リズヴァーン


地の玄武。金髪碧眼・・というのはこの世界では「鬼」と呼ばれる不思議な力を持つ異種族です。

長い間人間と相いれず、先生も山にこもってあまり人里に出てこなかったようです。

無口で、必要なこと以外はしゃべりませんが、九郎や望美に剣を教え、
請われれば力を貸してくれるため冷たい印象はあまりありません。

九郎や望美は彼を先生と呼び、他の人からはリズ先生と呼ばれています。

うん・・・まあ、あまり恋愛対象ではないかもです(;´∇`)

好きなキャラの一人なのですが、望美との恋愛・・・ってのがどうも私の中ではしっくりこず、
やっぱり師匠と弟子という方がしっくりきちゃうのです。

貫禄がありすぎるからかもしれません・・・。


リズ先生は、1周目では途中で自分ひとりでみんなを逃がすための盾となって退場します。

先生の絆の関を超えるのも結構大変。

1章に戻らないとダメだったり、望美の花断ちという技を最大までレベルアップしてないとダメだったり、
リズ先生があまり多くを語らないため、どうすれば先生の心に近づけるのかがさっぱりわかりません。

先生自体は望美にあまり近づいてほしくなさそうなのでますます難しくなります。


先生は未来を知っているのかと思う場面が時々ありますが、
なんと先生は龍の逆鱗を持っていたΣ( ̄□ ̄;)


これには心底びっくりしました。
過去を変えるには覚悟が必要だとか、ずっと前から変えて行かなければならないとか、
そういう風に言っていたのは、先生も過去を変えようとしていたからだったのです。


先生が変えようとしていたのは、幼い自分の命を助けてくれた女性の命です。

鬼の隠れ里が襲撃にあい、幼い先生も瀕死だったとき、通りすがりの女性が不思議な力を使って助けてくれました。
しかしその直後、背後から怨霊に襲われてしまったのです。

先生はそのときその女性が首から下げていた首飾りを握ったため、どこかへワープしてしまいました。

その時握ったのは龍の逆鱗・・・先生の命を助けたのは望美でした。

先生は30年も前の世界に戻っており、そこから、望美を助けるためだけに生きてきたと・・・。


九郎に力を貸したのも、九郎が望美と深くかかわるから。

何度も望美が先生の前で死に、そのたびに逆鱗で戻してやり直し続けたことがわかります。

しかし1周目では先生は望美たちを送り出し、自分が犠牲になりました。
そのことを知るとむしろその運命に向かおうとする先生・゜(≧Д≦)゜・


先生に生きていてほしいと願う望美と、望美を生かしたいと願う先生の想いがすれ違いまくるシナリオで、
とにかく先生の気持ちを変えるのが大変すぎでした。

しかし最後には、先生と戦い、倒すことで、今のお前なら変えられるかもしれないと受け入れてくれます。


先生ルートでは一回望美が死ぬので、いきなり「完」が出てびっくりしました。
しかし先生がまたやりなおそうとするので、望美がやめてーーーと願い、
そのちょっと前に戻ることができます。

そこから先生を必死に説得して、なんとか・・・ということになったわけですが、
清盛を倒すと、さすがに放心気味の先生。

実際私も「まだ何かあるんじゃ・・」と思っていたので、ホントに消滅したのだとわかった時ははぁあ〜〜と息を吐きました。

先生のそばに行き、手を握ると、やっと安心した先生は
「神子・・絶対にお前を離さない。
私はもう二度とお前と違う運命を歩くことはない。
ーーーずっと一緒にいよう」

先生からのはっきりした告白があったことに驚きましたとも。


しかし何と言う深い愛だろうと、感動しました。

モノローグの先生も幸せそうでよかったです。どうやら望美の世界に来たみたいですね。

前半部分は今まで何度も繰り返したことについての思いを巡らせている先生。
『私が求めるのは私を超えてともに戦ったお前だけだ。
あの時空をめぐるたくさんの私とたくさんのお前が出会う数多のお前は数多の私にゆだねよう。

私たちはめぐりつづけた運命の輪を立ち去ろう。
そうして新しい道を、未来へ続く道を行こう。

お前という愛しいぬくもりを抱き寄せて、頬を寄せて
ささやきあおう。互いへの想いを。

ずっとお前に憧れて、愛してきた。
ーーー私の、運命』


素敵ですね!(≧∇≦)/セリフが情熱的でV

譲くんが一番望美への想いが長いと思ってたけど、上がいたことに驚きです。
ついでに逆鱗で過去を変える望美にとっても上がいたという事実がすごいです。

しかし石田さんの声は素敵だったし、大変満足いたしました〜(*´▽`*)♪

あまりにも予想外の展開が続くので、オトせないんじゃないか、失敗したんじゃないかと散々ハラハラしましたけどね;


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