ヒノエ
天の朱雀。軟派なプレイボーイで、女の子を口説くのが趣味なんじゃないかと。
自信家で頭の回転も速く、行動的です。えー、まあそんななので、全然興味ありません（；￣∇￣ ）
天の朱雀は１も２もトップの一人だったのですが、やっぱりプレイボーイタイプはダメですね・・。
声のしゃべりかたもまとわりつくような感じなのでまったく好みじゃないし、
普通に仲間としてなら好きなところもあるものの、オトしたいとは思えないです。それでも二回はオトしましたが。
ヒノエは初対面の時から望美を口説きます。譲くんが激しく警戒してたのが可愛い。
しかし、そのままではオトせない彼。
初対面は４章ですが、オトすには２章で八葉に加えなければならず、
一緒に桜を見たりというおぜん立てをしておかないとダメです。今作では時空跳躍が簡単にできるので、「あ、このままじゃオトせないらしい、これを知るために○章へ飛ばなきゃ」の繰り返しをすることになります。
その中ではヒノエは２章へ飛ぶだけであとは巻き戻す必要もないので、楽なキャラですね。
地の朱雀である弁慶とはおじ・おいの関係で、ヒノエにとっては苦手な相手みたいなので、
２章の段階で弁慶が仲間にいたらヒノエは仲間にできないんじゃないかと思ったら普通に仲間にできました。ヒノエを仲間に加えるまで、弁慶は隠れてて姿を見せないという方法で。
弁慶も『八葉』だとわかるとあからさまに嫌がるヒノエが面白かったです（*￣▼￣*）１と２では朱雀の関係は心底ギスギスだったので、嫌がってても軟化してる感じは新鮮でした。
ヒノエは軽い風来坊を装いつつ、実は熊野別当という、熊野水軍の頭領です。
父親が以前平家との戦いに負けた後、熊野を戦に巻き込まないために隠居したので、跡をついだとのこと。初回プレイの時は４章で熊野を味方につけようと熊野に行ったときが初対面ですが、彼の身分が明かされることはありませんでした。
彼を２章で仲間にした場合だけ、彼の身分を４章で知るイベントが発生します。もちろんそれが絆の関のひとつです。
姫の姿で女好きな頭領（という噂）の好感度を上げるという作戦のもと、変装した望美が悪者にさらわれ、
そこをヒノエが部下たちを引き連れて助けに来てくれるというロマンティックシチュエーションですね。ヒノエは（というか頭領と言われていたが）女好きであまたの女の子に声をかけまくっているというのが
熊野で広まっているのがとんでもないですね・・。
ちゃらちゃらして見えますが、リーダーとして熊野を守ろうとする気持ちは本物で、仲間に加わった後は積極的に行動してくれます。
いつでも自信たっぷりな彼はとても頼れます。しかしそのさなか、あっさり告白されたので目がテン（゜Д゜|||）
まだ物語も途中の状態で、「この戦いが終わったら熊野に来いよ。この世のどんな姫君より大切にするぜ？」
「ね、望美オレの女になりなよ」いつものごとく望美をほめちぎり始めたから、「ハイハイ」と受け流してみていたら、そんなセリフを言いだすヒノエ。
え、え？それはなに？なんだこの展開？マジなの！？それともからかっているの？？？混乱したものの、「ヒノエくんがいればいいよ」というと、「その言葉取り消しはきかないぜ」と照れるヒノエ。
冗談だよと言われるのかと思ってたのですが、マジだったのですか・・。
私はプレイボーイタイプの、告白しておきながら冗談だよと言って主人公を焦らせるというだけのイベント・・・てのが嫌いなので、ヒノエがそういうタイプじゃなくてホッとしました（*´▽｀*）
ちょっと好感度があがった。
ヒノエは色々作戦を立てて、ヒノエのいう通りにしておけば絆の関も迷うことなく越えられるストレートタイプだったので、オトすのは楽でした。
そして熊野を戦に巻き込まないためになんとしても戦いに勝つ、というのが目的なので、他のキャラほど悲愴な雰囲気もなく、常に明るく突き進み、ヒノエを信じて、励ましていれば明るいエンディングにいけちゃいます。
素晴らしいなヽ(´▽｀)/
エンディングも、敵を倒したから元の世界に戻らないといけないんだろうなと思って、お別れを告げると
「帰さねえよ」おお！カッコいい。
「バカだな、海賊が一度さらった姫君を帰すわけないだろ？
神子の務めが終わっても、お前は俺のお姫様だ。
お前を熊野に連れて行く。ずっと楽しく暮らそうぜ」よし、よく言ったヒノエ！こういうセリフを待ってました！
ヒノエは二回目にオトしたため（初回は譲くんだったためなしくずしでも特に気にならなかった）
まさか他のキャラがほとんどこういうのがないとは知らなかったので、そこまでの感動はありませんでしたが。モノローグでも望美をほめちぎるヒノエ。
ヒノエはほとんど照れもなく盛り上がりに欠けましたが、オトすのが苦痛というわけじゃなかったので
シリアスせずに気楽に楽しめました。