平勝真
地の青龍。身分は低めの貴族で役職は京職。
ぶっきらぼうで口は悪いけど、割と親切。
貴族でありながら貴族社会を嫌ってるため、庶民の味方っぽい感じですね。
乗馬と弓が得意。妹の千歳がもう一人の龍神の神子に選ばれたけど、全く信用してません。
1の天真は妹想いの兄だったけど、勝真は京の貴族家庭なので兄妹の間は疎遠だった様子。
イサトとは乳兄弟で昔仲が良かったみたいです。最初に『勇気』を選択すると青龍に会えますが、馬をよけるか、動かないかで助けられる人物が確定。
よけると馬上の勝真に引っ張り上げられます。京職はおまわりさんみたいな役どころらしく、困っている人を助けるという名目で花梨を助けてくれます。
勝真だと役職的にもキャラ的にもピッタリな感じがします。ただ、いくら本人が「気安く呼んでください」と言ったからって、東宮の彰紋に「彰紋〜だろ」と呼び捨て&タメ口はないでしょう(;´∇`)
他の人はみんな「彰紋様」って呼んでんのに。
イサトも庶民なのに彰紋のこと呼び捨て&タメ口&嫌な態度だけど・・・。とはいえ勝真は、帝の弟で彰紋の異母兄である和仁に対しても「親王様」で敬語だったのは最初の話で、すぐに怒ってタメ口でしかりつけるようなしゃべり方になってしまってる。
貴族に反発するだけあって感覚が庶民的です。
そういうところはイサトとそっくりで、この二人こそ兄弟なのでは?というくらいタイプが似てます。
戦闘のセリフで勝真は気に入ってるのがあります。
「俺が背中を預けられるのはお前だけだ。わかってんのか?」
これは戦闘中突然八葉がこっちを振り向き言うセリフ。
言われると神子の集中力が上がります。
仲がいいとか関係なく完全ランダムのような感じ。このパターンのセリフでは、勝真のが一番いい♪
あとはかばわれたときに「私の身代わりになるなんて許さないから」(このセリフひどいんだが)と言った時。
「そんなつもりはない。お前を守りたかった・・ただそれだけだ」
勝真は戦闘時のグラフィックがカッコいいので気に入ってます(*´▽`*)
・・・割とみんな戦闘時のグラが怖い顔してたり微妙な人多いけど。
通常恋愛では、勝真の役職『京職』についての悩みや、昔あった大火でイサトに対して負い目を背負ったことなどが語られます。
大抵一段階目はまだ明るいイベントがほとんどなのに、勝真は一段階目から暗い(=д=;)
実は京職というのは名ばかりの役職で、実際京を取り締まっているのは検非違使だとのこと。
何もやることがないのが許せなくて、勝真は自己満足だと知りつつも、京の見回りを一人で続けているようです。しかし庶民たちは、勝真を貴族だと思っているので信用せず、貴族だけど身分が低いから馬鹿にしているみたいで、ずけずけ文句言ってきます。
何だこの報われなさ・・・。二段階目でも相変わらず暗い勝真。
京の町を見下ろしながら、「ここから京を見ていると諦められる気がする」とつぶやきます。おまけに花梨につい余計なことを話してしまうからもう二人で会わないほうがいいとか、頼忠みたいなことを言う始末。
攻略本がない中でプレイしている私は、焦りながら選択肢を選び、何とか「さっきのは撤回だ。機会があればまた二人で会おう」と言われて胸をなでおろしたのでした。ちっとも楽しくない雰囲気のまま、三段階目へ。
声付きですが、相変わらず暗い勝真。ちょうどこの日イサトと話をしたらしく、過去の大火によるイサトとのわだかまり、そして貴族への反発などを話してくれます。
イサトとは乳兄弟で、よく一緒に遊んだ弟のような友達のような関係だった勝真。
しかし八年前、いつものように下町でイサトと遊んでいた時大火に巻き込まれ、勝真は倒れた家に挟まって動けなくなってしまった。恐れ、おびえ、泣いていた勝真を助けてくれたのは、父親がよこしてくれた親族の武士。
はぐれてしまっていたイサトが勝真を見つけて、武士を呼んできたおかげ。
イサトはその後火を消しに走って行ってしまった。しかし親族の武士は勝真だけを助けて、他の人を誰も助けなかった。
火を消す手伝いもしなかった。
助けに行こうとした勝真も抑えこんだ。
なぜならば火事に巻き込まれたのは貴族じゃないから。もしあのとき武士たちが助けに向かっていれば、多くの人が助かったはず・・・。
この事件がきっかけで、イサトの家族は寺に帰依し、イサトとも疎遠になってしまったようです。
そしてイサトの貴族嫌いの原因を作ったのが、自分の家だと悟った勝真・・・。かわいそうな勝真とイサト・・・。
勝真はどれだけ嫌っても、貴族だから、貴族の中で生きていくしかできない。
ところがあきらめていた自分の前に、花梨が現れ、誰からも認められないのに頑張っている。「俺はお前を見ていると、あきらめたくなかった自分を思い出してしまう」
そんな勝真に、「勝真さんはあきらめてない」と告げる花梨。
「・・俺はあきらめていないのか?あきらめなくていいのか・・?」そして四段階目。
イサトときちんと火事の話をして、ちょっとわだかまりをぬぐえた勝真。そして、「あきらめたくない」と言う気持ちを新たにしたことを告げられます。
「お前への想いが俺を強くしたんだ。お前を守りたいという気持ちが」告白タイム♪
「お前のことを愛しいと思う。この心は、想いは尽きることはない。
ああお前に何かを求めているんじゃない。ただ想っているだけだ。
俺の全てでお前を守りたい」スチルもラブいし、セリフもラブいし、結構ストレートなんだね(*´ー`*)
スチルの時のセリフもいいです。
「お前がどこへ向かってもそれが同じ道だと信じているから。
いつもそばにいたい。何があっても一緒に進んでいきたい」延々暗くてどーにもならなかったけど、四段階目はさっぱりしていて明るくてラブいのでよし!
急展開イベント。
一段階目は、イサトの話を聞きたがる勝真。
イサトが元気かどうか、無理してないかどうか・・・。
そこで昔イサトの家が勝真の屋敷で働いてたこと、八年前の火事のこと、それ以後イサトと会っていなかったことをおおまかに聞きます。しかし話してた場所が白河(院の勢力地)だったため、武士がやってきて、花梨は思わず奥の倉庫に勝真を閉じ込めやり過ごそうとしますが、勝真はそれを拒否。逃げちゃいます。
あとで、狭い場所は息苦しくて体が痛くなるからダメだと言う勝真。
「昔倒れた家に挟まれたことがあってな・・・」
花梨にはそれ以上明かさず、このことは誰にも言うなと言われます。
「人に言わず詮索しない限り、俺はできる限りお前を守りお前の力になると約束するぜ」二段階目。
仕事で山に行くと伝えに来る勝真。しかし退屈なものらしく、花梨がついて行っても大丈夫そうなのでついてってみる。
ただ立ってればいいらしく、他愛もない話をする二人。そんな中、守山と言う場所の紅葉が美しいという歌を勝真から聞いて、行って見たくなる花梨。
全てが終わったら連れてってやりたいが・・・と、勝真。
しかしその頃には花梨は元の世界に戻っている。「怨霊がいなくなって京を出られるようになってもお前と一緒に守山へは行けない。
お前はもう京にいなくて・・・俺はお前を守ることもできない。
約束も効力切れだな・・・」
辛そうな勝真が可愛い。ちょっとは花梨と離れることを寂しがっているのかしら(#´∀`#)
三段階目。
勝真は、閉所恐怖症を克服したことを花梨に告げます。
完全に恐怖は消えないものの、そういう場所で気を紛らわす方法を会得したそう。そしてきちんと火事の話をしてくれます。
「あれからずっと考えている。俺が助かった裏でどれだけの人が死んだんだろう?それはやっぱり自分の罪なんだ・・・」勝真はその辛さと向き合えるようになったのは花梨のおかげだと考えているようです。
「お前が俺の心を守ってくれたんだ。
そんなお前をオレも守りたいと思った・・・。だからあんな約束はいらないんだ」・・・最初、勝真が閉所恐怖症を克服した、そうすれば約束は必要なくなると言った時、「そこまで約束なくしたいのか・・・」とびっくりしました。
弱みを握られてるのがそんなにいやだったのか?と。でもそういうことよりも、それが弱みであるというのが嫌だったんですね。
まあ、好きな子に目をそむけていたい部分をさらけ出したままというのは・・・やっぱり嫌ですよね。「・・・俺がお前にしてやれることは本当はあまりないかもしれない。
だがとめることはできない。
それはこの想いと同じ・・・お前への気持ちが止まらないのと変わらない。
そばにいたいと願う・・・。__そばにいてほしいと祈る。
お前の・・・そばに・・・」いいセリフだ( ´ー)ノ♪
勝真は急展開恋愛の方が好きですね。
こっちの方がラブっぽい感じがあるような気がします。
ちなみに勝真、物忌みの五回目で「八葉の役目が終わったら何をするか」を尋ねたとき。
仲がいいと、会話が細かくなる仕様なのですが・・・。これからのことはよく考えたいと言ったうえで、
「いったん京を離れるのもいいかもしれない。地方官に転出してもいいし・・いっそのこと新天地に住み着いて在地の武士になるのも悪くはないな」
考えが変わっているのがいい感じ♪
そして勝真とは急展開恋愛を進めていたとき、後半は天シナリオにしていました。
東の札を集めることになり、勝真が仕事でいなかったため、深苑さがしに切り替えて頼忠と出かけた花梨。
たまたま朱雀門(帝の勢力地)で勝真を見かけたので立ち止まっていたら、シリンと遭遇。
勝真が現れ、シリンは逃亡。勝真は頼忠に怒ります。
「なぜここへ花梨を連れてきた。お前は院側の武士。ここで何かあっても守れないだろ」通常は花梨が自分が無理にここに来たと言って、
勝真「・・しょうがねえな。次から気をつけろ」ですが・・。「なんでそうバカやってんだ。ちょっとは気をつけろ!・・心配させるなよ」
・・・・・・Σ( ̄□ ̄;)セリフが違う!!なんかイイ感じのセリフ言ってる!!
しかも勝真は、グラフィックがイマイチな顔が多いのですが、私の好きな横顔のちょっと辛そうな感じの顔だし!
これはいいなあ〜〜偶然とはいえ、嬉しい出来事♪・・・なにしろ頼忠とのまたがけだったから・・・。(頼忠を通常〜にしていた)
普通は新密度の上りや中心になるのが目当てキャラのがいいため、急展開恋愛をプレイしてる時はそっちのシナリオにしてたので気付かなかっただろうと思います。
勝真は八葉の中ではイサトと元々仲が良かったので(イベントでも気にしてるし)、二章初日の絡みが友好的です(*´▽`*)
頼忠相手だと険悪だけど。一章を勝真からスタートさせて、二章をイサトと行動を一緒にすることにすると、二人のやり取りを見られます。
院側のヤツと協力するなんて無理だと思うと勝真が言ってると、イサトが登場。
勝真「イサト!お前も花梨を龍神の神子と認めたのか?」
イサト「勝真・・・。オレは・・・正直言ってこいつが神子だとは信じられねえ。だけどオレのいる寺は院の世話になってる。少しは役に立たねえとな」
勝真「そうか・・。イサト、花梨に力を貸してやってくれ。頼んだぜ」
イサト「何だよそれ。お前はどうすんだよ」
勝真「俺は院のために力を貸すのはやはり気が進まない。
でもお前がいれば大丈夫だろ。よろしくな。じゃ、俺は行くから」
イサト「おい!待てよ勝真!」いやあ仲がいいって素晴らしいなあ☆
他の人には眉をしかめまくってる勝真が、笑顔向けたりしてるもの。幸鷹も見てみましたが(幸鷹は検非違使別当なので勝真にとっては「仕事取られた相手」という間柄。幸鷹のせいではないけど)
幸鷹が、まだ神子と確信はできないが、確かめることも務めのうちですと言うと
勝真「務めか。じゃああんたは花梨を神子だとは信じていないんだな。
やっぱり院側のやつらは信用できないぜ。悪いがオレはこれで帰らせてもらう」
神子だと信じてないのと院側は信用できないのはイコールじゃない気がするけど。逆に、一章をイサト、二章を勝真でスタートさせた場合。
イサトが帝側が信用できるのかと疑ってるところへ勝真登場。イサト「勝真!お前も花梨を龍神の神子と認めたのかよ?」
勝真「イサト・・・。それは・・・まだわからない。だが俺は京職として京や帝を守るため花梨に協力しようと思ってる」
イサト「そうか・・残念だな。せっかくお前が来たけど、オレ帰るとこだから。
花梨、オレは協力できない。院の呪詛のことは帝の差し金じゃねえかって疑ってるからな」
勝真「イサト!」
イサト「オレだってこれは譲れない。お前が信頼できるヤツだって知っててもやっぱだめだ。じゃあな二人とも。ま、頑張れよ」
勝真「待て、イサト!」
こんなに仲良し(*´v`*)仲がいい組み合わせで見ると、悪くないですね。
天地で組み合わせるとひどいので。
勝真のエンディングは、悩むところです。
勝真がせっかく頑張る気になってるんだから、京に残るべきじゃないかと思うけど、現代のがセリフが明るくて好きだったり。
セリフやスチルは京の方がラブいけど。京エンド
「そばにいたいんだ花梨。お前のそばにずっといたい。同じ未来が見たい。
京に残ってくれないか?お前を離したくない。離れたくない。
ずっと__そばにいたいんだ。だからこの京に、俺のもとに残ってくれ」
この言い方素敵。『世界はまるで嵐のようだ。容赦なく吹きつけて俺もお前も立っているのが精いっぱいで。
だけどずっと一緒だと約束しよう。離れないでいよう。
お前が望む限り、俺が望む限り、ずっと一緒にいよう。
それがどんな嵐の中でも二人でならきっと孤独ですら友にできるから。幸せになろう__二人で』現代エンド
『毎日が忙しくて振り返る暇もない。めまぐるしく変わる日々の中で、お前だけが時間から抜け出したように鮮やかだ。
__何を失っても構わないほど大切なものがある。
何度も何度も行き当たる。俺にとってのそれはお前であるということに。
お前を想うこの気持ちが俺に歩き出す勇気をくれる。
だから一緒に歩いて行こう。
いつまでもどこまでも。ずっと__そばにいる』嵐とか言われると心配になる・・・。幸せならそれでもいいのかもしれないけど。