サモンナイト
(バンプレスト)
*桃子の思い出*
マーク部分の先、隠し文字です。クリアした人だけ反転してお読みください。
あらすじ
主人公は現代の高校生。
ある日、謎の声が聞こえてきて、その声に導かれるように、
突然異世界へ「召喚」されてしまいます。リィンバウムというその世界で迷子になった主人公は、
出会った親切な人たちのお世話になります。
リィンバウムは召喚師が幅を利かせている世界で、
リィンバウムをとりまく四つの世界から、「召喚獣」を召喚しています。召喚する際には、「誓約」によって召喚した対象を縛り、絶対服従させることになるため、
反発して逃げ出した召喚獣が、この世界にはあふれているのです。そういった召喚獣をまとめて「はぐれ召喚獣」と呼び、
この世界の常識を知らない彼らは、同時に人間を憎み、
リィンバウムの人間たちを襲ったりする存在になっています。
そのため、召喚師は、リィンバウムの一般の人たちにあまり好かれていません。
主人公はこの世界に来た途端に、召喚術が使えるようになっていました。
そのため、はじめは召喚師と誤解されますが、
どっちかといえば、主を知らない「はぐれ召喚獣」のような存在です。
召喚師の組織の一つ、「金の派閥」の統治下にある、サイジェント。
主人公はこの街で、孤児院出身者や、元騎士などのグループ、『フラット』のメンバーに
保護されるカタチで暮らし始めます。
いったいどうすれば元の世界に帰れるのか。
その方法を探すために。
そして、通常召喚師は、一つの世界の召喚術しか使えないのに、
主人公は四つの世界すべての召喚術を使用できるという事実。
その理由はなぜなのか。
また、主人公を常に導く一人のはぐれ召喚師。
彼(彼女)はいったいなにものなのか?
やがて主人公は、すべての謎を解き明かす
大きな戦いに立ち向かっていくことになるのです・・・。
というのが、ストーリーの流れです(^.^)
そして、サモンナイトの最大の特徴は。
かわいいキャラクター(デザイン)と、フルボイス。
そして深いストーリー!主人公も、男二人、女二人の合計四人から、
好みの戦闘タイプのキャラクターを選ぶことができます。
また、仲間たちと主人公の間に「好感度」が設定されており、
一話二話と区切られたストーリーの間に、仲間の誰かとお話をして、
仲良くなった人とエンディングを迎えられるというエンディングシステム。そして、はぐれ召喚師(パートナー)も男女四人から好きなのを選ぶことができ、
異性のパートナーの場合、仲良くなれば「恋愛エンディング」を迎えられます。
それはもう、完璧に素敵ですヽ(´▽`)/
・・・が、このサモンナイト、問題がひとつだけあります。
それは・・・エンディングが物足りない(T_T)
私は主人公をアヤにして(一番かわいかったから)、パートナーをキールにして(タイプだったから)
「恋愛エンディングでしょう!」と思ってプレイしたんですが・・・。
途中のストーリーに文句はまったくありませんでした。
主人公を目の敵にしている、街の不良バノッサから「はぐれ野郎」とか言われるのは、
「女の子に向かってそれはないだろう・・・」と思ったものの、
男女共通のセリフだから(主人公が男の場合と兼用)仕方ないと思い、
あきらめましたが。
{このへんからちょっと内容に触れてきてるので}
途中散々「君を元の世界に返すよう努力する」と言い続けるキールに、
「いや、別に帰らなくてもいいです」という気分になっていた私。しかしあまりにも彼がそう言うので、いつ恋愛になるんだと思っていたら、
ラストあっという間に帰る羽目になり、
なった途端、「そんな!!」って態度に変わるキール。君は今まで帰そうとしてたんじゃないの?
帰したくないけど帰さなくちゃいけない、っていう態度じゃなかったし。
そんな気分になっている私を置いて、
あっさりと帰っていくアヤ。かと思ったら、現代で、
「会いたい・・・」とアヤがつぶやき、その直後。突然キールが爆発音と共に教室に現れ、
「会いに来たよ」
で、エンド・・・。
何それ!?
瞬間、ボーゼンとしました・・・。
いきなり現代の教室に現れるのもどうかと思うし。
せめて他に誰もいないところへ飛ぶべきだろう、普通。(; ̄∇ ̄ )
とにかく、現代に戻ることになってから(つまりラスボスを倒した直後から)
エンディングまでが
あまりにも早い!!
何でそんなにハイスピードなの?
余韻もへったくれもありゃしない・・・。
はっきり言って、
サモンナイトのラスボスは
とんでもなく強いです(゜Д゜|||)
あんなに大変なラスボスを倒して、
エンディングがこんなにパパパッと終わっちゃうの・・・?
それはあまりにも淋しい。
ということで、このゲームは二回しかプレイしていないのです。
両方ともキールの恋愛エンド(笑)
文句を言いつつ、キールが好き・・・。
そう、キャラクターたちはとってもいいです。
キールも思ったとおり素敵(声も好きです〜)だったし。
その他の仲間たちも、みんないい人たちばかり(^▽^)
そして!
サモンナイトのシステムで、もう一つ私が
気に入っているところがあります。
それは、戦いシステムです。
サモンナイトの戦い方は、シミュレーションバトルなので、
バトル画面に表示された敵のところまで移動し、
敵ターンと味方ターンと交互に行動します。最高で八人(主人公と七人)が戦闘に参加できるので、
仲間たちの中から自由に選べます。(時々強制出撃のメンバーあり)
そして!!(ここが重要)
私が今まで何回かやったシミュレーションRPGでは定番だったので、
そういうものなのかもしれない(T_T)・・・と思っていた、
「敵を倒した人、もしくは攻撃した人にしか経験値が入らない」というシステム。これが、サモンナイトでは違うということ。
普通のRPGだと、パーティーが四人いたら、その人が何もしていなくても
均等に経験値が入ります。
なのに、シミュレーションRPGになっただけで、
弱い人や、回復系の人は経験値をもらえなくなってしまう!!そのため、大変な思いをしながら弱い人たちにトドメをささせようと
頑張ってレベル上げしなければならず、
非常にいつも苦労していました。
しかしこのサモンナイトは、
出撃した人だけにしか経験値はあげられませんが、
経験値を自分で分配するシステムになっており、
その経験値は貯めておけるのです!!
サモンナイトでは、フリーバトルといって、自由にレベル上げができる場所が用意されています。
そこでは自由に撤退ができ、その際に経験値の割り振りができます。
つまり、フリーバトルにレベルを上げたい人を出撃(参加)させ、すぐに撤退し、
貯めておいた経験値をあげられる!!ってことです。
弱い人も、後で仲間になった人も、
レベルの調整がすごく簡単!!ヽ(´▽`)/
これは私にとって、すっごくすっごく嬉しいことだったんです。
おまけに、レベルが上がる際にオマケポイントがもらえ、
プラス一とか二とか、好きなパラメータに上乗せができるんです。
もらえるプラスポイントは多くはありませんが、
足りないパラメータを上げてもよし、長所を伸ばしてもよし、という
プレイヤーの自由にできるのが嬉しいですね♪
このサモンナイトはシリーズになっており、
2からはエンディングもグレードアップしています。
しかし、1のキャラなどが登場しているため、
できるなら1からプレイしたほうがいいですよね。
キャラクターで好きなのは(というか使っていたのは)アヤ、キール、あと使いやすくてガゼル。
彼は盗賊なので、投具が装備でき、移動力が大きいので嬉しい。
あとアカネ&シオンの忍者組。段差に強くて・・・以下はガゼルと同じ(^.^)カオが気に入ってるイリアス(いい男だったので・・・)も槍が使えて移動力が・・・。
そしてローカス。彼は移動力も攻撃力もあるというオールマイティーキャラ。
カオはたいしたことないけど(笑)便利だったので使ってました。それとスウォン。かわいい顔と、弓が使える(後に銃も)ところが好きで。
計八名が私の出撃メンバーでした。とにかく移動力に弱い私・・・。
でも、やっぱり便利です(^.^)
で、結局ホメてるんだか文句言ってるんだかわからない感じですが・・・
1に関しては、
エンディング以外は好き
ってところでしょうね(^∇^)
それでもキール会いたさにプレイするくらいの範囲なので、
割と許せているのかもしれませんが(笑)
もうちょっとラスボスを楽にしてくれたらいいんですけどね・・・。