それぞれのダンジョンに対する、私の心の叫び


6.試練の館

このダンジョンは、モンスターが識別されておらず、出てくるモンスターがみんな神父の姿をしています。

もちろん、一回戦えばそのモンスターが何だったのかが判明し、次からはその敵はちゃんとモンスターの姿で登場するので、「誰、コイツ」となることはありません。

でも、ハッキリ言って、
超つまんない(; ̄∇ ̄ )

だって、ここって何にも落ちてないんです。
落ちてるのは、『モンスター識別の杖』と金だけ。

神父(の姿)まみれのダンジョンを、ただ進んでいく・・・

果てしなくつまらない・・・。

なんかもーちょっと面白みをつけてほしかったと思います・・・。


それでも、最初は期待して入ったことを覚えています。

何と言っても、わりと最初の頃からあったのにずっと入れなかったダンジョン。
一体何があるのかと、嫌でも期待がふくらむってモノですよ。


しかし、何もなかった・・・。

いや、一応あるにはあったけど。レアアイテムが・・・。

その名も、超有名な『ロトの盾』
盾そのものの強さが99もある、スグレモノ!

・・・・・・・・・・

ここに来られるようになるまでほとんど全てのダンジョン制覇してるから、
ハッキリ言って、もう必要ないんだよね!( `▽´;)

・・・・・・
・・・・・・・・・・・・。


まあ、それはさておき。

こんなとこ、一回入ってどんなもんかわかった時点でもう来なくてもよかったんですが、

どうしても気になる点がございました。

レアアイテム・・・は、確かに少しは気になっていましたが、
それは最終階にあることがわかっているし、敵が強すぎて、そこまで行ける確信どころかやみくもな自信さえありませんでした。
つまり、心が折れてしまった私にとって、レアアイテムの存在はそこまで気になるというものではありません。


私には、別の目的があったのです。

それは、とある道具です。

でも、確実にここにそれがあるという確信はありません。
それでも、私は信じていました。

最終階に『ロトの盾』があるならば、
途中の階に『モンスターの巻物』があるだろうと。


なぜ、私がそんな確信を抱いたかと言うと。

この館の入り口でガキがわめいておりました。
細かいセリフは忘れましたが、「巻物読んだら、モンスターに囲まれた」というような内容です。

モンスターに囲まれて、どうやって逃げたのかその方法を聞きたいくらいでしたが、それはひとまず置いておいて・・・

その言葉で、私の中に
「ここに『モンスターの巻物』があるんじゃないの!?」
という推測が生まれたのです。

『モンスターの巻物』というのは、読むとモンスターが出てくるだろうと予想される巻物。
そして、この道具は、レアアイテム『ロトの剣』を手に入れるために必要な道具らしいのです。

さっきも言ったように、今さらそんなもの必要ないじゃないですか?

その通りです。
その通りなんですが、ここまで来るともう、逆にレアアイテムしか興味のあることがなくなるし、
それより何より、この道具だけは、なんとしても手に入れなければ気がすまない気がしていました。


その理由は・・・

この情報を仕入れた状況に、ありました。

実はこの情報は、鍛冶屋の兄ちゃんが100回目の鍛冶をしてくれたときに、教えてくれたのです。

この鍛冶屋、当然武器や盾を鍛えてくれるのですが、
トルネコに金はもらえないと言って、代わりにランダムで二種類の道具をせびってきます。
とんでもないヤツです。むしろ金で払わせろよ。

おかげで、必要もない道具をわざわざダンジョンに探しに行って帰ってきて、また行って・・・をくり返す羽目になります。

その非常にめんどくさいことを100回も続けたのは、
「鍛冶屋のコメントに重要なヒントが」という情報をゲットしたからです。

最初のうちは「王様が水虫なんだ」とか「ネネさんは結婚してるんだ」とかふざけたことをぬかしていますが、
こちらもまだ心に余裕があります。
イライラしながらもくだらない情報のために道具探しにいそしみます。

しかし、50回目を越えた頃には、だんだん堪忍袋の緒が切れかけてきます。

いいかげん、まともなことしゃべれよ(¬_¬*)

しかしそれから実に40回、くだらないことを言い続け・・・

90回目で、

「オレの情報っていうのはまったくまったくまったくまったく意味なんてないんだぁ!」

とのたまったときには、

殺してやろうかと思いました。

しかし、そんな気持ちを押し込めて、忍耐でその後もやり続けました。

そして、100回目にしてやっとまともなことをしゃべったのが、
『ロトの剣』の情報だったというわけなのです。

ここまでコイツに付き合わされて、やっと得た情報を

今さらいらねーよ

と片付けるのは、あまりにむなしいです。

そんなこんなで、私は『モンスターの巻物』を欲していたのです。


で、話は戻って『モンスターの巻物』が、試練の館にあったかと言うと・・・



なかったε=(>ε<)プーッ



何のために死ぬ思いで
こんなつまんねーとこに入ったんだよ!!


結局、姉がもっと不思議のダンジョンで見つけました。

普通に落ちてたってさ(≧∇≦)/

あははははははは。



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