フェイの最終問題
このダンジョンに入るための条件が、まず非常に面倒くさいです(>_<)
本編をクリアする。
フェイの練習問題（渓谷の宿場にいるフェイが作ったダンジョン）をクリアする。
本編クリア後にプレイできる、食神のほこら＆掛け軸裏のダンジョンをクリアする。
・・・そのあとでフェイに話しかけると、入れるようになる。
・・・・面倒すぎる（；￣∇￣ ）
そのせいで、私は大抵本編クリア＆食神のほこらしかやりません。
フェイの練習問題は、最初は簡単だからいいけどどんどん難しくなるため、クリアまでに何度も死んでしまう。
一歩間違えると即死なので、やり方を思い出すまでやり直ししまくり、飽きる・・・。
藍は、本編プレイ中にアイテムを集めるために練習問題をプレイしているため、それほど苦痛に感じないようです。でも私は、掛け軸裏のダンジョンがつまらなすぎるため、最初シレンを始めると、掛け軸裏はやる気がない状態。
なのでわざわざフェイの練習問題もやる気がしません。・・・・が、たまたま掛け軸裏をプレイして、そのときに偶然クリアできたときは・・・・
滅多にクリアしないので、やっぱフェイの最終問題もやるかΣo（￣へ￣；）
という気分になるわけです。
・・・で、そこからフェイの練習問題をプレイするもんだから・・・ダルイ。
そんなこんなでようやく入れる最終問題。
ここはトルネコでの、“もっと不思議のダンジョン”と同じ仕様になっており、
アイテムが未判別状態。ワケのわからないアイテムも増加しているため、難しさがさらにグレードアップ！！
初回、本編をクリアした私は、ここに入って早々にギブアップ。
そりゃそうですよ。
本編クリアにあれだけ苦労した私が、こんな難しすぎるダンジョンに足を踏み入れたこと自体が間違ってるようなもんですから（￣∇￣||| ）
しかし藍はクリア済みでした。さすがです。
私がトルネコ２をプレイしたとき、『試練の館』というダンジョンで、どこにいるかもわからないドラゴンからイキナリ炎をはかれ、その恐怖とともに「もう試練の館には入りたくない〜〜」と思ったことを藍に話したとき。
が藍は、「そういう敵はシレンにもいるよ」と答えましたΣ（￣ロ￣lll）
私はトルネコ→トルネコ２に一気に飛んでプレイしていたので、そういう敵がシレンから引き継がれたものだと知り、衝撃を受けました・・・。
そして、そんなに恐ろしい敵がいる、最終問題なのです。
そう考えただけでも怖すぎる・・・。
オマケに、ものすごい迷惑なアイテムが激増しています。
そのくせやたら敵は多いし、強いし、ワナはあるし・・・。こんなもんどうやってクリアするんだ(*｀Д´)ノ
と、再び放り投げそうになった私に、藍がアドバイスをくれました。
ここでは、『分裂のツボ』を使うのだと。
分裂のツボ？？( ・◇・)？
・・・私はすでにトルネコ２をプレイしていましたが、やりこむタイプというほどではないため、全ダンジョン制覇していたわけではありません。
ましてや、銀行にお金を山ほど預けないともらえない分裂のツボなんて、もらったことがありませんでした。
そんなわけで、分裂のツボなんてものは見たことがない。
しかし、分裂のツボとは、中に入れたものが二つになるというものらしいです。
二つにしてどうするの？？と、相変わらず働かない脳の私に、
分裂のツボと合成のツボを組み合わせて使うという方法を説明してくれる藍。そして、ツボを割らないために、『すいだしの巻物』も必要です。
その方法を伝授してもらった私は、何度も挑戦して何とかクリアできましたヽ(´▽｀)/
大変だったけど（途中で飽きてきたけど）、やっぱり達成感がありました♪
ありがとう、藍！！！
分裂のツボは本当に便利ですね〜。
強くした剣や盾も二つに増えるし、最初５回しか使えない杖も、増やすと５回使える杖が二本に。
それを合成のツボで１０回使える杖にしたのをすいだして、また分裂に入れると１０回使える杖が二本Σ（゜∀゜）
あっというまに増え続けます。
・・・すいだしがないとダメだけど。壺増大の巻物も入れて、最大までツボを使えるようにすると、一回のツボ使用でたくさんのものを分裂できてさらに便利♪♪
面白い〜〜〜V(≧∇≦)v
・・・だんだん飽きてくるけど、それでもやっぱり強化していくのは面白い！
ワクワクしますね♪
でもこれ、私は滅多に行かないダンジョンですが、クリアもなかなかできません。
もちろん難しいこともあるけど、その理由の一つは、すぐにあきらめてしまうからみたいですね（；￣∇￣ ）
つまり少し進んで、モンスターハウスとかがあると、「あ、こりゃもうダメだ」と、悪あがきせずにあっさり突っ込む→死ぬ。
敵と戦ったあと、足踏みすれば回復できるんだけど、面倒くさくて歩きながら回復をしているため、新たな敵と遭遇。逃げながら回復が面倒なのでそのまま戦う→死ぬ。
これだから、よっぽどついてるときじゃないとクリアできないわけです。
そこへいくと、かなりクリアしている藍はやっぱり違います。
とにかく最後まであきらめないで、何とか切り抜けようと努力するみたいです。
う〜ん、偉い（゜∀゜）見習わなくては・・・。
一番最近に私がクリアした、最終問題。
これをクリアできたのは、ひとえに藍の協力があればこそでした。
そのとき、私は分裂のツボが手に入っていました。
が、ふと歩くと、強烈な敵と遭遇。適当な杖を振って、なんとか切り抜けました。が、たまたま一緒にいた藍が、「一つ目ハウスだ！！」と言いました。
私も藍も、どちらかがトルネコやシレンをプレイしているとき、相手のプレイを見ていることがよくあります。
それは、死にやすいゲームなので、相手がミスってゲームオーバーになるのを見ようという、まあヒドイ考えだったりします。
でも、このゲームに限らず、ゲームオーバーで呆然となる姿を見るのって・・・面白かったり。
さて、一つ目ハウスというのは、一つ目のモンスターが集まっているモンスターハウスということ。
しかも恐ろしいことに、モンスターのレベルは、強いのも弱いのもいっしょくた。まあ、普通、そんな部屋に入ったら死ぬのが当然ですね。
シレンはトルネコと比べると、極悪非道なので、そういうモンスターハウスが結構あります(>_<)
というわけで、私は早速あきらめて、その部屋にダイブしようとしました。
が、そこで慌てたのが藍。
私のシレンが死ぬのを見ようとしていたはずなのに、このへんが藍のらしさというか、なんというか・・・
あがきもせずに死ぬのを見ていられなくなってしまったようです。「ちょっと待って！何か方法があるかも・・・」
と、とりあえずその部屋をあとにし、フロアを歩くことを提案。まあ、私もそうすることにし、フロアを歩いたところ・・・。
このフロアには、店がありました。
そして、バカ高いツボが売っていました。
一万以上もする。何これ？と思ったら、藍はすかさず、「これ、強化だよ！」と言いました。
さすがによくプレイしているだけあって、値段でわかるようです。強化って何？
と聞くと、入れておくと、階段を下りるごとに、武器なら強さが＋１されていき、杖なら使用回数が＋１されていくという素晴らしいツボだとのこと。そして、やまびこの盾も売っていました。
これもまあ、高いんですよね・・・。やっぱり一万以上します。
所持金は、まだ浅い階だったこともあって、それほどありません。
シレンで泥棒をしたら、ほぼ死ぬだけです。（店主や用心棒、犬などに殺される）
あきらめるしかありません。そして私は、フロアを一周。
なんと恐ろしいことに、階段がありません。
そう、階段はよりにもよって、一つ目ハウスにあったようです（；￣∇￣ ）
さて、再び私はあきらめ、一つ目ハウスへ飛び込みかけました。
が、藍がまたまた私を制止。
そして、私の持っているアイテムを凝視し、何事か考え始めます。
私はここまで「あきらめなさい」という雰囲気だと、面倒になる性格なので、
すでにスパッと死んで、次の冒険に出ようという気分でした。
しかし藍は、「もしかしたら死ぬかもしれないけど・・・」と言い、私に代わってコントローラーを握りました。
私は、どう考えても死ぬとしか思えないこの状況で、藍が何をするのか興味がわき、画面を見つめることに。
と、藍はさっきの店へ向かいました。
そして、全てのアイテムを拾いました。
「拾ったって買えないよ」と私が言っても、全部のアイテムを拾い、並び替えています。
そして、おもむろに店主に向かって、何かの肉（売り物だった）を投げました。
店主はそのモンスターに変身。
それは弱いモンスターだったため、倒します。泥棒したよΣ（￣ロ￣lll）
しかしこれで簡単に泥棒ができるわけではないのです。
店から出ると、「どろぼーーー！！」と叫ばれ、二倍速で動く、野良犬や用心棒に追い掛け回されることに！！
私はこれが怖いので、めったに泥棒はしません。（藍も滅多にやらないようですけど）
藍は急いで一つ目ハウスに飛び込み、
持っていた一時しのぎの杖（売り物＆所持品・敵を階段の上に飛ばし、かなしばりにする効果）を振り回し、強いモンスターを片っぱしからかなしばり状態に。確か杖は、不幸の杖（レベル下げる効果）もあったと思いますが、それも振ったりしていました。
そして弱い敵は普通に倒します。そのかたわら、追いかけてきた犬や用心棒も杖でしのぎます。
私は目の前のがけっぷちプレイと藍の真剣なまなざしとを交互に見比べつつ、圧倒されていました。
ほとんどの敵は、階段の周りにかなしばり状態で固まっています・・・。（一時しのぎの効果で）
とはいえ、のんびりしていれば、新たなる犬や用心棒が追ってくるだけ。
藍（シレン）はよろよろと階段の方へ歩いていきます。
途中、一回ワナで転び、アイテムを落としたのでやばい状況でしたが、
それでも杖が尽きなかったのが幸いでした。
一時しのぎが、すでに一本持ってて、店に一本売っていたためギリギリ間に合ったみたいです。最後の難関として、階段の上にいたのがゲイズ（の強い奴）だったため、不幸の杖でゲイズにレベルダウンさせます。
しかし対策としてやまびこの盾を装備していた（ゲイズの「混乱攻撃」対策）のですが、
そのせいでゲイズ自身が混乱。そして周りの敵を攻撃したため、藍は慌ててその敵を再び縛り、
なんとかゲイズを倒しました。
・・・・・・（゜ロ゜；）
藍はフラフラになりながらも、階段を下りました。
す、すごい・・・・！！！
この場面を切り抜けるなんて・・・・。
私はものすごい感動しまくりました。。・゜・(ノ∀`)・゜・。
藍は疲れ果てて、「頑張って・・・」と言い残し、去っていきました。
人のプレイでそこまで頑張っちゃうのも藍らしいところです。
しかし本当に、ビックリ＆感動でした。
私には絶対できない（しない）プレイだったからです。
フェイの練習問題でも、かなり厳しい局面からどう切り抜けるか？という問題がたくさんありました。
が、私は、「こんな状況になったらあきらめるよ」と思いながらプレイしていたため、余計に面倒に感じていました。
シレンはまさに、藍のように、粘り強いプレイヤー向けのゲームのようです（；＾∇＾ ）
私はそのあと、藍が手に入れてくれた強化のツボに武器と盾（弱いやつ）とブフーの杖を入れました。（三個入れられたので）
強化のツボに入れたアイテムはどんどん強化され、のちに入った合成のツボのおかげで一気に強くなりました。
そして変化のツボ、すいだしの巻物などなどを活用し（もともと分裂のツボはあったので）
クリアすることができました。
私も、藍があれだけ頑張ってくれたので、できるならこのプレイでクリアしたいと考え、この回だけは粘ろうと心に決めました。
クリアできて本当によかったです（*´▽｀*）
それにしても藍は本当にすごいです。
藍は逆に、私のあまりにもあきらめが早いのに、呆れつつ驚いていましたが。
よく考えると、基本的にゲームがうまいのは藍なのも、
あきらめないで粘るタイプだからなのかもしれません。
なんにしても、アイテム強化の集大成というダンジョンですが、
難攻不落のように思えても、どこかに突破口があるものなんだな〜と感心しました。
まあ私だけでプレイしていたら、一生クリアできないレベルですけどね（；´∇｀ ）