バルバロッサ*ウィンディ*アイン・ジード
*バルバロッサ*
赤月帝国の皇帝。いわゆるラスボス。風貌はいかついヒゲ面のおっさんという感じで、いかにも地位があるように見える。ラスボスとしては悪くないです。
バルバロッサのイメージは、“宮廷魔術師のウィンディによって狂ってしまった皇帝”だったのですが、実際は狂っていないことがラスト判明。
・・・・狂っていないのに、ひどい政治をしていたなんて最悪だ(>_<)
それもこれもウィンディを愛していたから止められなかったということらしいけど・・・。途中のイベントで、
竜騎士見習いのフッチが帝国の庭園にしか咲いていない特別な花を取りにきたとき、バルバロッサと会ってしまいます。
そのときバルバロッサはフッチを見逃してくれました。もうあの場面、「フッチが1人で花を取りに行った」というのを聞いた途端、
「ああもうダメだ、フッチはここで死ぬんだな・・」とガッカリしていた私。
でもバルバロッサは彼を殺さなかった。
「実は結構いい人じゃん!!」とホッとしたヒトコマでした。(単純)まあそのあと、ウィンディに見つかって、フッチは竜のブラックを殺されて竜騎士の資格を失う訳ですけどね・・・。
狂ったと言われてても、主人公の父テオやアイン・ジードなど、最後までバルバロッサに従っていた配下もいたわけで・・・
立派な皇帝だったんだろうな、という風格を感じさせる人でした。
とりあえず、「本当に狂ってた」というラスボスじゃなくてよかったなと思います。そしてラスト、ウィンディを道連れにしてくれてありがとう。・゜・(ノ∀`)・゜・。
*ウィンディ*
宮廷魔術師、ウィンディ。
バルバロッサの亡き妻クラウディアに似ているらしい。ラスボスはバルバロッサ・・・なんですが、実際のラスボスはこっちだろう。
すべて裏で牛耳っていた魔性の女性。
幻想水滸伝の要である、“27の真の紋章”のひとつ『門の紋章』を宿している。(妹はレックナート。彼女も門の紋章継承者)彼女は真の紋章のために村を滅ぼされ、復讐のためにテッドの持つ呪いの紋章ソウルイーターを欲していたという、哀れな女性。
・・・境遇はかわいそうだと思うし、その気持ちもわからないこともないのですが・・・ものすごく大嫌いですo(*>д<)o
主人公の親友・テッドの村を過去に焼き払い(自分がされたことと同じことをしている)ソウルイーターを奪おうとしたけど叶わず、
再びテッドからソウルイーターを奪おうと画策して失敗し、テッドは主人公に紋章を託します。
そのあとテッドを操り、主人公からソウルイーターを奪おうとするもやはり失敗。テッドは操りから逃れるために死を選びます。その間に、バルバロッサに仕えていた五大将軍のうち数人(二人か?)を変な紋章で操って、民衆にひどいことをさせまくっていた。(これは何のためにしていたのか?)
とまあ、とにかくテッドの仇です。
テッドは彼女から逃げ続けて300年も放浪してきたようだし・・。
あとはフッチの仇でもある。(大切な竜を殺されて竜騎士の資格を失ってしまったので)でも真の紋章の継承者だし、バルバロッサは倒せても彼女は倒せないで終わるんだろうな・・・と思っていました。
が、バルバロッサが道連れにしてくれたヽ(´▽`)/
いや、ホント嬉しかったです。
まあ、一緒に空中庭園から飛び降りたけど、彼女だけ生きてたという可能性もあるけど・・・
きっと二人は死んでくれたと信じよう。バルバロッサがもっと早く、ウィンディ自身を愛していることを告げ、復讐に固執する心を救ってあげられたら・・・と思うけどそれが叶わなかった以上、
最後二人で・・・というのは一番いい終わり方だと思うので。
*アイン・ジード*
最後までバルバロッサに仕えていた人。将軍・・・なのかな。五大将軍には入っていないけど・・。この人が初めて出てきたのは、主人公たちが帝国の裏切り者呼ばわりされて逃亡中の関所。(まだ序盤)
坊ちゃんの顔を知っているため、帝国の人間だとばれる可能性があり、
グレミオが坊ちゃんになぐりかかって「坊ちゃんじゃない」風を装い、アイン・ジードもそのまま通してくれたのですが・・・
去り際、「父を大切にしろよ」との言葉をかけてきたため、「知っていたけど見逃してくれた」ということが判明。この勧進帳みたいなシーンは結構好きなのですが(グレミオの見せ場だし)アイン・ジードの態度もとてもよかったので、「この人もいつか仲間になってくれるんじゃないかな?」と思っていました。
初回、顔がでた人はみんな仲間になるっぽい、と考えていたので。しかし彼にはずっと会えないまま、時が経ち・・・・
ついに解放軍が、帝国の首都へ乗り込んだとき・・・・
彼が目の前に立ちはだかりましたΣ( ̄ロ ̄lll)もう帝国は終わりだから通してくれ、と言っても、
彼は退いてくれず・・・・
お互いの想いをかけて、主人公たちと戦います。・・・切なかったです。
最後に来て、こんなシーンが待っていたとは・・・・(つД`)
でもこういう人ってやっぱりカッコイイですよね・・。
ホントはこっちに来てほしかったんだけど。
性質的に、主人公の父テオと似ているんだろうな・・。