クロノ・トリガー
(スクウェア)
*桃子の思い出*
このゲームはネタバレがものすごいので、クリアした人だけご覧ください。(多すぎて隠し文字にできないので)
過去と現代と未来を冒険する、すっごく大好きなゲームです。
主人公は街のお祭りで偶然お姫様と出会い、そのあと幼馴染の女の子の発明のタイムマシンで、お姫様がタイムスリップしてしまいます。
なかなかドラマティックな展開ですね(^.^)
その後過去や未来で新たに仲間と出会い、タイムスリップを重ねるうちに、過去から未来まで、ずっとこの世界に存在し続ける、恐ろしい悪の生物ラヴォスの存在を知るのです。
そこで主人公たちは、この世界を守るため、ラヴォスを倒すことにするのですが・・・。
というわけで、タイムスリップが、このゲームの大きな鍵になります。
主人公たちは、時間を飛び越えて冒険するわけですから、当然、行動の一つ一つがその後の展開に関わってくるわけです!
これがとっても面白かったです♪
行動が未来に関わってくる、というので印象深いこととして、「裁判」があります。
まだタイムスリップする前のことですが、
簡単に回復できるため、なんのこともなく食べまくっていた弁当を、
後の裁判で「盗んだ」などと言われてしまいました(;^∇^ )
確かにその弁当は他の人の持ち物でしたが、台の上に置いてあり、何度でも食べ放題でした。
だからって、食べていいことにはなりません。しかし、RPGの鉄則として、人の家のものを勝手にもらうのはもはや常識です(;^∇^ )
そんなことを今さら責められるなど、誰が予想したでしょうか。
当然私たちは、まったく何も考えずに、おいしくいただきました。その弁当の側に、お試しロボがいて、そいつと戦うと経験値が入るんです。
序盤はけっこうそこでレベル上げしていたので、弁当はお手軽な回復アイテムと化していました。
そうしたら、あとで裁判にかけられたとき(それも、お姫様を誘拐したなどという、とんでもない言いがかりで)そのことを持ち出されたわけです。
私たちは、裁判で「人のものを盗んだことがあるか」と問いかけられ、「そんなことするわけないじゃん」と思って、「いいえ」と答えました。
別に嘘をついたわけではなく、そんな最初の頃のことなんかすっかり忘れていた・・・というより、盗んだ自覚すらありませんでした(; ̄∇ ̄ )
そしたら、弁当の持ち主が突然現れ、「オラの弁当を食った」とか言ってきたわけです。
あの時はびっくりしましたね・・・。
また、同じく裁判で、「金に目がくらんだことがあるか」とも聞かれ、「そんなことするわけないじゃん」と思ったら、何をどう調べたのか、再び過去の場面を見せられました。
そこには、お姫様の大切なネックレスを、店の主人に売っぱらおうとしている主人公の姿が・・・!Σ( ̄□ ̄;)
いえ、別に私たちは、金に目がくらんで、本気で売ろうとしたわけじゃないんです。
ただ、どのくらいの値段がつくんだろうという、単純な興味でした。
いくらなんでも、人のネックレスを断りもなく売るほど、極悪非道じゃありません。
しかし、その単純な興味を理解してもらうことはできませんでした・・・。
結果、私たちは有罪になりました(; ̄∇ ̄)
まあ、無罪になることも可能なのですが、どの道無理やり牢屋にブチこまれるんですけどね・・・。
そのほかにも、過去にタダで肉をプレゼントしたら、現代のケチでひどかった人が、いい人に変化していたのには感動(^.^)
あの瞬間、「このゲームって素敵!」と思いました(*´▽`*)
それまで、必要なものがその家(ケチなオヤジの家)にあることがわかっていたので、思わず何度も主人公に「三遍回ってコケコッコー」をやらせてしまっていたわけです。
・・・そのケチなおやじが、話しかけるとそれをやったら金をやるぞと言ってくるのでそれをやったらくれるのかな〜と。
私が欲しいのは金じゃなくて、あのアイテムなんだけどなぁ、と思いつつ、どうすればいいのかわからなかったため、何度も回りました・・・。
そのため謎が解けたときは非常に嬉しく、つながった世界だというのを感じられて、とっても感動しました(*´▽`*)
そして、このゲームで一番好きなのは、幼馴染の女の子のお母さんの足が治ること!
タイムスリップの醍醐味を感じました!!あのシーンが大好きです・・・。
藍はよくやり方を失敗して、治らないままのほうをやるようですが(そのあとの会話内容もイイ感じらしいですが)私はそんなのはっきり言って、冗談じゃないです。
おさななじみの彼女が発明をやり続けていたのは、お母さんの足を治したい一心だったわけで、それがかなわないままなんて、ものすごくかわいそうですから・・・。
無事にあの瞬間に戻って、お母さんの足が治るという素晴らしさ!
すっごくイイです!!サイコーです!!V(≧∇≦)v
そして、気に食わないシーンは、カエルがいきなり「グランドリオン(剣)をよこせ」とのたまうところですね・・・。
勝手にのんだくれて、人がグランドリオンを修復してやったというのに礼もないばかりか、偉そうに振る舞いそのセリフ。
グランドリオンでぶったぎってやろうかと思いました(`Д´)
はっきり言って、あのカエルはいつも偉そうです。
子供の頃はあんなにかわいかったくせに、ヒネくれて成長しちゃったね・・・。
まあ、強くて役に立つから許してやるけど(笑)
そして・・・ゲーム後半、主人公がいきなり死んだときはものすごくびっくりしました!
主人公だけは何があっても死なない、というのが物語の鉄則だと思っていたので、呆然としました・・・。
・・・まあ、あとで助けられたのでよかったんですが。その後からは、主人公をはずしたメンバー編成もできるようになってるのも興味深いです。レベル上げがしやすくてよし!みたいな。
でも、このゲームは私的に、どーもバトル時の音楽が好きじゃなかったんで、せっかくレベル上げしやすくてもキツかったり( ´△`)
私はラクに敵を倒すのが好きで、そのために好きじゃないレベル上げを頑張るタイプなのですが、このゲームは結構大変だったかな。
逆に藍は、レベル上げが大嫌いなタイプなのですが、クロノトリガーは結構楽しくレベル上げできるみたいでした(;´∇` )
人それぞれ、ですね・・・。
でも全般的に、このゲームは、ストーリーも大好きだったし、タイムスリップの面白さを満喫できて、すごく満足できるソフトです。
面白い!!