ツアーパーティー 卒業旅行に行こう

  (タカラ)

プレイヤーを男女から選び、意中のキャラとデートをして、最終的に告白されればハッピーエンドというボートゲームです。

フルボイスです( ´ー)ノ

シチュエーションは、卒業旅行。
プレイヤーは卒業旅行へ来たものの、道に迷っているところで攻略キャラたちと出会い、
最初はまず自己紹介から。

二回目からデートに誘うことになりますが、最初から目的はナンパ・・・いや新しい出会いだったのかも。


攻略対象は、男性8人、女性8人の16人+おまけキャラが男性2人、女性2人の4人という総勢20人。
ぶっちゃけおまけキャラは性格がアレなキャラばかりなので、ギャグと思ってオトす程度。


男の子                                        {男キャラ・女キャラについて}
長門真司(声:檜山修之)大学四年生。22歳。友人の加賀くんと卒業旅行へきた。明るい体育会系。

加賀翼(声:森川智之)長門くんと卒業旅行に来た。22歳。爽やかでスマートな二枚目。

大淀大輔(声:志賀克也)地元の高校生。18歳。背が小さいバスケ少年。俺についてこい的。

天津風達哉(声:石塚堅)大学生。21歳。のんびりしたお坊ちゃん。

榛名葉一(声:笹沼晃)24歳。バイクで一人旅中。自由気まま。

伊勢進平(声:細井治)26歳。社長秘書。テキパキしている。

青葉了(声:保志総一朗)地元の高校生。18歳。ぶっきらぼう。

村雨貴雄(声:山野井仁)28歳。絵描きだと名乗るが、怪しい謎な人。

女の子
矢作恵(声:荒木香恵)19歳。佳澄と卒業旅行に来た。普通っぽい女の子。

霧島佳澄(声:半場友恵)19歳。恵と卒業旅行に。おとなしくて可愛らしい。

涼風友紀(声:藤野かほる)17歳。地元の高校生。明るくて積極的。

夕凪静乃(声:芳野美樹)21歳。おっとりお嬢様。

シンディ天城(声:山田美穂)25歳。輸入会社社長。休暇中。大人っぽい美人。はきはきしている。

秋月杏子(声:松本さち)17歳。地元の高校生。ボーイッシュな見た目で面倒見のいい元気タイプ。

アリシア天城(声:笹本優子)15歳。シンディの妹。甘えん坊。

橘かおる(声:手塚ちはる)23歳。地元の高校教師。真面目で固い。


どうにも自己紹介の時の感じが好きじゃなかった橘かおるだけは選んでません・・。

攻略キャラ同士も「友人」だったり「知り合い」だったりという設定があるものの、全員単独行動なので設定の意味を特に感じませんでした(^-^;)
唯一加賀くんが「僕の友人が・・」と長門くんの話をするくらいでしょうか。


初回プレイでは、なるほど、プレイヤー人数は全部で4人かと思い、自分ひとりコンピューター3人でプレイしました。
攻略キャラは長門くん・加賀くん・青葉くん・天津風くんの四名。一番興味があった四人組。

当然誰をオトしてもかまわないわけですが、コンピューターの3人は、加賀くんに猛アタックをかけます。
たまたま近くにいたんでしょうが、3人そろって加賀くんばかり狙いまくります。

このゲームは、攻略キャラに最初に話しかけたプレイヤーと「はじめまして」の自己紹介をして、ボーナス友好度が入ります。
当然次にそのプレイヤーに対して、攻略キャラは友好的な態度をとってくれます。

しかし残りのプレイヤーたちは、二回目の対応をされるものの(何回も自己紹介を見せられても困るのでそれはいいけど)
なぜか友好度が下がった状態で対応されます。

もちろんその次に声をかけると、友好的に対応してくれるので最初だけですけど。
このボーナスポイントは、プレイヤーの順位ポイントも跳ね上げてくれるので、加賀くんとはじめましての挨拶をしたコンピューターが一足ぬきんでたことになります。


しかしコンピューターが加賀くんを狙いまくるので、加賀くんが3人みんなにいい顔をしまくるプレイボーイのようです(; ̄∇ ̄ )
さらにコンピューターは節操がありません。
近くに他の長門くんとか青葉くんが歩いていようものなら、そっちにアタックをしかけます。

なるほど、そういうゲームなのか・・・Σ( ̄□ ̄;)


ちなみに私は、そのようにしてコンピューターが狙いまくっている加賀くんはあきらめ、ちょっと離れたところに歩いていた天津風くんを狙うことにしました。
彼は説明書の顔はとてもカッコよく、さわやかなお兄さんと言う雰囲気でしたが、
実際は天然ボケの間抜けな顔をよく見せるお兄さん・・・でした。

ちょっと違うな・・・と思いましたが、とにかく一筋に狙い続けました。


ちなみにキャラとデートをするには、『アプローチカード』と呼ばれるカードが必要です。
いくつかの種類があって、「スポーツカード」や「ドライブカード」「ショッピングカード」など
デート場所でそれを選択することで対応したデートをすることができます。

ルーレットで移動するとミニイベントが発生し、その結果で何かのカードやパラメータを上げるアイテムが入ります。
ただカードの種類が多いので、ほしいカードが入るわけじゃないのが残念・・。

デートカード以外のカードばかりが入ってしまうと、全然デートができないこともあります。


さて、そうこうするうちに時間切れになり、告白タイムがやってきました。
旅行期間中に友好度がある程度貯まると、一緒に旅行しようと持掛けられて、彼のいるマスまで行かなくても毎ターンデートができるようになります。
しかし3人が加賀くんを狙い倒している状況では、加賀くんも「誰と仲良くしたらいいんだろう」と悩んだことでしょう。

結局誰も加賀くんに旅行に誘われることはないまま、期間が終了しました。

ちなみに私は、天津風くんと何度もデートをしたものの、ほぼ失敗に終わり、友好度があまり上がらないままでした・・・。


結果は、4人とも振られました。・゜・(ノД`)・゜・。

まあ、同行していない状態ではほぼ、告白は失敗するみたいなので仕方ないですが・・・。
問題は、そのあと。

順位が発表され、1位は加賀くんのスチルイベントも発生させたコンピューターキャラとなりました。
するとエピローグで、加賀くんがそのキャラに、フッたことにたいしてコメントを述べる場面になりました。

えええええ、これって1位のキャラのエンディングを見させられるのΣ(゜Д゜|||)


私は加賀くん狙っていないのに、加賀くんに振られるセリフを眺めて、エンディングでは加賀くんの立ち絵と、スチルデートが流れていきました。
まあ、スチルを見て、場所のあたりをつけられた部分もあったので、全くの無意味ではなかったけど・・・。

でもコンピューターなんだから、プレイヤーのエンディングを見せてほしかった・・・。天津風くんの。


そもそも、1位になったコンピューターは、加賀くんのスチルイベントを一つ成功させているのですが、
そのデートをばっちり見る羽目になりましたし。

コンピューターにしてないなら当然ですが、コンピューターの場合はそこはカットしてほしい・・・。
なんだか人のデートを盗み見してるみたいじゃないですか・・・。時間の無駄でもあるし。


スチルつきのデートは、キャラの好きなこととかを垣間見えるお得なデートですが、
場所が同じでも、デートカードで違うものを選ぶとみられないので、なかなか大変です。
当然一回のゲームにつき、同じイベントは一回しかないので、早い者勝ち。

そんなこんなで、初回プレイは天津風くんを狙った割に、加賀くんを狙っていたかのような気分で終わったのでした(゜ー゜;)


コンピューターは結構強いので、のんびりプレイしたいときは、プレイヤーは自分ひとりが一番です。

プレイヤーが一人であれば、手に入る『カード』はほとんど『アプローチカード』のみになり、デートし放題です♪

キャラにつき4つのスチルデートがあるので、それを探すのも楽しいし
昼と夜でデートの種類ががらりと変わる場所もあるので反応を見るのも面白いです。


デートゲームの性と言うか、デートする前までは「面白そうだ」とか「そこはちょっと苦手だな」とかちゃんと会話があるのに、
終わった時は「成功」か「失敗」のセリフのみなのは残念ですけど(^−^;)

長くやってると飽きますが、キャラの性格とか好みの場所とかもわかるので、色んな時間にいろんな場所にいくのが楽しかったです。


たとえば水族館のような場所だと夜行くと『閉館』になっていて、キャラが不機嫌になったり、
東京タワーみたいな場所でデートカードによっては『階段を駆け上がる』ことになり、キャラが嫌がったりします。

夜にドライブしようとしたら、『渋滞に巻き込まれる』ってデートになったことも(* ̄▼ ̄*)

別に嫌がらせをしようとしたわけじゃないんですが・・・時間と組み合わせによってはそうなってしまうんですね。
それでも成功して照れられたりするから変ですが。


初回プレイは敗北しましたが、スチルデートを起こすと結構好感度があがるので、
そのデート場所とデートカードをしっかり把握したあとでコンピューターと再戦を果たし、見事勝利♪
ちょっとスカッとしました。


しかし、お邪魔キャラクターというのがいるんですが、そいつらが非常にうっとうしいです。
特に気持ち悪いのがストーカー。

PCに女性がいると登場する男で、「おんな、おんな!」とか叫びながら近寄ってきて、もし捕まると「つたや」というスタート地点の旅館にたどり着くまで離れません。
さらに毎ターン攻略キャラの好感度を下げるという恐ろしいキャラです。

当然私は女性PCでやっているので、こいつだけは毎回会う羽目になりげんなりです・・・。

お邪魔キャラは何人か種類がいて、毎日ランダムで変化するのですが、どのキャラもつかまったらつたやにいくまで離れないという特徴。
もしパートナーと同行していた場合、別れさせられるという、まさにお邪魔でしかないキャラたち。

うーん、お邪魔キャラを登場させない設定ができたらもうちょっと快適だったんですけどねー(;´д` )
すごろくゲームとしては仕方がないのかもしれないけど・・・。


まあなんだかんだ不便な部分はあれどもキャラは気に入った人もいたし、かなり楽しんだといえるでしょう。
最後を告白でしめると言うのもすっきりとしていい感じです。
一応女の子もかおるとおまけキャラ以外はオトしましたが(もちろん男PCで)やっぱり女の子をオトすのは私の趣味じゃないので微妙ではありました。

キャラそれぞれのネタバレ込ちょっと感想を。おまけキャラはありませんが。
キャラページ(男)UP キャラページ(女)UP


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