金色のコルダ2

  (コーエー)


前作は春でしたが、それから季節は移り変わり、秋です。
学内コンクールに出場した主人公:日野香穂子(変更可能)は普通科ながらヴァイオリンを続けています。
教会のボランティアで曲を弾くことになった主人公は、初めて『アンサンブル』に挑戦し、
少しずつ音楽の経験を積んでいる毎日でした。
ところが音楽の妖精に守られているはずの学院に不穏な空気が忍び寄り・・・。

というわけで、前作の続きということになっています。

主人公は顔出し・性格設定がないタイプ。・・・なんですけど、イベントによっては顔が出てる時もある。
私は顔が出てる(ちゃんと目がついてる)方が好きなので問題ないですが。

前作の方が好きだったけど、2も楽しいです(*´▽`*)


攻略対象は、前作キャラ+一人。       {キャラ別ページへ}

月森蓮(声:谷山紀章)・・ヴァイオリン専攻。2年。
クールで他人に冷たい。
音楽一族で才能があるためファンも敵も多い。真面目な努力家。

土浦梁太郎(声:伊藤健太郎)・・普通科。2年。
兄貴肌で面倒見がいい。
男っぽい性格で女の子には怖がられている。(と思っている)
サッカー部だが、実はピアノをやっている。

志水圭一(声:福山潤)・・チェロ専攻。1年。
マイペースで他人に関心が低い。
音楽のことだけ考えている。音楽の知識豊富。性格は素直。

火原和樹(声:森田成一)・・トランペット専攻。3年。
元気いっぱいで人懐っこく明るい。裏表がない性格。
誰とでもすぐ友達になれるタイプ。オケ部所属。

柚木梓馬(声:岸尾大輔)・・フルート専攻。3年。
落ち着いた優雅で優しい物腰で女性を魅了し、ファンクラブもある。
茶道家元の家柄お坊ちゃま。火原先輩とは親友。

金澤紘人(声:石川英郎)・・音楽科教師。
不真面目で適当。生徒には人気があり愛称「金やん」。
猫が好き。学内コンクール担当だったため主人公もお世話になった。

王崎信武(声:小西克幸)・・付属大学3年。OB。
オケ部の練習をよく見に来る。
優しくて穏やかで誰にでも親切。ヴァイオリン専攻。

冬海笙子(声:佐藤朱)・・クラリネット専攻。1年。
おとなしくてかわいらしい。真面目だが自信がなく、いつも不安げ。オケ部に入部した。
彼女とは友情エンドを迎えられます。


加地葵(声:宮野真守)・・普通科。2年。主人公のクラスに転入してきた。
主人公のヴァイオリンのファンだと公言して、主人公に最初から好意的。
爽やかで自由奔放。ヴァイオリンを挫折した過去があるため音楽に対しては繊細。ヴィオラが弾ける。


今回は『アンサンブル』という、仲間たちと一緒に演奏するのがメイン。
そして、1でライバルだった男の子たちを仲間に誘って一緒にアンサンブルを組むことができます。
王崎先輩から冬海ちゃんと主人公にボランティアを依頼されるところから始まるため、
冬海ちゃんとは最初からメンバー組んでます。


また、前作では友情エンドを迎えられた天羽ちゃん。
天羽菜美(声:増田ゆき)・・普通科。2年。報道部。
彼女は今作ではエンディングありませんが、すでに主人公を「日野ちゃん」呼びし、冬海ちゃんと三人で仲良しです(*´ω`*)
相変わらず元気いっぱいサポートしてくれます♪


攻略キャラの男の子たちも初めましてじゃないので、だいぶ友好的ですが・・・
今作でガッカリなのは、志水くんと冬海ちゃんの声(;´д` )

1の時は普通にしゃべってたのに、なぜか2ではすごいとろとろしたしゃべり方になってる〜〜〜!!

どうしちゃったの、二人とも!?すごい聞き苦しいんですけど!!

あまりにもいらいらしてしまうので、志水くんの音声を切ってプレイしている切なさ。(冬海ちゃんは我慢できるレベル)
志水くんはトップのキャラの一人なのでとても悲しいです。しゃべり方は変えないでほしかった・・・。


ゲームのレベルを「やさしい」「普通」「難しい」の三段階から設定できる仕様で、
一度クリアするまでは「難しい」は選べません。

「やさしい」だと、経験値がたまりやすく、アイテムの値段も安いのでプレイが快適。
「普通」以上だと文化祭の時に「バンドイベント」が追加されます。

クリアすると、コンサートで入手したBP(ブラボーポイント)の引き継ぎができるようになります。
これがあると、最初からリリの店での買い物がスムーズヽ(゜∀゜)ノ


今作では、楽譜もリリの店でBPで購入する形になりました。
BPは、曲を周りの人に聞かせるともらえるもので、お金みたいな感じでリリの店で品物と交換できます。
最初はまったくもらえないけど、曲が上達すると多くもらえるようになって嬉しい。


楽譜の弾き方も前作とは全く違くなりました。前作がちょっととっつきにくかったから改善したんでしょうか。

まず楽譜を購入し『一人練習』で楽譜の完成度を100近くまでもっていってから、『アンサンブル練習』へ。
完成度が100近くあれば、コンサートでも高い評価を得られます。

今作では、前作の楽譜練習と解釈練習を一度にできるようにした感じですね。そこは楽だけど・・。
でも解釈がないのでベルも鳴らさず、お気に入りの寸劇が見られないのは残念。
クラシックに疎い私は、寸劇を眺めることも楽しみの一つだったのに・・・。


そして主人公にも『得意・苦手な曲調』ができることがあります。
最初は得意不得意がないのですが、同じ曲調の曲ばかり弾き続けていると発生します。
得意な曲調だと曲の完成度経験値がたまりやすく、逆だとたまりにくくなる・・・というだけですが結構不便。

なので私はほぼまんべんなく『清麗』『彩華』『愁情』の三つの曲調を弾くことにしています。


攻略キャラたちにも得意・苦手な曲調があるけど、彼らには「この曲を練習しておいてくれ」と指示を出すことができて、
勝手に練習しててくれるのであまり困りません。


アンサンブルの評価を高めるには、完成度ともう一つ『選曲ボーナス』があります。
これは二曲以上の曲を弾く、『創立祭のコンサート』以降で重要なポイントです。

『清麗』の曲のみで構成すると『同じ曲調』ボーナスが付き、三つの曲調を一つずつにすると『違う曲調』ボーナス。
他にもいろんなボーナスがつけられますが、これによって曲の組み合わせを色々考えるのが面白いです(*´▽`*)

同じ曲調にすると得意、苦手な曲調ができやすくなるのであまりやらないですけど・・・。


前作ではリアルタイムで、何をするにも時間が過ぎていく形式(メニューを出すと静止しているけど)だったんですが、
今作では『一日に練習できる回数は三回』『イベントでは時間が過ぎない』という仕様になりました。

これはかなり便利になったと思いますヽ(*⌒∇⌒*)ノ
曲を探して走り回ってる時に勝手にミニイベントが始まり、それが終わったら10分すぎてるからまた曲を弾かなきゃいけない・・・
などということはもうありません。

いくつイベントをこなしても時間がなくなると言うことがないので、ゆっくり計画を立てることができます。


そしてコンサートを成功させるというのが目標なのですが、そのためにはいくつかの条件が設定されています。
コンサートの来客人数と、聞きたい曲調、曲の完成度。

普通科の生徒に曲を聴かせると、そのまま彼らは来客人数となってくれます。一人につき+二人来客人数に加算。
しかし音楽科の生徒は、『アンサンブル参加可能になった時』に初めて来客人数となってくれます。一人につき+四人、人数に加算。
『情報』アイコンで条件は調べられますが、レベルが高いキャラほど面倒な条件の人が多いです。

でも、フィールドでじっと待ち(NPCはフィールドを歩き回るため)音楽科の人たちをできるだけ巻き込んだ状態で曲を聴かせ、何人もが一気に『アンサンブル参加可能』になった瞬間とか超嬉しいv(≧∇≦)v


「体育祭」や「文化祭」などの学校行事もあり、「普通」以上で発生する「バンドイベント」が特にお気に入りです♪
攻略キャラたちが即席バンドを作ることになるというもので、何回かイベントが発生するので面白いです。
バンドで弾く曲は勝手に練習しててくれるらしく、ゲームに支障がないのがある意味魔法ですけど。

そして休日に攻略キャラと一緒に練習ができて、恋愛段階が進めばそのあと一緒に過ごすことができるようになったのも素晴らしい。
完全にデートであり、仲が良くなるほどラブラブな感じ(#´∀`#)

あと彼らから届くメールも、イベント後のおまけみたいな感じでいいですV

登下校のお誘いも休日デート後にされるようになったため、『またがけ』がしやすくなった気がします。
前の時はお誘いを複数から受けるのが怖くて、またがけがしにくかったんですよね〜。

・・・本来は私、一途プレイオンリーなのに、金色のコルダではまたがけに挑戦してしまう。なぜだろう・・・。

しかし「やさしい」じゃないと全員またがけはクリアできませんでした〜。
前夜に届いた全員からのメールは圧巻!・・・とつい喜んでしまった自分が切ない。


また、アンサンブルの完成度を高める効果がある『対立&仲直り』イベントも面白いです♪
攻略キャラ同士を入れたアンサンブルを作ると、ある程度完成度を高めたところで対立が発生。
主人公が彼らとそれぞれ二人練習をするだけであっさり仲直りするのは、ちょっと早すぎると思うけど、
彼ら同士のやり取りがそれぞれ違うので見てて楽しい。

特に月森くんと土浦くん・・・(* ̄▼ ̄*)


恋愛イベントはライバル度の代わりに、今作は『評価』というポイントになりました。
その評価ポイントによって起きるA〜Cまでの三つのイベントが四段階まであります。
仮に評価が高くてもAも発生するので、見られるイベントが増えたのは嬉しいです。

前作はC見たらAは発生しないと言う形だったので。

もちろん恋愛イベントは声付きだし♪


そして恋愛イベントにはもう一つ、『連鎖イベント』というのがあります。
A〜Cのイベントは二段階までしか起きず、三段階目からは連鎖イベント用のDイベントへ移行。

これはメインキャラ(冬海ちゃんや先生、王崎先輩以外)のうち一人しか発生させることができないシナリオの恋愛イベント。
彼らの抱えている問題とその解決を見守る形のイベントが展開するため、
恋愛イベントと呼べない人もいたりする(; ̄∇ ̄ )

それでもキャラ個人のことがよくわかるシナリオなので、今回の目玉なのではないかと思います。


四段階をクリアすると、「呼び名変更イベント」が発生。
話しかけると、名前を呼び捨てもしくはちゃんづけで呼びたいと言われます。

しかしこの会話は、断然前作のがイイ!
今作はみんなさらっとしてて、そんな簡単に呼んじゃうんだ〜って感じがします。

まあ先生や王崎先輩はないし、加地君は照れると言って呼んでくれないし、柚木先輩は考えておくと言って呼びませんが。


エンディングは、「やさしい」&「普通」で見られる告白と、「難しい」で見られる告白と、「連鎖ルート」クリアで見られる告白の三種類あります。
冬海ちゃんや先生、王崎先輩は一種類です。

エンディングではキャラソングが流れますが、まあ、ぶっちゃけ音楽だけのがよかったかな・・。
声優のファンの人たちにはよかったかもしれません。

クリアするとCGが見られる『思い出』機能がありますが、エンディング後のおまけ会話とかもあって楽しい♪
CGを押すとコメントを言ってくれるのも嬉しいおまけ。


2では固定会話ばかりになり、私の嫌いな「一言挨拶音声」(毎朝ランダムにキャラが登場し「おはよう」とかだけ音声付で言われる。びっくりするし、うっとうしいので好きじゃない)があって、そこがちょっと残念です。

あと主人公が『すごい子設定』になりすぎな感じもしますし。

それでもやっぱり音楽もスチルも綺麗だし、「音楽って素晴らしいものだ」というのを感じることができるので、
2も楽しかったです(*^▽^*)
エンディングがクリスマスなので、付近にプレイすると気分を思いっきり味わえますVv

気に入ってるのは前作同様、月森くん・土浦くん・志水くん。次点は王崎先輩。
苦手なのは柚木先輩と、加地くんです。


キャラ感想。ネタバレです。
 月森 土浦 志水 火原 柚木UP 加地UP 王崎&金澤&冬海UP


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