遊戯王 真 デュエルモンスターズ
(コナミ)
〜封印されし記憶〜
このゲームは、『遊戯王』というマンガを元にした、カードバトルゲームです。
遊戯王は新しいシリーズなどで主人公が変わって続いていますが、
このゲームの時代は、『武藤遊戯』が主人公。たまたまアニメを観たときに好きな声優さんが出ていたことで続きを見たら、結構面白かったためそのまま見続け、藍にも勧めました。
そして藍がプレゼントしてくれたのがこのゲームです。
一番最初は画面が立体的に動くせいでちょっと疲れるかな〜と思いましたが、純粋にカードバトルが面白くて、気がつけばハマってました(*´▽`*)
立体的に動くのも、デュエルが始まった時だけだったし。そんなわけで、結構好きなゲームです♪
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ストーリーは、古代エジプトでの闇遊戯がメイン主人公となります。(名前は自由につけられる)
王子である主人公が、王家の宝・千年パズルを敵に奪われそうになり、千年パズルに魂を封印して、現代の遊戯に出会う・・・。遊戯は彼をエジプトに帰すために協力し、再びエジプトに戻った主人公は敵と決着をつける。
という感じで、実際の遊戯王とは違う、オリジナルストーリーとなっています。
プレイヤーはまず古代エジプトでの闇遊戯となり、
そのあと現代での遊戯としてストーリーを進め、
再び古代エジプトで闇遊戯を動かすことになります。もちろんストーリーを進めるためにはカードバトル必須!
ゲームをスタートさせると、ランダムでデッキが組まれ、40枚のカードが自動的にもらえます。
このゲームでは、デッキは40枚のカードからなり、一枚でも欠けるとデュエルできません。
そして同じカードは三枚までしか入れられません。
実際のアニメでは、デュエルといえば、各カードの特殊攻撃などが主体となっていますが、このゲームは違います。
単純に、カードに定められた攻撃力(と防御力)のみで相手をボコボコにするだけのデュエルとなってます。
カード同士の融合や、カードの攻撃力を増やす強化カードもありますし、それが決め手と言ってもいいですが、もともと攻撃力が低いカードは圧倒的に捨てカードとなってしまうのが残念なところ。
アニメでは大活躍のあのカードがこんな程度の扱いか・・・(・ω・`*)
とガッカリさせられることもありました。しかし単純なルールのおかげで、私にもプレイしやすかったので、逆に誰でもプレイできるつくりになっているんじゃないかな、と思います。
・・・アニメみたいに複雑な特殊攻撃とかが設定されていたら覚えるのに苦労しただろうし(^-^;)
デュエルはターン制で、プレイヤーから先行。
一ターンに出せるカードは一枚。
ただし融合で二枚三枚のカードを使うことは可能。
ちなみに一枚も出さないことは不可能。相手のモンスターフィールドにカードがある場合、全滅させないと相手に直接ダメージを与えられない。
相手のライフをゼロにするか、相手のカードを40枚出させつくしたら勝ち。ゲームの大半を占めるデュエル。
なので、デュエルのテンポが悪いとストレスがたまるところですが、
攻撃の際もバシュっとカードが消滅するだけのシンプルな画面効果で無駄がありません(*^▽^*)アニメみたいにカッコいい攻撃シーンなどは一切ないので、ちょっとさみしい感じもするけど、何回も繰り返しプレイするには、長いモーションはかえって邪魔。
アッサリが一番プレイしやすいです♪ちなみにコントローラーのボタンを変えることによって、攻撃時にポリゴンで表示されたカードキャラの攻撃シーンを見ることもできます。
それだとちょっとアニメっぽい雰囲気を楽しめるのかな、と見てみましたが、ポリゴンなのでみんなカクカクでひょろっこくて固そうに見え、全然違いました。とはいえ、見たい人、見たくない人それぞれにボタンを割り振っているところが素晴らしいと思います。
なかなかそういう気遣いしてくれるゲームはないので貴重です(^-^ )
最初にもらえるデッキは、その時々によって変わるランダム。
これが最初の運不運ですね。大体のカードの攻撃力は総合的には同じくらいのものを入れているようなんですが、その中でも重要なのがいくつかあります。
まず融合しやすいカードが多く入っているか。
カードには種族が設定されていて、この種族とこの種族は融合できるけどこっちは融合できない、とかがあります。序盤カードが少ないときは特に、弱い手持ちカードをいかに融合で強いカードに変身させるかがカギ。
最初のカードに昆虫カードや恐竜カード、悪魔カードばっかり入ってたら完全に不運となります。
そして強化カードがいいものかどうか。
最初に一枚入っていますが、これも使い勝手がいいカードとたった一枚の固定カードにのみ有効というとんでもないカードなどがあります。しかもその一枚の固定カードが入っていないというオチ。
何を強化しろっちゅーんだ。強化カードは序盤に簡単に入らないことが多いため、最初のデッキである程度使い勝手がいいものを手に入れた方が楽です。
そして魔法カード。
フィールドを海とか山とか闇とか砂漠とか草原に変えることができるカードも最初から一枚入っていますが、これはあまり重要ではないと思います。フィールドに対応して対応カードが攻撃力500アップするため(苦手カードは500ダウンする)、中盤以降は重要ですが、戦っているうち手に入ってくるし最初はあまり意味がありません。(ある程度同種族が偏ったデッキじゃないと意味がないし、融合で相手をボコボコにした方が手っ取り早いため)
問題は、相手フィールドのモンスターカードを全滅できる「サンダーボルト」と自分も相手もフィールドのすべてを全滅させる「ブラックホール」の二枚のカード。
最初のデッキにはこの二枚のカードのうちどちらかがランダムで入っています。
当然ながら、サンダーボルトの方が圧倒的に比べるまでもなく便利であり、最初から最後まで切り札として使用できるカードです。
ブラックホールは自分のフィールドまでカラにするため、次のターンで必ず相手の出したモンスターカードの攻撃をすべて食らうという悲惨なことに・・・。
最初は最低限のデッキで行動することになるものの、「カード屋」でセーブをすると、ゲームタイトルに戻ることもできます。
そしてそこから「フリーデュエル」をプレイすることができるようになります。
カード集めは基本的にここで行います。キャンペーン(ストーリー)モードの方でデュエルに負けるとゲームオーバーとなり、セーブしたところからやり直しになりますが、
フリーデュエルモードで負けてもそのまままたゲームができるので、フリーデュエルモードで強いカードをもらえるまで頑張り、大分たまったらキャンペーンモードを進めます。まあフリーデュエルモードで戦える相手は、キャンペーンモードで対戦した相手(必然的に倒した相手)となるので、強いカードが欲しかったらキャンペーン進めないといけないわけですが。
この、フリーデュエルでのカード集め。
これが楽しい(*´▽`*)
そしてハマる。
でも飽きる( ̄▽ ̄;)
・・・・・そんな感じ。
RPGでのレベル上げのようなものですが、それよりもちょっときついのは、いくら戦ってもザコカードしか入手できないことが多いということ。
速攻で相手を叩きのめすか、自分のカードは残しつつ相手のカードを出し尽くさせるかで、いいカードを手に入れられる仕組みなのですが、速攻で倒したからいいカードくれるかというとそうでもない。
いいカードをくれることもあるけどザコカードをよこすこともある。
ただいいカードをくれる確率が上がるだけで。序盤はまだ持ってるカードが弱いので、どんどんカードを強くしていく楽しみがあるんですが、中盤からは「またこのカードか・・」「いい加減強いカードよこせ!」という感じ。
もう、すんごい大変な思いしてデュエルして勝って、
ショボイカードをよこされたときのあの憤りは半端じゃないですよ・・ヽ(*゜Д゜)ノ
しかしそこまで苦労しなくても、何とかなる場合もあります。
このゲームはポケットステーションに対応しており、様々なリモコンと合わせることでいろんなカードを手に入れられるようです。
中にはレアカードも!!すごいね(≧∇≦)/・・・・まあ、私たちはポケステを持っていなかったため、何の関係もありませんでしたが。
さらに、フリーデュエルを行うことでスターチップというものが入り、スターチップを集めると、パスワードを入力することでカードを手に入れられるというシステムもありました。
・・・パスワードって何ですか(゜ー゜;)
なんか、販売されてる遊戯王のカードについているカード番号みたいなんですが、ゲームしかしない人にはさっぱり不明です。
何て意地悪なシステムなのだろう。しかし近所にカードを売ってるところがあったため、私たちはこっそりカードの番号を暗記していくつか入手したりはしました。
でも強そうなカードに限ってチップ999999とか。
普通にやっててそこまでチップは貯まりません・・・。
そんな理由もあって。
ゲームのルールは非常に単純ながら、
このゲームはクリアが難しい(=д=;)ラスボスなどが使ってくる反則的な攻撃力のカードたち。
今まで自分が集めてきたカードたちは一体なんだったの?
ってくらいの強烈さです。さらにラストらへんはデュエルごとにセーブができなくなるため、連続デュエルをさせられます。
反則的な相手との連続デュエル。
もちろん負けたらそこでゲームオーバー。・・・一回クリアしたら、二度とクリアしようとは思えない。
そんなゲームだと思います。
私も一度はクリアしました。
そして力尽きました。カード集めは楽しく、地獄でした。
それでも強いカードが手に入った時のあの盛り上がる気持ちと、
今まで勝てなかった相手に勝った時の達成感はとても大きくて、
なんだかんだで楽しんだなあと思います。その気持ちを味わいたくて、時々最初から途中までプレイしてみたり、
クリア後にデータをセーブできるので、フリーデュエルだけ遊んだりして結構プレイしています。(そのデータだとクリア後なので、戦った相手全員とフリーデュエルできる)のちに藍が攻略本を安く買ってきたので、それにより欲しかったカードの手に入れ方を知ったため、またそれで遊んだり。
ちなみに私は短気な性格なせいもあって、柔タイプの戦い方が全然できません。
剛タイプ→短期決戦。強いカードで敵を粉砕
柔タイプ→長期決戦。相手のカードを出し切らせるまで粘る攻略本を読んでわかりましたが、私が欲しかったカードはかなり柔タイプで手に入れられるものでした。
今まで無駄に剛デュエルしてたよ・・・。そんなこんなで、クリアしてもまったくカードコンプどころではありませんでしたが、自分が集めたカードを見られるカード図書館とか、クリア後にもいくらでもフリーデュエルできる仕様なので、やり込み度も高いゲームです。
あと、カードを交換システムがあるので、強いカードを簡単にもらえるのはありがたかったです。
同じカードは三枚までですが、どうしても一枚しか入らなくて、三枚に増殖とかもやりましたし。
二度とクリアはしようとは思わないけど、
それでもこのゲームを手放そうとは思いません。(プレゼントされたからという理由を除外して考えて)「あんまり強いカード入らなかったな〜」とガッカリしながらやめたとしても、やっぱりまたふっとやりたくなってしまうから。
私や藍にとっては、このゲームは
立派なハマリゲームなのだと思います(*^▽^*)