月森蓮


主人公と同学年の音楽科2年、ヴァイオリン専攻。
父が元ヴァイオリニスト、母が現役ピアニスト、祖父や祖母も音楽家だったという音楽一家。

その才能を受け継ぎ、天才と呼ばれる月森くん。
音楽科でも注目の的。
しかし彼は至ってクールで、その名声を喜ぶことはありません。

ひたすら真面目に努力を続けて、自分にも人にも厳しく・・・
当然初心者の主人公にもとても冷たい(;´∇`)

彼は私のお気に入りの一人です。

通常こういうキャラは最初苦手に思うんですが、彼の場合は声が優しかったので、あまりそう思わなかったですね。
声のイメージはもっと冷たくて怖い感じだったんですけど、声優の谷山紀章さんの声は柔らかくて温かみがあるため、そんなに冷たくならない・・・。

とはいえ、態度は冷たいです。
主人公だけじゃなくて周りの人すべてに。

幼い頃から両親の名前で脚光を浴びて、
ちやほやされたりねたまれたり嫌がらせされたりいろいろあったようなので(しかも現在続行中)、若干人間嫌いなのかも。

そんな彼との恋愛は、もちろん大変。
彼の着目ポイントは全て。
技術レベル・表現レベル・累計BPそれぞれを高めないとライバル度が上昇しません。


恋愛一段階目はA〜C(ライバル度低→高)の三個ありますが、私はAが気に入ってます。
練習している彼に近づくと冷やかな視線を向けられ「感傷的なワルツくらいは弾けないと話にならない」 と言われてしまうイベント。

感傷的なワルツは彼の好きな曲で、解釈Bを聴かせると「俺にはそういう弾き方はできない」と驚かれます。
が、始めたての主人公は技術レベルも表現レベルも足りなくてまだ弾けません。

このイベントのどこが好きかというと、サブイベントで土浦くんが絡んでくるから(*´▽`*)
私はこの二人の仲悪いところがお気に入り♪

土浦くんとの友好を上げて、彼とも一段階をクリアした後で発生するサブイベは、「月森が感傷的なワルツを弾けないと話にならないと言ったって?」と顔をしかめる土浦くん。

「ヴァイオリンは歌を歌うことにたとえられる。そういうことを意識するのもいいと思う」と、違う方面からのアドバイスをしてくれますが、
それを受けて月森くんに話しかけると今度は・・・

「土浦が歌を歌うことに似てると言った?」
とまたその返答につながってるサブイベに。
月森くんは(歌が苦手なんだろうと思われる)顔をしかめて「君がそうしたいならするといい」
楽しいな〜。


恋愛二段階目はA〜Cのライバル度イベントと初めてDの逆ポイントイベントが発生します。
またまたAでは土浦くん登場!
屋上にいる月森くんに近づくと、元気がないようだと声をかけられ、なぐさめられます。
そこへ現れた土浦くん「言い返せよ。嫌味言われて黙ってることもないだろ」

・・・嫌味??
「君は普通科だからな。うまくできなくても仕方ない」
月森くんにしては優しい言い方だなあと思ったんだけど・・・。
「感傷的なワルツくらい弾けないと話にならない」これが嫌味では?

ともあれかばってくれた土浦くんを無視して月森くんをかばうと成功。
もちろん土浦くんは不機嫌になって行っちゃいます。
うう胸が痛むイベントだ。
月森くんはその後で「頑張ってほしい」と言ってくれますが。

この全く同じイベント、実は土浦くんの二段階Aでも発生するのです。
月森くんの位置が土浦くんで。

その時に月森くんがかばってくれるのですが、二段階目まで進んでいると優しいセリフに・・!
通常は土浦くんにひどいセリフをはくだけなんですが・・・。

二段階目クリア:「日野、君はもっと楽器の持ち方から注意すべきだ。
左足に重心を乗せればもっと自然に構えられる。体は動くものだ。
それから右手。手首は思っているよりももっと顔に寄せていい。
たっぷり弓を使えるよう不要な力は抜くこと。
ああ親指は反らないように。(丁寧で優しい言い方)
__具体的なアドバイスの方がよほど身になると思うが?」(土浦くんに対しちょっと得意げな感じに)

何この親身なセリフΣ(゜ロ゜;)
こ、こんな暖かいセリフをおっしゃる彼を無視しなければならないなんて・・・!!

同じイベントなので、どっちかで発生していた場合は発生しません。
が、二段階クリアしてるとあまりの違いに呆然としました。
怖くて二度とやれません。

が、かばってくれる方と段階が一段階までなら問題ないので、このイベントは結構お気に入りです。

しかし何と言っても、ライバル度が高い状態で見れるC。
これは彼に魔法のヴァイオリンを使っていることがバレるイベント。
で、「俺は君を音楽家として認められない」とにらまれる。
全く面白くもなんともないイベントでありますが、これ以後のイベントのことも考えると、見ておくべきイベント。


三段階目は一番好きなのはB。
休日が一日つぶれるのは・・・だけども、海デートを楽しめる(#´∀`#)
ぎこちない月森君が可愛い・・・♪

Cは、また魔法のヴァイオリン関連。
月森くんが主人公のことを「彼女にはタナボタの資格がある」と納得するというイベント。
魔法のヴァイオリンのことを知っていないと起きないイベントだけど、彼に認められた感じがいいのでお気に入り♪
・・・ライバル度が高いイベントはここまでちっともラブくないけど。

私はいつもB→Cと両方見てます。


四段階目はCのサブと、D(ライバル度高い)のイベントがお気に入りです。
Cのサブはやはり魔法のヴァイオリンのことを知っていないと起きないのですが(C自体は知らなくても起こせる)
休日が一日つぶれるものの、一緒にヴァイオリン工房を訪れることに。
そこで「君にヴァイオリンのことをもっと知ってもらいたかったから」と言われます。
「よく見ておくといい。今君が使っているヴァイオリンの中も・・君が使っていた魔法のヴァイオリンの中もこうなっていたんだ」
なんとなく、しみじみするのです・・。

で、ライバル度が600以上だと主人公をライバルとして認め、これからも音楽を続けるつもりだというと嬉しそうに微笑みます。
「一緒に競い合う相手がいるのは、なぜだかとても素敵なことのように思える」
そして最後のセレクションでは、彼が「今なら弾くことを許された気がする」という特別な曲が演奏されます。

あの月森くんとやっと対等な相手に・・・ヽ(´▽`)/
という満足感が半端ないので、月森くんはこればっかり見ています♪


ちなみに二段階目から『逆ポイントイベント』も発生できます。
月森くんの場合は技術レベルも表現レベルも低い状態(BPはためていい)をキープしないといけないので、面白くありません( ̄▽ ̄;)

セレクションではへたくそな演奏を披露する羽目になるし・・・。
楽譜もあまり集められないし(技術レベルが上がるから)・・・
合奏しかすることがないけど、そのために解釈練習をしまくって表現レベルを上げないように気をつけないといけません。

ライバル度最高の4Dか、逆ポイントの4Eイベをクリアすると告白の後にアニメーションを見られるので、物足りない告白をカバーしてくれます。

逆ポイントイベントも結構いいです。
やる気がないように見える主人公に注意を促しても、一向に変わらないので気になる月森くん。
どうして気になるんだろうと考えて・・・「君の音だから」と気付く。
最後には、曲を弾いてほしいと頼むのです。
・・・へったくそな演奏を、嫌じゃないというのです。
恋愛ってすごいね(*´▽`*)

月森くんの反応が可愛いので、結構楽しいのですが・・・
いかんせんプレイ期間が面白くないのでほとんどやりません・・。
下手な演奏がエンディングで流れていくのがやるせない・・・。(エンディングでは今までのセレクションで主人公が弾いた曲が流れる仕様)


また、月森くんは最初主人公を「日野さん」とさん付けしてますが、
一段階をクリアすると「日野」と呼ぶように。
呼び捨てのがいいので、他の人をオトしてるときも一段階はクリアすることが多いです。

四段階をクリアすると「香穂子と呼んでも構わないだろうか」と照れながら申し出てくれるのが可愛い。
付き合ってもいないのに名前呼び捨てとかしそうにないキャラだけど・・・。

月森くんは時たまニッコリ笑顔をすることがあります。
それが実に爽やかで明るく、もはや別人です。
めったに見られないけど、初めて見たとき(プレゼントを贈った)ぶったまげました。
四段階クリアすると、人物画面でも見られますが・・・口開けて笑う月森くんてすごいな・・。
2ではその笑顔の代わりに穏やかな笑顔になっていて、「差し替わってる!」と思いました。
やっぱ違和感があったから?

1Aのイベでは、早い段階で起こすと感傷的なワルツを弾けませんが、
技術レベルが上がった後に起こすと「弾けるのか」と驚かれます。
2Aでも、月森くんのセレクション順位が主人公よりも大分低かった時に起こしたらセリフが変わっていました。

ちょっとしたセリフの変化がホントに面白い♪


そして、柚木先輩のライバル度高い3Cと4Dのイベントのサブに、
月森くん(もしくは土浦くん)が登場。
攻略本にはイベ名だけ載っている(コンプリートガイド)ものの、発生条件がわからず、ずっと見れませんでした。

のちに攻略サイトで調べたところ、なんと柚木先輩と二股かけないと見れないという・・・Σ(゜ロ゜;)
すなわち3Cサブは月森くんと三段階目、4Dは月森くんと四段階目に進んでいないとサブが見れないと。

月森くんは好きだけど柚木先輩が好きじゃない私は、そんな二股かけられない・・と悩み、当て馬を柚木先輩にしてやっと見ることができました。

先輩相手に戦う気満々の月森くんがすごい( ̄▽ ̄;)
しかも、4段階目の方では「・・日野。俺は最善を尽くすつもりだ。じゃあ」とか言い残して去ってく。
恋愛でも戦う気満々・・?て感じが面白いような怖いような。


月森くんは誰に対してもシビアな感じですが、
土浦くんには非常にきつく、もともと柚木先輩について聞いても結構ハッキリしています。

土浦くんとはセレクションごとにミニイベントが発生。
これがまたとても楽しくてお気に入り♪

第一〜第二セレクション中には
ノートを落とした『R・T』のイニシャルが月森くんか土浦くんかで拾った女生徒と会話していると、問題の月森くんと土浦くんが登場。
土浦くんのものだったのですが、月森くん「イニシャルで書くなら俺はRは使わずLにしている。次は間違えないでくれ」
土浦くん「気取りやがって。何がLにしているだ」
月森くん「ノートを落とすような粗忽な人間に言われたくない」
土浦くん「もう用はないんだろ。さっさと行ったらどうだ。お引止めしても悪いしな」
月森くん「言われるまでもない。君と話すなんて時間の無駄だ」

何この仲の悪さε=(>ε<)
ミニイベントは顔は出ず、キャラのちびグラフィックで進行します。
頭の上に出るふきだしや、アクションが可愛い。

第三セレクション中には
音楽科男子と普通科男子がそれぞれ月森くんと土浦くんに声をかけ、
お互いの悪口を言い始めます。
そこで月森くんと土浦くんは、互いは気に入らないけどそういう悪口はよくないと注意して去っていく。

これは月森くんと土浦くんのセレクション順位によって、悪口のセリフが変化するのでなかなか面白いです。

さらに第四セレクション中の休日。
お互いのセレクション順位を張り合う二人。
もちろんセレクションの順位次第で会話内容は変化。
最後には互いの音楽性の違いで険悪なところへ、王崎先輩が入って一応普通に別れていく。

王崎先輩と知り合いになってないと・・・
無言でそのまま別れてく・・・;

ミニイベントは一年生コンビ(志水くん&冬海ちゃん)と三年生コンビ(火原先輩&柚木先輩)でも起きますが、仲が悪いのはこの二人だけなので笑えます。

・・・そんな土浦くんとまたがけしたとき、音色の変化について土浦くんの評を語った後に、追加のセリフがまたイライラしてて面白かったです♪
そのセリフを聞きたいためだけに二股かけしたんだもの・・・。(鬼)


ついでに、セレクションで二人ともが得意なのは愁情なので、
基本的に二人とも一位〜三位に入ります。

この時土浦くんに勝っていた場合
「次も譲らないつもりだ。土浦には負けたくない。不愉快だからな」

そして負けていた場合。
「次は負けないつもりだ。土浦には負けたくない。なぜかひどく屈辱的だ」←(笑)

この仲悪さ・・・・楽しすぎる。
この二人の場合、仲が悪いんだけど互いのことを無視できないという性格のために、
張り合ってて言いあいになり楽しませてくれます。


月森くんをオトすのは苦労するけど達成感があるので、
オトすのが好きです。
エンディングでの「お願いだから もう一度あの曲を弾いてくれないか」&さわやか笑顔は「誰だよ」と思っちゃうんですが・・・
アニメーションでの心の声も素敵。
ヴァイオリンロマンスにぴったりなキャラでしたVv


ちなみに、魔法アイテムを使わないで月森くんとライバル度高いエンディングクリアもやってみました。
主人公は普通、技術レベル、表現レベルアップアイテムや、一瞬でスキルを覚えられる本、
はたまたファータを集めた数によってもらえる時間短縮アイテムなど・・・
ズルアイテムを駆使してコンクールに挑んでいます。

それらを封印しても、月森くんと張り合えるのか!?てな挑戦。

プレゼントとコンクール衣装は解禁で。

うん、ギリギリまで大変でしたが、ちゃんとクリアできました(*´▽`*)
きちんと作ってくれてるな〜♪

これだとズルは魔法のヴァイオリンだけなので、堂々と彼の前に立つことができる気がします。
魔法のヴァイオリンは自転車の補助輪だってリリも王崎先輩も言ってたし。

ファータを集めた数によってもらえるアイテムは、ファータの店に行くと自動的に受け取るので、後半はファータの店に行きませんでした。
まあ練習アイテム買わないから行く必要ないし。

達成感はあったけど、BPを集める楽しみもないのでちょっと残念でした。
でも一度やってみたかったプレイだったのでできて満足(゜∀゜)

こういういろんな遊び方ができるのがいいゲームだなあと思います。


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