カノンとF太郎の世界 十五代目リナ
その1
さて、ネットとの出会いという一大事件が起こった前PCララの娘、リナに継承権を移し、
この荒廃した世界を正しく導く、超巨大プロジェクトを進めていくことになりました。しかしその前に、ララ時代に起こった、ララ人生としてのエピソードを一つここに。
ララは前々PCショウとアガサちゃんの娘です。
アガサちゃんにはペネルという母がおり、彼女はコークナァムでした。
彼女はとてもすごい人で、年をとっても試合に勝ちまくり、30を超えてもAリーガーで(たまにBリーグに落ちることもありましたが)、またウルグでも上位をキープしていました。
私生活も充実しており、旦那亡き後すぐに13も年下の若い彼氏をゲット、25で再婚し、33まで幸せに生きました。しかしそんな彼女もついにワクトに召される時が来たのです。
コークナァムだったので、娘のアガサちゃんが次のナァムです。
しかしアガサちゃんはミダショルグ所属。
以前にも書きましたが、一度決めたら変えられないショルグを変わることになるのは、この状況の時。
アガサちゃんはミダからコークへと変わり、コークナァムとなりました。しかしその翌年、なんとアガサちゃんが23才できとく。
ナァムはその娘である、ララが継ぐことになったのでした。
ララもまたミダ所属だったので、この時点でショルグ変更となり、コークショルグ員に生まれ変わりました。
外リーグからの出直しです。ネットで知った重要事項、『教育方針』を提案できるのはジマナァムなので、初めてのナァム就任ではありましたが、ちょっと残念でした(;´▽`A
コークナァムは『あいさつ』という、非常にどうでもいいものの提案しかできないので・・・。
さてさて、そんなこんなで、ララは実に20年ものPC人生を送りました。
ネットで知った数々のことを実行し、その経過を見たり、子作りをたくさんして、初めて大家族というものを作ったりと、非常に充実した人生でした。生まれた子供は、上からで、可愛い次女に替わろうかなとも思いましたが・・・
ネットで知った子作りの極意を確認する楽しさから、もう少し長くララ でやりたかったのもあり、何とかねばって子作り。
そして6人目、可愛い女の子リナが生まれ、次のPCはこの子で決定!!子供だといろいろ行動に制限があるので、リナは成人時からのプレイです。
リナの使命は、ララ時代に着手した『世界更生プロジェクト』を完遂すること。
ララ時代、少しだけ改善の方向を向き始めた世界でしたが、ウルグ1位の給料が3000プゥを下回っているという現実を見ても、まだまだ先は遠いという状況です。
そしてリナは「忍耐強い」性格で成人しました。
これは、消極的・勤勉・冷たいカテゴリです。
子供の場合は『教育方針』を「人に優しく」に、大人の場合は、PCなら『お見舞い』という方法で優しくなれるということを知った私。一度に何百回もお見舞いをするのは疲れるので、きとく者が出るたび、数十回ずつ話しかけていれば、そのうち優しくなれるはずです。
それに、前PCララのときに教育方針を調節していたので、リナは冷たいとはいえ、かなり優しい方に傾いているはずです。
それほどかからずに優しくなれるでしょう。・・・という私のもくろみ通り、成人して3日、リナは『とっても謙虚』に。
・・・本当に、お見舞いで優しくなれるんだ!!ヽ(´▽`)/
あんなにも、あんなにもあんなにも切望し、そして無駄に終わった絶望の思い出。
それがこんなにもあっさりと叶うなんて。やさぐれきったニルスやラインの人生は、一体何だったのでしょう。
さあ、そんなこんなで優しさが少しアップして、これからの人生にも張り合いが出てきました。
このままさらにお見舞いをつづけ、優しさを上げていきたいと思います。しかし、今一つ張り合いがありません。(え?)
そう・・・
ダンナ候補が、いないのです。
子供時代からやっていれば、それなりに愛着のある子供もできるのですが、リナは成人から。
どうしても手に入れたい子というのがいなかったのです。一応の候補はいました。
チャールス
一つ年下の全能いい子。この顔は、今のこの世界に、チャールスを含め4人もいるのでちょっと・・・とは思うものの、好きな顔だしまあいいかと、
結局5日に恋人になりました。
が。「君といてもつまんない」
幸福度は『ちょっぴり幸せ』へ。
「君といてもつまんない」
幸福度は『ふつう』へ。えれえ態度じゃねえかよ。(愛情度下降)
チャールスの顔は好きなのに、なぜこんなにイラついているかというと・・・
実は、チャールスのせいではないのです。チャールスと同じ顔のユーリーのせいです。
リナには3人の姉と2人の兄がおり、ユーリーは2番目の姉ローズの彼氏です。
コイツはもともと、3番目の姉セイラの彼氏でした。
姉妹乗り換えの術で、今はローズの彼氏になっています。ところが、コイツがサイテー野郎で、いちいち他の女の誘いに乗りまくるのです。
姉が二人ともコイツに不幸にさせられるのは我慢なりません。
しかも、セイラはともかくローズは好きな姉です。不幸にさせたくない。そんなわけで、コイツが他の女の誘いに乗るたび、イムのふんを使って邪魔をしていたのですが、本当に腹立たしい。
ローズとはキスまで済ませており、あと2回のデートで婚約だというのにまったくふざけた男です。
さらに、私のチャールスへの愛を揺るがす新たな事実判明。
チャールスと同じ顔は4人いましたが、4人ともいちいち名前など覚えていません。
認識していたのは、チャールスとローズの彼氏ユーリーだけです。しかし、ある日のこと。
ユーリーにフラれた後に彼氏を作った3番目の姉セイラ。
彼氏の名前は確か、ディンといいました。
そのディンが、帰宅すると家の中にいました。
セイラを誘いにきたに違いない。
私は声をかけました。「どうも」
・・・あれっ!?
間違えた、姉の彼氏だから、取り違えたか。
コイツはユーリーだったのね。・・・と、一瞬思ったが、
「どうも」
やっぱりコイツはディンだった。
・・・・・・・・・。
セイラはユーリーが忘れられなかったのか、同じ顔の男と付き合っていたようです。
いや、そんなことより。
姉ローズの彼氏ユーリー姉セイラの彼氏ディンそしてリナの彼氏チャールス
・・・ちょっと待て。
このまま3組が結婚したら、同じ顔が3人もわが家系に・・・。
てゆーか姉妹3人のダンナが同じ顔だなんて!!(つД`)。.:*・°
やっぱり・・・
チャールスやめようかな・・・。
性格改善を果たし、世界更生プロジェクトもこれからという前途洋々のリナ人生の始まり。
しかし人生とは、思わぬことが起こるものです。
はたして、リナはチャールスと結婚するのか。
姉たちは同じ顔の男と結婚するのか。3人の姉妹たちの、恋の行方はいかに。
ワールド・ネバーランド2〜プルト共和国物語〜 PlayStation (c)althi Inc
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