる彼ら専用のプレゼントアイテムを渡すこと、曲を聴かせることや合奏すること。

特に合奏は一緒に演奏すると20もアップするためお得です。
時間も20分と少な目。

あとはセレクションで彼ら好みのコーディネイトのドレスを着用すると、80も上がります。
このドレス関係もBPで交換できるアイテム。
三つ好きなコーディネイトがあるようで、最初から判明しているのは二つ目まで。
80上がる最高に好きなコーディネイトについては「?」ですが、NPCに何回か曲を聞かせているとランダムで教えてくれます。

まあ私は攻略本持ってましたけどもね(;´∇`)

それと彼らが特にお気に入りの曲というのがあり、
『お気に入りの曲と解釈』がぴったりそろった曲を彼らに聴かせると新密度がアップ。

普通の時に聴かせると45くらい上がるだけなんですが、セレクション当日に舞台で初披露すると一気に200アップ。素晴らしい♪

・・なんですけど、セレクションの順番が隣だと好感度アップが半減する仕様なのでそれは悲しい。


ライバル度を上げる方法は、もちろんセレクションで彼らより上の成績を取ること。
特に彼が2位、自分が1位だったりすると120かな、上がります。
ただ自分が1位でも彼がビリの場合はほぼ上がりません。
近い成績の方が意識されるようです。

そして彼らには着目するポイントがあり、そこが高いとライバル視されるように。

月森くんは『技術レベル』『表現レベル(三つとも)』『累計BP』すべてが高いこと。
土浦くんは『表現レベル(愁)』が高いこと。
志水くんは『技術レベル』が高いこと。
火原先輩は『表現レベル(彩)』が高いこと。
柚木先輩は『累計BP』が高いこと。
冬海ちゃんは『表現レベル(清)』が高いこと。

月森くんはバランスよくそれぞれ上げる必要がありますが、他のキャラの数値よりはそれぞれ低くても大丈夫。当たり前だけど。

めあての彼の着目ポイントを鍛えたのちに彼に曲を聴かせると
彼らは驚いてライバル度が一気にアップ!
セレクションで聞かせても順位のライバル点しかもらえないので、普通の時に聴かせるのが重要です。


ライバル度が低い状態でも、新密度が高ければ恋愛イベントは発生。
一人に付き大体四種類のライバル度によって変化する恋愛イベントが楽しめます。

最初ライバル度の低いイベントを起こした後、ライバル度を上げれば違うイベントも発生させられます。
言ってることが変化してて面白い(*´▽`*)

基本的にライバル度が低いイベントの方が、恋愛色が強め。
みんな主人公のことは単なる女の子として意識してるってことですね。

逆にライバル度が高いと、主人公を認めてライバル視したり、憧れられたり、してやったりな気分を味わえます♪


また、着目ポイントと逆のポイントを上げると、全く別の恋愛イベントが発生します。
すなわち月森くんは全部低い。(BPは稼いで大丈夫)
土浦くんは表現(愁)低くて(清)高い。
志水くんは技術レベル低くて表現レベルのどれか高い。
火原先輩は表現(彩)低くて(愁)高い。
柚木先輩は累計BP低い。
冬海ちゃんは表現(清)低くて(彩)高い。

自分とは全く違うタイプの相手に惹かれるというシチュエーションはかなりツボ。
人によってはライバル度高いやつよりこっちのが好きなのもあります。


王崎先輩と金澤先生、友情イベントの天羽ちゃんは参加者ではないため、ライバル度はありません。
好感度を上げて行けばイベントを起こせるので簡単です。
特に合奏のできる王崎先輩は楽♪

彼らとも条件をそろえればいくつかの段階別イベントが発生。
攻略サイトを見ると結構細かい条件があるものもあったけど
基本的には先生は技術レベル、先輩はBPによって変化するみたいです。
天羽ちゃんはちょっと複雑でした。サイトによると。
私は適当にプレイしてたけど・・。

というように、恋愛イベントにも細かくシミュレーション的な部分があるので、色々調節するのが楽しいです(*´▽`*)

二股もかけられます。
かけていると、ちょっと面白いこととして、『音色の変化』があります。

彼らは恋愛が進むと音に変化が出るらしく、他の人にもバレバレ。
そして相手の音色の変化が主人公の存在によるものだとわかっているため、やきもち的なセリフが追加されます。

音に変化が出てないのか、言及されない人もいますが・・
色々試すの楽しい。
・・基本的には一筋プレイですが・・・。

仲良くなってくると朝や放課後に会いやすくなり、一緒に登下校できます。
恋愛度が進めばずっと一緒に下校、登校を誘われるようにも。
この進展した感じが嬉しい♪(先生や王崎先輩、女の子はない)


また、主人公と参加者はライバル同士なため、主人公が上げているレベルを目ざとくチェックして「だれだれと似てる音色だ」とか批評してきたり、セレクションの順位の話をしたり。

セレクション当日の会話も、ライバル度によって変化していて面白いです。
時々前後のセリフがかみ合ってなくて笑えるときもあるけど。

状況によって小さな会話がいくつもいくつも用意されているので、いろんなパターンを試して会話を調べるのが楽しくて、やり込みにあまり関心がない私を燃えさせました。
本当に会話が細かいのがこのゲームの素晴らしいところヽ(´▽`)/


そして恋愛イベントを成功させると、『曲のスーパー化』が起こります。
通常楽曲の習熟度は最大100ですが(高くなるほど綺麗な音色になってもらえるBPも増えてセレクションでも高得点)
スーパー化が起こると最大150に♪
当然セレクションではキーワードが1個しかなくても一位を取れたりしちゃいます。

ただどの曲がスーパー化するかはイベントごとに決まっているので、自分の弾いてる曲や弾こうとしてる曲じゃない時はあまり意味ないけど。

前のセレクションの曲でも弾けるので、スーパー化した曲を次のセレクションで弾くこともできます。
キーワードが2個あれば優勝もできる。

恋愛によって音色がさらに磨かれて美しくなる現象というやつですね。
恋愛度が進むと彼らの調子もよくなるし、二人でぐんぐん成長していく感じがいいです。


あと気に入っているのは、やはり音楽。
ゲーム中にもさまざまなクラシック音楽を聴けますし(私は詳しくないので、あとでクラシックだったのかと知ることも多かった)、
セレクションでは一分半に短縮されたクラシック音楽を聴けます。

主人公と仲良しの相手のときには、起こした恋愛イベントのセリフがちょこっと見れたりの演出もあっていい感じです。

また、普通の練習中、最初はへたくそな演奏で、完成度が高くなると綺麗な演奏になるのも面白い。

そしてベルを鳴らすと解釈が得られるのですが、ただ解釈を得られるだけじゃなくて寸劇が見られます。
月森くんとかのキャラクターが音楽家の役どころを演じて、その曲の背景だったり世界観だったりを垣間見ることができるというもの。
これがとても楽しい。

セレクションをのんびり見てられない時にはいつでもスキップできるし(個別スキップも)行き届いてるなあと思います。
私はセレクション好きなのでよっぽどの時以外は見てますが、時間ないときはカットできるので便利。


音声は、セレクションの当日、直前か直後に誰かに声をかけられたときの会話と、恋愛イベント&エンディングについています。
あとリリのセリフは全部音声付きです。

多くはないけど、私は恋愛イベント&エンディングに声がついてれば満足できるので十分でした(*´▽`*)

・・・ただアニメーションひどいですね、うん。オープニングアニメーションだれがだれかわからないほどです・・。


このゲームは固定のイベントが少ないため、その分自由に自分で過ごせるのがいいです。

ひたすら気に入って何度もプレイしているのですが、
告白部分と・・・楽譜さがしが欠点かな(;´д` )

とはいえ、私の中では超高得点乙女ゲーでした☆

ちなみに好きなキャラは月森くん・土浦くん・志水くん。
次点が王崎先輩。

柚木先輩は完全に好みじゃありませんでした・・・。

キャラ別感想(ネタバレ)
月森 土浦 志水 火原 柚木 冬海&天羽 王崎 金澤


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