安倍泰明


安倍清明の弟子として作られた人造人間。
非常にクールで、必要なことだけを話し、態度も大きい。
神子に対しても敬語を使うどころかほとんどいつも命令口調。
でも、「八葉は神子の道具だ」
・・・なんか態度が間違ってる気がしますが( ̄▽ ̄;)

私が初めて声優の石田彰さんを知ったのはこのゲーム。
超人気の声優さんだということだったので、どんな声だとワクワクしていました。
・・・が、初回プレイの初日、声を聞いてガッカリ。
「変な声・・・」
これが私の石田さんの初印象でした。

しかしそれからまもなく、泰明編をクリアした私は、すっかり泰明にオチており、さらには石田さんの声にもオチていたのです。
それどころか、他のアニメなどで石田さんの声を聞くとにやけるほど石田さんの声に弱くなっていました。

しかも同じように、妹も石田さんにオチていました。
なにこの石田マジック。
さすが声優人気N01なだけはある・・・と心底感心したのでした(^−^;)


玄武の二人はどの章でも仲良くなったな〜と思うことがありません。
一応札を取った時は仲よさそうに見えるけど、それは最後の話であり、2章でも5章でも二人の会話は全く盛り上がりません。

それでも玄武の章は一番好きです( ´ー)ノ
泰明が淡々とマイペースに事を進めていき、それを慌てて永泉や神子が追いかけるような。
時に傷つき、時に反論して泰明と会話をなりたたせていくような。
そういう流れがなんとなく楽しいのかもしれません。

・・・単にお気に入りの二人がセットだからってのもあるかもですけど。

泰明は普段が冷たいため、笑顔になった時の破壊力がすさまじい人です。
戦闘でも大抵厳しいこと言ってるけど、たまに笑ってくれると心が躍る。

私は泰明をオトしたのは最後から二番目(最後は友雅)というくらい興味がなかったキャラだったんですが(この二人はやる気がなかったくらい)優しい言葉を聞いたらあっさりオチてしまった・・・。
それ以後は冷たいセリフを聞いてもなんとも思わない自分がいる。
オチるってのは、こういうことなんだな・・。


通常恋愛では、泰明というキャラがどういう人かというのがわかるような流れとなっています。
二段階目で「私は人ではない」と明かす泰明。
しかしその時「信じられない」と選択すると失敗してしまうという難易度の高さ。
いや、普通いきなり自分は人間じゃないと言われて「だから幸せを知らないの?」(成功の選択肢)とか返せないだろ、と思うんですが( ̄▽ ̄;)
神子ってすごいね。

三段階目からは一気に恋愛モード。
ここから泰明はとっても可愛くなります。
『神子と同等の、人になりたいと・・・
この穢れた想いが神子を穢す・・・。
これはなんだ?この想いはいったいなんだ?
なぜとめることができない?』

なにこれ可愛すぎる・・・っ!!

四段階目。
『神子のために、人間になりたい。
神子と一緒にいたい。
離れないで、ずっとそばにいて、私を人間にしてほしい・・・』

可愛すぎて怖いくらい可愛いです・・・。

急展開恋愛ではセフルのことで傷つく詩紋を心配するあかね・・を不思議に思う泰明。
そして二段階目ではイクティダールとの会話のあと、続けて発生。

そこで自分には感情がない、なぜなら人ではないからと明かす泰明。
神子はそれを受け止め、「あなたは人間だよ」と教えてあげるのです。
ちゃんと感情がある、優しい人だと・・。

泰明に抱きしめられるスチルが素敵(≧∇≦)/

イベントと直結してる急展開恋愛(セリフもいい)も捨てがたいけど、
三段階目がお気に入りな(もちろん四段階目は言うに及ばず)通常恋愛の方がプレイ回数は多いかも?
とはいえ、泰明は多分一番プレイしている気がします。
仲良くなったときの破壊力がすごすぎて・・・。


ちなみに、泰明は感情が芽生えたときと通常に違いがあるキャラなので、地シナリオを選んだ時の9章の会話が若干変化してて面白いです。
イクティダールは鬼だけど人間と恋愛をしている人なので、通常の泰明は彼の矛盾を「わからない」と思っていますが、通常恋愛をクリアしてると「わからなくはない」
そして「私は忠義すべきものと大切に思うものが一致していた。
だから恵まれていると思う。・・・本当に」となるのです(*´▽`*)
何だか嬉しい。

急展開恋愛の場合はイクティダールとの会話後に起こるものなので、その部分はないけど。


泰明はどっちのエンドも素敵な告白で、甲乙つけがたいっ!!

現代エンドではアイスクリーム片手に楽しげな泰明が意外性ありまくりで楽しい。
『お前を愛しているというこの暖かい感情が
___私のすべてなのだ。
一緒にいてくれ。
お前とともに在りたいと、今心から願う』
他の部分では師匠の言葉をかみしめていて、それもいい感じ。

京エンドのスチルは桜の木の下。
『いつか消える時が来るなら、その時まで___お前と一緒にいよう。
そしてお前のために在ろう。
確かに私は師によって造られた存在。それは消えない事実だ。
だが、お前に出会って初めて生を受けたのかもしれない。
お前を愛する、ただ一つの存在として。
そして、私は歩いていく。お前と共に・・・。
いつか、消えるときまで』

泰明は本当に「愛おしい」気持ちにさせてくれる素晴らしいキャラです(*´▽`*)


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