有川将臣
天の青龍で、望美と同じ世界からきた望美の幼馴染。
とても気に入ってるキャラだけど、本編は色々物足りませんでした。
将臣くんは望美に対しては妹みたいな感覚で接してるし、敵対しちゃった後はシリアスしてて恋愛してるとはいえなかったため。それなのにラストは告白なしで、なし崩しに一緒にいることになっちゃってるという展開。ひどすぎ。
ファンディスクだし、今度こそ甘いイベントと告白はあるでしょう！(≧∇≦)/
・・・・と、期待したものの、ありませんでした。
イベントは結構いい感じのもあったのでいいとして、肝心の告白がありませんでした・・・。・゜・（ノД｀）・゜・。
しかし、本編より将臣くんはファンディスクのが好きですね。
特によかったのは、４章のバーベキューの時のイベントと、６章の買い出しのイベントですね。
将臣くんに修学旅行で貝殻もらった望美、その貝殻の代わりに巻貝をくれる将臣くん。そして子供のころ花火大会で指輪を欲しがる望美に買ってあげたという将臣くん。
将臣くんて、ムードとか全く考えないタイプのくせに贈り物はロマンティックなんだよなあ（#´∀｀#）
そもそも望美へのクリスマスプレゼントにって、懐中時計くれるつもりだったわけですし。
狙ってないのに女心をくすぐるプレゼントとか・・・！子供のころの指輪あげてるスチルもかわいいし。
とにかくお似合いな二人なので、一緒にいれる時はその雰囲気に癒されます。
しかし、将臣くんは異世界で平家に保護してもらっており、望美は源氏に保護されたため敵対している間柄。
不思議な夢で時々普通に会話できるため、もう会えないかもしれないと思いつつの夢の会話が切ないです。
一応このファンディスクでは直接にあっていないため、
将臣くんは望美が源氏の神子だと気付いているみたいだけどそれを言うわけではなく、もちろん望美も何も言わずの会話なので終始穏やか。本編よりは敵対してるというのが前面に出ていないのでほっとしました。
そしてこのファンディスクなにがよかったかというと、
ラスボスの平清盛が、将臣くんのことを思い出したことでしょう(≧∇≦)/将臣くんを保護してくれた清盛は、亡くなった息子に似てると言って将臣くんをかわいがってくれました。
しかしそのうちに、怨霊としてよみがえった清盛の心は壊れていき、記憶が混同して、将臣くんを本当の息子だと思っていました。将臣くんは平家のみんなを遠くへ逃がすためにこの場にはおらず、一人取り残された清盛と望美は戦うことになったのですが
望美と話すうちに記憶を取り戻し、何と戦わずに消えていったのです。あの、死んだときに必ず呪詛をばらまくほど怨念の塊だった清盛が・・・実にさわやかに・・・Σ（￣□￣；）
清盛「将臣にあったら伝えてもらいたいのだ。
”今までそなたの思いに気付いてやれずすまなかった”
”一門への尽力感謝に耐えぬ。最後の息子よ”と」こんな穏やかな清盛初めてみた・・・。よかったね、将臣くん・・・。
こういうのは好きです。本編ではよくなかった部分がよくなってるファンディスク。まさに夢って感じがしていいです。
しかし将臣くんを置いたまま帰ることになったところでエンディングのスタッフロールです。
将臣くんはまたもなし崩しエンディングとなってしまった・・・。・゜・（ノД｀）・゜・。
将臣くんをおいてかえるとき、もし将臣くんが帰りたいと言ったら元の世界に帰してあげてね、と白龍にいう望美がとても優しい。
将臣くんが帰らないことを決めた時は、それは帰れない事情があるからだと思うからあきらめると。いい子だなあ。まあもちろん帰ってきてくれますけど。
帰ってきた将臣くんは、行く前の姿（異世界には３年間いたため２０歳になってたけどまた１７に戻っている）で、異世界に言ってたことが夢の中のようだと言っています。
制服姿の将臣くんと望美はお似合いで、望美を抱きしめているのも素敵なのですが
将臣くん的には向こうの世界の平家のみんなのことを置いてきたため、やっぱり心残りがあるみたいです。本編の方が幸せそうだなあ・・・（・ω・`*）
『もっとお前を抱きしめていたい。ここにいるお前を。
あの世界で過ごした時間を・・・想いを確かなものにしたい。
向こうで守れなかったもの、かなえられなかった夢。俺もお前も願う全てをやりとげたわけじゃない。
傷ついて後悔して・・・それでも守り通せたのはかけがえのないわずかだ。その中でも失えなかったこの大事な思いをーーー
失えないと知った大切なことを腕の中に感じていたい。この世界でもオレたちは傷や後悔を背負っていくだろう。
でもだからって大事なものをあきらめたりはしない。二度と想いが離れてしまわないように
今この手に抱くお前だけは絶対に・・・守りたいんだ』セリフが素敵。
面と向かっての告白がないという文句はあれど、全体的にファンディスクの方が満足度が高かったです（*´▽｀*）
やっぱりこの二人はお似合いですねV