RPGツクール3

  (アスキー)


このゲームの機能について
私のゲームの作り方へ


ゲームをやるのはとても楽しいです。


とりわけRPGというのは、ストーリーやキャラクターがイキイキと描かれ、
それによってプレイヤーが様々な想像をし、ゲームの楽しさを何倍にも膨らませてくれます。


そしてふと、思うのです。

自分も、こんなゲームを作ってみたいなぁ・・・。


それはもちろん、想像です。
実際にゲームを作るなんて、夢のまた夢。
作り方さえ全く想像もつきません。

だから、ただ漠然と・・・
自分の作ったキャラクターを動かして、自分の考えたシナリオでゲームができたらなぁ・・・と。


まさか、そんな夢が現実になる時が来ようとは・・・!


そう、ゲーム好きの人の夢をかなえるためのゲーム。

これは『ゲームが作れるゲーム』なのです!!ヽ(´▽`)/



実際にゲームを作るとなると、それはもう膨大な時間とお金と設備と人が必要になると思われるのですが・・・
この『RPGツクール3』ははあくまで『ゲーム』ですから、まさに「お遊び」感覚でゲームが作れるという優れもの。
たった一人で、テレビとPSとメモリーカード、あとはこのソフトだけで、お手軽にRPGが作れちゃうのです。

ゲームを作る為に一番重要な、根底となるプログラムは、すべてこのソフトの中に入っています。
いわば、完成図のないプラモデルのあらゆるパーツが入っているようなもの。
自分で一からパーツを作る必要が全くないのです。
用意されているたくさんのパーツの中から、自分の考えた完成図に近いパーツを選んで、組み立てていくだけです。


このシリーズはスーパーファミコンの頃からあったようですが、私がその存在を知ったのはこの『3』が初めて。
こんなゲームがあったのか〜! って、そりゃもう、ワクワクしましたよ!!(≧▽≦)ノ


最初、私はものすごく壮大なストーリーを考えていました。

まさに、ドラクエよりもFFよりも壮大(になるはず)な、感動巨編。

ええ、もちろんただの夢想です。
何しろ「壮大な物語」とやらの序章くらいしか、頭の中では出来上がっていません。
キャラクターだの世界観だのは、どっかで見たようなものを組み合わせたみたいなオリジナリティーゼロのものを、一応細かく作ってはいましたが・・・
設定ノートを見てみると、きちんとしたシナリオもないのに、なぜか兄弟をかばって死んでしまうという未来だけは決まっている、お涙ちょうだいキャラがいたりして(笑)

もともと「ファンタジー小説を書きたい!」という、これまたありがちな妄想を抱き、作っていたお話です。
結局形にならないまま数年放置していた(これもありがち)もので、
このソフトを中古屋でゲットして、「おおそうだ、あれをゲームにしてみよう!」
・・・う〜ん、私の脳は、中学生くらいからまったく成長していなかったようです。


・・・で、そんな私は、始めてすぐに挫折しました( ̄▽ ̄;)


分厚い説明書をちら読みしたものの、ちんぷんかんぷん。
じゃあサンプルゲームでもやろうかと、ソフトについてたゲームを始めてみたものの、
「私はゲームがやりたいんじゃない、作りたいんだ!」 という気持ちになっていたためか、全く気分が乗らず序盤で中止。

とにかく始めてみよう、やってるうちにいろいろわかってくるさ!

そんなこんなで始めてみたところ。


え・・・・・・・

文字って、全部、一文字一文字一覧から探して、
一回一回決定ボタン押すの・・・?(゜ロ゜|||)


考えてみれば、自分で考えたセリフをキャラにしゃべらせるには、そのセリフを入力しなければなりません。
当然です。
しかしなぜかこの時の私は失念していました。

画面左下にあるキーボード的な一覧から、一文字一文字、入力したい文字を探してカーソルを移動、○ボタンを押し続けるこの大変な作業・・・
漢字が使いたければ、頭文字のひらがなにカーソルを合わせ、漢字の一覧に切り替えて、その中から目当ての漢字を探してカーソル移動、○ボタン・・・


うおおおお、やってらんねーーーー!!ヽ(*゜Д゜)ノ



・・・・・壮大な物語は、序章の部分さえ形になりませんでした。


なんか、悪の女王みたいなのが出てきて何やら大事な物を盗んで去って行っただけです。
この国の王とやらが『伝説の戦士』が来るだの必ず取り返すだのとほざいてました。
うん、ありがちな物語ですね。当然、主人公はその戦士ですよ。
しかし主人公は一瞬たりとも出てきませんでした。



で。


私のファーストプレイは挫折という道をたどったわけですが、
もちろんこれで終わりではありません。

やっぱりゲームが作りたいのです。

あきらめるには、早すぎる。


そして私は考えました。


どうしたら、ゲームが作れるか?


一文字一文字の文字入力は、もちろん受け入れるしかありません。
それがダメなら、このゲームは完全にお払い箱です。


では、どうしたら、文字入力が楽になるか?


一覧の並びを覚えてしまえば、一文字入力するのにかかる時間はかなり短縮されるでしょう。
そして、覚えるのはさほど難しくはなさそうです。
何しろランダムに並んでいるわけでもなく、普通にあいうえお順に並んでいるので。


つまり・・・全体的な入力量を減らせばいいのです。

壮大な物語を作ろうと思うと、序章の段階で文字をいくつ入力せねばならないのか。
それでやっと入力し終えても、その後も膨大な文字入力をしなくてはいけないのです。
それを考えると、げんなりしてしまうというもの。


要するに、短いゲームを作ればいいのです!

主人公などのキャラクターも、極めて単純なもの。
ストーリーも簡潔単純明快に。
レベル上げなどの時間を除いて、プレイ時間一時間程度で終われるような、超簡単なゲームを作る!

これなら、全体的な文字入力はかなり少ないので、何とか乗り切れるでしょう。


そして・・・

その短いゲームを一本作ったら、きっとゲームの作り方にも慣れるはず。

そうしたら、次はもう少し長めのゲームを作ろう。

その次は、またもう少し。
そして次は、そのまたもう少し。

そうこうしているうち・・・

いつか、壮大な物語のゲームを作れるかもしれない。



そうして、私はゲームを作り始めました。



結果。

もくろみは成功ヽ(´▽`)/


最終的には6本のゲームを作成しました。


最初のゲームは、初めに決めた通り、システムデータとシナリオデータ、グラフィックデータも含めて、1枚のメモリーカード内に悠々収まる程度の短いものでした。
具体的には、システムデータ4ブロック、シナリオデータ7ブロック、グラフィック1ブロックの計12ブロック。

これを作ったことで、もくろみ通りゲーム作りに慣れたわけです(´▽`)


この一本目を足掛かりに、二本目は、一本目の時には使わなかった機能や項目を使って、もう少し長いものを作りました。
メモリーカードまるまる一つ分の、16ブロック。
グラフィックデータ1ブロック分だけ、別メモリーカードに入れました。

それですっかり楽しくなった私は、勢いに任せて三本目。
全部で24ブロック。ここで初めて、システムデータとシナリオデータを別々のメモリーカードに分けてセーブしました。

四本目、38ブロック。ついにシナリオデータが1枚のメモリーカードに収まりきらなくなり、2枚のメモリーカードにまたがるということを経験しました。

そして五本目、74ブロック。
しかしこの時は、シナリオ自体は四本目の1.5倍程度だったのですが、
調子に乗って『いつ起こしてもいいイベント』を複数作ってしまい、のちのテストプレイで、メモリーカードごとにそれらのイベントデータを入れないと、結局期間限定ものになってしまうことが発覚。
しかたなく同じイベントデータをメモリーカードごとに入れたため、データが膨大になってしまったのです。
メモリーカードの無駄使いだと思って、次回はすべて、イベントは期間限定で行うことにしました(笑)

ラスト六本目、61ブロック。
この時初めて、システムデータが1枚のメモリーカード内に10ブロック以上作れないことを知った私・・・。
というか、何年か後にネットで調べてみたら15ブロックまで作れると書いてあったんですが、なぜか私の場合、5ブロック分空きがあるにもかかわらず、システムデータ10ブロックで容量一杯になってしまいました。
その理由はさっぱりわかりませんが、とにかくそれ以上データを作れなかったので、切り詰め切り詰め押し込めました。
もうメモリーカードも在庫がなかったため、マップやシナリオを削りまくって何とか仕上げた思い出のゲーム。


これ以後は、メモリーカードがなくて作っていませんが・・・ネタが思いつけば、また作ってしまうかもしれません(〃∇〃)



ハマりましたね〜〜。

好きなようにゲームを作れる。
これって、ものすごい魅力ですよー。
自分の作ったキャラが、自分の作ったシナリオで動くんです。遠い昔、思い描いていた夢そのままに。


・・・と言っても。

当初の目標だった『壮大な物語』は結局作れませんでした。
作った作品は全部、せいぜい短編〜中編程度で、内容も実にあっさり。

初めはその壮大な物語とやらのゲームを作ることが目標だったんですが、これらのゲームを作り上げる過程で私も年を取りまして、
考えていたゲームの、キャラもシナリオもネーミングも・・・相当レベルの低いものであることに、ようやく気付いたのです(笑)
そのため、途中からはすっぱりあきらめて、普通にしょぼいストーリーのゲーム作りにいそしんでおりました。

私の作った作品は、一作目は完全オリジナルですが、
二作目からは二次創作まじり。

ストーリーはオリジナルですが、主人公一行以外のサブキャラクターとして、
『その時ハマってたゲームのキャラクター』を複数登場させてました。

彼らを、自分の勝手に考えたストーリーの中に登場させて、一緒に冒険なんかさせちゃって、えへへへと楽しんでいたのです( ̄∇ ̄)
だから、二作目以降、その時何のゲームにハマっていたのか、非常にわかりやすいです(笑)


まあ、ようは楽しけりゃいーんです!

そんな感じで完全に自己満足なものを作っては、桃ちゃんに無理やりプレイさせてた私。
やっぱりせっかくゲームができたら、誰かにプレイさせたくなるというもの。
いや、誰かにっていうより、桃ちゃん以外には恥ずかしすぎて見せられない。
それでも、いくら桃ちゃんとは言え、やってて苦痛になるようなものはプレイさせにくいですが、
登場させてるゲームキャラに、桃ちゃんも同じくハマってるわけです。
ということは、(内容はともかく)楽しくプレイできるってものですよ。あら一石二鳥。



えー、そんなわけで、当初の目的とはかなりズレましたが、
結果的に私はこのゲームを非常に楽しんでプレイいたしました。
最初は「買って損したかも(←中古で買ったくせに)」と思ったりもしましたが、いやいや十分、満足しました。

機能的に「これできないんだ!」ということがのちのち色々出てくることはありましたが、
「バグじゃん!」という致命的な欠陥もなく、好きなようにゲームを作れるということがきちんとできる、いいソフトだと思います。


唯一の問題は・・・


作ったゲームって、世界に一つだけと言うか、どんなに陳腐な出来栄えでも、愛着があるんですよね。
データを消せないんです。
多分もうプレイすることはないだろうなーと思うのに、どうしても消せないまま、何となく取っておいてしまう。
おかげでメモリーカード18枚が、使えないまま・・・( ̄ー ̄°)



さて、ここまで遊び倒したこのゲーム、
私がどんな感じにゲームを作っていたのか、このソフトの機能、ゲーム作成時の失敗談など、ほんの少し語りたいと思います。

今となっては、PCソフトで色々新しいのが出ているので、これから『ツクール3』をプレイする方はいないと思いますが、
ゲーム制作をしてみようかなーと思ってる方の参考になる部分もあるかもしれません。
また、かつてこのゲームでゲームを作った方や、興味はあったけど、結局プレイしなかった方など、
懐かしい思い出話に、ちょっと付き合ってみてもいいかなと思われましたら、以下の項目もどうぞ。(順次アップ予定です)


このゲームの機能について

私のゲームの作り方へ

失敗談へ



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