ワイルドアームズ

    (ソニー・コンピュータエンタテインメント)


*桃子の思い出*


これはとっても面白かったです!(*´▽`*)


プレイヤーは三人のキャラをチェンジしながら動かして、物語を進めていく形式。

一応の主人公は「しゃべらない(セリフがない)」男の子・・・なんでしょうね。
でも、私的にはそれぞれを動かしているせいか、みんな主人公って感じでした(^.^)

初め彼らはそれぞれ違う場所で、まったく違う人生を生きているのですが、ある日に出会って一緒に冒険をするようになります。


普通の人間には使えないという銃「アーム」を使いこなす少年ロディ

昔、魔族に滅ぼされた王国の生き残りの青年ザック。(といっても彼は王族ではなく、近衛兵の一人)
今はトレジャーハンターとして相棒のハンペンとともにお宝を探して旅をする。

修道院で育ったお姫様、セシリア
この世界の守護神「ガーディアン」と心を通わせることができる。
力は弱いが、魔法能力に長けている。



世界を我が物にしようとする魔族と人間の戦い・・・。
もちろん、ガーディアンたちも力を貸してくれます。


広大なファルガイアを旅しながら、様々なイベントをクリアしていくうちに、
彼ら自身の背景も明らかになっていきます。
セシリアについては、最初から特に秘密のようなものはないのですが。



RPGにとって大切なのはやっぱりストーリーですが、私のような3D苦手人間にとっては、3D化していない世界というのも重要なポイントです!

戦闘のときは、おもいっきり3Dになっているのであまりよくないのですが、それ以外は視点も3Dじゃないし、キャラクターは小さくてかわいらしいし、気になるほどのものは何もありませんでした(^v^)

戦闘のとき、最初は視点がアップになったり引いたり、もうぐるんぐるん回転したりして、酔いかけましたが・・・
設定を変更することができ、視点を固定すれば全然動かなくなります♪
これはすごく嬉しかった!!



そしてこのゲームのウリといえば(と私が感じている)、やっぱりグッズでしょう!

彼らはそれぞれ、専用の道具(グッズ)を使用できます。

例えばロディなら爆弾を使って、たるなどを破壊できるし、
ザックのグッズにはハンペンを呼び出すというのもあります。
セシリアの持っている不思議な宝石「なみだのかけら」を使って、封印された扉を開けたり・・・。


グッズは街でもダンジョンでも使えますが、それらを使うことで先に進めるようになっているため、ダンジョンは常に「謎解き」があるようなもの。

普通に歩いてると、必ず行き詰るんですね〜〜(;´∇` )


しかし、ああでもないこうでもないと、試行錯誤して、クリアするあの達成感!!ヽ(´▽`)/

本当に嬉しくて、冒険してるな〜〜って気分を味わえるので楽しいです〜〜♪

・・・時々本当に行き詰って、キレる時もありますが(; ̄∇ ̄ )



個人的にはたいした意味はないのですが、セシリアの「マジックスタッフ」が好きです。

アレを使うと、街にいる動物たちと会話ができるというもの。

まあ、動物たちの情報もあなどれないものはあるのですが・・・
大半は必要のないアイテムです。

でも、私は街に行くたびに動物に話しかけて、「おおっ、話せる〜」と喜んでいました。

ザックのハンペンとか、ああいう、人間以外と会話するというシチュエーションが大好きなんですよね!(-^▽^-)



戦闘で、それぞれが使える特技もまた、強力でよかったです。

ロディのアームは手に入れた瞬間から使えるけど、ザックの特技はひらめかないと使えないもの。
でもああいうの好きですね!
しかもとても強いし!!
私は素早いキャラが大好きなので、キャラではザックとセシリアが好きです!
(ちょっとロディは遅い気がする・・・。)


あとはガーディアンもありがたかったし。

ボス敵と戦うときとか、結構お世話になりました♪



そして、フォースコマンドがまた嬉しい!!

フォースは戦いの中で徐々にたまっていくもので、これが一定以上貯まるとそれぞれ、特殊能力を使えるようになるのです。

戦闘が終わるとまた元に戻るけど、すごい便利。

セシリアは道具を通常の使い方以外の使い方ができるようになり、アイテムを消費しなくても、状態異常を回復してくれたりするのです。

序盤はアイテムも少ないしお金も少ないので、本当にありがたかったこの能力!!



戦闘が楽しいというのは大事です(*´▽`*)

3Dで、敵キャラがちょっと気持ち悪い・・・(>_<)
という欠点はあるものの、システム的には本当に楽しかったです!!



その他にも、キャラクターが走る音とか、走ってるときに立つ砂埃とか、音楽とかも好きですね。

あと、ファルガイアの人たちのキャラクターがイイです!

ちゃんと名前のある、主人公たちと関わってくるキャラクターはもちろん、
私が気に入っていたのは、セシリアの育った修道院

セシリアで始めた時(三人とも冒険出発ストーリーをプレイすることになっている)ここからスタートするんですが、非常にあったかくて雰囲気がイイです〜〜(*´▽`*)

冒険も始まり、もうここには用がなくなった後でも、ふっとしたときに戻ってきては人々に話しかけてしまう・・・。

なんと言うか、私にとっての故郷?

ここに帰ってくるとホッとする、みたいな感じで。
そういう場所があるのはやっぱりいいな〜。

そして、先頭をセシリアにしたときと、他の人にしたときとでセリフが変わるのも嬉しい♪

そういうのって、ちょっとしたことなんだけどすごく楽しい気がします。


あと、荒野で一人花を育ててるマリエルとか。
別に花が咲くわけでもないんだけど、時々様子を見に行ったりして。



敵キャラの魔族たちにもいろいろとキャラクターのようなものがあり、
それらの頂点に立つマザーがまた恐ろしい・・・。

敵キャラが立ってないと、やっぱり面白くないので、そういう意味でもよかったです。


そして、物語を包む優しさのようなものが、私としては一番のお気に入りです(*´▽`*)

終わった後に、なんと言うか・・・「ああ、面白かったなぁ」としみじみできるのは嬉しい。



このゲームについては、文句らしい文句はほとんどないです。

でも、最初の頃、アーデルハイドで開かれたお祭り。
あそこでゲームをすることができるんですけど・・・

あれだけは!!カンベンしてほしかったですね〜〜(>_<。)


反射神経とかが必要なミニゲーム。

ああいうの、本当に苦手なんです・・・。

しかし、賞品がなかなか手に入らないものだったりすると、やらずにはいられない・・・!


しかし、苦手なのでもう一生懸命やったんですけど、どうにもならなくて。

藍にプレイしてもらいました・・・。

藍もそんなに得意というわけじゃないけど、私ほどはダメじゃないんで。


藍のおかげで何とか乗り切りましたが・・・
ああいうのはRPGには必要ないです・・・。




そして。

これだけ「ワイルドアームズ」が面白かったら、当然2も期待します。

藍は、私がこれを気に入ってるのを知っているので(私が藍にプッシュしまくったので)、私の気分が悪いときにプレイ用、として2を買ってくれました。

私は体が弱いため、よく気持ち悪くなったりしてしまうわけです。

で、私は新しいゲームをやるのが本当に好きな人間なので、少しでも気分転換になれば・・・という藍の優しさですね・・・。


・・・・・・。


しかし、2は・・・。


全然ダメでした・・・!!(TロT)


3D視点になっており、ダンジョンとか、回転するだけで酔う私には地獄。
フィールドも当然同じく。

もう気持ち悪くて悪くて・・・。

気持ち悪さを軽減するためにプレイするはずのソフトでさらに気持ち悪くなるなんて・・・。

本末転倒もいいところですね・・・(>_<)


ストーリーも序盤だったため、あまり面白いとは感じられませんでした。
レビューを見るとかなり高評価なので、徐々に面白くなっていくのかもしれませんが・・・
そこまでプレイする気力がもちませんでした。

なんでみんな3Dにしてしまうんでしょうか・・。


そういうわけで、2はクリアできませんでした。

そしてこの先のシリーズは、もう自分にはプレイできないことも判明。
(3Dがガマンできないレベルになってたから)


でも、ワイルドアームズは面白かったです。
キャラチェンジシステムとか、あんまりないので、新鮮でした。



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