マイネリーベ 優美なる記憶

  (コナミ)


裏パッケージに『美少年誘惑シミュレーションゲーム』と書かれた恋愛シミュレーションゲーム。
タイトルもなんとなくすごいし、見るからに普通の恋愛ゲームとは一味違います。
元はゲームボーイで販売されたのを移植したようです。

1935年、世界が戦乱の兆しを感じ始めていた時代・・
ヨーロッパの大西洋に囲まれた美しい島国、クーヘン王国。
そのクーヘン王国の若きエリートたちが集う全寮制の名門校『ローゼンシュトルツ高等学園』に入学した主人公。

1935年9月22日〜1937年7月24日の2年間の学園生活で・・・
果たして主人公はシュトラールをゲットできるのか?
・・・というのがゲームの目的です。         {項目別目次へ}

ちなみにシュトラールとは、行政を行うエリートを育成する特殊クラスのこと。
「成績優秀」「美しい男子」「クーヘン聖教の宗ドルイドによる信託を受けたもの」など厳しい条件を満たした者だけが選ばれ、女生徒の憧れの的になっている・・・らしい。

攻略対象は5人で、全員シュトラールです。
あと隠しキャラ?が一人。(この人は年が離れてるからシュトラールじゃない)


さて、このゲーム。
アマゾンなどでレビューを見ると、かなりのクソゲーっぷりです。

ときメモgirlssideのあとに出た上にシステムが酷似しているせいもあって、
期待して購入してガッカリな人がものすごく多かった様子。

加えてキャラデザが私好みではなかったので、全く買う気はありませんでした。

しかしある時、公式サイトかな、何かを見て、あまり好みでないグラフィックの中、一人だけ「あ、この人は結構カッコいいな」と思ったキャラがいました。

なになに、この人の声は・・・・石田彰さん。

・・・・・・・・・・・・・・聞きたいΣ( ̄□ ̄;)

真面目そうで穏やかそうで優しそうで、非常にタイプな性格な上に、石田さん。
これはもう、私の好きなタイプの石田さん声に間違いない!

私は石田さんの声が好きですが、どの声でもハマるわけではありません。
基本的には好きな声ですが・・・石田さんが演じてればどのキャラでもオッケーなほどの石田さんファンではないわけで。

しかし、このナオジというキャラは、私の好きな石田さん声の予感がする!!

例えクソゲーでも、素敵な石田さんの声さえ聴ければいいじゃないか!!

ついでに可愛いタイプのカミユというキャラの声優さんが保志総一朗さんだったのも、興味がひかれるところでした。

・・・結局近くのゲーム屋で、格安で売っていたのを知っていたので購入。
格安だったというのも、クソゲーっぽいところですが・・。


というわけで、事前にある程度の知識は得た状態。
と言っても攻略に関する情報はあまりないままでまずプレイをしました。
何回かのあとに攻略サイトを見て完全クリア。

・・・結論から言って、ナオジは思った通りのストライク!!
プレイしてよかった(*^▽^*)

しかしこのゲームは、定価で買うほど面白いものではなかった、というのも結論です。
安かったから後悔してないけど、定価だったらクソゲー!と怒ってたかもしれません・・。


シュトラール(攻略対象)は五人。
オルフェレウス(愛称オルフェ) 声:櫻井孝宏
エドヴァルド(愛称エド) 声:関智一
ルードヴィッヒ(愛称ルーイ) 声:関俊彦
カミユ 声:保志総一朗
石月ナオジ 声:石田彰

隠しキャラ(必ず登場するので隠れてはいないが)
アイザック 声:子安武人

私にとってはオルフェの声以外は全員知ってる声優さんでした。
乙女ゲームでは結構名を連ねてる人ばかりですね。

フルボイスなので、好きな声優さんの声を堪能できるという意味では結構嬉しいです♪

ちなみにキャラクターそれぞれボイスオフもできるので、
私はうっとうしい女友達三人(ミンナ・オーガスタ・マリーン)や、どうでもいい校長、よく選ぶコマンドなのでちょっと邪魔に感じるフランシス先生&交換手をオフでプレイ。
クリスマスしか出番がない門番はオンでしたが。

ホントは「データロード」とか「データセーブ」とかの部分の音声もオフにしたかったです。
ゲームの続きをしようとする度に「コンティニュー」、セーブするたびに「データセーブ」ロードしようとすると「データロード」などと音声がつく仕様なのですが、はっきり言っていりません。
門番や交換手の声もあててる千葉進歩さんですが、無感情に読み上げるため、ちょっと気味が悪いです( ̄∇ ̄|||)
何であんな部分に音声入れたの??
千葉さんの声はカッコいいので好きですが、門番などの役だけでよかった。(門番は結構好きだ・・)

まあしかし、ゲームをプレイしている最中は、セーブもロードもわざわざメモリーカードですることがないのはよかったです。

L1とR1ボタンを同時に押すことで、『クイックセーブ』
L2とR2ボタンを同時に押すことで『クイックロード』機能。

セーブやロードに若干の時間がかかるため、この機能はとっても便利♪
このゲームではこの機能を多用することになります。


システム的にはときメモのように、
1週間ごとに「勉強」「運動」などの好きな項目を選んであげていき、
週末にシュトラールをデートに誘って仲良くなっていきます。


そして休日に選べるコマンドのひとつ『保健室』。
これはこのゲームでとても重要なコマンドです。

ここへ行くと、保険のフランシス先生に、シュトラールの情報(一回につき一人)とみんなからの好感度を聞くことができます。

シュトラールの情報は、彼らの誕生日、部活、好みの女性のタイプを知ることができます。
2年目にはさらに詳しい好みの女性のタイプを聞けます。

そしてみんなの評価。
ここではシュトラールや女友達からの評価が顔マークで表されます。

さらに『カリスマフレーム』が表示されていて、これは主人公が今「シュトラールと仲良し」か「シュトラールと女友達と平均的に仲良し」か「女友達と仲良し」かのどのタイプかがゲージでわかるようになっているものです。

一人一人の評価は彼らの名前の横の顔マーク、
総合的な評価(タイプ)がカリスマフレームです。

目当てのシュトラール一人の評価を高めるだけじゃなく、
カリスマフレームを彼好みの位置にキープしてエンディングを迎えないと、オトすことができません。

カリスマフレームの好みについては、好みの女性のタイプから目安がつきます。

基本的に、保健室でオトすシュトラールの情報を一回聞いたら(一回聞かないと誕生日プレゼントがあげられない。まあ大したイベントじゃないけど)
あとは保健室へ行く前にクイックセーブ、調べたらクイックロードをすれば無駄に一日使わなくてすみます。


で、なぜそんなに頻繁に保健室に行く必要があるのかというと・・・。

システムはときメモと同じ、ということで、爆弾があります。
ときメモgirlssideでは男の子についた爆弾が、なぜか女友達につく仕様になっていて、このせいでこのゲームの難易度が無駄に上がり、クソゲー扱いに拍車がかかっていると思います。

女友達は3人いて、必ず入学式で知り合うため、シュトラールとデートをしてると3人にぼんぼん爆弾がつきます。

そのため爆弾を破裂させてシュトラールとの友好度を下げないために、女友達をデートに誘わなければならないという面倒くさい作業が待っています。

3人の女友達が可愛いなら、まあお出かけも楽しかったかもしれませんが、これがまた3人とも可愛くない(; ̄∇ ̄ )
顔はそれぞれまあ可愛いかなと思えるけど、しゃべってる内容がどうにもひどいです。

とにかく相手を褒めちぎったり相手に同意していれば成功するのが二人、妙な選択肢を選んだりまともな選択肢だったり読みにくいのが一人。
いずれにしても反応が可愛くないため、全く楽しくありません。

しかし爆弾が一つ破裂すると、シュトラール全員の評価が1段階ダウン、女の子全員2段階ダウンという素晴らしい落ちっぷり(゜Д゜|||)

カリスマフレームは爆弾の破裂によってかなり偏ります。
爆弾を破裂させる時期によっては修正がきかず、エンディングがバッドになる可能性も大なので、ちょくちょくクイックセーブ&ロードを駆使して保健室でチェックをする必要があります。

電話をかけただけじゃあまり傷心度が下がらないため、冷たいセリフを聞き流しながらデートを取り付けなくてはなりません。これがまたムカつくしめんどい。

といっても基本的にシュトラールの好みは、カリスマフレームが真ん中なので、女友達三人と仲良くしているわけにもいきません。

このゲームは一回デートするだけで評価が一段階アップして、爆弾以外ではほとんど下がりません。(しばらく会わなければ下がる)
評価以外に、友情度とラブ度という隠しパラメータがあるようなのですが(攻略サイトによると)その値は目に見えないため、評価である程度判断することになりますが、デートで失敗しても顔マークの段階がアップしてます。

女の子三人とデートしてると、あっという間に「女友達と仲良し」にカリスマフレームが動いてしまい、シュトラールによってはオトせなくなります。

また、仲良しであればあるほど爆弾がつきやすいらしいので、適度に爆弾を破裂させて友好度を下げておかないと、延々女の子とデートしなきゃいけなくなりそうです。

そんなわけで、オトすシュトラール一人、仲良しの女の子一人をつくっておき、あとは微調整って感じがやりやすいです。


そして、このゲームのメインコマンドと言えば、やはりデート。

しかしデートが単調なのが特徴です(^_^;)

一回会っただけのみんなの憧れシュトラールにいきなり電話をかけてデートに誘うのは違和感しか感じませんが、そういうものと割り切るとして、
デートに行く前にまず相手好みの服装に着替えることになります。

が、これが何のためにあるのかよくわからないシステム。

「カジュアル」「エレガント」「トラディショナル」「ボーイッシュ」「フェミニン」の五種類の服から一種類選んで着て、デートに出かけるのですが・・・
シュトラールにも女友達にも服装の好みがあり、嫌いな服だとデート前に帰ってしまうというワガママっぷり。

服は最初から自動的に用意されているため、本当にただ彼ら好みの服を選んで着ていくだけ。
しかし連続で同じ服を着ていくと嫌がられるため、好きでも嫌いでもない服と交互に着まわすことになります。

服を選ぶ楽しみもなく、用意された服を交互に着るだけのコマンド・・・。

一応好きな服だと褒めてくれますが、人によって変えなきゃならないため、メモっておかないと忘れるし面倒くさいです・・・。
部屋で表示されている『うるわしフレーム』(体型)は「体調」「容姿」「心労」のバランスによって変化し、「太りすぎ」や「やせすぎ」になってしまうと着れない服もあるため注意が必要です。

さてデートの準備が終わったら、待ち合わせ場所へ。
仲が良くないとこっちが待つ羽目になりますが、ちょっと親しくなると待っててくれます。

デート場所へつくと相手がしゃべりだすので、相手に合わせた返答を返せば相手が喜びデート成功。
・・・しかしこの受け答えが「自分と気が合う」「普通」「気が合わない」のパターンで同じセリフを返してくるだけ。
そのため会話がかみ合わないこともしばしば。

例:オルフェとバレエを観る
オルフェ「今の公演はバランスのとれた演出だったな」
→完成度の高い舞台でしたね
オルフェ「やはり君とは通じるところがあるようだ」

オルフェと薔薇園へ行く
オルフェ「薔薇も美しいが君も負けていないな」
→照れてしまいます
オルフェ「やはり君とは通じるところがあるようだ」

一応気が合うときのセリフは二種類用意されてはいるものの、会話がかみ合ってないのは変わりません。

デートに誘う時のセリフがなかなか凝っているのにもったいないです(;´д` )

デートに誘う時、「どこどこに行きませんか?」ではなく、
「街のカフェって品ぞろえが豊富でどの銘柄のコーヒーがおいしいのかわからなくて・・ご存じないですか?」(カフェに誘う場合)となります。

それに対してデートオッケーの場合、オルフェだと「それならば私が同行しよう」と答えてくれます。
が、断られる場合「ガテマラなどが薫り高くてよいと思うが」と返されます。

むしろ誘って断られる方がちゃんと会話になってるってどういうことでしょう。

まあそのおかげで、断られるセリフは何?とちょっとワクワクしますが。


しかし単調なデートであっても、このゲームのウリがちゃんとあります。
それが、『ラブラブフィルター』と『メロメロフィルター』!!ヽ(´▽`)/

まず『ラブラブフィルター』は、一年目の大晦日に、恋のおまじないをかけることで発生。
以後恋のおまじないをかけた相手が登場すると、キラキラ光る演出がプラスされています。

これは主人公の恋する気持ちが見せた幻・・・てなわけで、主人公の恋心が高まったことにより、憧れのあの人がよりカッコよく光り輝いて見えちゃうという乙女心を視覚的にあらわしたもの。

恋のおまじないをかけないとオトせない仕様なので、二年目からはキラキラ光る彼らとデートをする日々です。

そしてさらに二年目の大晦日にも恋のおまじないをかけ・・・
次からはさらに効果音やオーラが彼らを輝かせるというグレードアップ!

・・・非常に面白い効果ですが、残念なのは、せっかく優しい声でセリフを言ってくれてても、効果音で掻き消えることがあるということ・・・。もったいない。

そしてさらにさらに、卒業ちょい前に評価7隠しパラのラブ度もおそらく最高であれば、虹のオーラ+エコーつきの音声が彼らを包み込みます。
こうなるとまぶしすぎて彼らの周りが歪んで見えるほど。
残念なのはエコーのせいで彼らの声が聞こえにくくなることですね・・・。

せっかくの美声を掻き消す効果はちょっとやりすぎかな〜と思うのですが、どんどんグレードアップする効果が楽しいです(*^▽^*)


そして『メロメロフィルター』。
これは彼らとデートして、「君とは通じるところがあるようだ」という大成功になった瞬間、彼らの周りにバラが咲き誇るという視覚効果が発生するもの。

これはそこそこ相手と仲良くなったあとから発生。
シュトラールごとに違う色のバラが咲き誇ります。
彼らの気持ちが盛り上がった証拠らしいです。
効果音と共に咲き誇るバラ・・・何回見てもその瞬間やっぱり気持ちが盛り上がるものです。

このバラとキラキラに包まれた状態を眺めることこそが、このゲームの醍醐味と言えるでしょう( ´ー`)


ついでに、『ドラマティカルEYEシステム』というものがあります。
これは仲が良くないときは、顔を合わせた瞬間そっと目をそらすけど、
仲が良くなってくると目を合わせてくれるようになるというもの。

まあ・・・これについてはどうでもいいというか。
誉めたそばから視線を外す彼らに笑える、程度かな。
合わせてくれるようになった〜ってあまり思った記憶がないです。
爆弾の爆発などで、またそらすようになるので(^_^;)



しかしやはり、このゲームは中身が薄すぎるのが最大の欠点。

主人公=自分にするためか、家柄などの背景もほぼ出ずスチルも顔が出てこないですが、シュトラールに接してる時だけお嬢様してて、あとは庶民的というか可愛くないのでちぐはぐで微妙。

学園生活にしても、シュトラールのリアリティが全く感じられません。

出てくるキャラはシュトラールと校長と女友達三人のみなので(学園では。学園以外でも門番くらいしかいないが・・)
シュトラールが憧れの的だとか、シュトラールがエリートだとか、試験でよい成績を収めるとなれるシュトラール補佐委員が憧れのポジションだとか、全然そんな気がしません。

一週全部コマンドを成功させただけで気軽に登場しては褒めていくようなシュトラールを、憧れとか思えない。

なんかもっとシュトラールってすごい人たちなんだ、恐れ多いんだ、ドキドキ、みたいな感覚を味あわせてほしかったです。
結局最後まで、シュトラールが何をやってるのか全くわかりませんでしたし。

彼ら個人のイベントについても、背景がわかるようなものはほとんどなく、会話から読み取るだけで、もうちょっとお互いのことをいろいろ知り合うべきじゃないかという感じです。
イベントの数が少なすぎるんでしょうね・・。


そしてこのゲームは育成ということでパラメータ上げを基本的にするのですが、例えばテストがあっても、中盤で簡単にいい成績が取れて、パラがほとんど下がらないため上限まで上がり続けるという感じ。
そしてテストでいい成績を取ることのメリットも、シュトラール補佐委員に選ばれるという以外の楽しみが特にありません。
一応パラがシュトラールとのイベント条件になっている、くらいで。

そしてどの部活に入ってもパラ上げとシュトラールそれぞれとのイベントにちょこっと関係してるだけなので、部活という感じもありません。
ときメモgirlssideのように、定期的に部活コマンドを選ばないと失敗するとかもないから、存在を忘れるくらいです。

なんというか、学生生活を送っているという感覚が全くわいてこない、ましてや全寮制の意味があるのかもさっぱりわからない感じです。


そんな中で、テストの結果がいいと選ばれる、シュトラール補佐委員。
特に何の仕事もないですが、コマンドで選ぶとシュトラールたちのお互いに対する感情を覗き見するイベントが発生するので、それはちょっと面白かったです(*^▽^*)

シュトラールごとにそれぞれ組み合わせが2回ずつ用意されていて、スチルは2回とも同じものを使っているためちょっと変な場合もありましたが、話の内容がつながっているので眺めていて楽しめました。


・・・まあなんというか、いろんなところが中途半端で、もっと丁寧に作れば結構楽しいゲームになったんじゃないかなーというのが最終的な印象です。

しかし、隠しキャラのアイザックに関してはまだ丁寧に思えました。
彼とはデートがほとんどできず手紙のやりとりで愛を育んでいく形式なのですが、手紙の内容が違うものばかりで、飽きませんでした。

私の恋愛順位
1位・・・ナオジ
しゃべり方から性格、声、完璧に好みでした。顔も一番カッコいい。最高です。
2位・・・オルフェ
てっきり完璧タイプのナルシストかと思ってたけど、普通にカッコよかったです。特に声が素晴らしい!!何と言う耳に心地のいい声なのか。
3位・・・アイザック
隠しキャラだから大したことないだろうと期待してなかったのに、手紙の種類の豊富さに満足。顔は全然好みじゃなかったけど・・・声が・・・カッコよすぎる・・。

↑ここまではかなりのお気に入りです。

4位・・・エド
きらびやかで変わった人たちの中で、まともでホッとする人。設定が私好みじゃなかったのであまり楽しめなかったけど。
5位・・・カミユ
思ったほど可愛い感じのキャラじゃなかった。顔グラがちょっときつめ?

・・・ルーイは全く好みのタイプではなかったです(;´д` )まあ想像通りでした。


ナオジというキャラがいたから、私にとってこのゲームは楽しいゲームとなりました。
オルフェも特に声がカッコよくて、この二人とのデートは、単調でも全然飽きずに何回でもバラ咲き誇りを見ては喜んでたほどです。
声優さんて素晴らしいですね(*^▽^*)

そしてゲームをクリアすると、おまけが選べるようになります。

おまけでは「アルバム」としてスチルが鑑賞できますが、イベント再生までできるため、ぶっちゃけこのゲームをプレイする必要がないんじゃという感じがします。
このゲームはイベントが全部と言っていいほどスチル出るから。
さすがに誕生日とかバレンタインとかクリスマスは出ませんが、大したイベントでもないし・・・。

そして変わったおまけとして、「彼氏とデート」という項目もあります。
これはシュトラールをオトすと見られるおまけで、その人と彼氏設定でデートができるというもの。

まあ、ゲーム内の単調デートをおまけでできるってだけですが、
一応待ち合わせの時のセリフや、帰りのセリフは本編よりも優しくなっています。
何回も繰り返して見ると、そのうちプロポーズされるというおまけがあるみたいですね。(ただしプロポーズされたあとにセーブをすると二度とそのセリフは聞けない仕様だとか。誰のための仕様ですか?)

・・・でも私的には、単調なデートのみをし続けるというのがあまり面白くないので一回ずつ見たくらいですけど。
一回見た限りじゃ、ルーイ全然優しくない・・・。
まあアイデアとしては面白いおまけかなと思います。

そしてもう一つ、ランキングというものもあります。
ゲーム内の様々な行動に対してランキング集計が行われ、そのランキングでいくつかトップになったキャラの、声優インタビューを聞けるようになるという変わったおまけ。

普通はオトしたキャラのインタビューを聞けるようになるというものだと思いますが、オトしてもランキングで一位になってないと聞けないという。

声優インタビューが聞きたい人にとっては、いちいち狙ってランキング一位を確保しなければならないため面倒でしょうね(^_^;)


さて、そんなこんなで、すっごく楽しかったとは言えないまでも、それなりに楽しめたゲームでした。色々文句はあるけど。

{項目別目次}
オルフェ  エド  ルーイ  カミユ  ナオジ  アイザック

ランキング



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