エルバート&アミイ


自分に自信のないコンビですね。この二人。
エルバートは初回プレイで、アミィは全属性エンドと一緒に最後にやりました。

エルバートは教師ですが、優秀な魔法使いでありながらもとにかくとことん自分に自信がありません。
教師の前は黒の塔とかいう魔術研究のすごい施設でまほうの研究をしていたというのに、
そうしたエリートの雰囲気がまったくありません。

ミルス・クレアの卒業生で、今は寮監を務めており、教師として一生懸命頑張っている努力家の先生。
なのですが、自分の理想の教師像がやたら高いようで、それに全然届かないといつも後ろ向き。


エルバートのルートでは、とにかくルルちゃんが一生懸命エルバートを励ますというのの繰り返しでした。
それなのに、彼は元気になってくれない!(>_<。)

ルルちゃんが励ましても、それを「あなたは優しいから」「でもそれじゃだめなんです。みんなに認められる教師にならないと・・」

ルルちゃんの言葉じゃだめなんだ・・・。
エルバートの心に届くには、多くの生徒たちからの声じゃないと意味がないんだ・・・。


という無力感を何度感じる羽目になったでしょうか。

だからこそ、最終試験の時にエルバートに向けてルルちゃんが叫ぶ告白が、すごく胸にきます。
ルル「先生はいつもそう。つまらなくなんてない。すごく素敵な人だって私はずっとずっと感じてます。
だけど何度繰り返しても、全然信じてもらえない・・・!」
「エルバート先生はいつもすぐにそうやって壁を作っちゃうから・・・本当の気持ちも全部かくして自分の中に閉じこもっちゃうのが私はすごくさびしいんです・・・!」

そうなんだよエルバート。・゜・(ノД`)・゜・。

そして泣きじゃくるルルちゃんがかわいい。
先生と同じ時代の生徒だったらよかった。先生と一緒に出掛けたことも、先生はどう思ってるかわからないけどすごく嬉しかった。
先生とお話しすることも一緒に過ごせることも全部大好きだった・・・。

この一生懸命な告白がすごくすごく可愛くって、胸に響いて、好きですね。
そのあとエルバートがやっと応えてくれるのも、エルバートらしくてかわいいです。

一緒に行こうというのに、『こわごわと精一杯の勇気を振り絞るみたいに私に手を差し伸べてくれた』
この自信のなさ・・・( ̄∇ ̄ )


エンディングでも、デートに誘うルルちゃんと断るエルバートのやり取りがかわいかったです。
結局押し負けて、部屋でおしゃべりでもするということになるのがナイス。
素直なルルちゃんの勝ちってやつですね。

先生と生徒の壁をきちんと守ろうとするエルバートが大好きです。
教師キャラの場合、そうでないと私の好みではなくなってしまうので。

初回プレイとっても楽しかったです♪



アミィは優秀な占い師の家系に生まれたため、そのプレッシャーで自信がなくなっている子でした。
しかし大人しい彼女と明るいルルちゃんのコンビはとてもぴったり。

アミィが倒れてしまった後、最終試験を放り出してアミィの水晶玉を元に戻そうと奔走するルルちゃんが好きです。

そのあとアミィがハンドベルを媒介にして、ずっと聞けずにいた星の声を聴くイベントもとってもいい・・・♪
アミィのルートでは理想的な女友達イベントを堪能できて満足(*´ω`*)

二人とも素直で可愛いし・・・癒される・・・。

エンディングでも二人が仲よさそうで、なんというか、お互いにいい影響を与え合うのが本当の友達なんだなあとしみじみしてしまいます。楽しかった。



全属性エンドもプレイしましたが・・・休日にモルガナ像の前でモルガナへの愛を告白しているヴァニアを見ていたため、
ちょっと申し訳ない気持ちになりました(;´∇`)
会いたいヴァニアが会えないのにごめんなさい。

このルートでは全員大切で誰をパートナーにするかを選べないということを言うんですが・・・
別に誰も大事じゃない気がしてなりません。(特に男の子たちは)

だって誰とも仲良くないし・・・。
キャラたち全員とそれなりの好感度を必要としてるならまだわかるんですけど。


とはいえ、モルガナまで登場してなかなかゴージャスな展開になったなあと思います。
・・・初回のエルバート編でいきなり発生しそうになった時はビビりましたが。
全員攻略後じゃないのか・・それっぽいセリフを言ってたけど・・・。みたいな。

慌てて属性をちょっと偏らせたら、無事にエルバート編をクリアすることが出来ましたが、そのおかげでアミィとまたがけできるに違いないと推測していたのでよかったかもしれません。
無事に全員クリアで、かなり楽しめたゲームとなりました(*´▽`*)


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