嫌いなダンジョン


トルネコ2にはいろんなダンジョンがあります。
好きなのもありますが、苦手、嫌いな場所も・・・。


1・試練の館
クリア後に行けるようになる、難関ダンジョン。

初めて入ったのは、モチロン初回プレイのときです。
入ってみてビックリ、敵が敵の姿をしていない。
何これ!?!?Σ(゜Д゜;)

このダンジョンでは、敵を判別するための杖が手に入ります。
そして、敵を判別しながら進んでいくのです。

どのアイテムでも持っていけるので、それこそ最高級の武器や盾で入ることになるのですが・・・
入ったそばから、レベル1のトルネコに襲い掛かる敵のレベルの高さときたら。

おまけにいちいち敵を判別する面倒くささと、アイテムが落ちてないつまらなさ。
まあ、店とかもあるのですが、敵しかいない(しかも強い敵)ダンジョンにほとほと嫌気が差していたところ、ゴールデンスライムにマダンテという強烈呪文で殺された私は「こんなとこ二度と来るか!!」と、そう叫んだのでした。

以来、本当にずっと入らなかったという、全く興味なしダンジョンでした。

・・・しかし、藍がプレイして、このダンジョンをクリアしたというのを聞いて、もう一度挑戦してみようかという気になりました。

トルネコ1でも、“もっと不思議のダンジョンを99階まで降りる”なんて、できるわけないじゃんと思ってやる気もなかったけど、藍が挑戦しているのを見て、「もしかしたら行けるのかもしれない」と思った私も挑戦した思い出があります。
身近な人がやっていると、もしかしてできるのでは、という気分にさせられます。

そんなわけで、試練の館に挑戦した私。
結果は・・・やっぱりダメでした(; ̄∇ ̄ )

ゴールデンスライムの攻撃は相変わらず恐ろしく、殺されたりしながらもロードして何とか先に進んだものの・・・
ダースドラゴンに会った途端、やる気を失いました。

ダースドラゴンは、普通のドラゴンと違い、壁や敵を突き抜けて、トルネコだけに炎を吐きかけることができるというとんでもない敵。
見えないも同然の敵から、一方的にやられ続ける恐怖と疲労感に耐えかねた私は、試練の館を後にしました。
「こんなとこ二度と嫌だ!!!」

・・・藍にクリアできたからと言って、私にできるというのは甘い幻想でした。
藍の方が粘り強いし、頭もよく、こういうゲームが得意なのですから。


・・・しかし、私が心の底から嫌な、一方的に攻撃されるというダースドラゴン。
これと全く同じ攻撃を、前作の風来のシレンでしてくる敵がいたのです。
(試練の館に入っていた頃は、風来のシレンを未プレイだったのですが)

風来のシレンの“フェイの最終問題”(もっと不思議のダンジョンと同じアイテム未判別)に、ダースドラゴンと同じことをしてくる敵が出る、と藍から聞いた私は驚愕し、シレンをプレイするのをかなり躊躇しました。

しかし結局プレイし、クリアしました。

・・・・・・ということは、ダースドラゴンも、ものすごく嫌だけど、シレンクリアできたんなら試練の館もできるのでは?( ̄〜 ̄;)

・・・もしかしたらいつの日か、再び挑戦する日が来るかもしれません・・・。


2.剣のダンジョン
クリア後に入れるようになる、オマケダンジョン。
ここは戦士しか入れないという制約ダンジョンです。

同じ制約ダンジョンの、魔のダンジョンはかなり好きなダンジョンなのですが・・・こっちは嫌いです(; ̄∇ ̄ )

トルネコは商人なので、まずは戦士に転職するところから始まります。
ひどいカッコ・・・ですが、どんなトルネコでもネネは誉めてくれます。(愛って素晴らしい)


このダンジョンでは、いろんなワザを覚えます。
そのワザを駆使して敵を倒していくことになります。

戦士の特殊技能として、拾っただけで武器や防具が判別できるというのがあって、とても便利。
このダンジョンでは武器や防具がいっぱい手に入ります。
・・・でも、クリアしないと持って帰れないけど(;´д` )

ワザの中に、『だっしゅつ』というのがあって、それを覚えられたときだけは
文字通り脱出して町に戻れます・・。


このダンジョンでは、覚えたワザを剣や盾にセットして使いながら敵を倒して進みます。
しかしいつも杖や巻物でサポートしながら戦っているので、ただ純粋に戦うだけだとかなりキツイです。

オマケに、ただ戦うだけだからつまらない・・・(¬ε¬)

やっぱりトルネコはいろんな行動を取るのが楽しいなあと思います。
一応ワザというのは珍しいものではあるけどあんまり私の好みではないかな〜・・。
セットするとハラヘリになるのも嫌。(ワザによっては超ハラヘリになる)


このダンジョンは一度もクリアできません。
とにかく敵が強いし、ワザを使うとハラヘリになるため、死ぬか脱出してばかりで全然進めないのです(>_<。)

いつも一回か二回挑戦して、「もういいや」となってしまう、あまり面白くないダンジョンです。


3・もっと不思議のダンジョン
トルネコの真骨頂である、アイテム未判別・アイテム持ち込み不可の難関ダンジョン。

まあ、簡単に言えば、難しすぎるのです( ̄∇ ̄||| )

初回プレイのときは、このダンジョンも楽しみにしていたのですが・・・
何しろアイテムが膨大に増えている上、このダンジョンにしか出てこないアイテムまであり、しかも効果がヒドイ。

アイテム未判別と相まって強烈な難易度に仕上がっており、
せいぜい5、6階まで行くしかできなくなっていました・・・。

トルネコ1→トルネコ2に飛んだ私には、ホントとんでもないショックです。
(今となってはそれだけが理由ではありませんが。風来のシレンをやったけど、やっぱりダメです)

あまりに衝撃を受けた私は、それからトルネコ2を何度もプレイしましたが、二度とこのダンジョンには足を踏み入れませんでした。(試練の館と同じ)


ところがあるとき、不思議のダンジョンのレアアイテムのひとつが、
『もっと不思議で、あるアイテムを手に入れなければ入手できない』というものであることを知りました。

不思議のダンジョンのレアアイテム探しは好きだったので、
せっかくだから手に入れてみたい・・・。

というわけで、ものすごく久しぶりにこのダンジョンへ繰り出すことになったのです。

当然のことながら・・・
死にまくり。
何回死んだか数えるのも嫌になるくらいでした・・・(T∇T)

それでも、運のいいときと言うのはあるものです。

運よくパンが入り、未判別のアイテムが窮地に陥るものでもなく、
適度な武器・盾にめぐまれ、杖や指輪がチラチラと入り。

そんな素晴らしい幸運なんて、滅多にあるものではありません。
この一回を逃したら次はない。
そういう思いでやっとのこと、そのアイテム『モンスターの巻物』を手に入れたのでした・・・( ̄― ̄°)


それ以後、再びこのダンジョンへは足を踏み入れなくなりました。
たまに入ると、5・6階で死ぬので、また嫌になって遠ざかります。

しかしもしかしたら・・・このダンジョンを面白いと感じる日が来るかもしれません。
かつてのトルネコ1がそうだったように・・・
そして風来のシレンがそうだったように。

そんな日が来るといいなと思いつつ・・・
今のところは嫌いなダンジョンなのでした。



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