リリーのアトリエ

    (ガスト)


アトリエシリーズ三作目です。
今作は、一作目のマリーのアトリエよりちょっと前のザールブルグが舞台。

遠く海を隔てたケントニスから、錬金術を広めるためにやってきた一行。
ドルニエ・リリー・イングリド・ヘルミーナ。
彼らはこの地に夢である錬金術アカデミーを建設できるのでしょうか。     {項目別目次へ}

というわけで、ザールブルグにアカデミーを建てるのがこのゲームの目標です。

まだイングリド先生やヘルミーナ先生が子供です。しかもかわいい(‘-^*)/

ヘルミーナなんて・・・あんなに可愛かったのにどうしてあんなふうに成長してしまったのだろう・・・
とちょっと悲しくなるほどです。


プレイヤーは錬金術師リリーとなって、酒場で依頼を受けてお金を稼ぎ、
錬金術に必要な材料を購入したり、冒険者を雇って外に出かけて採取したりすることになります。

開始の段階でイングリドとヘルミーナのどちらかを弟子にすることになり、
リリーの錬金術レベルが上がると調合をさせることが可能になったり、
ゲームの中でいくつかイベントが発生したりします。


ちなみにもう一人は一応ドルニエの弟子になりますが、基本的に4人で暮らしているので
どっちかしか出なくなるとかそういうことはありません。

イングリドもヘルミーナもリリーになついているのでとてもかわいいです♪
二人が喧嘩を始めるというミニイベントがプレイ中何回か発生しますが、その種類の豊富さに笑えます(-^▽^-)


ちょっとたつと二人とも賃金0で外へ連れ出せるようになるので、金がないときにそのへんなら一応頭数程度には・・。
二人一緒に連れているときだけ、時々ライバル心から強い特技を放てるようになるという細かい仕様がナイスです。

なにげに魔法アイテムを使わせると強いので、冒険者一人とリリーとイングリドまたはヘルミーナという組み合わせだとフラムをほんなげてるだけで結構いろんなところに行けるので便利。



採取場所も、今作ではたとえば「へーベル湖」という目的地へ行けるだけではなく、そこへ行くまでの道のりのどこでも好きな場所に行けるようになりました。(途中から)
それによって、目的地では採取できないものが手に入る場所もあったりして嬉しいですV



アカデミーの建設資金は膨大ですが、毎年1月に行われる展覧会では
優勝と準優勝には国から援助金が出る
ことになるので大分楽になります。


期間は展覧会が5年あるので、一応5年くらいですが、それ以上にもそれ以下にもできます。

ゲームの目的は『アカデミーを建設すること』!
あまりに時間がかかりすぎない限り、この目的を達成することでエンディングへ。

マルチエンドなので、条件によって何種類ものエンディングを楽しめるのも嬉しい。
フルボイスも健在です♪



リリーのレベルが上がれば、『ブレンド調合』という新しい技術をドルニエから教えてもらえます。
エリーのアトリエでもおなじみの、アイテムの配合を変えて威力を高める技法で
酒場の依頼も喜ばれてお金を多くもらえたりとてもお得♪

というか、配合を変えないで作ってて高い完成度のものってほぼないといってもいいので、
ブレンド調合しないと話になりません。

ブレンド調合をやるには天秤という器具も購入しないと細かい設定ができないので、序盤には結構きつかったりしますが。


そしてさらにレベルが上がると『ラフ調合』という新しい技術を教えてもらえます。
これもエリーのアトリエのオリジナル調合と同じものですが、今回はさらに組み合わせる種類が増えてて面白い(*´▽`*)

見た目は同じ鉄だけど、組み合わせによって違う効果をつけられて・・・
鍛冶屋で作ってもらった装備の効果がちょっと違う!・・・なんてことも。



調合や採取を手伝ってくれる愛らしい妖精さん(見た目は小さな子供)も
今回もちゃんと雇えます。

ずっと雇って経験値がたまればランクアップしてくれるので、値段据え置きで育成する楽しみもあります。
工房にちまいのがこまこま動いてるのがとても愛らしい・・・。



マリー→エリー→リリーと進化し続けたアトリエシリーズ。
ザールブルグでのアトリエはここまでで、次は舞台を移して展開していくようです。


マリーもエリーもリリーもお気に入りなんですが、リリーでのお気に入りと言えば・・・
交易ができるようになったことかな(*´ω`*)


途中からいくつかの場所にアイテムを売り買いしにいけるようになります。
物によってはザールブルグよりも安く買えたり高く売れたりして結構便利。そして楽しい♪
ついハマってしまいます。(錬金術師なのに)

ザールブルグでは買えないものもあるので、遠出になるけどあっちこっちめぐって移動ばっかりしてる一年を過ごしちゃったり。


ほかにも、酒場の依頼をこなしていると貴族と知り合いになれて、取引によっては大金を一気に稼げることもあったりして、
好きな方法でアカデミーを建てることが可能なのが面白いです。



アカデミーを華やかにすることも可能。
大工さんにお金を払うことで、鐘つけたり銅像たてたり、きれいなバルコニーつくったり。

完成(エンディング)まではそういうのをつけたアカデミーの姿を見ることはできませんけど。

そういうのにお金をつぎ込むと、お金の貯めがいがあって楽しいですね♪



エリーの時にはチーズケーキを作るのが大好きでしたが、今作ではお菓子が増えて、非常に嬉しい(≧∇≦)/
カリカリの実を育てまくってお菓子を作るのが大好きですVvアップルパイとかおいしそう。
お菓子をよく依頼してくれるテオとは毎回仲良くなってますね〜♪


それから、レヘルンがお気に入りです!
冷たい爆弾。なんだかカッコいい(*´ω`*)

ラングレヘルンにするとすごく強くなり、ボス敵などあっという間です!素晴らしいな!!

そこまで必要じゃないだろうというくらい作ってしまいます。爆弾を作るのって楽しい。(危ない錬金術師)



そして恋愛もできますヽ(*⌒∇⌒*)ノ
最初に恋愛に興味があると答えた場合だけもらえるアイテムを渡せばラブラブです。
途中までのイベントはアイテムの有無にかかわらずおきますが、アイテム持ってないとラブラブ不可能。

私はほとんどラブラブやってます。
今回のお相手はテオ(年下新米冒険者)・ヴェルナー(ぶっきらぼうな雑貨屋店主)・ゲルハルト(ネアカで頼れる冒険者)
ウルリッヒ(真面目な城の護衛騎士隊長)とさまざまで、みんな好きですし。

恋愛エンドはありませんが、エンディングの後にきちんと告白が見られるのが嬉しいところ♪

最初はテオがトップでしたが、ヴェルナーの声が大好きな声優さんだったため、今では
ヴェルナー>テオ>ウルリッヒ>ゲルハルトって感じですね。

ウルリッヒは一番難易度が高くて仲良くなるのに時間がかかりますが、おそらく一番ラブラブを味わえる気がします。
町で話しかけたときのセリフとか。



1年に一度参加することになる『展覧会』は、ほとんどのエンディングに関係していますが、
辞退するイベントも起こせます。

私はこの辞退することで見られるエンディングが一番お気に入りなので、ほとんどの場合辞退しています(*´▽`*)
1年に一度展覧会に出なければならないというのは割と不便だったため、本当に助かりますVv

何しろ交易するには遠出必須なので、展覧会とかやってられないっていうか・・・。



あと地味にありがたいのが、今作は工房に依頼にやってくる仲間キャラ達・・・
依頼を断ってもほとんど嫌な態度を取らないでくれるのが嬉しい!

おかげでどのキャラと仲良くしてもいいので、今回はこの人とこの人、といろいろ選びやすかったです。


唯一の欠点が、今作は調合の失敗率が高いということ(T_T)
一回調合しただけで次の調合の成功率がたとえ中和剤でも100%じゃなくなり、90%でも結構失敗します。

疲労回復アイテムが簡単にはいるものの、調合の前にいちいちセーブしないといけないのは厳しい・・・。

工房がちょっと汚れてるだけでも成功率が落ちるので。

とはいえ、色々な部分がパワーアップしていて、自分の好きなスタイルで遊びやすくなったなあと思いました♪


{項目別目次}

キャラについてup

採取地メモup



HOMEへ  ゲーム部屋へ  PS2RPGへ