1.章ごとの簡単感想 その3

このゲーム感想には重要なネタバレが含まれるので、クリアした人だけご覧ください。


第十一章  タータとカエル

グランとリオンを倒して、折れたグランドリオンをゲット。
さあ、村へ帰ります。

タータは村へ帰っており(やっぱりさっきの少年はタータだった)、勇者バッジを主人公たちにくれます。
実は、この勇者バッジは拾ったものとのこと。
バッジを持っていたらちやほやされて、初めは喜んでいたタータ。
しかし、勇者として魔王を倒しに行かなければならないことに。
そしてどうやらそのままひっこみがつかなくなってしまった模様。

この勇者バッジは、酒場のカエルが落としていったもの だというのです。

・・・ということは、カエルに会いに行かなければなりませんね。そろそろ落ち着いているでしょうか。


が。


会いに行ってみると、
グランドリオンは折れてるし、自分には持つ資格もない、ほっといてくれと、相変わらずのいじけっぷりです。
だめだこりゃ。


お望み通りカエルはほっといて・・・ではなく、とりあえず折れたグランドリオンをどうにかしようと思う主人公たち。
折れたグランドリオンの柄に、『ボッシュ』と記されているのを発見します。

ボッシュは現代に住んでいますが・・・なぜ、それが中世の剣に?
謎ですが、とにかく唯一の手がかりなので、メディーナ村に向かいます。



『ボッシュ』はやはりあのメディーナ村のボッシュのようでした。
しかし彼は何も語りません。

ただ、折れたグランドリオンの修復には『ドリストーン』という原石が必要 だと言います。

それは、太古の石で、もはや現在では手に入れられないものらしい・・・。


しかし主人公たちには時空を超える力があります!
いざ、太古の世界へ!!



第十二章  赤い石 めずらしい石

太古の原始時代にやってきました。
最初ここに来たときはまったく何も起こらず、まだここに来てもしょうがないんだなと帰った記憶がありますが、
まさに来るべき時は今!
イベントが起こりました。

強い女性、エイラ(デフォルト名)登場です。

彼女と協力して、恐竜人たちの群れを撃退します。
彼女は主人公たちの強さに感激、村に招待してくれます。そして歓迎の宴を。


なんとなんと、そこであっさり『ドリストーン』発見です!!


最初、ホントにあっさり見つかりすぎなので、これじゃないんじゃないかと思いました。

きっと、手に入れたもののそれは本物ではなく、本物はもっと洞窟の奥とかに眠ってて、
すごいモンスターがそれを護っているに違いない・・・などと。

しかしまあ、とりあえずこの石を手にしなければ話にならないようですし、
手に入れるには、それはまた大変な手順を踏まねばならないのだろう・・・。


・・・と思ったら。

彼女と酒飲み対決をして、勝ったらくれるというのです。おお、太っ腹ですね!(*´ω`*)


・・・って、そんなんでいいのか。


いくら偽物とはいえ、もうちょっと手こずるものかと思っていましたが・・・。


さておき、この酒飲み対決、トルース村の千年祭でのおやじとの飲み対決と同じ、クリック連打で戦います。
これが結構大変!(>_<;)←それなりに手こずってる


どうにか勝って、無事『ドリストーン』をゲット!(普通に本物だった)


この宴では、マールやルッカの酒癖が分かって(笑)面白いです。
主人公はしゃべらないので一人だけシラフに見えますが・・・(;´▽`A
でもエイラに勝つくらいだし、けっこうお酒に強い設定なのでしょうかね。
飲んで踊って、楽しい宴は過ぎていきます。


しかし・・・もちろん、こんなに簡単に石をゲットして帰れるなんて、楽なイベントがあるわけはないのでした。


宴が終わって・・・主人公たちが目覚めると、そこらじゅうに恐竜人の足跡が。

そしてなんと・・・ゲートホルダーがなくなっています!!Σ( ̄ロ ̄lll)


もちろん、これは恐竜人のしわざでしょう。

ドリストーンじゃなくゲートホルダーを取られるとは、これは一本取られた。そっちか!


エイラによると、恐竜人たちはエイラたち人間を滅ぼそうとしているそうなのです。

そしてエイラたちの村、イオカ村の人々は恐竜人と戦う道を選びました。
もう一つの村であるラルバ村の人々は、恐竜人とは戦わず、逃げ隠れる道を選んだため、森のどこかに隠れているようで姿は見えません。

しかし、恐竜人たちはイオカもラルバも滅ぼすつもり。共存することはできません。
ラルバの人たちは隠れていれば大丈夫と思っているようですが・・・。

エイラは人間として、恐竜人と戦って勝つつもりでいるのでした。



エイラとともに、恐竜人を追ってアジトに乗り込むことに!



原始は、それほど好きな時代ではありません。
古代、中世、現代は好きな時代で、それほどでもないのは未来と原始ですが、とくにイマイチなのが原始。
というのも、音楽のせいです。
なんというか、カッコ悪い音楽が(笑)えんえん流れているので・・・。

でも、お金の代わりに『はなびら』とか『つの』とかを集めて、
『交換』という形で物を買う
ところは好きです!!

敵と戦うと落としていくもので、わりと貯まりやすくて、交換が簡単。
おまけに、買ったものはなぜか普通のお金で売ることができるので、
かなり高価な武器や防具を簡単に手に入れられて売れるため、お金貯めが非常に楽にできる♪

さらに、レベル上げする森には雨が降っている間だけ現れる『ヌゥ』という生き物がいて、倒すと効率よく『はなびら』などを集められるため、
私はもっぱら、ヌゥが現れる可能性がある3つのポイント(場所)を、
雨がやむまでの間に全部回れる位置で待機し、雨が降ったら回ってヌゥ退治・・・を繰り返します(*´ω`*)



第十三章  足跡!! 追跡!!

さて、目撃情報によると、恐竜人はまよいの森に行ったらしい。

そして、キーノの姿も見えない・・・。


まあ、すでにキーノは主人公たちが現れた時から気に入らない様子でしたからね。
彼はエイラに惚れてたようだし、エイラが主人公を気に入っているのがムカついていたのでしょう。

この事件には、彼が一枚かんでることはなんとなくわかっていましたとも。

ぶっちゃけ、こっちも彼のことは気に入ってません。
だって歩き方変だから!

はっきり言って、エイラに全く似合っていません。(断言)



さて、やはりいました。

森に入った途端、キーノが立っています。
そして、ヤキモチからゲートホルダーを盗んだことを打ち明けます。
まったく、カッコ悪いことしてくれるぜ。

エイラはそんな女々しいキーノを張り倒します。(素敵だ)

本当に情けない男です。エイラはこの彼のどこが良いと思っているのかさっぱりわかりません。
しかしエイラの気持ちを知って安心したのか、キーノは調子よく謝ってきます。
・・・。まあゲートホルダーさえ返せば許してやらんこともない。


「とられた・・・」


バカめヽ(*゜Д゜)ノ


盗んだゲートホルダーを恐竜人に取られたというのです。ますます情けない。

こんな奴に村を任せて大丈夫なのか。
不安が怒涛のように押し寄せますが、エイラが決めたのなら仕方がない。


あきらめて、恐竜人のアジトへ。

ここがまた、進みにくいというか、迷いやすいというかであんまり好きじゃないんだよな・・・。
敵も、ヌゥでの狩りに慣れた身としては旨味がないし。

あ、でも、ひらいしんがすっごくよく効いたのはちょっと嬉しかったかも(*´ω`*)

恐竜人が、雷に弱いという情報通り、しびれて動けなくなってくれたり、
敵によってこういう細かい設定(モーション含む)が違ったりするのが楽しい。



そしてゲートホルダーを何とか取り返し、ボッシュの待つ現代に戻ります。



第十四章  戦え! グランドリオン

ドリストーンを持ち帰ると、ボッシュは驚きます。
そりゃそうですね。太古にしか存在しない石なんですから。フフッ、これがタイムトラベラーの真骨頂!!


早速修復に取り掛かるボッシュ。
ここでみんなお手伝いができるのですが、主人公はなんだか邪魔してるような気がしたりしなかったり。うろうろしてるだけ・・・。



さておき、グランドリオンが復活です!!。.:・°☆。.:・☆



あのいじけカエルの奴も、自分には資格がないだのグランドリオンも折れてるだのと泣き言垂れ流してましたが、
この見事に復活したグランドリオンを見れば、考えを改めるでしょう。

何しろ、こんなに苦労したんですからね。

タータを追ってデナドロ山まで行き、グランとリオンを倒して折れた剣を手に入れ、
ボッシュに直すにはドリストーンが必要と言われ、太古まで行って酒飲み対決で手に入れたのに、
キーノにゲートホルダーを盗まれ、さらにそれを恐竜人に取られて、アジトまで乗り込んで取り返し、やっと現代に戻ってきて、
ボッシュと一緒に石の精製を頑張って(何もしてない)、やっとやっと手に入れたグランドリオン。


ここまでして手に入れたグランドリオンを見てもまだいじけてやがったら、
もうお前は勇者じゃない。



カエルは修復されたグランドリオンを見て、即断はしなかったものの、少し心が動いた様子。
「少し考えさせてくれ」と・・・。


そしてカエルの過去が明らかになります。


カエルはもともとはグレンという人間であり、サイラスの魔王討伐の際のお供だった。

勇者バッチを盗んだGフロッグを倒し、バッチを取り返したサイラス。
しかし、そのまま魔王に挑むも歯が立たず倒れ、おまけにグレンをかばって致命傷を受けてしまう。
グレンはブルブル震えるばかりで、何もできない。
魔王はグレンを臆病者とののしり、「似合いの姿に変えてやる」と、魔法でグレンをカエルの姿に。

グレンはそのまま谷底に落とされた。



それから10年・・・。


カエルは、今度こそ、やれるだろうかと考えます。

亡きサイラスの思い。復活したグランドリオン。



そしてカエルは、やっと決心します。

サイラスに代わって、魔王に立ち向かうことを!



そんなわけで、魔王城に続く魔岩窟へ向かいます。

そびえ立つ岩壁の前に立ち、カエルは過ぎ去りし過去に思いを馳せます。


子供のころから、弱くていじめられっ子だったグレン。
いつもサイラスに助けてもらっていた。

成長し、騎士団に入ることを決めたサイラスに、自分も誘われるが、グレンは断る。「僕には無理だよ」

サイラスは、剣の腕はグレンの方が上だと思うと言っていたが、実践ではきっと何もできない、と自分を信じていないグレン。

そして実際に何もできずにカエルにされ、谷底に落とされた。

しかし、いつしか岸に流れ着いたカエルのそばに、
同じく谷底に落ちて流された勇者バッチが流れ着いた。まるで、カエルを追うように・・・。



回想が終わり、魔岩窟の岩壁の前。

カエルは口を開きます。



「グランドリオンをよこせ」





      !!!??? Σ( ̄ロ ̄lll)



カエルはあろうことか、突然、主人公たちに命令口調で剣をよこせとのたまいました。



よこせ・・・?



あんた、この剣を復活させるために、こっちがどれだけ苦労したかわかってんの?

タータを追ってデナドロ山まで行き、グランとリオンを倒して折れた剣を手に入れ、
ボッシュに直すにはドリストーンが必要と言われ、太古まで行って酒飲み対決で手に入れたのに、
キーノにゲートホルダーを盗まれ、さらにそれを恐竜人に取られて、アジトまで乗り込んで取り返し、やっと現代に戻ってきて、
ボッシュと一緒に石の精製を頑張って、やっとやっと手に入れたグランドリオン。

おめーはただ酒場で飲んだくれて、そのあとは森の奥でいじけてただけじゃねーか!!

礼も言わないどころか、よこせだとおおおお!!!???ヽ(*゜Д゜)ノ


そもそも、せっかく再会したのに俺には無理だのなんのといじけまくってグズグズし、
最初に会った頃の頼もしい雰囲気まるでゼロのカエルには、心底ガッカリしていたというのに、
お膳立てを全て整えてやってのこの暴言には、本当にはらわたが煮えくり返る思いです。
いいかげんにしろよ、このクソガエル。



・・・とまあ、最初見たときはぶっ飛びましたが、
何度もやるうち、カエルのいじけもスルー、回想後も「このあと『よこせ』だよな」とわかっているので腹立ちもせず、
今ではとくに何とも思いません。まあ、「何がよこせだよ」とは思いますが・・・。(結局思ってる)



さて、気を取り直して。


「我が名はグレン! サイラスの願いと、こころざし そしてこのグランドリオン・・・
今ここに受けつぎ魔王をうつッ!」


カッコよく言い放ったカエル(それまでのいじけや自分では何もしなかったことも棚に上げ、恩人に暴言を吐いたことなど気にもせず)、
グランドリオンを振りかざし、分厚い岩壁をぶった切る!!
ひゅー!!(盛り上がるゥ!)


しかし、とりあえずカエルに魔法を覚えさせるために、即座に回れ右して時のさいはてへ。



さて準備万端、魔岩窟の中へ。

倒れてる兵士が、ボス敵の特徴を教えてくれる。この親切っぷりがありがたい。



そんなわけでついに来ました魔王城です。


この、城の外観のアニメーションがドキドキワクワクを高めてくれます!

城の中はさすがに魔王城といった感じで、暗いし広いし罠だらけ。

おまけに、魔王の手下ソイソーがめっちゃ強い。
手下でこんな強いなんて、魔王はどんだけ強いんだ、勝てるのか・・・と不安になりました。



第十五章  決戦! 魔王城!!

手下の二人目、マヨネーとの対戦。
こんらんとかキツすぎる・・・。回復使えるメンバー入れてかないとダメだ・・・。


しかしなんとか倒し、ついに魔王のもとへ!(ビネガー? うん、こいつなんで魔王の手下なんだろうね?)



魔王、強い・・・(゜Д゜|||)



さすがの魔王、もはや命からがらといった感じでどうにか倒すと、

突然大きな、ものすごいゲートが出現。


そして、ラヴォスは自分が生んだのではなく、もともと存在していたと言う魔王。
太古の昔よりエネルギーを吸って成長し続けていたのだと。

魔王は成長途中のラヴォスを呼び出そうとしていただけだったようです。


ゲートはとてつもない大きさになり、主人公たちは魔王ともども、飲み込まれてしまいます。



魔王を倒したら未来が救われるかと思っていたのに、
実はそうではなかった。

その事実は、かなりの衝撃でした。


じゃあ、ラヴォスは誰が生んだのか?

どこまで遡れば、未来を救えるのか?


それは、このゲートの先の世界が教えてくれることになるのでした・・・。



章ごとの簡単感想 その4へ続きます。



HOMEへ  クロノトリガー項目別目次へ