フェイの最終問題
冒険の思い出 七関門


第一関門 ンドゥバの悲劇


最初の階層辺りは敵も弱く、おにぎりも持っているので、あらゆる危険に囲まれているというほどの状況ではありません。
よほどツイてないことがない限り、1階や2階で死ぬということはそうそうあることではありません。

が。

1・2階でも簡単に死ぬことができます。

それが、店です。


店で死ぬことはとても容易です。

一、店主に攻撃。
(矢や道具をぶん投げる)

二、店のワナにハマりまくる。
(大型地雷踏んで息も絶え絶えのところ毒矢スイッチ踏むなど)

三、どろぼうする。

四、ンドゥバに突撃。


一、二は自殺なので置いといて、怖いのは三と四です。


『フェイの最終問題』、何より重要なのがいい武器・盾・道具。
とりわけ武器・盾に関しては、どれだけ浅い階でどれだけ性能のいいものが入るかどうかに、その回の冒険のすべてがかかっていると言っても過言ではありません。

階層が深くなるにつれ、敵の強さは自分のレベルアップより急激な速さを持って、どんどんランクアップしていきます。
浅い階で強い武器と盾を手に入れておくことは、非常に重要なことです。

つまり、三と四が怖いなら店に入らなければいいじゃん、なんてことは考えず、
ここは、「それでも店に突入する」という心づもりで話を進めていきたいと思います。


とは言え、どろぼうの可能性も、低いと言えば低いです。

もちろん浅い階ですから、お金はそれほど持っていないので、どろぼうせざるを得ない時もあります。
が、どろぼうするにはどろぼうできるだけの条件がそろってないと、結局ただの自殺ですから、
一・二階の店でのどろぼうは、運よく店内に落とし穴があるとか、たまたま拾った武器がつるはしで、隣の部屋に階段があるとかなんか、まあとにかくめっちゃツイてるときのハナシなのです。


つまり、本当に怖いのは四・・・ンドゥバです。


一応、店の品物とンドゥバを見分けるヒントがあります。

店の売り物に交じってギタンが落ちていたら、ンドゥバ。

店の売り物に交じって階段があったら、ンドゥバ。

店の売り物が同じ種類の物だけの中、一つだけ違う種類のものがあったら、ンドゥバ。


しかしこれらのヒントでもわからない場合、店の品物かンドゥバか・・・それは、完全に勘となります。
これは非常に危険なバクチです。

何しろンドゥバは、値段を調べるため品物の上に乗ろうとしただけで攻撃してくるのです。
しかもこちらは無警戒という設定なので、必ず攻撃は向こうから。

浅い階で、武器も盾も持ってない貧弱シレンなど、ンドゥバの攻撃に耐えられるはずがありません。

そう・・・

一・二階でンドゥバに出会ってしまったら、それはもう、この冒険がほぼ終わったことを意味します。
何か切り抜けられる策がない限り、貧弱シレンになす術などないのですから・・・。


それでも店に突入し、イチかバチかの賭けをする。

その理由はふたつ。


まずひとつ。

『フェイの最終問題』で重要なものの一つに挙げた『道具』。
これが、どれだけ浅い階で多くのものを判別・識別できるか。
それが冒険のキモになるのです。

識別の巻物は決してレアなものではありませんが、それほどバカバカ手に入るわけでもありませんし、とにかく判別の難しいものに使うのが賢いやり方です。

草や巻物は危険なものも数多くありますから、まずい状況で使ってしまうと、命を落としかねません。
まだ敵も強くなく、おなかも大丈夫、そういう状態のうちに、できるだけたくさん識別しておきたいものです。

その識別に関して、店が本当に最適だからです。

まず店に売っている物の値段から、それが何であるかをチェックすることができます。
もちろん全ての物の値段がわかるわけではないので、大体のあたりを付けるだけですが・・・。

でも、例えば杖だったら、800前後の売値のものと、1100前後のもの、1500前後のもの、1700前後のもの、3000以上のものがあり、
800前後なら『ふきとばし』『一時しのぎ』『不幸』『幸せ』、
1100前後なら『場所がえ』、
1500前後なら『封印』、
1700前後なら『かなしばり』『みがわり』『痛み分け』、
3000以上なら『ブフー』・・・といった感じ。

武器や盾も、基準値を覚えておけば、それより値段が高ければプラス付き、低ければ呪われているとわかります。

また、自分の持っているものが何であるかも、買値によって見当をつけられます。
いらないものと判明したら、その場で売り、別の物を買うこともできます。


店の存在は今後のシレンの冒険において、非常に重要なもの。
ましてそれが浅い階でお出ましとあらば、ありがたいことこの上ない状況です。
スルーするなど、神が与えたもうた救いの手を払いのけるがごとし!!


ふたつ。


まだ一・二階だし、死んだらまたやり直せばいいじゃん(´▽`)




藍シレンは今日も行く。



第二関門 鬼面武者登場


さあ、ンドゥバの悲劇を乗り越えて、無事に5階へたどり着きました。

3階あたりからとおせんりゅうなど、強い敵もちらほら出てきてひやひやものでしたが、何とか命あってここまで来ました。
問題はここからです。

奴の名は、鬼面武者。
その名の通りの外見で、かなり強そうに見えます。
しかし問題はこいつそのものではありません。
もちろん、こばみ谷やその他洞窟をクリアしてここに挑んでいるので、そんなことはわかっています。
でもまあ、成仏の鎌さえあればこんな奴・・・

・・・・・そうです。
よーするに、成仏の鎌がないと、これほど嫌な奴もいません。


こいつを倒して現れるぼうれい武者。

シレンから遠ざかり、敵を求めて動き出す。
慌てて追いかけ一撃浴びせるも、たったの1ポイント。
おまけに奴はワープでどこかへ。

追いかけようにもどこへ行ったかわからず、とりあえずその辺ウロウロしていると・・・


あれ、こんなやついたっけ・・・( ̄▽ ̄lll)


ぼうれい武者によってレベルアップした敵さんが角からひょっこりこんにちは。

ぴーたんが逃げぴーたん、ガマラがガマグッチになってるくらいはどうということもありません。
むしろ場合によってはありがとう。

しかし・・・ハブーンがマムーンに、畠荒らしが壺荒らしに、鬼面武者がはんにゃ武者に・・・
でもまあ、これらはまだ、ちょっと強くなるくらいだから何とか倒せないこともない。

が。

アイアンヘッドやとおせんりゅうがアップしたら、
もう逃げるしかありません。

チェインヘッドとか、ドラゴンヘッドなんて・・・
レベルひとケタで相手にできるわけがないよー!!ε===。・゜・(ノД`)・゜・。



第三関門 武器と盾を求めて


命からがら、階段を下りてきたシレン。
ようやく鬼面武者が出ない階まで来ることができました。

しかし・・・

ふと周りを見渡してみれば、強い敵ばかり。


そろそろ丸腰ではもちろんのこと、弱い装備では厳しくなってきます。

そもそも、すでに3階から登場していたとおせんりゅうにも、はっきり言って泣かされました。
もちろんドラゴンヘッドになっていない、普通のとおせんりゅうです。
こいつ、こんな浅い階に登場するくせに、盾ないと2回攻撃で死ねます。
今までマムルとか天狗・山賊レベルとしか戦ってないのに、いきなり強くなりすぎじゃないですか?

そして階を深めるごとに、まわるポリゴン、死の使い、がいこつまどうなど、ぞくぞく手ごわい敵が登場してきます。
中でも8階から登場するコドモ戦車は脅威です。
鉄の矢だからかなりの威力の攻撃をしてくる上に、シレンは近づけず、向こうは2倍速。
やられ切ったところで何とか通路に逃げ込んでも、そこが安全な場所でも何でもないのです。
ひょっこり出てきた他の敵の一撃で、シレンはお星さまに・・・。


そして10階。
ついに出てくる火炎入道。
もはや丸腰どころか皮甲の盾とかでももうもちません。
ましてや素手だったりしたら、さらに危険度はうなぎのぼり。

このあたりでカタナ・鉄甲の盾くらい持ってないと、あっという間に冒険は終わりを告げます。


そして15階くらいに来ると、周辺の敵が軒並みレベルアップ。
それに比例して死の危険も大幅アップ。
将軍も登場し、再びぼうれい武者によってさらに敵がアップ。
ここまで来ると、もはや何がレベルアップしても逃げるしかないことになります。
とりわけがいこつまじんに取り付かれた場合はほぼ死を迎えることに。
やまびこの盾があれば何とかしのげますが・・・。



大体、10階を越える頃までに、
何らかの特性を持った武器、どうたぬきレベルの武器(カタナプラス付きなど)、鉄甲の盾レベルの盾か、見切りの盾・・・
このへんがないと、「今回の冒険は失敗だった」と思うことにしています。

まあなくてももちろん進みますが・・・

その後いい武器や盾が入り、クリアできたという実績は・・・


数えるほどしかありません( ̄▽ ̄°)





第四関門 命綱、杖と壺


階が深くなるにつれて敵が目に見えて強くなっていくので、たとえ剣と盾が充実していてもだんだん厳しくなってきます。
それほどまでに、『フェイの最終問題』は危険なのです。

そう、たとえ剛剣マンジカブラと風魔の盾を持っていても、仮にそれにプラスまでついていたとしても・・・
並み居る敵をなぎ倒すには、それでも役不足なのです。


シレンの冒険にどうしても必要なもの。

それは、杖と壺です。


役に立つ杖や壺がないと、階を深めるごとに死の確率はどんどん高まります。

とくに保存の壺合成の壺はこの先の冒険に絶対必要なものです。
杖はまあ・・・補助的な役割ですが、ないのとあるのでは危険度が断然違います。
ブフーがあれば最高。


しかし何はともあれ、壺です。

保存の壺は、言わずもがな。
これがないと、いくらいい道具が入っても持って行けずに置いていくか、使えるものは使ってしまうかになるし、おにぎりも複数持つことができません。
がんばっておにぎりをたくさん持っていても、デロデロかぶれば何もかも台無しです。

壺は『フェイの最終問題』でかなり種類が増えるので判別が難しいのですが、保存の壺はとにかく早期に識別しておくことが重要になります。


壺の見分けは、店か識別の巻物で調べるのがベストですが・・・なかなか店も巻物も見つからず、階層だけを重ねる場合、
今後のことを考えて、物を入れてみるバクチも必要になることがあります。

その際、入れる物は未判別の草か、能力のついていない識別された武器がベスト。

未判別の草は、
もし識別なら判別されることでわかる上、草もかなりいらないものが多いため、なるべく多く識別しておきたいので、一石二鳥。
さらに、ものすごく大事で手放せないほどの重要な草はそれほど多くないということも利点。
もし取り出せなくても、それほど悔やまないで済むので。

能力のついていない武器・盾は、
もし合成なら一つ空きを無駄にしなくて済むし、
もし強化なら次の回に降りた時プラスになっているため、取り出した時ラッキー。
識別後の装備品なら、階下へ降りればそれが壺判別につながります。
また、現装備品や能力付きの武器・盾と違って、すぐに取り出せなくても今必要なものではないので、困りません。

・・・まあ、合成の場合は、入れてもすぐに効果が分からないので、結局店か識別が必要になるんですけど。


壺の見分けは、実際に物を入れてみても、半分くらいしか判別できません。

まず、物を入れなくてもわかるのは、
普通の「入れる」壺か、背中・トド・魔物の「押す」壺かの判別。

「押す」壺だったら、危険が少ない場所であえて押してみればすぐに判別。
例えば通路などで押せば、モンスターは2匹しか呼び寄せられません。
先制攻撃が恐ろしいモンスターが出現しない階で試すのがベスト。

「入れる」で物を入れてみて、すぐに判別するのは、
未判別の物が識別されたら識別
入れたものが変化していたら変化
入れたものが増えていたら分裂
入れたものを取り出せたら保存
入れたものが消えたら倉庫
入れたものが落ちたら底抜け
シレンが入ったらやりすごし・・とまあ、これくらい。

入れてもすぐにわからないのは合成強化弱化
さらに邪魔なガイバラ系の壺
物を入れても取り出せないし、中のものに変化もない。
強化・弱化だけは、入れたものが識別状態の武器・盾であれば、次の階で判明しますが・・・。

その場合、捨てる気になって、もうひとつ武器・盾をぶっこんでみるのも手。
もし合成されれば合成、変化がなければガイバラ系の壺のどれかです。
ガイバラ系の壺は店でそこそこの値段で売れますが、大抵はあまり役に立たない壺ばかりです。

中でも困った壺は『割れない壺』。
他はまだ、保存の壺が手に入らない時の代用品として使えなくもないですが、
この『割れない壺』だけは・・・何の役にも立ちません。
割れないので、中にものを入れていたとしたらとりだせなくなる(T_T)

ガイバラ系の壺はそのままにしておいてもまあいいですが、
一応の目安は、投げて割れなければ『割れない壺』、
割れるとき爆発すれば『うっぷんばらしの壺』、
何もなく、ただ中のものがばらまかれれば『ガイバラの壺』か『アホくさい壺』ということになります。
割る前に『ガイバラけい』などと名前を付けておくと、他の壺がまだ未判別の場合に役立ちます。


そして、何より大事な壺の二つ目、合成の壺

たとえ素晴らしい武器や盾を身に着けていても、厳しさを増す『フェイの最終問題』。
武器や盾にプラスを付けるだけでなく、特殊な効果も足していかなければ、のちのちの冒険で死を見ることは明らかです。

少なくとも、第一の敵レベル大幅アップの26階までの間に、
一度は合成の壺を手に入れ、何かしらの特性やプラスを装備品に付けておかないと、これ以上の階層を進めていくのは、相当厳しいことになります(T_T)



は補助的な役割ではあるものの、ここさえ凌げれば、という重大な局面で役に立つことも少なくありません。
また、それがないために死んだということも数知れず・・・。
シレンの冒険には欠かせない重要な道具です。

これも当然、早い段階で見分けることが重要になってくるので、浅い階層で弱い敵相手に一度振って、判別しておくことが大事です。
もちろん店があれば、上記のように判別の助けになりますが、
杖の場合は振れば大体はわかるし、相手によってはそれほどダメージにならずに判別できるので、店を待たずに振ってしまうことも多いです。

わかりやすいのは振ってすぐに効果がわかる杖。
敵と自分の場所が入れ替われば『場所替え』
敵が止まれば『かなしばり』
敵がシレンに変身すれば『身代わり』
敵がどっかへワープすれば『一時しのぎ』
敵が吹き飛べば『ふきとばし』
敵が肉になれば『ブフー』・・・という感じ。

わかりにくいのは、振っても効果がすぐにわからない『痛み分け』『封印』
ダメージを受けたとき相手もダメージを受けるか、特殊能力のある敵が通常攻撃をしてくるようになるかで判別可能なので、ボウヤー系の敵に振るのがベストでしょうか。
結構適当な敵に振っちゃって、一撃で倒してよくわからなかったなんてことも多いですけどf(^^;)

あとは、レベルが最低の敵に振って効果がない『不幸』
逆にレベルが最高の敵に振って効果がない『幸せ』などもわかりにくいです。
が、どちらかと言えば『不幸』の方がわかりにくいかも。
杖が未判別なのは浅い階だし、振るのは大抵弱い敵にするので。

また、これらはレベルアップのない敵に振っても効果が分かりません。
ぼうれい武者、いやしウサギ、やみふくろう、カラクロイドなど・・・
未判別の杖を振る相手としては怖くない敵ばかり(カラクロイドを除く)なので振ることも多いのですが・・・レベル関係の杖だった場合、わからなくて困ることも多いです。
ボウヤー系、ガマラ系、ぴーたん系に振るのがベスト。(ボウヤー系には通路で)


杖はどろぼうに使えるものも多いですし、ピンチの時に切り抜けられる切り札となることも多いので、できれば多種類、保存の壺に常備しておきたいですね。
合成や分裂の壺が手に入れば、すいだしの巻物と壺増大の巻物を使って増量も可能。
死ぬほど飽きるけど・・・。



ちなみに、合成で強化した装備品を、分裂で増やして保存の壺に入れておけば、万が一の事態に備えることもできます。
たとえばセルアーマー系の敵に武器を弾き飛ばされ、それが運悪く向こうにいた敵に当たって消滅した際など、いくら鍛え上げたスーパーな武器を持っていても、一瞬で形勢逆転してしまう事態が起こる可能性は皆無ではありません。
そんなときスペアがあれば安心です。

もろもろの事態に備えるという点では、パーフェクトな道具であるこれらの道具。
逆にそれがゲームの難易度を下げているとも言えますが・・・
それが嫌だったら、マイルールで「使わない」ということもできるので、自分に合った楽しみ方ができると思います。

ちなみに私は・・・


もちろん使います!!(≧▽≦)ノ


それでも増殖はかなり面倒なので、分裂の壺を持っていてもやらないことも多いですが・・・
合成だけは何が何でも使う!!
もちろん強化も使う!!

抜け目のない藍シレンです。


・・・分裂の壺や強化の壺は、手に入らないことも多いんですけどね・・・( ̄ー ̄°)
そのときは、使いたくても使えないからしょーがないですが・・・。





第五関門 脅威の36階


第二の敵レベル大幅アップ。魔の36階。
ここに来るまでの階で、周りの敵を簡単に倒せるくらいの力がなければ
100%の死が待っている・・・


第一の敵レベルアップである26階でも、相当キツイことになっていましたが、
36階はそんなものではありません。

ときどき、特定の種類の敵だけがいるモンスターハウスに出くわすことがありますが、
例えば一つ目ハウスやパワーハウスにいるアイアンヘッド系の敵。
アイアンヘッドの他に、それのレベルアップ版のチェインヘッド、ギガヘッドもいます。
アイアンヘッドはたいしたことありませんが、チェインヘッドは浅い階では相手にできるレベルではありません。
まして、ギガヘッドなんてそれらの上というにはあまりにも強すぎて、全く別の生き物です。

その、ギガヘッド級の敵ががうろついているのが36階なのです。

具体的には、
セルアーマー→クロムアーマー→チタンアーマー
ハブーン→マムーン→ニシキーン
まわるポリゴン→おどるポリゴン→うたうポリゴン
とおせんりゅう→ドラゴンヘッド→スルードラゴン
パコレプキン→パコレプキーナ→パコレプキング
火炎入道1→火炎入道2→火炎入道3
すべて攻撃力の高い、強敵です。

つまり、複数の敵の、最高クラスが出現する階、それが魔の36階。

最高レベルじゃない敵でも、キラーギャザーなど、攻撃力がすさまじい敵がお目見えです。


さらに46階くらいに行くと、それ以上に強い敵も出現することになりますが、
ハッキリ言って46階まで行けるなら、46階の敵に極端にビビることはないと思われます。

とにもかくにも、36階の敵レベルアップは尋常じゃないのです。
たとえこれまでの階、何とかやってこれたとしても・・・
36階で絶望の死を遂げることは、全く珍しいことではありません。


恐怖の36階から、果たして46階まで辿り着くことができるのか。


・・・それは、武器・盾・道具の3点セットがそろっているかいないか
それにゆだねられます。


常に一対一の状態で戦ってくれると決まったわけでもなく、
シレンの攻撃がミスることもある。(必中を合成できればないけど)
一瞬の判断ミスで死に至ることも往々にしてある『フェイの最終問題』。

その中でも、とりわけミスが許されなくなってくるのが、この36階以降なのです。

しかし・・・当然ミスもするし、運が悪ければ敵に囲まれてしまうこともある。

そこを切り抜けられるか否か・・・


それが、シレンの装備品・道具に左右されることは言わずもがな。
・・・まあ、レベルも一応。

レベルは、できればおにぎりの許す限り、浅い階層のうちからできるだけしておいた方がのちのち楽にはなりますが、
強敵を倒せば簡単に上がるので、それはひとまず置いておいて・・・

強化の壺がそこそこ浅い階で手に入り、のちのちの階で合成の壺も入手、
強化された装備品を複数合成できれば、ほぼ大丈夫です。

ただ、プラスが少ないとそれでもきついので、
強化が入ったら、できる限り取り出さずになんとか切り抜け、この36階に備えて35階とかで取り出し、合成するのがいいかなと。

・・・前に、ギリギリまで粘ろうと、36階に降りた直後に合成しようとしたら、あっという間に敵に囲まれて殺された経験がある私としましては・・・
一階分足そうとかは考えない方がいいかなって思いました( ̄ー ̄°)ふっ





第六関門 オドロ


さて、恐怖の36階の敵レベルアップにも耐え、なんとか進むことに成功した藍シレン。

しかし、トルネコ1の『もっと不思議』より凶悪なこのダンジョン、
ある程度進めばあとは階段を降りていくだけ〜・・・なんてことにはなりません。
新たな伏兵が登場するのでございます。

凶悪なダンジョンにふさわしい敵、その名もオドロと申します。

このくされ外道は(口悪い)、最低な特殊能力を持っています。
もちろん、ミドロ→ゲドロ→オドロの最終形態なので、どんどん最悪になっていくのは自然の摂理。
ゲドロ時代から嫌いだった分裂能力とメッキはがし攻撃は当然健在。
それに加えて、装備品に合成した能力をはぎ取る攻撃がプラス。

何という最悪な敵(゜Д゜|||)

グラフィックも、形状が気持ち悪いうえ色も黒くてとにかく大嫌い。
肉のダンジョンではお世話になったけど・・・
『フェイの最終問題』では顔も見たくありません。


とにかくこいつに出会ったら、装備品を守ることだけを第一に考えます。


能力をはがされるのが一番困るので、必ずこのオドロが出てくる51階までの間に、メッキの巻物か白紙の巻物で、装備品にメッキをかけておきます。
そうしておけば、出会いがしらに一発やられても、メッキをはがされるだけで済みます。

そのあとは、ブフーの杖を惜しまずガンガン振って肉にしちゃいます。
大抵この階に来るまでには、ブフーの杖の一本や二本たまっているので、振り切る勢いで壺から出しておいて使いまくります。


以前、やまびこの盾の能力をはぎ取られ、それによって終わった冒険もあります。
「ここまで来たのに・・・」
その悲しみは、1階2階で死ぬ比ではありません・・・。・゜・(ノД`)・゜・。

幸い、こいつの出現階数はそれほど多くないので助かります。
しかしだからこそなおさら、こいつにこんなところでやられるわけにはいかないのです!!





第七関門 アークドラゴン


さあ、階層も深まり、60階。
ついに敵の強さは最高ランクへ。

恐怖のアークドラゴンがおでましです。
こいつは、シレンを壁の向こうの見えない場所から見つけて、炎を吐いてくるのです。

その炎は壁貫通。
どこかわからない場所からイキナリ炎を吹かれ続けるという、この悲劇。
たとえドラゴンシールドを合成した盾を持っていたとしても、一歩ごとに25ポイントのダメージを受けるのはきつすぎる。

もはや、背中の壺などで回復しながら、ひたすら階段を探すのみ。


・・・まあ、運よく白紙の巻物かジェノサイドの巻物でも手に入れば、アークドラゴンに投げて存在を封印することができます。
そうすると嘘のように冒険が楽になるので、せっかくここまで来たんだから苦労を味わいたい、という場合は使わないことをオススメします。
逆に、もう何度もクリアしてるしそろそろ時間もないからパパッとクリアしちゃおう、なんてときにはこの方法がオススメ。

ちなみに私は、アークドラゴンにジェノサイドを投げるという方法を、つい最近まで思いつきもせず、毎回ヒイヒイ言いながらアークドラゴンの炎と格闘して99階まで行っていました。
しかしこの間、面倒だなーと思っていた時にそのことを思い出し、投げてみたのです。
そしたらまあ楽なこと楽なこと(゜∀゜)
・・・やばい、これからこの手を使わないではいられないかもしれない。


しかし他にも、物荒らしに出会い頭持ち物をおにぎりに変えられるという悲劇や、
二倍速・二回攻撃のイッテツ戦車にHPを削り取られる悲劇もあります。
アークドラゴンの炎と重なるとさらに最悪。
回復のタイミングを間違うと、ここに来て死んでしまうということも・・・。

復活草があればうっかり回復ミスで死んでも大丈夫なので、常にひとつは持っていたいところです。



強くなっても、全く気を抜けないフェイの最終問題。
もうここまできたら、後は一直線に階段を探すのみ。
落ちてるアイテムなどは、拾えたら拾う程度で、とにかく階段か落とし穴。
ドカドカ進みます。

そして99階の階段を降りれば・・・


とうとう、クリアです。


クリアした割に、なんか全然しょぼいけど・・・。

トルネコの時はホントに何もなかったので、それよりはマシ・・・なのかな?
いや、やっぱイベント的なものは何もないし、やっぱり同じようなものですね。

もっとこばみ谷をクリアしたときのようないい感じのエンディングとか、何かほんわかしたり達成感を感じたりするイベントが用意されてたら嬉しかったのになーと思います。




最後に総括。

とにかく厳しい『フェイの最終問題』。
数ある便利な道具の中でも、最優先はやっぱり壺。

その中でも分裂、強化、合成などなど・・・あると便利な壺はそれこそたくさんありますが、
絶対必要なのは、やっぱり保存と合成。
分裂や強化はなくてもクリアできるけど、合成がないともはやどうやってクリアしていいのか・・・
少なくとも、私がクリアした冒険では、合成を使わなかったことがありません。

思えば、分裂と吸い出しのコンボテクニックはこのシレンで発見したものでした。
この後にやったトルネコ2でもさんざん使いました。
邪道な技とは思いつつ、便利さには代えられない・・・ということで。
のちのち、ネットを見てみたら「結構みんな同じことやってるじゃん!」・・・と正当化(;´∇` )

しかし、分裂の壺が手に入らない冒険もあり、そういうときは地道にコツコツ(笑)
強化が入れば大分楽ですが。
強化がないと・・・ものすごい時間がかかります( ̄_ ̄|||)
それでも合成がたくさん入るとか、いい杖がたくさん入るとかの運があれば、どうにかクリアはできますが・・・。
おにぎりの問題もあるし、分裂がないならせめて強化がないとやっぱり私には厳しいかも。



ともあれ、99階クリアを果たすと、なぜかまたやりたくなるこのシレン。

最終問題クリアに日数がかかってるから、少し前にやった肉のダンジョンが、早くも恋しくなったり。
でも、ワナのダンジョンは全く懐かしくないから、肉のダンジョンと最終問題だけ、もう一周しようかしら・・・なんてしてみたり。

すっかりシレンに魅せられてしまっている私です(‘-^*)/



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