聖剣伝説 LEGEND OF MANA

  (スクウェア)


2Dの美しいグラフィックが特徴的なRPG。
3Dが苦手な私にはまさにうってつけな雰囲気です。

中身も結構面白いですねこれ(*´▽`*)

と言っても、初回プレイでは「なんかイマイチかも〜・・私には合わないみたいだ」と感じてたのです。
ただ、最初からこのやり込み度、完成度はすごいと思ってて、私には合わないけどすごいよくできた、丁寧に作られたゲームだなあと思ってはいました。
なんというか、大切に作った感じがするというか。

それならばなぜ私に合わないと思ったか、というと、
このゲーム主人公があまり目立たないというか、傍観者というか・・。
やっぱり主人公が中心になってこそのRPGだと思っている私にとっては疎外感を感じてしまって微妙だったのです。

ですがそれは、私が初回にプレイしたメインシナリオが『エスカデ編』だったからです。
あと『宝石泥棒編』途中まで。

このゲームは変わっていて、メインシナリオは3つあり、どれかを最後までクリアするとエンディングへの道が開かれるという方法を取っています。
そのことはプレイ前にちらっとレビューで知っていたため、エスカデ編を終えた私はなんとなくこの盛り上がらない私に合わないRPGを終わらせるべくエンディングへと移行。
エンディングも全く私の好みではなかったため(感動するようなものじゃなかった)このゲームは合わないという結論に至ったのでした。

しかし、せっかくなので残りのメインシナリオや、プレイしていないイベントをプレイしようと二回目のプレイを開始。
一応クリアすると強さを持ったままの再スタート(二周目)ができる仕様ですが、それだとつまらないので最初から始めました。

結論から言って、残り二つのメインシナリオはよかったです。
『ドラゴンキラー編』(メインシナリオ)は割と主人公が中心で、ストーリーはラストまではあれだけど後味はよかったし、『宝石泥棒編』もラストまでプレイしたら主人公の意味が伝わってきて感動しました(*´▽`*)

それ以外のイベントも、初回では見られなかったいろんなものが見れて結構満足しました。

『エスカデ編』は私的には後味がよくありませんでした。
好きな人も多いかもしれませんが、私の好みではないです。

さてこのことからわかる通り、このゲーム非常に自由度が高いです。
ハッキリ言って、昔ならば攻略本、今なら攻略サイトがなければすべてのイベントを網羅するのは難しいでしょう。
私は一回目は見ずに、二回目は見てクリアしました。
攻略サイト様は本当に素晴らしい神様のような存在ですね〜♪

メインシナリオ以外にたくさんのイベントが用意されていますが、これらは見ても見なくても構わないイベントなために、発生条件が複雑なものもあります。
しかしすべてのイベントを見ることができれば、この世界の住人達の魅力を味わえるので、もっと簡単に見れるようにしてほしかったところです(;´∇`)

好きなイベントを経てエンディングへ行けるシステムなせいで、エンディングがぶっちゃけ感動できるようなものでないのも残念なところ。
少なくともエンディング単体で感動はできません。
ただ、すべてのイベントをクリアして、遊びつくしてエンディングを見れば、達成感は得られると思います。
なので私的には二度目はもうエンディング見なくていいなという結論になりました。


2Dグラフィックが綺麗だと最初に言いましたが、本当に綺麗です。
まるで童話かファンタジーの絵本を読んでいるような温かく優しい雰囲気のグラフィック。
キャラ達の性格もよく作り込まれていて、イベントをやればやるほど魅力が伝わってきて好きになります。
イベント自体は時々後味が微妙なものもあったりなかったりしますが。

この世界は人とファンタジー世界の生き物たちが普通に一緒に暮らしているのがいいですね。

世界の説明とか、マイホームの図鑑で色々読むことができます。
こういう図鑑一つとっても非常に丁寧で、攻略本を読むのが好きな人には嬉しい。

あと音楽が素晴らしいです。
マイホームの音楽のゆったりした感じは本当に落ち着くし、ドミナの街の少し物悲しい雰囲気もたまらない。
あと煌めきの都市とジオの音楽が好きです♪

私にとってはめずらしく戦闘音楽も好きです。
戦闘音楽(ボス戦)が好きだという人はよくいますが、私は「なんで??」と理解できませんでした。
私にとってボス戦は嫌なもので、音楽も焦る気持ちになるか聞いてる余裕がないかのどちらかです。
音楽なんか好きになれないと思っていました。
が、このゲームではフロアを移動するとボス戦の音楽が聞こえてきます。
戦闘中に設定変更ができないので、準備する時間をくれるわけです。
フィールド中央に近づくとボス戦が始まります。

そこでじっくり音楽を聞くことができたので、初めてボス戦の音楽がいいと思いました。
バトルアリーナに入った時の音楽と、メガロード戦で使われてるボス戦の音楽が好きです。カッコイイ・・!


そして忘れてはならないのが、キャラクターを男女から選べること。
これは男性にはどうでもいいことかもですが、女性プレイヤーにとっては割と珍しくて嬉しいシステムなのです。
主人公は自分自身の分身ですから、できれば女でプレイしたいというもの。

見た目から言うと、男の子の方が女の子より可愛くて、最初こっちが女の子かと思ったけど・・;ともかく選択できるのは嬉しかったです。
主人公は全くしゃべらないので、あくまで見た目が変わるだけですけど。


丁寧に作られているなと思うことの一つが、説明書がなくてもきちんとゲームをプレイできるように作られていること。
実はこのゲーム中古で藍が買ってきてくれたもので、説明書がありませんでした。
しかし始まってすぐに非常に丁寧に説明してくれたので、プレイの仕方を迷うことがありませんでした。

ゲームの中には説明書がないと何だかわからないようなものもあるので、ゲーム内で操作法やこの世界の基本的なことを説明してくれるのはとても助かります。


そして戦闘武器の種類の豊富さも楽しいですね。
短剣・片手剣&両手剣・片手斧&両手斧・ハンマー・槍・ロッド・ナックル・ヌンチャク・弓といっぱい。
見た目にも変わるし、必殺技も違います。

私は槍とロッド(モーション同じ)とナックルはイマイチですけど。
というのも槍とロッドは攻撃を何回かした後勝手にくるくると武器を回し始めるため、「うおお、今攻撃してんだろうが。何のんきに武器回してるんだ」となるのです。使いにくい。
ナックルはリーチが短すぎて、敵にものすごく近づかないと攻撃できないのが不便。

お気に入りは弓ですね。
初回も弓を選びましたが、遠くからでも攻撃が当たるので、自分は安全な場所から矢を射てNPCに敵の攻撃を受けてもらう作戦を取っていました。アクション苦手な人向け♪

戦闘はアクションで、必殺技はL1・L2・R1・R2ボタンに好きに割り振ってゲージをためて発動します。
戦闘中に使えるのは一時停止のスタートボタンだけなので、戦闘前にきちんと設定しておく必要があります。

必殺技は最初から覚えているのは一種類だけで、あとは「しゃがむ」や「ジャンプ」という戦闘中にできるアクションを使いこむことで徐々に覚えていきます。
このアクションも「ガード」と「ダッシュ」を使いこむと「ガードダッシュ」を覚えるとか、使うことで違うアクションを取得。

ザコ戦でこういうアクションをやりまくり、必殺技を覚えたらボス戦で使うのが基本となります。
なかなか覚えていくのが楽しい(* ̄▼ ̄*)

気に入っているのは「ムーンサルト」(カッコイイから)と「ダッシュ」ですね。
ダッシュはジェムを取りやすくなるから。

・・このゲームで気に入らないところがあるとすれば、とにかくこのジェム。
なんと敵を倒すごとに経験値がジェムとなってそのへんにばらまかれて、拾わないと消滅して経験値が全く入らないという仕様Σ(゜Д゜|||)
しかも敵を倒すごとにそうなるので、敵が三体現れてて、一体倒したらジェムがばらまかれる・・・敵がまだうろうろしてるのにジェムを拾わないといけない。
敵から攻撃されて吹っ飛んでる間にジェムが消える。
なにそれ〜〜〜〜!!!

NPCキャラを一人、ペットを一匹連れて行けるものの彼らは勝手に動き回るため、ジェムを無視します。
ひたすらジェムを拾い集める主人公・・・。
超めんどくさい。

戦闘であまりお金は入りませんが、お金もアイテムも同様にばらまかれます。

全滅するまで戦闘は続けられて、自分のHPが0になって気絶しても、他のキャラが生きていれば徐々にHPが回復してそのうち復活できる仕様です。
このシステムは非常に助かるのですが、ボス戦でうっかり自分が死んでしまっている間に戦闘が終了した場合悲劇です。

ボス戦クリアしたのに経験値ゼロ・゜(≧Д≦)゜・

自分が復活する前にジェムが消え去るので、こういう事態になります・・・。

ちなみに全滅してもそのフロアに入ったところからやり直しができる仕様。これは非常に助かる。
私はアクションバトルが苦手なので、もう何回ボス戦で全滅したか・・・。

ゲームが2Dなので、アクションと言っても上下左右に走り回るだけです。
敵の攻撃にも範囲があるので、避けることは可能。
というか避けられないと、大体一撃で瀕死か即死です。怖い。

必殺技も、放てば確実に当たるものではなく、間合いやタイミングを計らないと全く無駄に終わったりします。
しかしそれは敵も同じなので、いかにして敵の攻撃をよけるかにかかっています。
・・NPCはそういうのを全く考えずに敵にぶつかっていくので死にまくります。
一人になってしまった時の緊張感は恐ろしい。

割と戦闘は楽しくて気に入ってるんですが、敵から逃げることができないのは面倒なことも多いですね。
弱いフィールドにイベントで入った時、敵を避けられないので大した経験値もくれない敵と戦わないといけません。
ダンジョン脱出とかもないので(所どころワープできる場所はあるけど)地形を覚えておかないと無駄に迷ったりも。


ゲームシステムの自由度を高めていることの一つとして、『ランドメイクシステム』が特徴的です。
これは好きな場所に街やダンジョンを置くことができるというもの。

町やダンジョンは、この世界ではアイテム・アーティファクト(AF)として存在します。
主人公はイベントをクリアするたびにAFを手に入れて、それを世界フィールドに置いていきます。
すると町やダンジョンに変化!新たな道が開けるという仕組みです。

ただ、その町やダンジョンは今作られたものではなく、ずっとそこにあったことになっています。
主人公の目にはたった今存在したばかりのものだけど、この世界の住人達にはすでに存在しているものとして映っている。
当然町にはすでに人々が生活しています。

このことからも、主人公が異質な存在であることがわかります。
が、残念ながら主人公の生い立ちや目的などはゲーム内で明かされることはありません。

そうつまり、主人公=ゲームのプレイヤーなのですね。
主人公キャラは、ゲームのプレイヤーがこの世界を眺めるために置いた駒というわけです。

この部分が、私が疎外感を感じてしまい、合わないなと思った部分でもあります。
せっかくRPGをやっているのに、その世界に入り込めないのはもったいない。
私は主人公の家族とか友人とか故郷とかそういうのがとても好きなので、主人公がどこの誰かもわからず、目的すらもないというのは寂しいのです。

しかし・・・慣れました(* ̄▼ ̄*)
なんというか、このゲームはRPGというよりどこかシミュレーション的な感じがするのです。
シミュレーションゲームは、プレイヤーが淡々とこなしていく要素が強いものなので、そういう感覚でプレイしていたら気にならなくなりました。

さて、ランドメイクは、単に好きなところに好きなものを置いて景観を楽しむものではありません。

最初に置くことになる『マイホーム』は、文字通り主人公の拠点となる場所ですが、マイホームより遠い場所であればあるほど、置く順番が遅ければ遅いほど、敵が強くなり、売っている合成素材がいいものになっていくという特徴があります。

でもこのあたりは、普通にプレイしている分には大して問題じゃないので、好きなところに好きなものを置いてもクリアできます。
私は何も考えないで置いてたけど、クリアできましたし。

ただ合成を極めたいとか、このモンスターを仲間にしたいとか、まあいろいろやり込みたい人には、このランドメイクがとても重要になっていくようです。

ちなみに私はAFを置くのがとても好きです(*^▽^*)
AFによって出来上がる時のグラフィックが変化するので見てて楽しいし綺麗です。
できあがった粘土みたいな町やダンジョングラフィックも可愛い。


やり込み度が高い。
というのが、本当に素晴らしいゲームなのですが、
まあ基本的に私はやり込みにはあまり興味がないタイプで。

そういう私にはこのゲームを骨の髄までやりつくしたと語ることはできませんが、色んなシステムが用意されていてすごいなーと感心しました。

『マイホーム』には、『ペット牧場』『作成小屋』『果樹園』があります。
最初から使えるシステムではなく、イベントをこなした後から使えるようになります。

まず『ペット牧場』
ダンジョンには「モンスターのヒナ」がいやすい場所があります。
そのモンスターのヒナを捕まえてここで育てると、大人に成長して、ペットとして連れて行けるようになります。

このシステム大好き〜〜〜(≧∇≦)/
モンスターを仲間にできるというのは本当に私は好きなので、ヒナを連れ帰ると「何になるんだろう〜(ヒナの状態だと何に成長するかわからない)」とワクワクしました。

HPの値から想像がつくこともあるけど、いちいち覚えてないので大きくなるのが楽しみで。
・・でもたった5匹しか置くことができないのは少ない・・。

ダンジョンの属性によって、出現するヒナの種類は最初から決まっているので、獣ヒナが欲しかったらこのダンジョンへ、とかで集めることができます。

ペットとして連れて行けるのは一匹で、命令とかすることはできないのですが、ついてくる様が可愛いし・・・
戦闘では頭数が重要なので(自分が倒れてても誰か生きてれば復活のチャンスあり)私はいつもペットを連れています♪

お気に入りは・・全く何の役にも立たないけど、ラビ(*´▽`*)
ぴょんぴょんはねる姿と顔が可愛くて可愛くて・・・。
どっちみちペットは戦闘であまり役に立たないので(立つ子もいるのかもしれないが私は仲間にできてない)可愛いのが一番☆

『作成小屋』では、三つの作成をすることができます。
まず、魔法楽器の作成。
この世界では魔法とは魔法楽器のことです。
必殺技と同じく設定しておくことで魔法楽器を奏でて発動することになります。

作り方は、フルート・ハープ・木琴・太鼓の中からどれか一つを素材を決めて作り、精霊のコインを使って魔法楽器の完成です。

精霊のコインはモンスターのヒナがいるところで精霊が出てくることがあるのでその時に魔法楽器を奏でることで、手に入れられます。
魔法楽器は道具屋で買うこともできます。

この精霊を捕まえてコインを手に入れるのも楽しい♪
トロイせいで割と捕まえる前に逃げられるんですけど・・精霊が躍ってるのとか可愛いし、捕まえられると嬉しい。

つぎにゴーレムの作成。
ペットとしてモンスターの代わりにゴーレムを連れて行けるようになります。
色んな素材を組み合わせて作るのですが、私はあまりやってません。
だって強いゴーレムできないんだもの・・(T_T)
そして、ゴーレムには経験値が入らないので、それ以上強くならないのも残念なところです。

最後に武器・防具の作成。
素材を使って武器や防具を作るだけでなく、鍛えることでより強力な能力をつけられるというすごいシステム。
精霊のコインも使用できますし、モンスターの餌となるフルーツや種も使えます。

合成によってはけた外れの攻撃力や守備力のものができたりするようです。
が、私はこのシステムが全く理解できないので、やってません(;´∇`)

初回プレイでは道具屋の武器防具を使ってもクリアできます。

けた外れのアイテムを必要とするのは、やり込み派の人向けです。

というのも、二周目はレベルを引き継げるのですが(他に装備やアイテムやお金やマイホームの状態も引き継げる)これにはやり込みが絡んでいるからです。

二周目になると、敵レベルを上げる設定ができるようになります。
そんな無駄なことするわけないじゃんと思いましたが、どうやら攻略サイトによれば、敵レベルがいくつ以上でしか入手できないアイテムがあるとのこと。
当然それを使って作る装備があったり。

このゲームはお金があまり手に入りませんが、合成することで高く売れるようにできたりもします。

『果樹園』ではモンスターの餌となるフルーツを作れます。
いくつかある種の組み合わせによって、違うフルーツが作れます。
みんな動物の形のフルーツで可愛い(*´▽`*)
フルーツはモンスターのヒナを捕まえるのに使ったり、合成に使ったりします。

また、主人公の部屋には『サボテン君』がいて、一つのイベントが終わるごとに話しかけるとサボテン君がメモを書きます。
そのメモを集めるのも地味に楽しい。
サボテン君可愛いし・・・♪

イベントの数も多いし、使う武器の種類が多いので当然必殺技も多く、図鑑があるのでやり込みがいがあるかもしれません。


ストーリーを追いかけるタイプのRPGというより、雰囲気をのんびり味わうタイプのゲームです。
気が向いたときにチョコチョコとプレイするのが合うような。
好きなところだけを選んで遊べるそんな感じです。

スクウェアも3Dばかりじゃないんだなあ( ´ー)ノ


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