四回目・ジャミルその1


ロマサガも四回目。(初回プレイの思い出はほとんど忘れたけど)
次の主人公はジャミルです。

藍の初回プレイ挫折がこのジャミルでした。
やたら広い町をうろうろして金をとられてどこへ行けばいいのかわからなかった・・・と彼女が語る通り、初心者に全く優しくないのが
彼の出身、南エスタミルという町です。

まあ私は一応四回目だしね( ̄+ー ̄)
さすがに南エスタミルがとんでもない町だってことはわかってますから、挫折はしないですむはず!


オープニング。
やたら明るいというか、間抜けっぽいというか、な音楽。
これがジャミルのバックミュージックか・・・。
通常南エスタミルでは、専用の町のメロディが流れますが、
どうやらジャミル編ではジャミルの曲に差し替わっている様子。
もともと南エスタミル曲は私的には微妙だったため(ちょっとうるさい曲)、まあジャミルの曲のがましかな、と思います。
・・・なんか気が抜ける曲だけど。

ジャミルは相棒のダウドとともに盗みを働いているようです。
そこを見つかって慌てて逃げ出す二人。

・・・で。
これでオープニングイベントは終わりですか?( ̄▽ ̄;)
南エスタミルにぽんと放り出されてしまった・・。

なんだこの自由度。
バーバラ編の時もオープニングイベントがなかったため、いきなりフィールドに放り出された感じでしたが、これはもっとひどいですね。

だってバーバラ編は、一応近くの村の話を聞けるし、そこでダンジョンの情報も得られる。

しかしジャミルは、このだだっぴろい南エスタミルに突然放り出されて、どこへ行けばいいのかまるでわかりません。

しかも恐ろしいことに、それだけ自由でありながら、
ジャミルが行けるのがここだけ。
つまり南エスタミルから一歩も外に出られないという状態(゜Д゜|||)

ええええ〜〜なにこれ???

しかも盗賊なのに、もう二度と人様の家で盗みを働くという行為もできないようです。
普通の民家が全くないし。

他のキャラで南エスタミルに来た時と全く同じ状態です。

ホークみたいに海賊を追い出されて、仕方なく陸の河童にならざるを得ないのはいいとして、ジャミルは特に何の問題もなく(というのも変だけど)盗賊のままなのに、なんで何もできないんですか??

さすがロマサガとしか言いようがない・・・。

これはホントに初心者お断りの世界だなあ・・。


ぼーっとしつつも、なんか近くに老人と女の子がいたので、声をかけてみました。

「今日はどうだった?」
突然の質問に選択肢が。

「バッチリさ!と金を少し渡す」と「しょぼいもんさ」の二択。

よくわからないけど金を渡してみると、50しか持っていないのに40になってしまった・・・。
しょぼい。

また話しかけると金を巻き上げられそうな気がしたので(自分で渡したんだけど)おばあさんに話しかけるのはやめて、隣の女の子に話しかけてみる。

ジャミル「よう、ファラ!」
ファラ「あらジャミル景気はどう?まあきれいな腕輪ね。いいなー」

ついさっき盗んだきれいな腕輪を目ざとく見つけたようです。
「ファラにやるよ」と「命がけで盗んだんだ!渡せるか!」の二択。

断る方はあまりにも男らしくないような気がするので、気前よくプレゼント。
「わーありがとう!だからジャミルって好きよ!」
だからとか言われると、金づるかという気もするけど・・・
多分この子はジャミルの彼女・・予定なんだろうってことで。

しかしこの二人に声をかけても、特にイベントは発生せず。
・・・金とアイテムをあげただけってことは、無駄・・・?(つД`)
話しかけなきゃよかった・・・。


悲しくなりながらも、とりあえずパブへ。
すると「ヤバイ仕事があるんだけど」とお姉さん。
→なんでもやるぜ
というか、それしかできることがないんだけど。

左の人と話をすると、「クジャラート(この地方)の首長のアフマド様がひそかにハーレムをつくっているらしいのだ。その場所を見つけ出してほしいとの奥方様のご依頼だ」

アフマドは何をやってるんでしょうかね。
まあしょうもない奴だってことはわかってたけど。

しかし、どこにハーレムがあるんだろう。
町の中にそれっぽいところがあるのだろうか。

困ったときの子供頼み。

普段はただまとわりついてきて、うっとうしい南エスタミルの子供たちですが、イベント中に金をいっぱい渡すと情報をくれるとかなんとか。

早速そのへんを歩いてるととっ捕まったので、たくさん恵んであげると、
「え こんなに、ありがとー!地下から奴隷商人のところに忍び込めるよ!」とか教えてくれた。

・・・奴隷商人?
私が今知りたいのはハーレムの場所なんだけど・・・( ・◇・)?


さてどうしたものか、と思いつつふと見ると、さっきまでいたはずのファラがいない。
おばあさんが一人だけ。

あれ?と思って声をかけてみると、
「ファラが連れていかれちまったよ!」
ジャミル「いったいどうしたんだ?」
「借金のかたに奴隷商人に連れていかれたんだよー」
ジャミル「わかったわかった。おれが何とかするよ」
「頼むよジャミル」

ファラが奴隷商人にさらわれてた。

アフマドのことはひとまず置いといて、こっちが先なのか。


地下の下水道へ。
多分ここだろうと思われる場所に飛び込んだところ、戦闘。
「ファラを返せーー」

牢屋の中にたくさんの人がいたので、話しかけてみると、
ジャミル「おいここにいた女はどうした?」
女性「さっき連れていかれました。お願いです、私たちを逃がしてください」

二択。→あまえてんじゃねーよ
    →ほれ早く逃げな!

あまえてんじゃねーよって・・・ひどいセリフだな( ̄▽ ̄;)

「早く逃げな!」というと、全員一気にいなくなりました。素早い。
でも、その上の階段が通れない。ドアが開かない。

結局ここにはファラはいなかったけど、まあ人助けができてよかったってところかな・・。
宝箱でもあると来たかいがあったと思えるんだけどね・・・。
見事に何もないので寂しくなるね・・・。


仕方ないので南エスタミルへ戻りました。
右上の怪しい建物に入れたので、中にいた男に声をかける。

「何の用だ?」
三択→はいごめんなさい帰ります
   →ファラがいるかを調べる
   →ファラを返せ!と戦う

ひとまず確かめると、「あーあれは上玉だ。ああいうのがアフマド様の・・・とと何でもねえ!」

今のですべてはいたも同然。
ファラはアフマドのとこに連れて行かれたらしい。それがハーレムなのか?

ともかく戦うことにする。
弱い。よしよし。(強かったらどうしようかと思った)

「わかった言うとおりにする。だが女どもはもうアフマド様のハーレムに送ってしまった」
ジャミル「いったいどこにだ?」
「北エスタミルのアムト神殿の中です。でも女以外は入れませんよ。女装でもしますか?」

・・なんとここで、ジャミルは女装をすることにΣ(゜ロ゜;)

ジャミル「よしいこう・・・っと・・さあ行きましょう!」
女装したジャミル、クローディアそっくりだ。
わざわざ女言葉に直すところが笑える。


さて、北エスタミルまでは一応船が出てるけど、一人100とかいって高い。
北から南までは一人50であることを考えると、「南から来るんじゃねえ」という圧力を感じるなあ・・。
この時点で金があるわけないから、もちろん下水道で行くしか方法はありません。

そして序盤の下水道は、死に場所として最適なので、
一回の戦闘ごとにセーブをしながら少しずつ北上しなければ・・。

ロマサガはこっちのレベルに合わせて敵が強くなるとかいうけど、
こっちのレベルを超えた敵も出てくるのでうっかりセーブをし忘れると、セーブしたところからやり直し・・・(;´д` )

バーバラ編の時も下水道に気楽に行ったら死にまくって、ボーゼンとしたものです。
この段階でサメが出てきたら完全に死ぬ・・・。


そんな大変な思いと、何度かの全滅を経て、やっと『北エスタミル』到着。
ここはまとわりつく子供や脅してくる強盗がいないので、落ち着くなあ。

アムト神殿の前に立ってる男に話しかけると、
「最近アフマド様によく似た人がよくこのアムト神殿に出入りしているよ」とアフマドは変装も何もしないのか、変装もバレバレなのか謎ですが、目撃情報をゲット。

神殿の中にハーレムを作るなんて、節操なしにもほどがあるな・・。
・・それとも、神殿がすでに悪の手先?

神殿に入ると人がいるものの声かけられない(無視されてる)なので、神殿内を調べてみると、右に抜け道発見。

門番「へへへ、べっぴんさんがきたなー」
ジャミルって女装したらべっぴんさんなのか。(そんな気しないけど)
とりあえずどいてくれたので、中に入ると、そこらじゅうに女の人がうろうろ。

なんか妖精系のモンスターまでいるんだけど・・・話しかけても何も起きない。
もしや女性グラフィックが足りなくて、モンスターまで駆り出しているのか・・?
一瞬戦闘かと思って身構えちゃったじゃないか紛らわしい。

とりあえずここがハーレムなんだろう。
でもほとんどの女性が「しくしく」って泣いてる。
無理やり連れてこなくても、金で喜んでちやほやしてくれる女性を連れて来ればいいのに・・。(それなら利害一致だからまだマシ)

奥に行くと、ファラ発見!

ジャミル「ファラ!大丈夫か!?」
ファラ「ジャミル?くっ・・くくっ・・・何そのカッコ?あははは・・」
ジャミル「笑うなよ!助けに来てやったんだぞ」
ファラ「はははは・・は・・は ジャミル!ありがとう信じてたよ」
ジャミル「さっさとずらかろうぜ!」

ジャミルだけじゃなくて一応ダウドも一緒なんだけどね。
頑張ってここまで一緒に来たんだから、ダウドもねぎらってあげてほしかった。
ここで変装を解くジャミル。

するとすぐ上にアフマドがいました。
いつの間にそんなとこに・・・。

話しかけると、「な、なんだお前たちは!?」
ジャミル「てめえが悪の親玉だな!」戦闘に突入!

しかしアフマドは弱かった。

アフマド「わしが悪かった!許してくれ」

ここで命を取ることもできるけど、のちにお使いイベントをやることができなくなるので、やっぱ助けてやろう。
エンディングでのセリフムカツクから、殺したい気もするんだけど。


で、次の瞬間南エスタミルに戻っていました。
おばあさん「世話になったねー」
ファラ「助けてくれてありがとう」

いいってことよ。
盗賊でも、多分ジャミルは義理堅いタイプなんだろう。
人助けは気持ちがいいものさ( ´ー)ノ

・・・・で!

ハーレム見つけたんだから、報酬は??
ってことでパブに飛び込むと・・・

お姉さん「一杯飲んでく?」
・・・・左上にいたはずの男もいないΣ(゜Д゜|||)

え?え?なにこれ??
仕事したのに、報酬なしなの?

ひどい・・・・・。
ハーレムの場所を突き止めただけじゃなくお仕置きまでしたんだから、
金5000くらいはくれてもいいのに。
所詮はアフマドの妻か・・・。
わああああん(つД`)


・・ガッカリしつつも、これからどうしようかと考える。

といっても、ジャミルの行ける場所は北エスタミルしかないのはさっきから全く変わっていません。

南エスタミルのパブに詩人がいて、フロンティアの場所を教えてくれるはずなんだけど・・・今はいない。

あの詩人、一回南エスタミルから出ないと現れないのかな。

・・・さっき北エスタミルに行ったんだけど、それじゃダメってことか・・。


というわけで、再び下水道から北エスタミルへ。
・・・何のために一回南エスタミルに戻されたのか意味がわからない・・。
・・ファラをばあさんのとこに送り届けるため?( ̄― ̄°)
それも・・・人助けか・・・。


気を取り直して『北エスタミル』再び到着。

ここからは船が出ていて、
『ミルザブール』(騎士団領)と、『ブルエーレ』(バファル地方)と『南エスタミル』

しかし今の持ち金は177。
ミルザブールは一人50だけど、ブルエーレは一人100かかります。
選択の余地もありゃしません。

まあ、もともとミルザブールに行くつもりだったからいいんですけども。
一番最初はやはりミルザブールです。


『ミルザブール』
ここでは城主テオドールと娘のコンスタンツにあいさつができます。
「おいらジャミルって言うんだ」
だから何。

こんな一般人の部外者にも城を開放してくれ、会ってくれる騎士団領が私は大好きです。(他の国はみんな門前払い)

『オイゲンシュタット』
ミルザブールでこの町のことを聞くといける、城主ハインリヒの町。
ここでハインリヒに会うと、「用事があるので話は行きすがら」ということになり、一緒にミルザブールに行くことになります。

話なんかないのに、「おいらジャミルって言うんだ」というだけのために会いに行ったのに、気がつけば騎士団の会議にまで参加しているジャミル。
みんな人がいいなあ・・。
ジャミルが実は盗賊だってバレたら牢屋に入れられそうな気がするけど。


騎士団の会議では、近くに現れたモンスターの討伐に行くかどうかを話し合っていました。
騎士たちはテオドール以外みんな「ほっておけばいい」と言い、多数決で行かないことになってしまいます。

しかし騎士として我慢できず、単身モンスター退治に向かおうとするテオドール(あ、ハインリヒの部下のラファエルもいたけど)に同行して、一緒にモンスター退治へ出発!

ジャミル的には上手い儲け話を見つけたぜ( ̄+ー ̄)
って感じです。

テオドールが一人でも楽勝だっただろうモンスターの巣に、足手まといのラファエルとジャミルとダウドがくっついていく。
行く前に「無関係なのにありがとう」と感動されたけど、「こっちこそ引率お願いします」「あと盾もよろしく」・・みたいな。


かくして、ジャミルは今までもったことがない大金と、レベル強化で意気揚々とこの国を去ることになったのでした♪
何回やっても好きなイベントだなあ。

ついでにラファエルもただくっついてっただけなのに、このあと騎士に昇格できたたみたいです。
テオドールにはもうお互い頭があがらないね!



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