公瑾


仲謀軍の参謀。ひたすら嫌味を言われ続けた感じですね。
言ってることはある意味正しかったのであまり気になりませんでしたが。

初回プレイ私は玄徳を狙ったはずだったのに、なぜか公瑾のルートに入ってしまい、結局公瑾をオトしました。

仲謀軍に来るまでは玄徳に惚れていたはずの花は、仲謀軍に来たらあっさり公瑾にオチてたのです。もうびっくり(゜▽゜;)


途中まではそのことに気付いてなかったので、なにこの二股状態、花どうしちゃったんだ、なぜ公瑾に赤くなったりするんだとパニックしました。
そのあとで公瑾ルートに入ってたんだなと気が付いたため、やっとホッとしたものの
私の中では前半で玄徳ルートに入ってるものだとばかり思っていたのです。

しかし公瑾ルートに入るには好感度3必要みたいですが、最初に会ったときの「私では(師匠の)かわりになりませんか」という選択肢を選びさえすれば公瑾ルートに入ってしまうとは思いませんでした。(それで好感度が1あがる)
なんて簡単なんだ・・・難しそうなタイプに見えたのに。

あとは軍議で好感度2があがり、これは必要なものなので外すわけにはいかないし、好感度3になったらイベントが起こるので。
攻略サイトを見てなかったら結構最初にオトしちゃう人なんじゃないかと思います。


過去に行ってしまったときのイベントがツボですね(*´▽`*)

歴史を変えてしまうと未来の自分たちの場所に影響が出るかもしれないので、
公瑾としては前当主の文台(仲謀の父)を裏切らないといけない。

協力するふりをして敵側を支援するという作戦を決行した時に、敵側に公瑾を人質に取られます。(公瑾が自分から名乗り出たから)
離れ離れになってしまったので、戦いが始まった後公瑾を探す花。

危ないところで助けられ、公瑾さんが心配で、という花に「本当に馬鹿ですね、あなたは」とあきれる公瑾。
しかしそのあと「こんな場所ではぐれられたら迷惑なのでついてきてください」と手を引いてくれます。

当然花はときめきます。

さらにそのあと元の時代に戻ってこれたときに、嬉しかった花は思わず彼に抱き着いてしまい、
公瑾は激しく動揺。

抱きしめそうになって、葛藤したのち「・・・花殿、離れていただけますか」と返し、花はハッとして飛び退きます。

この動揺と葛藤とつっぱねるのがなんて萌えを感じさせるイベントでしょうVvv
こういうの好きですね.:*・。ヽ(´▽`)/。.:*・°


・・・と、今ならかみしめられるんですが・・・
初回プレイ時、まだこの時公瑾ルートに入っていると気付いてなかった私は、このシーンであぜんとしました(゜▽゜;)

なんだこのラブイベントは。花が好きなのは玄徳のはずなのに。どういうことなの・・・。

過去で公瑾を心配して命の危険も顧みず公瑾を探しに向かったときも、公瑾は敵なのに心から心配してる、いやでも花ちゃんは優しいから知り合いが危険だったら心配するかも、などと無駄な葛藤をしていました。

せっかくのツボイベントを混乱で台無しにしてしまったというのはもったいない。
まあ、そのあと反すうして楽しんだのでいいんですが・・。


公瑾はスチルの顔だとかっこよさが倍増しており、初めて見たときは「誰これ!?」と驚きました。
それからもラブイベは必ずスチルがでるため、「スチルだとイケメン・・」といちいちギャップに困惑しながらプレイすることに。

上の玄徳との二股で混乱(勘違い)も相まって、なんだかパニックしながらオトしたような感じでした。

イベントとしては結構な萌えを感じさせてくれるキャラだったのですが。

立ち絵とスチルの格差が激しい気がするので(立ち絵だと老けててスチルだと若返るし)他のキャラみたいにあまり差がないほうがありがたかったですね(;´д` )


公瑾は仲謀の兄の伯符という人と親友で、彼の夢を支えたいと思っていましたが、意見の相違で距離を置いている間に暗殺されてしまいました。
そのことでずっと苦しみ続け、仲謀をその代わりに支えること、勢力を拡大して国を統一してもらうことだけを考えて生きていました。

そのためにはどんな方法を取ってもかまわないと、かなり厳しい策を取ったりし、優しい花ちゃんを散々罵倒しました。

しかし花ちゃんを見ていると、自分と正反対のまっすぐで正々堂々とした行動的な伯符を思い出してしまい、それによる後悔と懺悔も彼をさいなみます。
あげく敵の毒矢で命の危険にもさらされます。

看病したり、体を気に掛ける花を突き放しきれない公瑾。


玄徳を暗殺するという策が花にばれたときに花に剣を突き付けましたが、「私を斬れば公瑾さんは救われるんですか?−−それならば私を斬ってください」といわれると、斬ることができません。

あげく「公瑾さんが好きだから、生きていてほしいんです。ずっと悲しいままなんて・・・そんなの嫌なんです」と言われて、殺すことなどできないことを思い知らされます。

大事な人を失ってつらかったことを、受け入れられずにいたことを、それは当たり前のことだと花ちゃんに言われ、
彼は自分自身を縛っていた鎖から解放されます。


非常に盛り上がるイベントでしたが、間に花ちゃんが玄徳を褒めたら公瑾が動揺する焼きもちイベントが入りました。
琵琶がうまい彼は、琵琶の演奏を宴などで披露していますが、調弦をしている間の会話だったため
花ちゃんが玄徳を褒めたり、お兄さんだったら憧れたかもというと音を激しく乱して、とても可愛かったです。

・・・ですが、もともと玄徳を狙っていた私は、「素敵な人ですけど私はそんな風に思ったことありません」と惚れているか聞かれて完全否定する花ちゃんに「あはははは!!もともとは惚れてたけどね!」という心境になってしまいました。

せっかくの萌えイベントがそこでも崩れてしまったのはもったいなかった・・・。


公瑾のルートでは、仲謀の妹の尚香や、大喬&小喬のちびっこ姉妹も登場し盛り上げてくれます。
小喬はちびっこなのに、かつて公瑾がいずれ妻にめとると言う話があったと聞いていたため、花が延々焼きもちをやいているのがかわいかったです。

エンディングでは、小喬が背中を押して公瑾と花を引きあわせてくれたためうまくいったようなものでした。
花ちゃんは公瑾に好かれてるとは思ってないからともかく、公瑾はとろすぎるだろ・・・。


なにしろ、花ちゃんが別の世界から本の力で来たことを過去に行った時に聞いていたし、玄徳軍に戻ることもわかっていて、
その戻る日まで何も言わないとか。

危篤だったからその間はしょうがないとして、元気になった後にいうとかすればいいのに、
花ちゃんが帰る日だというのにのんきに仕事してる有様。

あげく「あれから会いに来ないから私のことなど忘れたのかと思っていました」なんで待ちなんだ!


そして花が帰る方法がわかったと言うと、冷たく「そうですか」「あなたが帰りたいというのであれば引き止める理由はどこにもありませんけど」というため、花は「(やっぱり私のことなんてどうでもいいんだ)」と去ろうとします。
そこで「待ちなさい」と声をかけてくれてやっとか、と思いきや・・。


「・・・ここに残る理由は、本当にないのですか?」
「自分で言ったことも忘れてしまったというのであれば、仕方ないですけれど」
「・・ですから、あなたは私が好きなのではなかったのですか?」
(公瑾のセリフの合間に花ちゃんの「え・・?」とか戸惑うセリフが入る)


なんというまどろっこしい!!自分から好きだと言わず、『あなたは私が好きだから残りたいんじゃないですか』とくるとは!!Σ( ̄□ ̄;)男らしくない!

花が小喬と婚約者だからあきらめようとしていたことを言うと、小喬とはただの友人で婚約者ではないことが判明。
そこで、でも公瑾さんは私のことなんか・・・と言う花にやっと・・・。

「好きですよ」
「初めて会ったときは、こんな娘が伏龍の弟子など何かの冗談だろうと思いました。
無理難題を押し付けて処罰しようとしたこともあります。腹が立ったことも一度や二度ではありません。−−それでも」

抱きしめられるスチル。
「どうやら私は、あなたのことが好きらしいです」
「あなたがいなくなると聞かされてーーどうしてもあなたを失いたくないと思ってしまいました。
責任を取っていただきたい」


責任って・・・(; ̄∇ ̄ )

よっぽど言えなかったんですね、とあきれるほど告白がとろい人でした。
もともと花には散々ひどいセリフを言い続け、つっぱねつづけ、剣まで突きつけており、今更好きだとか言いにくいのはわかりますが。

相当自分の中で葛藤したんでしょうし。言いたくなかったのでしょう、おそらく。


最後にはキスシーンもあり、「そばにいてください」といってくれますが、そこに至るまでの経過が面白かったです。
花が引こうとするので、「ちょっと待ってください」と内心慌てただろう公瑾の心を想像すると・・・(*^m^*)

とろいなとは思ったものの、公瑾であればありかなと思えました。

エピローグでは、さんざん皆にからかわれる公瑾がかわいかったですね。
そして、玄徳を褒める花にしつこくちょっとむくれているところも。


公瑾のルートでは仲謀軍にいった後一度も玄徳軍に戻らないのでぶつ切り感もなくてよかったです。
公瑾は他のルートでも必ずけがを負うので、オトした時だけ命が助かるキャラなんだなあと思います。
ちょっとそういうのは切ないですね・・。

なんだかんだで結構楽しんだので、割と好きなキャラですね。
できれば最初から狙ってプレイしたかったです・・。


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