孔明


師匠こと孔明は、ノーマルエンドをクリア後に攻略可能。

あまり興味がなかったのですが、ノーマルルートをやってびっくり。
師匠は過去に行ったときに助けることになるあの少年、亮くんだったのか(゜ロ゜)

全然性格違うから気づきませんでした・・・。

ずっと見守ってたよ系なのか、なるほど〜とちょっと好感度が上がり、最後にプレイするのを楽しみにしてました。

しかし・・・師匠は、結構いろいろ「うーん(微妙)」って感じでした。

というのも、他のキャラと違って一緒に過去に飛べない師匠(過去では亮くんと行動する)は、
それまでに師匠をプッシュしなければならないからか、いつもなら花が一人で決断して行動してきた部分を、無理やり師匠に頼っているのです。

確かに師匠すごい人ですけど、いつもなら花がやっちゃう部分を師匠がやっても、あまりすごいとか思えない・・・。

過去に飛んだあとも心細い花は、こんな時師匠がいたらなあと考えてますが、どうせだったら、仲謀軍に行くときに師匠がささっと同盟をまとめる姿を見るとか、ちょっといつもと違うのが見たかったですね。
そしたら師匠に頼る花の気持ちも理解できるのに。

過去の亮くんはかわいかったです(*´ω`*)
花に惚れるのも理解できるし。
自分の話をきちんと聞いてくれる年上の人、不思議な力でみんなをまとめるのに、偉ぶらない人、そしてどうしていいかわからない自分を導いてくれる人。惚れないわけがない!

そういえば、花は初めての戦いのあと、人の死を目の当たりにして大ショックを受けます。
花のおかげで大勝利したため皆からは褒められますが、こんなことがしたかったわけじゃない花は傷ついて一人途方に暮れていました。

私も初回プレイ、花の気持ちに同調していて、これどうなるんだろう、花はこの先どうしたらいいんだろうと不安になっていたところーーー
師匠が突然現れたのです。

そして師匠と話していたら、花は少し元気が出ました。
私も、さっきまでの重い気持ちがすっと楽になって、ちょっとだけ元気が出ました。

なんていうか、直接戦いに関係ない中立の立場の人からのアドバイスというのは、視野が広がるというか・・・世界が広がる感じがして。

ああいうのが、師匠の真の魅力というか、頼れるところなんだと思いますね。


さておき、過去から戻ってきた後、実は亮くんが師匠だったことが判明しますが、
その後の師匠の行動がまた、「うーん(微妙)」なのです(;´д` )

花にいろいろ教えてくれますが、休憩だといっていきなり膝枕で寝ちゃうし、
そのあと花もうっかり寝ちゃったら、今度は「君は警戒心を持つべきだね。男は隙あらばって思ってるものなんだよ」と言ってきます。

さらに初恋が花であったこと、自分には大切な人がいるけど、この世界にはいないということを明かして、花を揺さぶります。

しかしこの瞬間まで師匠を全く意識してない花が、師匠の好きな人のことを聞いて意識してしまうというのはちょっと無理やりかなあと。

それに師匠も、花をオトそうとでもしてるんだろうかと思っちゃいます。

このあとも師匠は、花に熱があるんじゃなどと言ってデコに額を押し付ける、元気がない花にいきなりほっぺにキスをする、さらに恋人のふりしろとかいって花を抱き寄せる、などなどやりたい放題なのです(;´д` )

師匠に縁談を勧めてくる人がいるからといって、ちょっと師匠あざとくないかい。

「本気だったら手なんて出せない」とか言って花を傷つけるのもよくありませんし。

プレイしてて、師匠のその中途半端に手を出してきつつ花に肝心なところで距離を置くような態度がちょっとイラっとしてました。

ほかの人はみんな、花に帰らないでほしいといってきますが、あれ、この感じもしかして師匠は言わないんじゃ・・・?という嫌な予感( ̄▽ ̄;)

一方花のほうは、師匠に認めてほしい気持ちが高まり、帰る気がちょっと薄れている様子。
しかし白紙が埋まるたびに帰る道ができあがっていき、ついに本が帰れることを示した後・・・
花を誘って街の視察へ出かけることにした師匠。

とこの時までも、花の手を握るという所業です。手だしすぎだろ!

花は師匠とデートみたいだと思って嬉しそうにしてたり、もっと一緒にいたかったと帰るときに残念に思ったりと素直でかわいいのですが
師匠がとる行動が読めてしまうので切ない。

思った通り師匠は、勝手に本を開いて、花を突き放して花をもとの世界に帰そうとするのですが・・・花はそれにショックを受けつつも、最後に願ったのは
「(師匠とずっとこの国の平和を守りたいーーー)」
「(元の世界に帰れなかったとしても、師匠に必要とされなかったとしても、私はーーー)」


スタッフロールが入り、花は師匠の前に現れます。本の表紙は赤。
所有者の願いをかなえるものだから、再び白紙が生まれたのでしょう。

ここからが孔明編の本番(≧∇≦)/

孔明「−−−どうして」
「どうして、帰らなかったの」
花「−−だ、って」「(師匠が私のことをいらなくても、それでもーーー
それでもいい。私が師匠のそばにいたい。役に立ちたい)」
「わ、私、もっとちゃんと勉強して、本を使わなくても、師匠の弟子としてちゃんとーーー。
(好きになってもらえなくても、弟子としてでもいいから)
だから、師匠のそばにーーー」

抱きしめられる。
孔明「どうして帰らなかったのかなあ、この子は」
花「師、匠?」「(え?え?なんで?)」
孔明「挙句にそんなかわいいことまで言うと、どうなっても知らないよ?
もう帰りたいって言っても、どんな手を使ってでも帰さない」

花「−−−」
孔明「・・・うそだよ。帰りたくなったら帰ってもいい。
だから、君が許してくれるだけ、そばにいてほしい。もうボクからは手を放せない」
花「だって、いらないって・・・」
孔明「君はこの世界にいてはいけない人間だから、いない人間だとずっと思ってたのに」
花「で、でも師匠には忘れられない人がーーー」

孔明「君のことだよ。
君が良かった。君だけしかいらなかった。
ずっと前からこの世界にいない君のことだけを・・・」
花「−−そ、んな。ま、また、何かだましてーーー」
孔明「そう思ってくれてもいいよ。今言うことが全部冗談だって思っていい。
そのほうが君の足かせにならないなら」
花「−−−」「(本当に・・・?師匠が、私を・・・?)」

孔明「洛陽で君がいなくなった時ーー
君はもうどこにもいないものだと思いながら、いつか会えると信じていられた。今はここにいないだけだと。
隆中でボクが知る前の君に会ったとき、君は君の国に帰るためにここにいるんだってわかった。
あのときからずっと、いつか別れるとわかってたんだ。
君はここにいない人間だと、自分に言い聞かせてた。うまくいったと思ってたんだけどな・・・」

花「ほ、んとうですか?」
孔明「ーー冗談だよ」
花「・・・−−うそ、です」「(冗談で、師匠がこんな風になるわけない)」
孔明「冗談でもいい。冗談だって片付けていいんだ」
花「(何年も前から・・・洛陽で消えた後もずっと、師匠は私のことを忘れないでいてくれた・・・?)
冗談なんて・・・師匠は、そうやって全部勝手に一人で決めちゃって、私の意志なんて関係なしでーー
私のことを助けてくれるけど、私には何も言ってくれないでーーー
師匠のことが好きです。冗談なんて思いたくないです」

花ちゃんも抱き着き、孔明が驚いた顔に。
孔明「−−−」
花「師匠?」
孔明「・・・−−参ったよ。ボクの負けだ」
花「−−」
孔明「ごまかせないくらい、君のことが好きなんだ。ずっとーーー。今までもこれからも、君のことだけが」

この後続いて後日談で、師匠と仲良く会話するようなのどかな感じが続きますが、
この告白シーンは素晴らしかったですq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

私は基本的に、女の子から追いかけるような展開は好みではないし、オトす気がないのに手を出す師匠はイマイチだと思ってましたが・・・。

ずっと好きだった人が目の前に現れて、我慢できなかったんですね、師匠(* ̄▼ ̄*)
そう考えればべたべたしまくってたのもわかります。

それも花が、孔明が亮だとわかってから加速した感じが、師匠結構素直だなと。

そもそも友達にも玄徳にもバレてるあたりが、全く隠せてないじゃないかと思いました。
花には隠せてたけども。

そして花を思わず抱きしめちゃったエンディングですらも、花のことを思って、帰りたいなら帰ってもいいといってくれる師匠の優しさが素敵でしたVv

花も、他の人の時よりも片思い状態が強くて、エンディングがかわいかったです。

いつも冗談めかしてるから、真面目になったときの破壊力が大きいっていうのはポイント高いですね(*´▽`*)


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