ファイナルファンタジー5

   (スクウェア)


*桃子の思い出*

このゲームはものすごいネタバレがあるので、クリアした人だけご覧ください。


コレをクリアするのは本当に大変でした・・・(>_<)

四人の冒険仲間たちにいろんな能力をくっつけて、強くするシステム。

たくさんの職業(ジョブ)に変えていき、必要なアビリティ(特技)を覚えていく。

そのためには膨大なレベル上げが必要・・・。



確かに、いろんな能力を身につけられるのは便利だし、弱点のないキャラクターは嬉しいです。

しかし、レベル上げが嫌いな私たちにとっては、地獄です・・・(>_<。)


それなら別に、アビリティなんか気にしないで進めばいいじゃん、と言われるかも知れませんが、それはできないのです。

目の前にごちそうがあったら、そしておなかがすいてたら、そこへ行きつくまでが大変だと思ってもあきらめられないものです・・・。


でも、もともとごちそうがない場合は、つまり一人一人にちゃんと役割分担が決まっていたら、そんな大変なことをしないで済むわけで、このシステムは私たちにとっては本当にめざわり以外の何者でもない・・・というものでした。



そしてまた、この5では、私たちとしてはどうしても許せない点があります。



それは、ガラフの死です(TロT)

私たちはキャラクターの中で、一番ガラフが好きでした。

まさか、主要キャラクターが物語の半ばにして死ぬとはまったく思っていなかったので、
その状況になったときには頭が真っ白になってしまいました。


そして、それから、私たちはプレイをやめてしまいました・・・(T_T)

私がガラフが大好きだったように、藍もガラフが一番好きだったので、気持ちは一緒だったのです。


ガラフがいなくなったら、もうこの先何の意味もない・・・。

私たちは言葉にはしなくても、そういう気持ちで一杯でした。


いえ、別に主人公にまったく魅力がないわけじゃないんですけどね。

そしてガラフに、男としての魅力があるわけでもないです。
ガラフはただのおじさんですから。

でも、キャラクターがいい味出してて大好きだったんです(TロT)



しかし、それから何年も何年も過ぎ、一度もクリアしないままというのも、もったいないかな・・・という気分になった私は、再び藍に、やってみようと持ちかけました。

あんな大変なレベル上げのゲームを、しかもガラフが死んだゲームを、とても一人でやる気にはなりません。


そして、藍がOKしてくれたため、再プレイとなりました。

今度は、何が起こるかわかっていたため、ショックもまだ薄く、私たちは頑張って先に進みました。

ガラフの城の地下の石像と戦いまくって、死ぬほど戦いまくって、アビリティをゲットしました・・・。

あそこだと、金の針さえ使えば、一発で倒れるので、非常に時間短縮です。(ただし、メチャクチャ飽きるけど・・・)


しかし・・・そこまでして頑張ったのに、ラスボス戦はものすごく大変でした・・・。

ラスボスにたどり着く前も大変でしたし・・・連戦で。
今までのレベルあげは一体なんだったんだろうと思うほどに!(>_<)
まだレベル上げをしなきゃならないんだろうかと青ざめながらコマンド入力してました・・・。

しかし、まったく無意味だろうと思って軽視していた、侍(ジョブ)の「ぜになげ(アビリティ)」が、ものすごい効果を発揮したのです!


驚きました・・・。

しかし、ラスボスだからと、金を手裏剣とエリクサーにつぎこんでいたため、あまり銭がなく、そんなに使用できなかったのが惜しかったです・・・(>_<。)

それに侍(ジョブ)も、レナしかやってなかったので、もったいなかったなぁと思いました。

侍ってなんか地味で、そんなに役に立つような気がしてなかったもので・・・。


しかし、はっきり言って、ほとんどラスボスはぜになげで倒しましたからね(; ̄∇ ̄ )


それにしても5では、バッツ(主人公)は恋愛に発展しなかったので驚きました。

レナにもファリスにもときめいていたように見えたけど、結局どっちともくっつかないとは・・・(゜ロ゜)

そのせいだけではありませんが、全体的に、ストーリーが薄い気がします。

まあ、私たちにとってはガラフの問題が、5の評価に直結してしまってるので、クリアの達成感は得られたものの充実感は得られませんでした・・・。



のちに母にプレイさせたところ、母はレベル上げが大好きという、私たちには信じられないプレイヤーなため、素晴らしいレベル上げを楽しんでいたようです。

そういう意味では、一番RPG向けなのかもしれません。
ただし母は、ストーリーに入り込まないタイプなので(笑)
ストーリーがドラマティックなRPGは向いてないかもしれませんが・・・。



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