ミケール


シオン編をクリアしたとき、シオンにミケールのことを聞く選択肢がでたときがありました。
そこでシオンに対する選択肢を変更してみることに。

ソウルディシアから帰還後、シオンを迎えにシーノレキアにいったルミナは監禁されることになってしまいます。

そして自分がミケールを殺したことを暗に告げてくる彼に対し・・・
「やっぱりお兄様を・・」「許せない・・・」「お兄様を返して!」という、お兄ちゃん大好きな妹という返事をしてみると、
のちにミケール編に突入成功ヽ(´▽`)/

爆発の解除までの流れが一緒だったので、やっぱりこの選択肢では変わらないのかなと思っていたら、ルミナを助けに現れたのは太陽の騎士!(金色の鎧)

そして彼とともに廃墟に逃げます。足を痛めたルミナをおぶってくれる騎士。
その背中はとても安心できて、なぜか懐かしい。

夢を見て目覚めたルミナは、それがミケールだと確信。太陽の騎士は兜を取ります。・・ミケールの顔で金色の鎧は似合わない。


ミケールは、太陽の騎士となった経緯を話します。
シオンの妹が王国の力のなさゆえに泣き寝入りという形で死亡したため、シオンに憎まれていたこと。
そしてその復讐を甘んじて受けたところ、不思議な老人からこの先のセント・フォーリアを救うルミナの助けになれと言われて鎧を受け取ったこと。

ルミナが、「どうして私に話してくださらなかったのですか?」と切なく訴えると、ミケールはつらい胸の内を告白。
「それはお前への嫉妬だ」と。


子供の頃にキャバリアーに乗った時、自分が動かそうとしても動かなかったキャバリアーを動かせたルミナ。
それを動かせるものが、王にふさわしい資格があるとわかっていたミケールは激しく動揺。
しかしのちにミケールの父(今の王)が再婚したミルフィーナは、亡くなった伯父であるハンニバル王との間に子供をつくっており、それがルミナであったことを文献でしったミケール。
この文献はペルモ編で出てきたやつですね。本を壁に塗りこめて隠したのはミケールだったのね。

自分の使命は妹のシェイドル(ルミナ)に王位を継がせることだが、このままでは王位継承権で自分が王になる。
そのためシオンのそれを利用し、死んだことにして見守るつもりでいたと言います。

そしてその事実を知ったあと、自分の中に眠っていた感情に気付いてしまったと・・・。

「シェイドル・・・お前のことを愛している」

「お前のことが好きだった・・子供のころからずっと・・・。
お前が血を分けた妹でないと知った瞬間から、封印してきた気持ちが抑えられなくなった」

いきなりの告白にビックリする私。(&ルミナ)Σ( ̄□ ̄;)

「だが表向きは私たちは兄妹。このような不浄な思いを抱く私が王として人々に人論を説くことなどできるはずがない」
それがミケールが陰からひっそり見守ろうとしていた理由でした。


そこへ「なるほどそうだったか。だが妹は渡さない」と現れたのはシオン。
シオンはちょっと頭がくるっているようです。一時的精神崩壊というやつかしら。怖い。

シオンはどうやらルミナを妹と勘違いしているみたいで、ミケールVSシオンの戦い。
と、シオンの亡くなった妹フェリーナが登場。幽霊なのかな・・。シオン編と同じくシオンを止めます。
「もう私のために悲しいことを繰り返すのはやめて。悲しみの連鎖は悲しみ以外何も生み出さないわ。
そんなお兄様の苦しむ姿私見ていられない」


さらにミケールはシオンの気持ちがわかるといたわります。
「私もシェイドルを失うことになったらお前のようになっていたかもしれない」
シオンは二人の気持ちを受け止め、再び正常に。ああよかった。


そしてソウルディシアからの攻撃が始まり、応戦して、撃破。

戦い後、城で二人になったミケールとルミナ・・・。

ミケールは再びきちんと愛を告白。かっこいいですね(*´▽`*)
こういう見守る愛というのは素敵です。

「秘密を知ってしまった瞬間、私は戸惑いよりも喜びを感じた自分に驚いた・・・。
おまえを愛してかまわない・・・兄としてではなく一人の男として・・。
おまえをずっと愛していたことに気づいてしまったんだ・・・。シェイドル・・ずっと、ずっとおまえを愛していた・・・」

しかしルミナの方は、最初っからずっとお兄ちゃんはお兄ちゃんとして好きだったんだよなー。
とか思っていたら。


「さっきお兄様の気持ちを聞いていろいろ考えたんです。
いつかお兄様も誰かどこかの女性と結ばれることになる。わたし以外の誰かと・・・。
お兄様が私以外の誰かのものになるなんていや・・。
そう思ったら自分の本当の気持ちに気づいたんです。私お兄様が好き・・・」

はやいなΣ( ̄□ ̄;)

いろいろ考えてる時間などなかったのに、なんというあっという間の展開。
このゲームは心の動きが簡単すぎます。


そこへ現れたるシオン、いい案があると提案。
それはミケールにはシューマールの王になってもらい、ルミナはシオンの妹になってもらう。
そしてしかるのちにルミナがミケールに嫁げばいい・・・と。

そんなことできるのだろーかと思ったけど、なんだかんだでうまくごまかしちゃうみたいですね。
それならばカケオチしなくて済むので、大団円かな( ´ー)ノ


そして一年後・・・。
結婚することになり、シオンに別れの挨拶をするルミナ。
シオン「今日はめでたい日なんだから泣くのはあの連中に任せて笑いなさい」

アッシュ「チクショー!なんでルミナが結婚するんだよ〜!」
ライオス「どうして僕が振られるんだ。死んだはずの王子は戻ってくるし、
知らないうちにシーノレキアの方が信頼されてるし・・・」(笑)

なにこのコミカルな展開ε=(>ε<)

一枚絵は割とみんな顔がイマイチですが、ミケールはなかなかかっこいい。
ルミナは無事にミケールと結婚できて幸せそうなエンディングです。よかったね♪


というわけで、ミケール編は面白かったです。
ミケールとシオンの友情が復活したのもよかったし、ラストも笑えたし、ミケールはかっこいいし、
ミケールには何の問題もなかったな〜と思います。

・・・ちょっとルミナの気持ちの変化が足りなさすぎたから、いきなりだな・・という感じで、
そこがちょっと微妙でしたけど。

ただ、ミケールの告白の瞬間まで、ミケールは攻略対象だとは全く思っていなかったので(行方不明だったため)心底驚きました。
さすが乙女ゲーム。血のつながらない兄妹だなんて素敵設定ですね♪
血がつながってたら完全に受け付けなくなるので、素直に楽しめてよかったです。


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