有川将臣


主人公望美の幼馴染の有川兄弟の兄の方。主人公とは同じクラス。

おおざっぱで豪快な性格で、強気で前向き。
あまり望美のことを女の子扱いしないですね。

一応天の青龍に選ばれ、望美と同じように異世界に飛ばされたものの、
途中ではぐれて少し前の世界に飛んでしまったようです。

おかげでなかなか会えないばかりか、会えてもちょこっと一緒にいたと思ったらすぐわかれる、
ルートによってはエンディングで出ても来ないという出番の少なさ(T_T)


彼が異世界で助けられたのは、平家の平清盛だったため、平家のみんなと共に過ごし、
望美たちが来た頃には、清盛の亡き息子の名前で呼ばれるほど皆から信頼される存在になっていました。

日本の歴史上平家は負けることになっていましたが、1周目は異世界なせいなのか追い込まれていたのは源氏。

それは異世界だからではなく、同じ歴史になるのではないかと考えた将臣くんが、
違う歴史にするために動いていたからだったのです。


望美たちが助けられたのは源氏の九郎義経たちだったため、望美と譲くんはそのまま源氏と行動を共にするので・・・
恐ろしいことに将臣くんとは敵同士にΣ(゜Д゜|||)


大半のルートでは、将臣くんが矢面に立つことがないため、将臣くんと戦ったり敵だとわかることもないまま
エンディングを迎えます。

非常にありがたいですヽ(´▽`)/

あくまでもボスは平清盛であり、倒せばハッピーエンドが待っている!というのは
もやもやした気持ちを抱えないで済むので、本当に嬉しい。


しかし、将臣くんルートに進むと当然のことながら、将臣くんと敵対することを知ることになります。

初めて将臣くんと対峙した時の望美の衝撃が非常に痛々しい(つД`)

将臣くんの方は、最初に異世界で再会した時に望美が龍神の神子であることを聞いていたため、
平家の仲間のもとへ戻った後で、白龍の神子が源氏に力を貸していると噂を聞いて、「まさか・・」と思っていたようです。


時空跳躍すると、すでに将臣くんの立場を知っている状態になるため、
将臣くんと再会しても、夢で会話しても、平家と戦っているときも、将臣くんのことを考えると重い気持ちになる望美。

将臣くんとは異世界ですぐに会えないけど、夢の中で話ができるという不思議な絆があります。
なんだかロマンティック。


仲が良かった二人が突然敵同士になり、戦わなければならないというドラマティックな展開。
ときめきますし、盛り上がります!


しかし・・・。
将臣くんはもともと望美のことをあまり女の子扱いしない、適当な感じに扱っているところがあるので、
いつから惚れたのかまったくわからない!(>_<。)

ストーリーだけどんどん進んで追い詰められていき、つかの間の再会で抱きしめられたりしますが、
それは大事な幼馴染の女の子だからなのか?それとも恋なのか?はっきりして?

というところがまったくはっきりしておらず、最後までそのままつっぱしります。


まあ敵対してるんだし、状況的に恋愛してる場合じゃないからしょうがないとあきらめて、
せめてエンディングで、「ここに残ってほしい」といってくれることを期待していました。

将臣くんは平家のみんなが笑って過ごせる(生きていられる)場所を見つけようと頑張っていたので、
もとの世界に戻る気はなく、これからもこの異世界で平家の残った人たちと生きていくことを決めているようでした。

戦いが終わり、お別れムードの中、譲くんも一緒に来ないかとのんきな将臣くん。
当然断る譲くん。そりゃそうだろう。

譲くんが望美を好きってこと、本当に全く全然気づいてないのか・・・(;´∇`)


「さあ行こうぜ、俺たちが笑っていられる楽園へ」



これでエンドーーーーー?(TロT)


結局将臣くんはなしくずしのエンディングでした。
いつの間にか望美も一緒に平家の人たちと南の島に行く話がついているというつまらぬ展開。

そこは、望美に残ってほしいというセリフがあるべきじゃないですか!?

今まで全然恋愛できてなかったんだから!


最初から惚れてる設定なら何の問題もなかったんですけどね・・・残念です。

一応最後のモノローグでは、
『俺の手はいつでもからにしておこう。
この手でいつでもお前を捕まえられるように。
ーーー好きだぜ』

というセリフを聞けますが、私としては告白がほしかったため、「違うよバカーーー!」と思いました。

まあ南の島で幸せそうな二人のスチルを観られたのはよかったですけど。
今までずっとつらかったものね・・・。


そういうわけで将臣くんというキャラはとにかく気に入ってるんですが、物足りなかったので
またオトしたいなーとあまり思わないキャラになっちゃってますね(・ω・`*)
ほとんど離れ離れなのも淋しいし。


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