そして宇宙にきらめく君の詩

  (データム・ポリスター)


なんかすごいタイトルと、パッケージの絵に興味を抱いて買ってみました。
舞台は『セント・フォーリア』と呼ばれる宇宙コロニーの集合国家。
主人公ルミナ(名前変更可)はセント・フォーリアを治める『シューマール王国』の王女様。
世間知らずでのんびりと幸福に生きてきたルミナは、外の世界が教えられてきたものと違うことを知って、
世界をめぐる冒険に出発する・・・。                     {キャラ感想ページへ}

攻略対象は
アッシュ(声:鈴村健一)・・・王宮近衛隊の小隊長。ルミナの乳母の一人息子で、ルミナとは幼馴染。ゆえにため口。
ルミナに惚れてるが身分の差から口にしない。
ペルモ(声:保志総一朗)・・・ルミナより年下だが天才少年なので、ルミナの教育係。
ライオス(声:高橋広樹)・・・『イーヴルランド』国の君主。ルミナの婚約者に選ばれた。有力諸侯の一人。
シオン(声:鳥海浩輔)・・・『シーノレキア』国の君主。有力諸侯の一人。ライオスとは犬猿の仲。
ギルス(声:森久保祥太郎)・・・『ティーラングス』の太子。情報収集能力に長けている。
ミケール(声:鈴木千尋)・・・ルミナの行方不明の兄。(血はつながってないので禁断の恋ではない)
エディオス(声:森川智之)・・・惑星『ガイア』の『ソウルディシア』国王。

主人公が姫様なので、基本的にみんな丁寧に接してくれます。


シューマール王国はかつてはセント・フォーリアをしっかり治めていたものの、今では力を失い有力諸侯の力を借りて成り立っている状態。
惑星ガイアは統治下になく、『ソウルディシア』は独自の政治を行ってシューマール王国と敵対しています。
戦争が続き、シューマール王国や周りの国々はみんな苦しい生活を送っています。
ルミナは戦争を嫌い、なんとか戦いを終わらせたいと願うのですが・・・。


というわけで。
物語は選択肢を選ぶアドベンチャー形式です。
が、このゲーム不思議なシステムが搭載されております。

なんと選択肢に時間制限付きΣ(゜Д゜|||)

当然選択肢によって攻略対象の好感度が変わるので、選択肢は重要です。
もっとちゃんと考えて選びたいよ・・・!
なにゆえ時間制限を付けたのかわかりません。イライラするだけで得がないと思うんですが。

そしてストーリーもあまり長くなく、基本的に戦争の展開になっていくこともあり、攻略キャラとの接点があまりありません。
最初から惚れてるアッシュはともかくとして、他のキャラはいろいろおかしい・・・。
たったあれだけの選択肢でルートに入るのか・・・とか。

ルミナも惚れるの早すぎるし。
もうちょっとキャラとの交流がほしかったです・・・。
世界をめぐる旅という割にたった二つの国しか行ってないのも気になるところ。

ちなみに戦争ではみんなロボットに乗ってます。
ルミナも専用のロボットがあって、あまり使うことはないけどルートによっては見せ場もあります。
初めて見たときは(ゲーム始まってすぐにロボット出てくる)思わず吹き出しました(;´∇`)宇宙が舞台だからなのかな・・。


ルミナの性格は、優しくて戦いを嫌う素直な女の子。
割とレビューなんかを見ると嫌われてますが、私は結構好きです♪

お姫様なんてのはゲームでしかなれないので、
ピンクのドレス着た可愛らしいヒロインというビジュアルもグッド。
ルートによってはちょっと待て発言もあるけど、それはそれとして
主人公の純真さに毒気を抜かれる周りの人たちというのも面白かった。

綺麗な理想を掲げるタイプは嫌われやすいですが、私はイライラすることはあっても
基本的にそういうキャラを応援したくなる性格なので問題なかったです。
ご都合主義とよく言われるハッピーエンドもむしろ好きだし。(ゲームは夢の世界だと思ってるため)
そういうのがダメな人には合わない主人公かもしれません。

それより、私は攻略キャラに問題があると思いました(゜▽゜;)
どのルートでも言動がひどいキャラとか・・・
本当に攻略対象なのか???

あとは、スチル絵がひどいですね。
キャラグラフィックはかわいいのに、スチルになると一気に落ちます。
それは乙女ゲーとしてどうなんだろう。
まああまり見ない方向でいくことにしていれば大丈夫。数も少ないし。

ところでタイトルの意味がよくわかりませんでした。
君の詩ってなに?
ルミナの設定に「よく詩をくちずさむ」とかあったけどそれのことでしょうか。
ルミナの詩、まったく記憶に残ってないけど。いつくちずさんでたっけ?


さて本編をクリアするとコインがもらえて、そのコインでミニゲームのパチスロをプレイできます。
景品はおまけシナリオです。結構このパチスロ好きだったりして(*´▽`*)

おまけシナリオは本編から派生するので、途中まではいつもと同じ展開に。
そしておまけシナリオに行くためには、キャラごとのルート用選択肢で100点をとる必要があります。
なぜか突然選択肢に点数をつけ始めるルミナ。
例「今の会話は20点だったな。うわあ目も当てられないわ」

もともとキャラルートに行くためには選択肢で高得点をとらないとダメなので、一応目安つけやすくはなりますが(;´∇`)
乙女ゲーの割にところどころギャグっぽい雰囲気が入る・・・。


好きなキャラは、ギルス・ペルモ・エディオス。
まったく好きじゃないのはライオスとシオン。

私がクリアした順はペルモ→ギルス→シオン→ミケール→エディオス→ライオス→ペルモおまけシナリオ→アッシュ→ノーマルエンド→ギルスおまけシナリオでした。
どうやったらこの人のルートに行くんだろうと選択肢を探し回ったので、全部クリアした時は達成感ありました。
おまけシナリオは興味があった二人だけ購入してプレイ。

てなわけで、キャラのネタバレ感想をしてみたいと思います。

{キャラ感想}ネタバレ(オトした順)
ペルモ ギルス シオン ミケール エディオスUP ライオスUP アッシュUP


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