桃ちゃんA子の世界 初代マリア
その4
それは712年の10日。
マリア の恐れていた時が、ついに来ました。
ベイくんが・・・疲れやすい・・・!!!
とうとう・・・とうとう・・・来てしまったのね。
まだ18才・・・今年やっと19才になるというくらいの年で・・・
早すぎる・・・
早すぎるよベイくん・・・!! 。゜(゜´Д`゜)゜。
「あの頃の二人を思い出すね」(←ちょうど誕生日が来て13才になり顔が変わったマリア)
「初めてキスしたあの日・・・思い出すね」ベイくんと最後のデートをしながら、残りの日々を過ごします。
そしてそれから5日・・・ベイくんはきとくになりました。
「心配かけてごめんね」
「ベイくん・・・!!」
「学校で何勉強しようかな?」
「知るかァ!!ヽ(*`Д´°)ノ」(←ひどい)
15日の朝から16日の朝までずっとずっとベイくんのそばについていたマリア・・・。
リデルはその間10回も学校の話をした・・・。
ベイく・・・
ベイくううううう 。゜(゜´Д`゜)゜。
そして旅立ったベイくん。
意気消沈のマリア。
そんなマリアの横を、幸せそうにハートをまき散らしながら通り過ぎていくエスト(Q太郎の娘)とタングステン・・・
幸せなのね・・・よかったね・・・
翌日。
((((Σ( ̄ロ ̄lll)え・・・
哀れなタング・・・もう13才だというのに、今年成人男子テムバに彼女とられるなんて・・・。
そしてベイくんが家系図から姿を消した日・・・
Q太郎もきとくに。
好きな人がどんどんいなくなってゆく悲しさに、マリアは生気を奪われていました。
何もやる気になれないまま、時だけが過ぎてゆく・・・。
・・・・・・・・・・・・・
713年。R太郎のラストの子、ニーナも成人。無事ポーカーフェイスになりました。
それは、大変だった性格矯正サポートの終わりを意味します。
彼らにはりつき、彼らを真面目にするべく頑張ったマリア。
そしてそれは、マリアにとって、新たな意味を持つことになりました。
「明日遊びにいかない?」
「・・・。」
思えば、セシル(R太郎の長男)には何度も誘われてきました。
サポート時代はりついたせいで、成人してからずっと、彼は既婚者であるマリアを誘い続けることに・・・。そして9才のセシルは、まだ彼女も作れずマリアを追っています。
セシル・・・
私を・・・R太郎の家族に入れてくれるのね・・・。
「いいよ 大通り南で待ち合わせね」
かくして・・・
「ボクの恋人になってください!」
「私もあなたのことが好きだったの(ムスコのよぉに・・・)」
セシルと恋人になりました。
天国のベイくん、マリアは幸せになるよ。
見守っててね・・・
それは、ベイくんがワクトの元ヘ召されて、26日目のことでした・・・。
セシルと過ごしたあのクソ大変な日々は、
この未来のためにあったのかもしれません・・・。
ベイくん・・・
さようなら・・・!!(つД`)。.:*・°
こうしてマリアは、新たな人生を歩むことを決めました。
そしてそれは、セシルとの結婚のための準備の開始でもありました。
ワールド・ネバーランド2〜プルト共和国物語〜 PlayStation (c)althi Inc
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