ロマンシング サ・ガ2

    (スクウェア)


*桃子の思い出*


前作のシステムが合わないと言っておいて、なんで2をプレイしてるんだ?
と言われそうですが、プレイしております。(; ̄∇ ̄ )


プレイしておいてなんですが、システム的には前回と同じく、
フリーシステムを使用していて、そのせいで相変わらず敵レベルが上がっていく、
私的にはまったく嬉しくない状態です。



しかしそれは置いておいたとして、今回は、前回よりも面白くないですね・・・。(ロマサガファンの間ではかなり人気が高いようですが)



前回はシステムが嫌いだったものの、別にキャラクターは問題なく、
というか、主人公を選べるというのは結構面白い
と思っていたわけです。


しかし2は、主人公がいない(゜ロ゜)


いや、主人公として動かすキャラはもちろん、います。

いるんだけど、キャラ設定があるわけでもなく、
何と言うのか・・・ただ動かしているだけみたいな感じ?



2のストーリーは、かつて世界を救った『七英雄』と呼ばれる英雄たちが、
時を経て凶悪な魔物になってしまい、それを倒すというものです。

しかし七英雄に別に恨みがあるわけでもないのに、
なぜ主人公が倒さねばならないのか???



スタート時動かしていた主人公キャラは王子で、兄と父王を七英雄の一人に殺されます。
だから、彼がそいつを恨み、あだ討ちを心に誓うのは、まあ当然です。

しかし、結局彼は無念を果たせずに、次の世代へとチェンジします。


そこから何世代にも渡る、皇帝(主人公キャラ)の七英雄討伐が始まるわけです。


しかしスタート時のキャラにはちゃんとした設定があり、性格付けもあったけど、
世代交代した皇帝には、誰一人キャラ設定がないのです。

ただ皇帝として選び、そのキャラを動かし、特に恨みもない七英雄を追いかけるだけ・・・

はっきりいって、まったく感情移入ができません・・・(T_T)



やっぱり、キャラクターがあってこそのRPGだと思うので、
どんどん世代が代わっていってしまうのは物足りないです。


まあ、それでも一応クリアはしましたが。
七英雄はみんなとても強くて怖かった・・・です。

後半になると七英雄がレベルアップして、強い能力を身に着けてさらに倒しにくくなる、というシステムになっているので

誰を後半に倒すか。
というのを考えながらプレイしていました。

レベルアップした七英雄は、姿もなんか強そうで恐ろしかったです・・。



そして、
今回は皇帝だから、金に困ることはあんまりないだろう。

と思っていましたが、全然足りませんでした・・・(゜ロ゜)



世代交代すると、新しい施設ができていて、
その建設に金をよこせだとか、
新しい武器防具の開発に金よこせとか、
術の開発にも金がかかるとか、

好き放題金を請求され続けました。


皇帝というからには、王座でふんぞりかえっているイメージがありましたが、
なんかただ金策にかけずりまわっている一般人のようでした・・・(T_T)



2で印象に残ってるのは、
格闘家を皇帝にした時
どっかの国で三人兄弟妹の王位継承問題が起こり、
裏での画策を知った皇帝(プレイヤー)が

「汚ねぇ、汚すぎるぜ」
とか言った事です。


たまたまその現場?を目撃した藍と、

「汚いのはお前の言葉だ!!」

と思わずツッコミを入れました・・・(; ̄∇ ̄ )


皇帝のくせに口悪すぎ。



その後私たちの間では、
汚いことがあると、このセリフが引用されています。

2がくれた唯一のものがこんなセリフだなんて・・・。
女として、それはどうだろう・・・(;´∇` )



これも一応クリア後、藍に勧めてみたのですが、
はじめてすぐに返されてしまいました。

ストーリーとかに無頓着な(笑)母にプレイさせようと思ったのですが、
母はちょっと複雑なものになるとクリアできないというかイヤになってしまうので、
次にどこへいけばいいのかが明確にわからない「ロマサガ」は
絶対無理そうです。

まあ、一応七英雄を倒したし、
新たな英雄として語り継がれるみたいだからそれでいいか・・・。(; ̄∇ ̄ )



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