源九郎義経


兄上(頼朝)のために、国の未来のために、常に努力をして戦い続けてきた九郎。

戦いのことは詳しいですが、異世界ギャップにはとまどっており、他の人と比べてぎこちなく過ごしている雰囲気。
まあほかの人が器用すぎるんですけど(;´∇`)

もともと九郎と望美は喧嘩友達な雰囲気があるので、心配していてもそれを素直に言わずにこじれがち。
今回は九郎が腕に打撲していたことから、望美がそれを心配し、九郎がつっぱね、という感じでちょっと喧嘩っぽくなります。

迷宮の中で段差があるところで、望美に手を差し出した九郎。
九郎は気遣っての行動でしたが、望美は、九郎がけがしていることを知っているので、一人で大丈夫と言ってしまいます。

クリスマスイブの夜にも、廊下でぶつかったときに同じことになり、望美はやっぱり一人で立ちます。
ちょっとぎこちない雰囲気に。


しかし望美がなくしてしまった木彫りの動物を、九郎が見つけてくれたことにより、
二人のわだかまりはなくなります。

クリスマスの朝、二人で話をして、雪が降っていたのですがすがしい気持ちになり、
今までのことを水に流すことにしました。

九郎と望美は喧嘩友達風味なせいもあり、九郎が真面目で堅物すぎるところもあり、あまりムードはありませんが、
望美が強気に接する珍しい相手なので、見てて面白いです。


茶吉尼天という異界の神が、望美の心のかけらにとりついており、望美が迷宮を進むたびに力を取り戻していくことがわかったあと、落ち込む望美を九郎は励ましてくれます。

自分は一人じゃない、と思った望美は元気を取り戻し、二人で頑張ろうと誓うのですが、
その際九郎は、望美のことを仲間以上に思っていることにどうやら気づいた様子。


そして迷宮を進んだ時、茶吉尼天の力で再び乗っ取られて、九郎に切りかかってしまう望美ですが、
九郎は必死に望美に呼びかけます。

「お前が己を取り戻すまで、俺は何度でもお前の剣を受ける。俺はお前を信じる。お前も俺を信じろ」

望美は九郎と誓った約束をかなえようと必死に抗い、そして望美の心のかけらがはじけて、望美のもとへ・・・。


望美が最後に取り戻したかけらは、九郎との思い出でした。

それを知った茶吉尼天は、「そんな小さなばかばかしいとるにたらない思い出」といいながらも、
懐かしそうな、うらやましそうな顔を見せます。

茶吉尼天は北条政子にとりついており、ずっと頼朝のそばで力を貸していました。
そして頼朝を愛していたようです。

九郎を、「あの人に少し似ている」といい、二人のきずなを見せてみてちょうだいと襲い掛かってきます。
倒した後さわやかに消えていくのに驚きました。

そういえば本編でも、九郎編の時の政子は親切?だったような気がします。
こういうラスボスの態度が変わるのも細かくて面白いですね。


脱出の際に崩れていく床で足を滑らせて、落ちかけてしまう望美を、支える九郎。

そこでも、望美は手を放してといいますが、九郎は一喝。
二人で一緒に生き抜くという思いが最後の奇跡を生みます。うん、素敵♪


そして驚いたのはエンディングです。

もうすぐみんなが帰ってしまう、と思った望美が一人でいると、九郎が来て、
なんと、九郎が望美に告白したのですΣ( ̄□ ̄;)

「俺はずっと考えていた。お前との距離を。
八葉で仲間で・・・だがそれだけじゃないそんな気がして・・・。
俺はお前が好きだ。一人のーー女性として」

んなっ、ストレートに!!!???ΣΣΣΣ((((゜ロ゜;)←思いっきしびっくりして後ずさった感覚。

本編でも、十六夜(ファンディスク1)でも、なしくずししかなかった九郎が。

告白とか絶対できそうになかった九郎が。

いきなり、ファンディスク2で、告白をしたーーーー!?


そのあとあっさり行こうとするあたりが「おい待て」でしたが、
望美が追いかけて、そしてエンディングスチル。

抱きしめているーーーーーヽ(*⌒∇⌒*)ノ

『そして小さくささやいたお前の言葉ーー俺の聞き違いでなければいいんだが。
抱きしめたぬくもりを離したくない。
二人で生きる未来を探していきたい。

お前とともに歩んでいこう。
迷うことも悩むこともこの先いくらでもあるのかもしれない。

それでもお前と二人ならきっと乗り越えていける。
互いを思うこの気持ちがあるから』

なにこれ、予想外にいいじゃないですかーー!

九郎だし全然期待してなかったけど、まさか告白するなんて!!!
偉い、それでこそファンディスク!!
しかもストレートでかっこいいですね、やるな九郎!!

大変満足いたしました♪♪


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