初代エナの世界 三代目アルス
その1


さて、激動のフレア時代から、心機一転、
長男アルス時代の幕開けです。

アルス成人アルス成人
性格は「のんびり」。コークショルグ、バハウルグに所属。

フレア時代と違って、目を光らせる相手もいません。
性格通り、のんびり過ごすことにしよう・・・・。


・・・と決意した通り、
アルスの人生は、非常に平凡なものでした。

仕事に訓練にバリバリ生き、性格はいつの間にか「超ワイルド」に転がり落ちていましたが・・・
(なぜ、毎年仕事のメダルをもらうくらい働いているのに怠惰が濃くなっていくのかと言うと、水を飲んでいたからでした)
この頃は、「超ワイルド」が怠惰・積極・冷淡終着駅の性格だと知らなかったので、特に何とも思っていませんでした。
ただ毎日、ひたすらもくもくと、仕事と訓練をくり返していました・・・。


母フレア(前PC)フレアと父アムラームアムラームはよほど相性がよかったのか、
アルスに代わったその年の27日に次男誕生。弟ができました。
(まだ私がフレアをやっていたときに、できた子供だったようです・・・)


514年・・・
初代PCである、祖母のエナの再婚相手アベル義祖父アベルが危篤に。
とても大好きなキャラで、大ショックでした。
奇しくも、30才を迎えた誕生日に、ワクトに召されていきました・・・。


515年・・・
弟入学。


毎年ミスタープルトに輝くも、恋人も作らず、ただ黙々と過ごすアルス。
毎年どこかで双子が産まれ、うらやましく思い、結婚したい気持ちはふくらんでいたのですが・・・

それには、重要な問題が。

ちょうどいい結婚相手がいない
・・・ということです。

前回の反動か男PCだからか、ちょうどいい(お似合いの)年の子で、結婚したいと思う子が見つけられなかったのです。

一応、候補となる女の子はいました。
フーミェン・サロンフーミェンちゃん
しかし、この子は6つも年下。ちょっと候補と呼ぶにはあまりに年の差がありました。


しかし何だかんだで時は過ぎ、
ついに初代PCエナエナ最終形態が34歳で他界した516年。
アルスは12才になりました。


翌年517年・・・フーミェンちゃん成人。フーミェンちゃん成人
色々考えたものの、やっぱり彼女をゲットすることに決めました。

アムラームのときと同じく、怒涛のデートラッシュにて、9日に婚約。

その日はアルスの13才の誕生日。
なつかしい、あのビリーくん顔ビリー13才&アルス13才になりました。


そして10日、結婚。

奇しくもフーミェンは、あのプファイルくん手に入れられなかった最愛の人プファイルくんの孫でした。
彼がもし生きていれば・・・「おじいちゃん」になっていたんですね(;_;)


結婚の翌年にはアムラームが死去。
この年、弟も無事成人したので、子供の成人を見届けてくれてありがとう、と思いました。
一時は死を願ったこともあったけれど、今では長生きしてくれてよかったと思います( ̄▽ ̄°)(都合いいな)
29才でした。


結婚後も、アルスは仕事に訓練にいそしみまくり、
ミダ杯優勝から始まって、DD杯コーク杯ジマ杯イム争奪戦と勝ちまくり、
『剣豪』『豪拳王』『大魔導』『輝ける王者』『真の英雄』『竜王』『イム使い』『ミスタープルト』と、称号も獲り放題。
ショルグ長にも君臨し、まさに「超ワイルド」としての人生を堪能しました。


しかし、

そんな幸せなアルスの人生にも、与えられなかったものが二つありました。


・・・それは、もしかしたら、
アルスが手にしていた豊かな才能よりも、
もっともっと大切なものだったかもしれません・・・。



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