初代A子の思い出2


そんなわけで、ついうっかり?デートをしてしまった

A子A子。

・・・・・・そして、ネームプレートはあっさりピンクに。

顔もブサイク、年寄り男の金に目がくらんだA子(; ̄∇ ̄ )


プルト共和国では、結婚するとお互いのプゥ(お金の単位)を半分こにするという習慣があると聞いていたので。


貧乏だった私は金が欲しかったのです・・・。

しかしウルグには年長者などが連なり、なかなか上にはいけない。(ウルグ順位を上げるほど給料が高くなるシステム)

また、ショルグでAリーグにのぼり、夜の武術大会で優勝しなければ大金は入らない。(最初は外リーグからの出発。D・C・B・Aとリーグがある)


毎日せっせと仕事したり訓練したりしてはいるけど、まだ先が長そうだな〜と思っていたところに、金持ち男の接近です!ヽ(゜∀゜)ノ

もう、顔なんてついてればよし!!!


・・・そんなこんなで、再び

ゴタゴタから別の男に乗り換えた私。



ゴタはマメだったのか、相変わらずすぐに誘ってきました。

そんな彼に向かって、再び私は「あなたより愛する人ができたの」とほざきます。

・・・ゴタは悲しそうに、「なんてヒドイ人なんだ・・・」とつぶやきました。


すいません、ごめんなさい。

ええ、まったくもってヒドイ女です(TロT)


一回振っただけならまだしも、そのあと再び誘ったくせに振る。
もてあそんで捨てるってのは、まさにこういうことでしょう。


自分でも最低だとわかっていましたが、金に目がくらんだ私はゴタのことは忘れ去り、新しい男へと一直線です。



ところが、新しい彼氏であるところのオヤジは、港デートで一向に手をつないでくれません・・・。

いい年こいて手をつなぐのに恥ずかしがり、こっちがいくらモーションかけても進展しません(`ロ´)

私はイラつき、彼に花束プレゼントなどをし、彼の気を引こうとしました。

そうこうしているうちに、彼の持ち金が少しずつ減っているのも気になります。



そして・・・。

それは突然訪れました。


進展しないのでイラつきながらも、デートの約束をしていたその日。

突然彼のきとくが知らされたのですΣ( ̄ロ ̄lll)


はい!?


きとくって・・・・・・誰が!?


私は慌てて彼の自宅へ飛び込みました。

すると、彼はベッドで苦しんでいます。

やっぱり・・・・・・彼だった!!!(>_<)

聞き違いじゃなかった!!!


私は呆然としながら、彼に声をかけました。

弱々しい声で「心配かけてごめんね」などと言う彼。


違う。

心配なんかしてない。(ひどい)


起きろ〜〜〜〜〜〜!!!!(*`Д´)ノ


私との結婚が待ってるだろ〜〜が!!!

オヤジ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!



・・・・・・私の憤りを無視して、翌日アッサリ召されていった彼。

私は相変わらず呆然としながら葬儀に出席。

彼はウルグ長だったらしく、たくさんの人が葬儀に出席しています。


私は一気にボルテージが下がっていきました。

そして、なんかもう、どうでもいいやってくらいやさぐれました。


だって。

目の前で、金が消えちゃったんですもん(>_<。)


しかも。

金目当てに近づいたというのに、
こっちが貢ぐ有様。(プレゼントしてたから)


何やってんだか。

その金返せ〜〜〜〜〜(`ロ´)

・・・・・・などと言っても、彼はもういないんですから。


なんかもう、疲れ果てた私は、何もする気になれずぼ〜〜っと数日過ごしていたような気がします。


またしてもゴタ(元彼)を手に入れようという気すら起きません。

もう、ど〜〜だっていいよ・・・・・・・〜t(¬ε¬)



しかし、そんな私を救ってくれた人物がいました。

それがこの彼。

エリックエリック

彼はA子と同い年で、A子と同じく「喪中」。
ついでに、つきあっていたオヤジが南方系だったので、なんか共通点が多いことでちょっと救われたような気分に。

もう誰でもいい。

そんな気分になっていた私は、エリックと恋人になったのでした。



そして、特に問題もないままに婚約、結婚。

そのときは愛も盛り上がりもない状態でしたが・・・

のちに彼への愛情がわいてきて、今では好きな顔の一つとなっています(-^▽^-)

ありがとうエリック。あのとき誘ってくれて・・・。

ちなみにエリックの兄、アレックも大好きです。


・・・・・・逆にゴタは、結局そのあとも一人のまま、A子よりも先にワクト(プルトでのいわゆる天国)に召されました。

A子に翻弄されただけの人生。

ホントにどうもすみませんでした(>_<。)



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