梶原景時
頼朝の部下として戦う、陰陽師兼武士。地の白虎。
私は今まで地の白虎キャラが好きじゃなかったので、今回もどうせダメだろうと思ってました。
風貌からしてちゃらそうだし、おへそ出してるし、好みじゃありません。ところがやってみると、景時・・・・好きですヽ(´▽`)/
見た目は軽く見えますが、全然軽くなく、気さくではあるものの穏やかで優しい人です。
戦うよりのんびりするほうが好きで、家事なども楽しそうにやっている人のいいお兄さんキャラ。妹の朔のことも大事に思っており、黒龍との恋愛の顛末(黒龍消滅)も知っているため、
望美の白龍ルートでは、望美のことも心配してくれます。ああ、あったかい優しい人だなあ、和むなあ(*´ω`*)
それまで井上さんの声も、全然好きではありませんでしたが(普通だった)
景時で聞いているうちにすごく好きになってしまいました。
景時は周りからの評価は高いのに、自身は全然自分のことを信じられず、卑下していました。
器用貧乏タイプで、何でもできる反面中途半端で何もできないとあきらめて、傷ついた心を笑ってごまかしています。
前に平氏として頼朝と対峙した時にかなわないことを悟り、それ以来頼朝様の犬だと、悲しく笑って
命令をたがえることなくこなしていたようです。
そんな景時を信じて励ます望美。
景時が危険な任務を言われたとき、一緒に行くというと連れて行ってくれますが、はぐれてしまいます。
ピンチになった時、現れたのは景時ヽ(*⌒∇⌒*)ノ
「この子は大事な人なんだ。お前たちに手を出させるわけにはいかないな」いいセリフ♪そのあとみんなから、一人戻って望美を助けたことをほめられると照れちゃう景時。可愛い。
当然望美もほめます。
「景時さん自分のことだめだって言ってたじゃないですか。でもこれではっきりしましたよね。
景時さんはだめなんかじゃないです」景時「あ・・その・・オ、オレも意外とやればできるかな〜なんて・・思っちゃってもいいの?」
可愛い!!望美「もちろんです」
景時 「・・・ようやく笑ってくれた。やっぱり君は笑ってる顔が一番いいよ。
これからも笑っててほしいな」
いいセリフだーーー(*´ω`*)
しかし後半、景時は自分を犠牲に仲間を逃がす作戦を決行。
ずっと様子がおかしかったのですが、それを口にすることはなく。朔は、兄上はずっと武士に劣等感を持っていた人だった、大切な人を守れて満足だったと思うと慰めてくれます。
それでもこの結果に満足できない望美は、再び時空を超えます。
皆で戦うことで犠牲を出さずに済んだものの、景時の顔は暗いまま。
そしてついに望美に、「一緒に逃げてくれないか」と持ち出します。以前頼朝からの書状を受け取ってから落ち込んでいた景時でしたが、そこには暗殺命令が書かれていたと。
今までにも何度も頼朝の命令で暗殺しているのだと。大事な人を殺せと言われてしまうかもしれない、だからその前にという彼ですが、
望美はその願いを断ります。景時自身は景時を信じられないかもしれない、でも、望美は景時を信じている。
絶対に大丈夫、機転と勇気で乗り越えられる人だと。
そして景時が受けた暗殺命令が、望美の暗殺だとわかったとき・・・
望美はそれでも景時を信じて、全てを受け止めました。そんな望美に、景時は嘘の銃で一時的に意識を奪い、その場をやり過ごします。
そして、反逆の疑い(という名目)をかけられた仲間たちを助けに行きます。
そのさなか、将臣くんもつかまってたので一緒に逃げることに。
この回では将臣くんが敵にいたことを一応知ることになったわけですね。
そこはほとんど重要じゃなかったですが。
景時が暗殺をしていたのは、母親を人質に取られていたからのようです。
屋敷は常に頼朝の配下に見張られていると。それでも景時は、信じてくれる望美のために勇気と知恵を振り絞りーーー
まさに一世一代の大博打を打つのですヽ(*⌒∇⌒*)ノ本当は黒龍の逆鱗を持っていないのに持っているふりをし、白龍の逆鱗を望美から借りて、
これを合わせたらどうなるかわからないと頼朝におどしをかけて・・・
自分の望みをかなえさせたのです!
その願いとは、頼朝からしたらささやかなものだったでしょう。
九郎の無罪と、母の解放、京でみんなが無事に暮らせるようにーーー。
その願いは聞き届けられ、景時も九郎の補佐として今まで通りになれました。
すばらしい度胸!
・・・景時はとってもかっこよかったんですが、問題なのは、それがエンディングだってことです。・゜・(ノД`)・゜・。
ラストバトルは茶吉尼天(だきにてん)という別の世界の神だったのですが(北条政子にとりついてた)
景時いないし。ルートなのに、相手役いないってどういうこと。
おまけにそんなだから、「残ってほしい」もありません。告白がありません!!・゜(≧Д≦)゜・
なしくずしーーーーーー!!
ラストのスチルでもラブラブな絵ではないし、もっとラブラブにしてくれと思いました。
モノローグでも、好きとか愛してるとかの言葉がないのも残念です。やっぱり、穏やかで優しい人だからこそ、感情を出した姿を見たいのです。
きちんとした告白シーンさえあったらもっともっともっと満足できたのに・・・。景時は大好きなんですが、満足度が低いため、あまりオトしてません・・・。
ただ、今回は八葉の天地のつながりはほとんどないのですが、私にとっては初めて白虎が一番好きなコンビになりました。
穏やかで優しい二人・・・いいな♪