梶原景時
十六夜記の初回プレイは、景時をオトしました。
なぜかというと、3本編が微妙だったからです(; ̄∇ ̄ )
けして景時というキャラに不満があったわけではなく、ラストバトルだというのに離れ離れ、
エンディングはなし崩しで告白なし、モノローグでさえ告白なしという
全てがあいまいすぎたシナリオが物足りなかったのです。
しかしファンディスクだからといって、自分の願いがかなうとは限りません。
結局景時は、ラストバトルは一緒だったものの緊迫した状況だから告白とかないままエンディングへ、のパターンでした・・・。
さらにモノローグでも告白をきちんとしていない(好きだと言うセリフがない)・・・。
物足りないんですけど・・・・・゜(≧Д≦)゜・
景時と九郎は、十六夜記の新シナリオへ移行することでオトせるキャラですが、
景時と離れ離れになるシナリオなのがつらいです。3本編では将臣くんがその役目でしたが、新シナリオではなし崩し的に一緒に逃げることになり、将臣くんとは一緒にいられます。
しかしその代わりに景時が離れるんじゃ、私的には「どっちもいなくならないで!」といいたい。
シナリオ自体はよかったです。
頼朝が九郎を始末させようとするので、誰にも言えず一人苦しむ景時を気に掛ける望美。
落ち込みながらも「ごめんね、大人なのに心配かけちゃったね、頼りないね」と謝る景時に、
「そうじゃなくて、気にするのは私が景時さんを好きだから」と男前に告白をする望美。景時は驚きつつ、望美を抱き寄せて(スチル欲しかった)「ごめん、今はオレの顔見ないで」
「(明日なんて来なければいい。今日で世界が止まってしまえば。
それならオレも言えるのにーーー)」・・・・・・(*´▽`*)イイ・・・。このイベント・・・。
それ以前にも、景時に香をプレゼントしたりのんびりしたイベントも好きV
そのあとは景時に追われるという展開になってしまいますが、景時から八葉の宝玉が外れてしまったことに驚き。
3の神子と八葉ってそれほど絆があるような感じはないのですが(ほとんど誰も伝説を信じてるひといないし)
それでもやっぱり、そういう役割だったことって大きいんだなと思わせるイベントでした。
景時の本心を聞きたくて会いに行った時に、景時が言います。
「オレはもう八葉じゃないよ。宝玉もない。君に従う理由もない。
君とオレをつなぐものなんて何もないはずだろ?
オレはただの源氏の戦奉行で、ただの君の敵だ」
しかしもちろん景時は、みんなの命を奪いたいわけはありません。
頼朝から、藤原泰衡の命を取る代わりにみんなを助けると約束してもらい、一人で泰衡を倒そうとしていたのです。
景時を助けにやってきた望美たちをみて、景時と一緒にいた北条政子は命を取れと景時に命じますが、それを景時は拒否。
頼朝に逆らうことになっても?と聞かれ、「はい、これがオレの守りたいものですから」
一人で戦おうとする景時を説得しようとする望美。
八葉じゃないから一緒には戦えないという彼に、望美は
「八葉とか八葉じゃないとかそんなの関係ない!私は景時さんを一人にしない。一緒に戦いたいだけ」
その言葉に景時の素直な言葉がこぼれます。
「・・後悔することなんてないと思っていたよ。宝玉が消えて八葉でなくなったことを・・・。
でも・・今はオレが八葉でないことがーー悔しい。
君を守り・・君とともに戦う力が失われてしまったことが。でも八葉だとしても・・八葉じゃなくてもオレの気持ちは変わらない。
もう八葉ではないけれどオレはーー君を守りたいんだ」その瞬間、再び宝玉が景時の体に戻り・・・・
喜ぶ望美と、信じられなそうな景時、ですが、みんなももちろん景時は仲間だといい、やっと一緒に戦える。
よかったーーーー。・゜・(ノ∀`)・゜・。てか、寂しかったよ景時ーーー!!
素敵なシーンもあるし、それはそれで満足したのですが、やっぱ乙女ゲーたるもの、
告白がないのは悲しい。3が京エンドだったため、ファンディスクでは望美の世界に来てるのですが
手つないでラブラブな感じだし、望美が押せ押せな感じも可愛いカップルです。そこにいくまえの望美に対するちゃんとした告白があったらなーーーとつくづく思っちゃいます。
とはいえ、景時は3よりも十六夜記の方が好きです♪
八葉という絆がなくなったことにショックを受ける景時と望美が、ちゃんと神子と八葉なんだなあと思えたこと。そしてそれがなくても、一緒にいたいという思いが伝わってきたこと。
切なくてロマンティックな気持ちを味わえて非常によかったです(*´▽`*)