三国恋戦記
(株式会社プロトタイプ)
ある日学校の図書室で、三国志の本を読んだ主人公(デフォルト:山田花)は、突然三国志の世界にワープしてしまいます。
導いてくれたのは孔明。
助けてくれたのは玄徳。はたして花の運命はどうなるのかーー。 {キャラ感想へ}
ということで、三国志の人たちが攻略対象の乙女ゲームです。
こういう歴史ものの乙女ゲーはあまり好みじゃないのですが、三国志自体を全く知らないので、オリジナルキャラみたいな感覚でプレイできました。
攻略キャラ
玄徳(声:三木眞一郎)・・真面目で正義感が強く優しい。みんなから慕われている。雲長(声:櫻井孝宏)・・玄徳の部下で義兄弟。冷静で言葉がきつめだが優しい。
翼徳(声:保志総一朗)・・玄徳の部下で義兄弟。力自慢で明るい。
子龍(声:石田彰)・・玄徳の部下。偵察が得意。真面目で忠実。
孟徳(声:森川智之)・・軟派な物言いだが、実際は何を考えているかわからない底の知れないタイプ。
文若(声:武本英史)・・孟徳の参謀。真面目で堅物。
仲謀(声:森久保祥太郎)・・ガラの悪い不良みたいな当主。
公瑾(声:諏訪部順一)・・仲謀の参謀。笑顔で嫌味をはく。
孔明(声:杉田智和)・・のほほんとした口調と神出鬼没の変な人。
隠しキャラも一人。
フルボイスですヽ(*⌒∇⌒*)ノ
コーエーのゲームが基本の私にはフルボイスってきくと「ええっすごい・・!」と思ってしまいます。
花はちょうど孔明に会いに来た玄徳に拾われて、孔明の弟子ということになって玄徳軍にしばらくお世話になります。
この時代は、玄徳軍、孟徳軍、仲謀軍が争っているようで、一番勢力が大きいのが孟徳軍。花をこの世界に連れてきた本は不思議な力があり、その力を使うことで、戦いの策を得られます。
それによって軍師として戦いに関わっていくことになるのです。
アドベンチャーなので、選択肢を選んで物語が進んでいく形です。
しかしところどころで『軍議モード』があり、間違うとバッドエンドに進んでしまうようですね。といっても、間違うとブーとなって違うと言われるため、ロードをすればすむだけ・・・
それどころか、タイトルに『イージーモード』を選べる機能が付いており、選ぶと軍議の選択肢の正解にアイコンが付くヽ(´▽`)/軍議前には本をおさらいしたりもできて、かなり間違わないようにしてくれてても、勘違いして間違えてしまうことがある私にはとてもありがたい親切設計。
当然ながらイージーモードでやってました。これだと覚えなきゃいけないことも何もない。
初回プレイはネタバレもあるからとめずらしく攻略サイトを見ないでプレイし、
二周目からは攻略サイトを見てクリアしました。というのも狙ったキャラが、絶対に一週目でオトせるだろうというキャラだったため、
これなら一週目はネタバレなしプレイが珍しく可能だろうと思ったからです。・・・ところが、なぜか違うキャラのルートに入ってしまい、結局「攻略サイトを見ておけばよかった」という結末になりましたが(;´д` )
私は、玄徳軍、孟徳軍、仲謀軍のルートに冒頭の選択肢で分かれていくのかと思っていたんですが
しばらくの間は共通ルートだったようです。同じ展開のところは二回目からはスキップを利用しましたが、やはり共通ルートの長さがちょっと飽きます。
特に玄徳軍キャラはルートが確定するまでに他二つの勢力とのイベントをはさむため、ぶつ切り感が大きい。
もっと前にルートを確定させて、展開の変化をつけてほしかったです。
攻略サイトを見て思いましたが、実にバッドエンドが多い(;´∇`)
当たり前といえば当たり前ですが、命がけの戦いをしているため、作戦が失敗すると死につながります。
私はバッドに興味がないのでそれらは全部避ける方向で進めましたが、バッドエンドのタイトルがみんな違うので、
中には悪くないエンドもあるのかもしれません。
主人公の花ちゃんがとてもいい子で、彼女の感情の流れがとても自然なので、すごく共感できましたヽ(´▽`)/
迷う気持ちも、落ち込む気持ちも、ちょっとできるかもと嬉しくなる気持ちも、やっぱり駄目なんだとそんな自分を恥ずかしく思う気持ちも・・・心にすとんと入ってくるので、「どうしてここでこういう行動にでるんだ」とか、「どうしてそんな心境になるんだ」ということが全然なかったのが一番うれしかったです♪ノーマルルートの花ちゃんだけは違和感あったですけどね。いきなり行動的でさばさばして、誰これでした。
攻略キャラに守ってもらえないので、そこは仕方ないですね(;´∇`)
エンディングのスタッフロールのときに、左側に攻略対象側の裏エピソードが流れるのが変わった仕様でした。
彼の方でこんな会話をしていたというのが垣間見えてなかなか面白かったですが、
右側がスタッフロールで半分埋まっているため、画面が小さくて文字が見づらい・・・(;´д` )スタッフロールのあと後日談のエピローグが入るのもよい感じ。
幸せそうに過ごしてるのを見られると嬉しいですからね♪
一つの戦争を描いているため、戦いばかりで精神的に疲れましたが、丁寧なつくりで楽しめました。
三国志を知らないので、どの部分があっているのか全然わかりませんでしたが、
未来を変えていく演出がドキドキして面白かったです。好きな声優さんたちも何人もいたので、満足感が高いゲームでした.:*・。ヽ(´▽`)/。.:*・°
プレイした順は、公瑾→玄徳(派生してノーマルエンド)→翼徳→孟徳→文若→雲長→仲謀→早安(隠しキャラ)→子龍→孔明。
ラストに向けての盛り上がりが、どのルートもドキドキさせてくれてうまいつくりでした。
特に好きなのは、玄徳、仲謀、子龍、孔明かな。
中でも孔明はエンディングのよさで一番お気に入りかも。
{キャラ別感想}ネタバレ
プレイした順番にちょこっと語ります。
あまり書くことがないキャラはまとめて「その他」で。公瑾 玄徳 文若 雲長 仲謀 早安 子龍 孔明up その他up