玄徳


三国志のメインの一人。まあ私は三国志は知りませんが、中心人物の一人だったので。

最初に出会ったときから優しくて頼りになるみんなのリーダーです。

困ってそうな女の子を一人で置いていけないと最初は思っていたんでしょうけど、伏龍(孔明)の弟子だということが確定したのでそっちの興味も強くなった感じでした。

最初の戦いで窮地を脱する策を花が披露したことで、みんなの信頼を得られますが
それ以前から玄徳は花を受け入れてくれていたところに度量の広さを感じます(*´▽`*)

町の人にも子供にも好かれており、曲がったことが嫌いな、常にまっすぐに風を浴びて進んでいくような人。

みんなに命を預けているし、みんなも命がけで守ってくれる、だから自分もお前を守る、信じてくれと面と向かって言ってくれるから
こんな人なら信頼できるしついていきたいと思える。

玄徳に拾われてよかったね花♪と、前半ですっかり玄徳のファンになってしまいます。

こんな人がいきなり目の前に現れたら惚れるし、裏切ろうなんて思えない。


玄徳は素晴らしい清廉潔白な人なのですが、それが故に「領地がない」というのが壁です。
孟徳に追われていたのを助けてくれた主のもとにいますが、彼からこの地を任せたいと言われたときに、彼の息子がいるのに差し置いて継げないと断ります。

結局玄徳が継がなかったばかりに、二人の息子の周りの臣下の策略などが絡んだ跡継ぎ問題となり、孟徳にいったんこの地を奪われる事態に。
そして玄徳も窮地に追いやられます。

忠義を重んじるというのは素晴らしいですが、臨機応変のきかない性格なので、人の上に立つというよりは臣下が向いているタイプなのでしょうね。


初回プレイ、とにかくイケメンキャラ(顔だけでなく中身も)で声が三木さん、これはもう彼をオトさねばと狙ったんですが
玄徳と好感度MAXになり、惚れてるっぽいイベントも発生したにもかかわらず、仲謀軍のイベントをやってる間に公瑾のルートに入ってしまいました。

玄徳軍ルート確定が遅すぎるのが残念です。孟徳にさらわれるのはまあいいけど(敵のことを知っておく意味で)
とっとと確定して仲謀軍行かなくて済むとかにしてほしい。


というわけで二回目のプレイで玄徳をオトしました。

仲謀軍から戻ってきた後、玄徳と二人で10年前くらいに飛ばされるイベントになります。

これは二人で危機を乗り越えてきずなが深まる(自分の気持ちに気付く)といういいイベントでした(*´▽`*)


洛陽が反乱軍の手におちたときに城内で見つけた赤ちゃんこそ、今の皇帝だった!
ということで、赤ちゃんの世話をしつつ、信頼できる人に預ける話になります。

二人で赤ちゃん挟んでる姿は夫婦にしか見えません。子供の世話に慣れている玄徳も素敵。


また、花のせいでワープしてしまったことがわかっても、「気にするな、きっと帰れるさ」と優しく励ましてくれた上
堂々とした態度で落ち着いており、しかも強いため、すごいカッコいい。

この人はどこにいてもカッコいい人なんだなあと思いました。
こんなに素晴らしい人が独身であるということがおかしい気もするけど。


もし皇帝を信頼できる人に預けたら今の歴史が変わってしまうんじゃ、と内心心配してましたが、皇帝は運よくというか悪くというか、歴史通りの悪いやつに拾われます。

その悪いやつに玄徳が絡まれ、妻だと誤解された花も一緒に切られそうになり、
赤ちゃんをうっかり手放してしまったそのときに再び元の時代に戻ってきたからです。

二人は皇帝を手放してしまったことを後悔してましたが、私はホッとしました(;´∇`)
皇帝には申し訳ないけど。


帰ってきた後は、玄徳と、仲謀の妹の尚香の縁談話が持ち上がります。
公瑾ルートでも出てきた話ですね。

当然ながら花は大ショック。しかしその気持ちを隠して、受け入れるしかなく・・・。

芙蓉が心配してくれるのがよかったです。いい友達ですね。


そして結婚後に尚香となぜか親しくなっていく花。
かわいそうに、誘われれば断れないし、尚香自身は人当たりが良くていい子だったので嫌いにもなれず。

しかし玄徳は、あまり花が彼女に近づくのを好んでいません。
そのことに、花は傷つきます。

そして玄徳が自分を避けているように感じて、もちろん花もうまく話せなくなって、ぎくしゃくした雰囲気に。


玄徳には、本を使って策を得ていたことを打ち明けたので、戦いで使おうとしますが、
玄徳からは「あまり本を使うな」と言われてしまってそれもショック。

しかし花がこの世界にいるのは、玄徳の命を救うためと、あの時守れなかった献帝(皇帝)を今度こそ守るため。
孟徳のもとから離して、玄徳が望む漢王朝の復興をしたいと思ったからです。

玄徳とともに過去に行ってしまったあの時、本当は元の世界に帰れそうだったのですが、それをやめたのは花の意思でした。


玄徳はこのまま進んでしまうと、雲長と翼徳を亡くして、弔い合戦を仕掛けた戦いの傷がもとで亡くなることになっていました。
それをなんとかするために、花は本を使って策を得ます。


宴の夜、策について考えていると廊下で玄徳にぶつかってしまいます。
このイベントが萌えました(*´ω`*)

考え事をしていたらしい玄徳、花は本を開いているのを慌てて隠しますが、玄徳に「・・帰りたいのか?」と聞かれます。

花は「・・そうですね。するべきことが終わったら」と、答えました。

そして、「こんな風に二人で話しているのはよくないんですよね」と話を打ち切ろうとしますが、
玄徳はぼそりと「・・・妻ならいいのか?」とつぶやきます。

「妻にすれば、お前は俺のものになるのか・・?」

おおおおお、なにこのセリフーーーーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p三木さんの押し殺したようなつぶやき、素敵ーーー!!!

・・・まあお約束で、花は聞こえておらず聞き返し、もちろんもう一度は言わないんで、そのまま別れることになったんですけど。

ちなみに二人で話してるのはよくないというのは、過去に行った時に玄徳に言われたので。
男女が職務以外で二人でいるのは避けた方がいいとかなんとか。


そして、無事に献帝を長安に連れてくるという計画も成功し、本を使って帰れる状態になったんですが、
そこで尚香が見張りを殺している現場に遭遇し、花は人質になってしまいます。

もちろん本物の尚香ではなく、公瑾ルートでも出てきたニセモノですね。


玄徳が来て、ニセモノからの攻撃で傷つきますが、
花が本を開けば自分は消えるから、玄徳さんは助かる、と本を開こうとするのを必死に止めます。

「開くな、花。俺のことを少しでも思ってくれるならーーー」


危ないところで兵士たちが集まって、ニセモノはつかまります。

最初から尚香はニセモノで、仲謀軍からの刺客として送り込まれてきていたのでした。
良く化けてたな。本物にしか見えません。

しかし玄徳は仲謀軍と同盟を組んでいたいので、それを知っている状態のままキープしていたのです。

だから、花が心配で、近づいてほしくなかった。


その後の告白タイムも実にかっこよかったです。
しかし、花の泣き顔が全然可愛くなくてげんなり( ̄∇ ̄|||)

大泣きしている顔とはいえ、あんなに可愛くない顔グラつくらないでほしい。
ムードぶち壊しでした。

大泣き顔はほとんどでてこなかったので、それ以外の部分は問題なかったですが。


「俺はお前のことになるとほかのことが見えなくなる。冷静な判断を失う。
くだらない嫉妬で、お前が何を考えているかもわからなくなっていたんだ。
ただお前の気持ちがわからなくて、みっともなくうろたえていた」

「お前と過去に行って陛下を置き去りにしてしまったとき・・・
自分があんな風に、簡単に周りが見えなくなるなんて初めて知った。
俺の中でお前の存在が大きくなっていることに気づいてもいなかったんだ。
きっと、離れようと思っても遅かったのかもしれない」

カッコいい・・・♪


エンディングスタッフロールでは、左側に彼側のエピソードが見られます。

宴の夜、「妻ならいいのか」イベントの時、花とぶつかる前宴の席で
兵士たちが会話しているのを聞く玄徳。

どうやら一人の兵士が花に惚れていて、声をかけようかどうしようか迷っているようです。
そこでつい玄徳は、「・・あいつはだめだ。もう相手がいるみたいだぞ」と言ってしまいます。
・・・そしてそのあと廊下で花とぶつかりーーー。

おいしい(///∇///)

玄徳は、孔明と花が仲よさそうなことにもちょこっと「仲がいいんだな」といったこともあったし、
結構やきもきしてたんだなあ。ウフフ。

エピローグでは、花が本を焼くことに決め、その後本は消えちゃったのですが
玄徳は、最初「・・いいのか?」とか言ってたんですが、本が消えた後ばつが悪そうに
「あの本がなくなったことに安心している。この世界にいるなら、もし、お前が消えたとしても、どこへでも探しに行けると・・・」

そのあとで「ずっとそばで、ともに生きてくれ。愛している。生涯、お前一人だけを愛し続けるーーー」
とカッコいい告白つきです。

ホントに「かっこいい」しか出てこないほどカッコいい人でしたq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

三木さんのカッコいい声でますますかっこよさに磨きがかかっており、完璧な二枚目として君臨してましたねVv

もちろん大満足でございました!!


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