カノンとF太郎の世界 十五代目リナ
その3


さてさて、愛のない妥協結婚はやはりするべきではない。
チャールスチャールス とはすっぱり別れて、新たな愛を育むことにしたPCリナリナ

桃ちゃんの元PC、L太郎L太郎 と結婚して、幸せな結婚生活を満喫しまくりました。

L太郎との間には5人の子供が生まれました。
もちろん、裏ワザヒットです。本当にすばらしい・・・ありがとうCleoさん!!.:*・。.:*・°☆。.:*・°
残念ながら上3人の顔は忘れてしまいましたが、たくさんの子供たちに囲まれて、とても幸せでした。


L太郎は、桃ちゃんがやっていた時も、非常に強く、すばらしい能力値だったとのこと。
それをこちらでも余すことなく発揮し・・・すばらしい記録を次々打ち立てました。
瞬く間にAリーグへ駆け上がり、武術大会も制覇しまくり、ついには議長にまで上りつめました。

心配していた寿命も、花色ゆで卵をたらふく食べさせたせいか、なんと40才まで生きぬき、人生を謳歌。
ポーカーフェイスで入ってきた彼も、訓練と試合でどんどん積極的になり、最終的には負けず嫌いのバリバリ行動派な人になっていました。


リナの方はというと。
能力値はまったく大したことはなかったものの、遅まきながらも着実に試合数を重ね、17才の頃にはついにAリーグ1位になることもできました。
すぐにB落ちしましたが・・・(;´▽`A
その後はAとBを行ったり来たりでしたが、L太郎が議長になったので、ずっと議長邸に住み続け、
ウルグでは1位だったものの、面倒なウルグ選にも出馬せず、ウルグ長の死によって突然のウルグ長就任という悲劇にも見舞われず、
出店権をもらい続けて、とても楽しかったです。フフフ、議長の配偶者ポジションはおいしいぜ。


さて、リナ時代は、とにかく
『世界更生プロジェクト』を進めていくことを目的としていました。


まず行ったのが、毎年の教育方針を「まじめに」と「人に優しく」の交互に決定させること。

毎年5日は、評議会館前でスタンバイ。教育方針が目当てのものになるまで、ロードを繰り返します。
非常に飽きる行為ですが、これをやらないと確実に世界は荒廃していくのみです。
すでに荒廃したこの世界では、これこそが第一歩。

ララ時代に着手したこのプロジェクト、サイトを回って真実を知ったのは676年あたりのことでした。
その頃、ウルグの総給料額は60000プゥほど。そして59000プゥ、57000プゥと、どんどん減り続けていました。

ララで教育方針を操作し始め・・・真面目な子が成人するようになったのは684年ごろ。
685年にはいい子が2人も成人し、686年にも1人、687年には3人、さらに人気者も1人。この年はなんと怠惰な子が一人もいないというすばらしい結果に。
リナにチェンジする頃には、総給料額も少しずつ上がっていました。

そしてリナ時代に突入。
真面目な性格の移住者も何人か投入し、勤勉な子を成人させ、着々と世界を更生していきます。

リナのPC人生は全部で19年でした。
息子にPC権を移す頃には、なんと総給料額は88000プゥにまで上がり、翌年には夢の90000台に。
ウルグ1位の給料が2800プゥ程度だったララ時代とは変わり、4000プゥ近くまでUPしていました!!


ここまでの道のりは、楽なものではありませんでした。

教育方針だけなら、面倒とはいえ、そこまで大変ではありません。
ロードを繰り返すだけなので、時間がかかるだけです。
めったにないことではあるものの、一発で目当ての方針に決まることだってあります。

世界が荒廃しないように気を付けるだけなら、これをすればいいだけなので、それほど大変なことではないでしょう。


大変だったのは、この世界が、すでに荒廃している世界だったからにほかなりません。


教育方針の設定を基本とし、
その他にも、すでにダメな性格の子を少しでもいい性格へ導くこと にも着手しました。
これこそが、大変な作業だったのです。


生まれたときからダメな性格(怠惰)の子は、学校に通わないので、教育方針ではどうにもできません。
そのため、別の方法が必要なのです。


ここでまたまたCleoさんのサイト『W.N.Chronicle 』(新しいタブでCleoさんのサイトに飛びます)が役に立ちます。

さてさて、取りいだしましたるは『ラムサラ?』というアイテム。

このアイテム、『性格がランダムで変化する』という触れ込み。
しかしながら、これを飲んで性格が変わったためしがなかったので、全く嘘のアイテムだと思っておりました。

ところが!

上記Cleoさんのサイトを見ればわかりますが、確かに『性格の数値をランダムで変化する』効果があったことが判明!!


上記サイト右のメニュー『PLUTO』の『TIPS』から『お花好きな子を「いい子」に性格矯正しよう。』に詳細が載っています。
これを見ると、相当大変そうだなと言うことが伝わると思います。
もちろん、書いてあるように、大変なのは最初だけで、どんどん楽になっていくことは確かなのですが・・・
それでも、その最初の大変さが厳しすぎると言うのもまた事実。

しかし、この荒廃した世界を正しく導くには、これを無視できないのも、哀しい現実なのです。


リナ人生の19年の間にここまで更生できたのは、涙ぐましい努力の結果(自分で言っちゃう)。

現実はそう、甘くないもの・・・。
教育方針の操作で改善されるのは、生まれたときからまじめな子だけなのです。
そしてそれだけでは、世界の更生は難しいということ。

これがどういうことか。

抗いがたい現実があります。

最悪の『超ワイルド』が、同じく『超ワイルド』あるいは『せっかち』などと結婚した場合、生まれる子供は必ず『おちょうし者』。
『おちょうし者』を3人作れば、成人して『超ワイルド』が3人になるということです。
真面目な性格の伴侶を見つけ、結婚して生まれた子供が『おちょうし者』なら、真面目な性格の片親は意味をなさないことになります。
これが一番、問題なのです。

ララ時代、その事態に堪忍袋の緒が切れて、姉、桃子と同じ行動をとることにしました。
そう、ラムサラ地獄 です。

『おちょうし者』の子供にラムサラを4つ飲ませ、『ワルガキ』にするのです。
どちらも怠惰・冷淡で最悪な性格ですが、積極的を消極的にすることができます。
こうすることで、成人時は『ろくでなし』、恋人が出来れば10年以上の時をかけ、まじめな性格に傾いていくようになります。

しかし、そうしたところで、結局彼らの子どもたちは学校には通いません。
大人になって、10年以上の時をかけなければ真面目になれないので、
その間に結婚してしまったら子どもはやはり怠惰。
運よくちょっと真面目になってから子どもを作っても、勤勉度が低く、入学までの3年間で怠惰に転がる子もいます。

つまり、怠惰で生まれた子は、教育方針では真面目になれず、
ラムサラを使っても、真面目になるまで子供を作らずかつ寿命もある場合でないと、
その次の世代を真面目にすることができないということなのです。


すなわち、怠惰な子が多ければ多いほど、怠惰人口は増え続け、
世界の更生も半分で息詰まるということです。


半分真面目ならいいか、と開き直れれば、それでもいいでしょう。
しかし私は、そう思うにはもう限界に来ておりました。

シーラとルック世界の、ニルスやライン人生を見てもわかる通り、性格が悪い人がたくさんいる荒廃した世界にうんざりしていました。
上記のような事態(性格の悪い者といい者が結婚し、性格の悪い子ができる)が起これば、その時の憤りは半端ではありません。
とりあえず実際に声に出して「ふざけんなクソガキ、ぶっころすぞ」などと暴言を吐くのは当たり前のこととして、
そのガキにラムサラをぶち込み、「早く死ね」と呪いをかけながらすごすことになるわけです。

できれば、心も言葉もお上品に健やかにプレイしたいものです。


というわけで、健やかなるプレイのために、頑張りました。

とは言え、なんだかんだ言っても、大変なことはそう多くはできません。
気に入った顔の子に限り 、性格改善を施していきました。

一度にできるのは一人までで、しかも教育方針が『まじめに』の年に着手しなければ絶対に無理なので、多くとも二年に一人というスローペース。
確かに、本当に大変なのは最初だけで、その年の20日も過ぎればかなり楽になってきます。
20日ごろには、スタミナ弁当を渡すくらいで、勝手に学校に行ってくれるようになります。

・・・が、やはり他のことが何もできなくなる上、最初らへんのロード地獄が本当に辛いので、数をこなすことができません。
PC版ならそこまでではないのかもしれませんが、PSなので、ロードがすごく時間がかかるんです><

最初は一人を真面目にすることさえ難しく、
とにかく学校へ行かせれば真面目になるという状態にしたかったため、教育方針を『まじめに』で固定してやっていました。
おかげでこのへんの成人者はみんな冷たくなってしまいました。
しかし、冷たくとも真面目でさえあれば、結婚して出来る子は真面目。学校に通ってくれます。
学校へ通えば、『人に優しく』の方針によって優しくなることは可能です。
とにもかくにも、まずは真面目第一なのです。

やがて慣れて、『まじめに』と『人に優しく』を交互にし、『まじめに』の年の20日頃までに一人片づけ、
残りの数日と翌年の『優しく』のときに毎日スタミナ弁当を渡しまくるという技を駆使し、
2年で二人を矯正することもできるようになっていきましたが、それはリナ時代より、もう少し後の話です。


そんなこんなで、あらゆる手段を用いて、世界は更生への道をたどっていきました。



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