エドヴァルド(愛称エド)


オルフェの親友ってことで、シュトラール補佐委員になると見られるシュトラールイベントではとても仲よさそうなエド。
オルフェと対立しているルーイに忠告したりもしてます。

エドは明るくて元気でガサツなタイプ。とてもお坊ちゃまとは思えません。
上品な人たちの中で一人異質を放っていますが、人懐っこいため、周りを和ませるところが長所ですね。

シュトラールイベントも、ルーイ以外が相手の彼はみんな雰囲気がいいです。
特に気に入ってるのはナオジとエドコンビですね(^.^)
イベントは二回ありますが、二回ともエドが日本のことに興味を抱く流れで非常にのどか。

特に二回目は、ナオジが日本がお座敷の食事で靴を脱ぐ習慣だと教えると、顔をしかめたエドですが、そこで舞妓や芸者という美しい女性たちと一時を楽しむと付け加えると顔を輝かせて、「オレ日本に観光旅行に行く」と言い出します。
わかりやすくて楽しい♪

しかしエドは主人公のことを「お前」と呼んだりもしますが、最初から「お嬢さん」と呼んできます。
一応お坊ちゃまってことで丁寧語のつもりなんだろうけど、似合わないなあと思っちゃいます。
ずっとお前でいいのに。

エドは三周目にプレイしたら、一回でクリアできました。
一年目の保健室データは「堅苦しいことが苦手。楽しく騒がしいところが好き」
二年目の保健室データは「男性の扱いに慣れている男勝りな女性が好み」でした。部活は乗馬部。

なるほど要するに悪女(女の子と仲悪い)でオトせるキャラなんだなーと思ってプレイ。

エドが実は主人公と異母兄妹であるという設定は、すでに知っていたため、
まったく好みじゃない設定だなーとテンション低目でした(;´д` )
なので一回でオトせてよかったです。正直二回目やりたい感じしなかった・・。

でもエドのキャラは結構好きです。
エドにバラは似合わないだろうなあと思っていたけど、黄色いバラが咲き誇った時、似合うことにビックリ。
なるほど、色によってはエドにもバラ似合うんだΣ(゜∀゜)うまいね。

でもそういう設定なので、彼が成功の時のセリフ「やっぱ!そうだよなー。なんか俺達以心伝心というより一心同体って感じ?」に対して、
「そうだよね、兄妹だもんね・・」とついつい思ってしまって微妙な気分に。

なので彼の喜びのセリフはもう一つの、「やっぱお前とは以心伝心ってやつだよな」の方が好きです。
こっちだと「すっげー楽しかったぜ」とも言ってくれてなおよし。

エドはデートが終わった時の「それじゃ帰ろっか」という言い回しが妙にかわいくてお気に入りでした。
オルフェは今まで盛り上がってたくせに、最後帰るときの「それでは帰ろう」が妙にそっけなく聞こえるので(^_^;)

キャラがそう言うタイプなので、ムードはまったくないですが、その分気楽に楽しめました。・・・イベント以外は。

最初のプレイで見られたイベントは
☆1936年6月21日の文化祭、乗馬部入部していると見られる。
エドの愛馬アルテアを紹介されるイベント。

☆1936年11月にエドにデートに誘われたら、ショッピングデートで発生。
雨に降られて二人で雨宿りしながら、父親みたいに旅をしたいと語るエド。

☆1937年4月にエドと森でデートしたら発生。
主人公がお手製のサンドイッチを作ってピクニックに。
そこで自分の生い立ちを語るエド。
昔一緒に遊んだ義理の妹の思い出も・・・。

☆1937年4月に夜に発生。
突然会いたくなったとやってきたエドはそこで、義理の妹に渡したリボンを主人公が持っていたことから、ついに妹だとわかってしまうイベント・・・。

☆1937年6月21日の文化祭。
乗馬部入部してるとエドがアルテアに乗せてくれる。

☆卒業前に一緒に下校イベント。

という感じでした。

とにかく切なくなったのは昔の思い出を語るデートと、妹と分かるイベント。
森でのデートは茶化しているものの、「恋の媚薬入りのサンドイッチが効いた」と、主人公に惹かれてることをほのめかしてるのに、そのあとで昔の思い出を語り、昔一緒に遊んだ義理の妹を「いつか探し出して守ってやりたい」と言います。

そのあとの夜に会いに来たときも、「気がついたら足がこっちに向いてて・・・」と突然の来訪の理由をサラッと言ったりして、その直後に、主人公が大切にしているというリボンを見つけて、「そのリボンは・・」と、昔妹にあげたものだと気づくという空しい展開(つД`)

何このイベント、すっごいエドかわいそうなんだけど。

惚れたとわかった瞬間に妹と判明するなんて・・・・。

ていうか、エドはすっごいショックを受けてるのがわかるんですが、
主人公が淡々としているため、どうにも盛り上がりに欠けます。
主人公=自分設定じゃなければ、もっと感情を出してたと思うのでもったいない・・・。

そして主人公=自分設定ならば、妹と判明する前に、主人公がリボンを見つめて一緒に遊んだお兄ちゃんのことを懐かしむイベントくらい入れてくれ!!スチル付きで。
それがあるだけで、感情移入が違います。
ただ会話の中だけでさらっと過去語られても、自分には全く覚えがないじゃないか。

そしてイベントと日常が完全に切り離されてるため、そのあとで普通にのんきにデートしてたりするのが違和感ありまくり。
文化祭でアルテアに乗せてくれましたが、「おいおいあんたら何普通にしゃべってるんだよー」と思っちゃいます。

イベント時はシリアスしてるので、ラストの下校のときは「兄としては、お前の卒業後の進路が気になってさ」とか、ちょっと言いにくそうに言ったりしてますが。

で、エンディングもまた、切なかった・・・(ノ_−。)

「お前が妹と知ってすげえ悩んだ。オレは・・・オレの気持ちはどうすればいいんだよってな」

「リボンの少女を見つけられたら・・・兄として絶対に幸せにしてやるんだって心に誓ってた。
・・その気持ちは今も変わらねえ。オレはお前を幸せにしてやりてえ」

「兄としていつもそばでお前を助けてやることはできる。
一人ぼっちでなくなんてことはさせなくてすむ。
この先どうなるかわからねえけどとりあえず一緒に行こうぜ。オレと・・・。
二人で世界中をまわってみようぜ。
それからでもいいじゃねえか。オレ達の答えを出すのは・・・さ」

何だこの切ない告白・・・・・(ノд<。)゜。

兄として守ってやるとか言われても嬉しくない。

幸せにするったって、兄と恋人じゃえらい違いですよ。

攻略サイトを見てなかったため、オトせると思っていなかったものの、
正直オトせてホッとしました。
設定はプレイ前からわかってたので、衝撃はなかったけど、やっぱり好きな設定じゃないなあ・・と改めて思いました。

最初に見られなかったイベントは、新年を悪女状態で迎えると見られるイベントと、バカンスで見られるイベントの二つ。
のちにイベント回収しました。
新年の方はまあどうでもいい会話でしたが、
バカンスの方は、一緒にテニスをやって、息がピッタリなことに驚くという、これまた「実は兄妹だからね」というちょっと切ない気分になるものでした。

エドはキャラが明るいのに、設定がシリアスというちぐはぐなバランスで、イベント後は能天気デートが一番似合わないキャラですね(^_^;)

エドは一応必須イベントがあり、妹と判明するイベントをやらないとダメみたいです。そりゃそうだろう。

まあ、私にとってエドは、友達にしたいタイプという感じでしょうか。
エドのバックミュージックは明るくてとても気に入ってます。
ついでに、エドはにこって笑う顔の場合は目をつぶってるため、たとえ嫌われてても視線を外すことがないってのもイイですね。
結構エドはスポーツ大成功のコマンドで出てくることが多いキャラだったので。



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