ドラゴンスレイヤー 英雄伝説2
(エポック社)
*藍の思い出*
これは中古で買ったソフトで、まず桃ちゃんがプレイしました。
そして、その感想は、
ぼんくら王子が
ぼんくらすぎて
ほとほと嫌になったというもの。
当然そんなものはやる気がせず、未プレイだったのですが・・・
何を思ったのか、桃ちゃんは
「ぼんくら王子のせいで全てが台無しになったけど、
二人でなら、進めるかもしれない。
もしかしたら、何か抜け道があるのかもしれない」
と言いました。やる気のおきない私を何とか説得し、
とうとう再びこのソフトを起動するに至りました。
このゲーム、とりあえず始まりの内容としては、
主人公アトラスは、一国の王子。
しかし勉強が嫌いで、抜け出してばかり。でももうすぐ16歳になるということで、父の王から、各国を回ってくる命を受けることに。
名目としては、最近起きた大地震で世界的にダメージを受けたので、そのお見舞いの親書を、各国の指導者に渡してくるというもの。
ついでに各国を回って勉強するのが目的のようです。
ありのままの国の姿を見るため、王子という身分を隠し、旅をすることに。
さて、父から各国への親書(4通)、由緒ある武器・防具、3000ゴールドの路銀をゲット。
加えて、ばあちゃんから5000ゴールドのお小遣いをもらって、
さあ、勉強付けの毎日から逃れて、自由な旅の始まりです。しかしここで、桃ちゃんは言いました。
「ここでばあちゃんからお小遣いをもらうのをやめておこう」のちに起こる忌まわしい事件を知っている桃ちゃんは、対策案を打ち立てました。
なるほど、名案です。
では、進みましょう。
最初の頃は、自国でうろうろしつつ、パシリ的なことを繰り返します。
また、街の外にうろつく「スライム」を倒し、わずかな経験値を稼いでレベルを上げます。
(ちなみに金は一銭も入りません)が、レベルが3くらいになると、そのわずかな経験値すらもらえなくなるので、さっさと先へ進まなければいけなくなります。
強い武器・防具をもらったので、戦闘が楽なのだけが救いです。
さあ、船に乗ってやってきました隣の国。
ここでイキナリ、王子、ぼんくら発動です。
あっさりチンピラに
あり金全部と道具を全て取られます。そんなに強い武器と防具を持っていて、
チンピラごときに全て取られるって、どういうことですか?(−"−;)
全てを取られた後で、とある男ランドーが現れ、チンピラを追いかけていってくれますが、
ぼんくら王子はあわてることもなく、そんな光景を眺めます。路銀、ワプの翼(これを使うと一度行った場所に一瞬で行けるアイテム)、親書など、装備品をのぞいてスッキリ空になったアトラス。
もう、旅は続けられませんね。
いったんお城に戻ることにしましょう。
父にまた親書を書いてもらわねば。
もちろん、金も必要です。
しかし、ここで困った問題発生!
ワプの翼もとられた以上、切符を買って船に乗り、自国まで戻らなければならないというのに、
金がない!(゜Д゜|||)
しかし、問題解決!
ワプの翼が使えました。
道具が空なのに(゜ロ゜)
不思議ですが、さっきまで道具に入っていたワプの翼、背中にでもくっついたんでしょうか。
とにもかくにも何かのボタンで使えたので、これを使ってお城に戻ることにします。
さて、お城に帰ってきたけど、
ちょっとカッコ悪いですね。まだ旅は始まったばかりだというのに。
「ゴメン父さん、チンピラに親書とお金取られちゃった」
父もガッカリでしょう。
ごめんね、ダメな息子で。
しかし父は言います。
「各国に親書を届けるように」
・・・父さん、
僕を許してくれないの?(ノд<。)゜。
てゆーか、
その親書がもうねえんだよ!!ヽ(*゜Д゜)ノ
父はどうしようもないので、
あきらめてばあちゃんにお小遣いをもらいに行きます。
もしかしたら、どっかで親書を見つけるイベントでもあるのかもしれません。「ばあちゃん、僕、旅に行ってくるよ」
さっき旅立ったけど、旅立つ際にばあちゃんを無視したのはこのときのため。
失った3000ゴールドは痛いけど、5000もらえれば、路銀としてはそれなりです。「ワプの翼で行けるところは増えたかい?」
ばあちゃん・・・
僕がすでに旅立っていたのを、知ってたんだね?そして、
お小遣いはくれないんだね?(TロT)
こうして、アトラスは文無し、新書もない、目的すらあやしい旅に出ることになったのでした・・・。
ともあれ、なぜかワプの翼は使えるので、
先ほども行った隣の国へ。この辺りには多少強いスライムが登場しますが、相変わらず金はくれません。
こんなつまらない戦闘をやってる場合じゃありませんので、サクサク進んで、この国の王に渡すための親書を探すことに。
うろうろしてたら、とある町でランドーに再び出会います。
「ああっ、君はあのときの・・・」
そうです、チンピラを追いかけて行ってくれた人です。
しかし、彼は金も道具も
一切取り返しては
くれなかったようです。
ダメな人・・・・。
どうやらこの街に、王がいるみたいです。
親書はないけど、説明すればわかってもらえるかもしれません。
でも、王子として見舞いの親書を渡しに来たのに、チンピラに取られちゃったなんて、我が国の恥になってしまうのではないでしょうか。
ゴメンネ、父ちゃん・・・。
「親書を持ってまいりました」
持ってねえだろ!!Σ(゜Д゜;)ノ
「おお、よく来られた。
〇〇(父の名前。忘れた)は立派な息子を持っているな」・・・って、渡せちゃったよ!!Σ(゜∀゜ )
おかしくない?
道具は空よ。
最初はちゃんと道具の中に親書が入ってたじゃない。
今空じゃない。
どっから出したのよ、その親書。
意味もわからないまま、最初の親書を渡すことになぜか成功したアトラス。
次の国へ出発です。
と、ここで、先ほどのランドーが強引に仲間に入ってきます。
「おまえ、またチンピラに絡まれたらどうするんだよ」
まあ、すでに文無し、道具もないからもう何もされないと思いますが。
てゆーか、アンタがいても全然役に立たなかったじゃないですか?
しかし、ここへ来てまたまた問題発生。
金がないので、別の国へ行く切符が買えません。
しかも一度も行ったことがない国なので、当然(本当はないはずの)ワプの翼も、今度こそ本当に使えません。
ここで再び、一縷の望みを託して城へ戻ることに。
父ちゃん、今度こそ金くれよ。
ばあちゃんでもいい。
もう、じいでもいい。
自分のへそくりでもいいから、持ち出したい。とにかく、金をくれ。
・・・・そんな願いもむなしく、
アトラスは再び、文無しのまま城を後にします。
そして、
桃ちゃんから聞いていた、
世にも恐ろしい今日の「その時」を迎えるのです・・・・・・。
なぜかランドーも文無しのため、切符代さえないアトラス一行。
持っているものは装備品のみという体たらく。困り果てた一行が、出した答えは・・・・・
そうです。
再び、ぼんくら発動です。
なぜかアトラスの
装備一式を売ることに( ̄ロ ̄|||)
しかも、
店のオヤジにありえないほど安く買い叩かれます。
「古いものだが、当時は6万から10万の値がついてたはずだぜ」
ランドーが粘ってくれます。
ありがとう、友よ。
このぼんくらに任せてたら、路銀がいくらあったって足りないよ。
「じゃあ、ひとつ50ゴールドでどうだい」
なめんじゃねえよ。ゼロが二つは足りな・・・
「しょうがねえな。いいだろ、アトラス」
・・・・・・・・・・(゜ロ゜)
いいだろ?
お・・・おまえもぼんくら・・・?
おい、ランドー!!!
「そうだね」
・・・・・・・・・・・・(゜ロ゜;;;)
そうだね?
いいだろ???
そうだね??????
おまえらは、
この世の誰よりも
大バカです。
「また何かあったら高く買わせてくれ」
また・・・・高く・・・・?
いつ・・・高く・・・買ったって・・・?
二度とお前の店に売らねえし、
何も買わねえよ(*゜Д゜)
こうして、丸裸になったアトラスと、ぼんくら2号ランドーの旅は続いていくのでした・・・。
さようなら。
もう二度とやりません。
桃ちゃんから内容は聞いていたので、全くやる気のしなかったこのゲーム、
やっぱり二人でもダメでした。抜け道もなく、絶対にアトラスはここで文無し、丸裸になるようです。
なまじ最初金持ち、超強だったので、そこからここまで落ちると一気にやる気を削ぎます。
桃ちゃんは、この後、今まで一撃で倒していたスライムに殺されたことでブチ切れし、やめたと言います。
そして、このプレイもまた、同じところで幕を閉じたのでございます・・・・。
噂によると、この旅は結構長く続くようです。
まあ、上記のは全て「序章」の段階の話ですからね!!
ハッハッハ!!(`∀´;)ノ・・・こんなところでやめたのは、私たちだけかもしれない・・・。