サモンナイト3
(バンプレスト)
1〜4まで四作プレイしましたが、この3が一番お気に入りです♪
主人公のキャラデザも可愛かったし(男の子はかっこよかった)ストーリーもよかったです(*´▽`*)
主人公は、帝国の元軍人。
家庭教師をするためにその子と共に船に乗ったまではよかったのですが、
船が海賊に襲われ、嵐に襲われ、気が付いたらどこだかもわからない島に遭難してしまいます。再会できたあと、生徒を守りながら、島から何とか脱出しようとするのですが・・・。 {キャラ感想ページへ}
今までのサモンナイトでは、中心となる町があり、町の外を移動するという展開もあって、
新しい場所が広がっていくような感じがありました。
ところが今作はすべて島の中で起こります。最初はなんだかせせこましいというか、ちまっこい雰囲気だなあと思っていました。
島に閉じ込められた設定なので、なんとなく閉塞感があるというのか。
結果的にその閉塞感がストーリーをうまくまとめていたので、いい舞台だったと思います。
この島は一体なんなのか、だれが住んでいるのか、というところから始まり、
島の人との交流、脱出に向けての行動、島に忍び寄る不穏な空気・・・。島というこじんまりした空間だからこそ、一致団結の感じがよく出ていたと思いますし、
主人公中心のストーリーも堪能できました♪
主人公中心・・・というか、主人公が嵐から助かった時に持っていた不思議な剣。
この剣を巡って大きな戦いに巻き込まれるという話です。私は主人公が中心になる物語が一番好きなので、サモンナイトでは1と3が好きですね。
やっぱり主人公が目立ってないと!
まず主人公のタイプを戦闘系、召喚師系から選択。
そしてサモンナイトの世界ではおなじみ、四つの属性から一つ得意な属性を選択。機械中心の世界ロレイラル、鬼や侍などの世界シルターン、天使や悪魔の世界サプレス、獣人や妖精の世界メイトルパ。
リィンバウムという主人公たちが暮らす世界の周りにある四つの異世界から、いろいろなものを呼びだすのがこの世界の召喚術です。
選んだ属性の術のみしか使えません。基本的には。
戦闘タイプでも、主人公は優秀なのでそこそこ召喚術の威力はあったりしますが、
召喚術を使いまくるには膨大なMPを消費するのでタイプはとても重要です。
さらに今回は、生徒も大きく影響。
四人の生徒のうち、誰を登場させるかは冒頭の選択肢で決定。
生徒それぞれに属性と、得意タイプが設定されています。
ナップ(男):機属性・戦闘タイプ
ベルフラウ(女):鬼属性・バランスタイプ
アリーゼ(女):霊属性・召喚師タイプ
ウィル(男):獣属性・バランスタイプバランスタイプはどちらにも成長可能、といってもまだ子供なので中途半端。
生徒の属性と自分の属性が同じだと、決まった召喚術しか使えないことになり、戦いでは割と不利です。
生徒はほぼ主人公と行動を共にする大事な存在なので、使いやすい子、気に入ってる子を選ぶのが一番です。
最初はなついてませんが、そのうちに主人公を慕うようになるのでとても可愛いVv仲間たちも徐々に増えていくので、大変なのは最初のうちだけ・・・。
そして今作でも、仲間召喚獣を育てられます。
1のときのポワソたち四匹は、主人公たちと同レベルで呼び出せる存在だったためレベル上げ不可能、2の時のポワソたちと他の召喚獣は、主人公たちと同じように経験値を与えることでレベル上げが可能になりました。そして今作では、召喚獣用のえさをあたえることによって、レベルアップする仕様にチェンジヽ(*⌒∇⌒*)ノ
これは素晴らしい!!
経験値をわざわざ召喚獣に振り分けることの大変さときたら、半端じゃなかったので。
一人の召喚獣を育てるのにどれだけかかったやら。それが今作では専用のえさでレベルアップ!!!なんて楽になったんだ!!!
おなじみの召喚獣ポワソたちも相変わらずいますが、ポワソは遠距離攻撃ができなくなったので使い勝手が悪くなったことは残念です(つД`)気に入ってたのに。
とはいえ、バトルとかでえさが入ったりするので、気に入った召喚獣を育てられます。楽に。
育てた召喚獣は特技でなかなか侮れない活躍を見せてくれます♪
生徒が助けた特別な召喚獣というのが出てきますが、彼らも同じように育てて強くします。
生徒しか呼び出せませんが、貧弱な生徒を守る盾になってくれたり、なかなか使える子たち。
人間は今まで通りバトルで主人公以外7人しか出られませんが、召喚獣を装備しておけば戦闘中に呼び出してユニットにできるのがとても助かりますV
召喚術を放つと、派手なアニメーション演出が発生しますが、今作ではキャンセルができるようになったのも素晴らしいヽ(*⌒∇⌒*)ノ
可愛らしいキャラのアニメーションなので、見れば和みますが、何度も見るのはさすがに苦痛。
2では短いアクションの召喚術を使っていた身からすると本当にありがたいです!
また、『パーティー能力』というのができました。
これは、条件を満たすと覚える能力で、戦闘前に装備しておくことで戦闘中に発動したりする便利なもの。
最大4つまで装備可能ですが、能力にはパーティーポイントが必要で、これは全員のレベル=ポイントとなるため、レベル4とレベル5のキャラが仲間だった場合パーティーポイントは9となります。
能力ごとに必要なパーティーポイントは違うため、話数が進むにつれ、仲間が増えるにつれ、いろいろなパーティー能力が装備できる(使える)ようになっていくということです。
しかしただ普通に戦闘をしているだけで覚えてくれる能力はいいけど、条件を満たさないと覚えないため、結構面倒くさいです。
一度覚えてしまえば、それ以後はパーティーポイントさえ満たしていればずっと使えるし、周回しても忘れることはないので、何度でも使えるのですが・・・。
周回することで5回まで経験値やお金取得額があがるというパーティー能力は、一度クリアすると自動的に覚えます。
サモンナイトは、仲間のほとんどと個別エンドを見られるのが大きなウリなので、
周回必須のRPG。
経験値がたまりやすい今作はプレイしやすくて本当に嬉しかったです♪
個人的に非常に助かる、経験値をためておけて、好きな時に戦闘に加えたキャラに割り振れるというシステムは今作でも健在です.:*・。ヽ(´▽`)/。.:*・°
おかげで遅くに仲間になったキャラも、弱くて戦力にならないキャラも、経験値を与えて一気に強くできるのでそういう意味でも育成が楽です。
しかし・・・。
パーティー能力の中には、『ブレイブクリア何回で使用可能』という条件のものがあります。
これが入手するのがとても大変(・ω・`*)レベルいくつ以下で、道具使用何回までで、死者を出さずに、というような条件でマップをクリアするのをブレイブクリアというのですが、マップごとに指定されています。
私のようにレベルを十分にあげてからまったりクリアするタイプには到底無理な条件なのですが、
パーティー能力はほしいものばかり。毎ターンHPを回復するとか、毎ターンMPを回復するとか。
回復量は微々たるものですが、つもりつもればかなりのものになりますし、
今まではMPを使い果たしたキャラはもう何の役にも立たなくなってしまうのが常だったのに、
しばらくたつとまた召喚術を使えるようにできるなんて!
低レベルクリアだとか、ノーダメージクリアだとかをやっているような人には簡単な条件でしょうが、私にはもうものすごく大変な道のりでした(>_<。)
こういうパーティー能力こそ、レベル上げをしっかりやってクリアする私みたいなRPG下手に必要なのに、なぜ、ブレイブクリアをしまくったご褒美にするんだろうかと思います。
ブレイブクリアができる人には必要ないじゃん?と。
そして番外編シナリオもあります。
二周目以降で、2の主人公キャラによる島訪問シナリオを見られるというもの。これについてはキャラのところでちょこっと語るとして、
2では護衛獣が四人いて3では生徒が四人いるため(最初に選択した一人のみ登場)ストーリーは一緒なのに会話とかスチルとかに若干変化があるという仕様。全員見た人いるのかな(゜▽゜;)
そういや、主人公キャラだって男女二人いるんだし・・・。
でも、懐かしかったし嬉しかったですね♪
エンディングの感じも、1〜4の中で一番好きです。
なんだか救われた感じがしました。これからもサモンナイト3は何回もプレイするだろうなと思うくらい、お気に入りです(*´▽`*)
最後にキャラや番外編シナリオについてちょこっと語り。ネタバレ
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