ナオジ


マイネリーベ購入のきっかけになったキャラです。
プレイは三周目で、必須イベントありのキャラだったけどクリアしたようで、一回でゲット。

日本人なので黒髪で、一人称は「自分」。文学研究部所属。
敬語しゃべりでいつも穏やかに微笑んでいる優しい人です。

初対面の時に「どこかで・・・自分はあなたにお会いした気がします」と驚くナオジ。

それもそのはず、何とナオジと主人公は前世に恋人だったΣ( ̄□ ̄;)

という、ムードがあるんだかついていけないんだか微妙な狭間の設定です。
そういう設定に特に萌えも嫌悪感も感じないので、まあそれはそれでいいかという感じ。

というか、主人公と会うたびに不思議な感覚に襲われてとまどってるナオジは素敵でした(#´∀`#)

顔よし、性格良し、声良し。文句など何もないキャラです。

単調なデートでもナオジとのデートはとても楽しめました。
ナオジも服の選択を最初間違えて、怒らせて帰らせてしまったのですが、ナオジは怒り顔も素敵でした♪

ナオジは薄紫色のバラ。うん良く似合う。
そして「やはりそうですか。あなたとの出会いに何か運命的なものを感じます」
このセリフ好きだ〜〜〜♪
もう一つの「自分と気が合いますね」も好きですけど、やはり運命には勝てませんね!

保健室のデータでは「真面目で気品があり、少しお人好しな女性が好み」とのことだったので、この回は女友達とそこそこ親しくつきあってたため、女友達に視線を外されないという珍しい状態でした。
・・・この回以外、常に女友達とは視線を外した関係なので(^_^;)

見れたイベント。
☆1936年4〜5月。文学研究部を選択。
外で寝ころび、こちらを向いて微笑んでいるナオジのスチルがなかなか素敵。
読書中のナオジと話をし、風に飛ばされた木の葉が主人公の髪にくっついてしまったのを取ってくれました。
そのときまた初対面の時のような不思議な感覚に襲われるナオジ。

しかしその場では追求せず、微笑んで、木の葉を詩集のしおりにすると言います。
「このしおり、大切にします」

はあ〜、イイイベント(*´▽`*)

☆1936年学園祭
ナオジの詩の朗読会をやっているようです。
感動して泣いてしまった主人公にお礼を言ってくれるナオジ。
詩からはもどかしさが伝わってきたというと、「自分は今揺れています・・・。はやる気持ちでいるのに未熟な私ではまだ何もできないということに・・・」とつぶやきます。

☆1936年10月初め。
自動で発生するものらしく、ナオジが湖でみそぎをしているのを目撃。
寒そうだけど、なんでも「体感することを精神から切断すれば痛感や空腹感を感じなくなる」らしい。

☆1937年2〜4月。シュトラール補佐委員の手伝いを頼まれ、図書館に行ったら発生。
これがナオジの必須イベント。

猫舌のナオジのために、少しさましたお茶をいれた主人公。
そこから、またナオジは「やはり以前にもあなたとこうして過ごした・・・」

そして繰り返し見る夢の話をしてくれます。
異国の少女と恋におち、しかし両国の戦争によって引き裂かれるという悲恋の夢。

それを聞いた主人公は自分も一度だけ似たような夢を見たことがあると言い出します。

ナオジは「輪廻転生というのをご存知ですか?自分は、自分の夢は前世の記憶なのか・・・そう思うことがあります。
少女に出会えたらすぐにその方と気づくだろうと・・・。
そして二度と離れたりしないと・・・」
主人公がその相手ではないかと気づいたみたいです。

でも、主人公が見た夢ってのがプレイヤーにはわからないから、なんか遠いところで恋愛イベントやってるみたいにしか見えないんですよね・・。
せっかく盛り上がったイベントなのにもったいないです。
主人公の夢イベントがあれば、感情移入できただろうに・・・。

☆1937年学園祭。
弓道をやっているナオジ。
主人公にも教えてくれます。
ここでは前世がどうのという会話はなく、単純に弓道をするだけの、穏やかな流れ。
声が効果音でかき消されるのがもったいないですけど(ノ_−。)
効果音でかすぎるんですよ・・。

☆卒業一週間前の下校。
ナオジは、自分を心配そうに見る主人公に切なさを打ち明けます。

「自分は祖国のためにこのクーヘン王国へ来ました。はじめはそれだけでよかった」

「でも今は祖国と秤にかけても同じくらいの・・・いえもしかしたらそれ以上の未練というものがこの国に対して芽生えてしまいました」

それが何かは言わないけど、主人公のことだというのがわかるからイイです(*^▽^*)

そしてエンディング。
「感覚は切り離せても感情は・・・心は切り離すことが自分にはできません。
だから自分は今日あなたをさらいに来ました」

おおおおおっ、いいセリフだーーーー。

「夢の中の自分のように後悔したくない。あなたを手放したくない。
もう二度と・・・離れたくないのです。あなたを愛しています」

カッコいい!!

「異国の地で不安はあると思います。そして日本は今ケイオスの中にあります。
しかし自分は今度こそあなたを守ります。この命を賭して。
自分についてきてくれませんか?」

プロポーズじゃないか!!!(まあみんなプロポーズっぽいけど)

主人公は一瞬驚いていたみたいですが、そのあとで了承。
「私も離れたくない・・・前世のような思いは・・・もう嫌・・・」

はい???
突然前世の話をされても・・・盛り下がるんですけど?

ナオジはずっと前世のことを感じてるから違和感ないけど、主人公は全くそういうの感じてなかったじゃないですか。
それが突然「一度だけ夢を見たことがある」と言い出し、エンディングではすっかりその気になってるってどういうことでしょう( ̄∇ ̄|||)

主人公=自分設定なんだから、勝手に遠いとこ行かないでほしい。
もし前世を思い出すというなら、そう言う夢をスチルつきでイベントとして見せてください!
そうでないなら、前世は忘れて、今のナオジを受け入れてほしい。
何かナオジに合わせて調子いい事いってるみたいにしか感じられないのですが・・・。

というわけで、ナオジは最高ですが、主人公が微妙すぎるのが唯一の欠点でした。
まあナオジが最高だから、主人公のイマイチさには目をつぶって、またプレイしてもいいかなと思いましたけども。


攻略サイトをチェックして、見ていないイベントとバッドを後に回収。
見ていなかったのは、まあどうでもいい新年イベントと、バカンスイベントです。
新年イベントの主人公、突然ナオジにタメ口きいたりしてわけがわからん(=д=;)
相手は全女生徒の憧れのシュトラールって設定なんだから、そんな普通にタメ口きいていい相手じゃないでしょう。
悪女状態でないと見れないイベントだからって、ちょっと乱暴です。仮にもお嬢様なんだし・・。

とはいえ、ナオジのスチルはなかなか素敵。読書がよく似合うなあナオジって。
このイベントは女友達と全く親しくしていない状態でないと見れないため、彼にも「あなたは本来優しい方。お友達にももっと素直なあなたを見せてあげてください」とか諭されます。
仲良くしたい友達が一人もいないのはどうすれば・・・。
という感じで、スチルを見られる以外、別に楽しいイベントでもないのですが、まあ一応コンプリートしようという目的で見てみました。

バカンスの方は、日程と場所が決まってるため、攻略サイトを見ないとなかなか見られないもの。

てっきりナオジは前世関係の話かと思いきや、祖国(日本)の話でした。
国を憂うナオジの話を聞き、「(私がナオジ様を支えてあげなきゃ!)」とか勝手に思い込む主人公・・・。
主人公は可愛くないけど、ナオジは悩んでいる姿もカッコいいですね。
架空世界で日本の話を聞くと、なんとなく不思議な感じがしますけど。


ナオジのバッドエンドも回収しましたが、惚れ薬の効果か、ナオジが無表情しててイマイチです。
まあきゃぴきゃぴしてるマリーンとはちょっと・・・雰囲気的にも合ってない気もするからしょうがないかも。
前世があるのに惚れ薬なんかにやられてしまうナオジが哀れです・・・。


ナオジはシュトラールイベント、特に仲が悪い人はいないため、どれもそこそこです。
あのルーイもナオジがお気に入りなので、ナオジの顔を自分の方に向けさせるとかいう怪しいスチル付きで、それなりに優しげだし。

でもやはり屈託がなくてホッとさせられるのはエドとのやりとり。
エドのキャラが裏表がないので、ナオジも素直に接してる感じで、見てて楽しいです( ´ー`)
ナオジが日本人なので、日本の話をしてるのもちょっと和むし。


ナオジは必須イベントありのキャラではあるものの、必須イベントが図書館で発生するため、わりと起こしやすいですね。
シュトラール補佐委員の手伝いでも誘われるし、図書館はナオジ好きそうだから誘いやすい。
私が攻略サイト見ずにクリアできたのもそのおかげでしょう。

プレイ前から気になっていて、初対面から気に入っていたナオジは、
やっぱりプレイしてみてとても好きなキャラとなりました♪
このゲームは色々と微妙なところがたくさんあるけど、ナオジと会えたから、買ってよかったな〜と思えました(≧∇≦)/



マイネリーベ項目別目次へ


HOMEへ  ゲーム部屋へ  桃子の乙女ゲームへ